健康法はいろいろあるものの、
病は気から・・・この格言に勝るものはない。
私は3つになる前から、実家を離れ、
近所の子供のいないおじいちゃんおばあちゃんになつき、
そこで暮らしていたのだが、後からそこに名古屋から、
おばあちゃんを慕って、高校生位のお姉さんがやって来て、
一緒に住むようになった。
このお姉さんが、病気は医者が治すもの・・・という固い意識を持った人で、
おまけに年がら年中人の病気を心配していては、さあ病院へと家族を誘っていた。
お陰様で、私は腎臓が悪く、非常に病弱な幼少期を過ごしていた。
ある日、医者がお姉さんに言った言葉が心に残っている。
「あなたの心配がこの子の病状を悪化させている。」と・・・。
その時は、まだ小学校の低学年で、よく解らなかったが・・・。
私の兄弟は3人いて、実家で暮らすこの3人は
めったに医者にもいかず健康だったために、私は子供心に
「病院に行くと病弱になる・・・」と考えていたものだ。
高校2年で、たばこの喫煙がばれ実家に連れ戻されてからは、
歯医者以外、病院に行くことはほとんどなくなった。
自分の体を管理しているのは自分の意識の外にない。
自然療法だって同じだ。
大事なのは健康のイメージをしっかりと思い描くことのようだ。
ここで木内氏がその具体的な実体験を語ってくれている。
ある人の末期がんをイメージで治してしまった体験談である。