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2014年12月21日

タオバオの上手な使い方・・・・

タオバオのホームページには、2種類あります。

ひとつはこれ、中国から見られるページです

スクリーンショット 2014-12-21 9.55.08.jpg


そしてこれが、日本などから見られるもの。違いは「全球」の表示です
アクセスする、IPアドレスで自動的に変わります。
私の場合はVPNを使っていると、この表示になります

スクリーンショット 2014-12-21 9.53.57.jpg


「全球」の方には、カード決済の表示もあります。
ただし、店舗が海外発送に対応しているわけではありません!(笑)


気になるのは、全球の方には結構価格の入った「釣り」が多いことです
中国人は引っかからないのかな?

たとえば、こういうのがあります

スクリーンショット 2014-12-21 9.35.10.jpg



おっ、9.9元! 安いやん! と思ってクリックすると・・・

スクリーンショット 2014-12-21 9.40.20.jpg


そんな物はリストに無く、右端の広告を見ると、なんと55元!

こんなことがしょっちゅうです。
リストの写真に書いてある値段と、クリックして行ったページの値段が違うのもザラ・・・

その場合は、価格の欄に「000元ー000元」と価格を入れて「確定」で再サーチ!

もっとも、それで出てきた値段もあんまりあてにはなりません(汗)
それでも、右端の広告も、ちゃんと価格帯にあったものが出ます!

スクリーンショット 2014-12-21 10.07.30.jpg




結局、タオバオが日本人に使いにくいのは、ネットショップと言いながら
値切ったり、在庫を確認したりと、普通の店舗と変わらないからです

日本や他の先進国の様に、夜中でもなんでも「プチッ」と押せば、
すぐにカードで精算して、荷物が届く、と言うわけでは無いわけです

必ず、店舗と連絡を取って、在庫を確認し、値段交渉をし、
というのが普通です。 (在庫も価格も店舗も信用できないので)

それでも、何度在庫を確認しても「ある」と言いながら
注文を確定して、お金を払ったとたんに「今調べたら無い!」
とかいうのも普通です・・・・
売る方も、買う方も、欺す人がまだまだ多いので
店舗の方も、ちゃんとお金を払わないと、対応しないのでしょうね

中国に来て一番驚いたのが、商品の見積を頼むと
「買うなら見積もりする」と言われたことです
日本なら当たり前の、「相見積もり」も中国では不可能!

思わず、「見積せんかったら買えんがな・・・」と突っ込みを入れてしまいます。

それが中国です。

最近は円安のため、中国で日本製品が人気です
「日本代购」と入れると、いろいろ日本製品が出てきます。
花王のオムツなどは、日本で品切れになる位、よく売れています

スクリーンショット 2014-12-21 10.17.44.jpg



それで、中国で売りたいというお客さんが多くなっているのですが

こうしたタオバオの実態(載せておけば売れるわけでは無い)や
入金が必ず「中国元」になり自由に外国に持ち出せない
タオバオ店舗の開設には、必ず中国人の保証が必要(企業は別)

などがあって、なかなか簡単にはいきません

すでにタオバオショップを持っている人とコラボするのが
解決策かもしれませんね。

ご希望のかたは、ご連絡下さい







posted by 遣唐使 at 10:52| 中国情報その他
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遣唐使
中国在住15年。仕事上でもタオバオやアリババでの購入経験が豊富。自社ショップも有り。信じられないような経験も。まさに何でもありの中国ネットショッピング。その危険で甘い香りの世界をナビゲートします。まずは「タオバオってなーに?」をご覧下さい。 タオバオは中国最大のショッピングサイトです。本当にいろいろな物がありますが、それこそ玉石混交です。中にはびっくりするようなものも届きます。日本ではあり得ない「これが商品か?」というものまであります。露天を歩き回って楽しむ感じですね。商品仕入れを考える人には、かなりの経験が必要になります。Tモールの方は、ほとんどが企業なので少しましになります。価格は少し高いかも知れません。私は、かなりタオバオで買ってますが、70%くらいは使い物になると思いますね。特に最近は大分ましになったように思います。              
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