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お節介オヤジ
サラリーマン生活で一番長い業界はコンビニ。そのコンビニで商品仕入れ、開発、マーケティングなどを務めてきましたが、コンビニ退職後は、デジタルサイネージの業界にその後は…映像関係の事は多少は知識があると思っています。
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2018年05月12日

山崎努さんと樹木希林さんが演じる結婚52年目の画家とその妻 映画”モリのいる場所”



山崎努さんというと”新必殺仕置人”の念仏の鉄”マルサの女”では権藤英樹、その他にも多くの作品に出演され、印象の残る重要な役割を演じる俳優さんの一人ですね。妻を演じる樹木希林さんといえばTBSドラマの寺内貫太郎一家で仏壇の横に貼ってある沢田研二さんのポスターに向かって「ジュリーィィィ!!」と腰を振りながら悶えるシーンが印象的でした。若い人には全く知らないでしょうが?こんなお二人が夫婦役を演じる映画。どんな映画になるのでしょうか?楽しみです。

”モリのいる場所”監督・脚本 沖田修一さんインタビュー


 
IMG_0825.jpg


30年間ほぼ外出することなく、庭の草木や生き物を見つめ、描き続けた伝説の作家、モリこと熊谷守一。晩年のある一日を、「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一がほっこりユーモラスにつづった。
「熊谷守一さんのドキュメンタリーでもないし、堅苦しい伝記映画にもしたくない。そもそも『山崎努さんの守一が観たい』という気持ちが出発点。だから史実を意識しつつ、94歳のモリが過ごす一日をどう作るか、気分的には完全フィクションでした」
 妻の秀子に「行ってくる」と挨拶し、庭を探索するモリを、カメラはじっと映し続ける。トカゲ、草木、陽光、蝶、葉陰たち…。
『10分以上続く、冒頭シーンにはこだわりました』

10分以上続く、冒頭のシーンにはこだわりましたね。単に庭の池に行くだけなのですが『ロード・オブ・ザリング』を目指したというか(笑)虫を見つけ、猫に出会い、石を拾い、大冒険の旅に出る。そういう小さな物たちが、モリにとってすごく大事、と感じ シーンエンスにしたくて
 そうして始まるモリの一日。彼の超然とした姿にクスリと笑いつつ、どんどん引き込まれていく。脚本を大いに気に入った山崎努と樹木希林という日本映画界の至宝が、52年連れ添った夫婦だけが持つ空気を絶妙に醸している。

現場で作ったものが大きい

 脚本を気に入ってくれたお2人が、現場で作ってくださったものが大きい。なにも言うことがないくらい、2人並ぶだけで絵になりますし。テイクを重ねることもありましたが、樹木希林さんが「俳優は何度だってやりたいんだから」と。出されるアイデアもすばらしく、現場ではこうしよう、と相談しながら作っていった感じです。山崎さんは「そうすると、台本のこういうおもしろさがなくなっちゃうけど、いかがかな」などどと、一緒に考えて下さいましたね。

モリの時間はゆったり流れるが、家にひっきりなしに人が訪れる。その対照的なワサワサ感がまた楽しい。「主人公が様々な事を通じて変わっていく作品は多いけど本作品は逆。日々生き物を眺め、ご飯を食べ、絵を描くモリが変わらずそこにいる。やって来る人たちが影響を受けて変わっていく。この家と庭以上にのものは必要ない、というのがステキですよね」
AEON CINEMA ENTERTAINMENTより引用


introduction_photo (1).png



モリと生きる作品概要

モリのいる場所公式HPより引用
名優・山ア努と樹木希林 円熟の夫婦役に日本中が笑いと涙に包まれる

山ア努演じる画家モリ(熊谷守一)は94歳。猫、蟻、カマキリ、揚羽蝶、鬼百合・・・毎日、庭のちいさな生命たちを飽くことなく眺め、絵を描いてきました。 50歳を過ぎてようやく認められ、近頃はどうにか暮らせるようにはなったけれど・・・相変わらず周囲の期待通りには筆が進みません。樹木希林が演じる妻・秀子は76歳。 生活のことなどどこ吹く風の夫と世間の間に立ち、時に光と影を包み込み、毎夜アトリエに送り出します。
子どもを亡くす経験もし、決して平坦な52年の結婚生活ではありませんでした。二人は、じかに優しい言葉をかけあうことはしませんが、ふと漏らす言葉に互いへの深い敬意と 愛情がうかがえるのです。山ア努と樹木希林という日本映画の至宝たる名優が演じる老夫婦のたたずまいには、長い歳月を経てきたものの深い絆が感じられます。ただ二人がいる、 その姿だけで感動が心に広がるのです。

俊英・沖田修一監督が描く熊谷守一

モリ夫婦を取り巻く個性豊かなキャスト
監督・脚本は『南極料理人』『横道世之介』などの俊英・沖田修一。本作では、30年もの間ほとんど家の外にでることなく、庭に生きる虫、草木、猫などをひたすらみつめ、 描き続けた実在の画家・熊谷守一のエピソードをもとに、モリ夫婦を取り巻く人々の魅力的な生き方を温かな視線で描き出したオリジナルストーリー。作中には、心にじんわり 染みわたる名セリフがちりばめられ、観終わった後には、きっと家族や周囲の人たちを慈しむ気持ちが深くなることでしょう。また、加瀬亮(『硫黄島からの手紙』)、吉村界人 (『ビジランテ』)、光石研(『あぜ道のダンディ』)、青木崇高(NHK大河ドラマ「西郷どん!」)、三上博史(『スワロウテイル』)、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林与一といった、 これまでもこれからも日本映画を支えるあらゆる世代の実力派たちが結集して、熊谷家の1日を賑わせます。


白洲正子
(「別冊太陽 気ままに絵のみち 熊谷守一」2005/6/20)
この御夫婦とつき合っていると、
気もはればれと天外に遊ぶ心地がする。
底抜けに明るい絵が、平板に見えないのは、
そこに長い人生を生きぬいた人の、
深い喜びと悲しみの裏打ちがあるからに他ならない。


モリのいる場所出演者

  • モリ:山ア努
  • 妻・秀子:樹木希林
  • カメラマン藤田武役:加瀬亮
  • カメラマンアシスタント鹿島公平役:吉村界人
  • 雲水館の主人朝比奈役:光石研
  • 工事現場監督の岩谷役:青木崇高
  • マンションオーナー水島役:吹越満
  • モリの姪で、熊谷家の家事を手伝う美恵ちゃん役:池谷のぶえ
  • 画商荒木役:きたろう
  • 昭和天皇役:林与一
  • 知らない男役:三上博史


山崎努さん出演作品みるならU-NEXT

新・必殺仕置人

1977年見放題
「必殺」シリーズ第10弾。主水&念仏の鉄のゴールデンコンビが復活!
見どころ
壮絶なラストにシリーズ最高作の呼び声も高い、仕切り直しのヒット作。主水と鉄がそろい踏みしたほか、元阪神タイガースの藤村富美男率いる闇組織「寅の会」など賑やか。
ストーリー
暦の寅の日、句会と称し集まっては、殺しの談合を行なう「寅の会」が江戸にはびこっていた。鉄は巳代松、正八、おていと「仕置人」を組み、寅の会で殺しの依頼を競り落とし請け負う毎日。だがある日、標的が中村主水だと知り驚いた鉄は、本人に警告に行く。
ここがポイント!
鉄役の山崎努は、第7話からピアスやブレスレットを着け、第23話から髪も伸ばし始めるなど、1970年代当時のロッカーのごとき役づくり。最終話の神がかった熱演は必見!
2018年9月22日 23:59まで配信コピーライトマーク松竹・朝日放送


スローなブギにしてくれ

1981年見放題
片岡義男の同名小説をベースに映画化。浅野温子がふたりの男を翻弄!
見どころ
弱くて優しいふたりの男を振り回す少女を、「海燕ジョーの奇跡」の藤田敏八監督がスタイリッシュに描き出す。南佳孝による都会的な主題歌が映像と絶妙にマッチ。
ストーリー
第三京浜で、白いムスタングから子猫と若い女の子が放り出され、後ろから来たオートバイの少年に助けられた。こうして出会ったゴローとさち乃は同棲を始める。しかし、2人の関係は長くは続かず、さち乃は再びムスタングの男の元へ訪れる。
2018年9月28日 23:59まで配信コピーライトマーク1981KADOKAWA

僕らはみんな生きている

1992年見放題
海外出張中のサラリーマンが思わぬクーデターに巻き込まれ大騒動に!
見どころ
海外で孤立したサラリーマンたちのサバイバルぶりを描いたコメディ。現場で奔走する仕事人の悲哀や滑稽さ、狡猾さ、誇りが盛り込まれた物語には、笑いと感動を誘われる。
ストーリー
建設会社の若手社員・高橋啓一は、恋人を残して東南アジアの国・タルキスタンへ出張することに。橋の建設プロジェクトのプレゼンをし、ライバル会社の富田らと競いあう。そんななか、突如クーデターが勃発。高橋たち日本人はジャングルの中を逃げることに…。
ここがポイント!
監督は滝田洋二郎。真田広之、岸部一徳、山崎努、嶋田久作らが共演。撮影はタイで行われ、政情不安な状況のなかで長期ロケが敢行された。
2019年3月31日 23:59まで配信コピーライトマーク1993 松竹株式会社






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