福島第1原発吉田所長が病気療養 東電、病名など非公表
2011年11月28日 17時31分【東京新聞】
東京電力は28日、福島第1原発の吉田昌郎所長(56)が病気療養のため、12月1日付で原子力・立地本部に異動する人事を発表した。既に入院している。3月の事故後、収束に向けた現場作業の陣頭指揮を続けてきた。
最近受けた検査で病気が見つかったが、東電はプライバシーを理由に病名や被ばく線量は公表していない。被ばくとの因果関係は指摘されていないという。後任は高橋毅原子力・立地本部原子力運営管理部長(54)。
吉田所長は作業員に宛てに「震災以来一緒に仕事をしてきた皆さんとこのような形で別れることは断腸の思い」とのメッセージを出した。 【以上東京新聞より転載】
有り難うございました。
退院された暁には、是非とも東電の社長をお願いしたいところだが・・・
あの状況を潜り抜けて来た今、原発に対する彼の胸中は・・・察するに余りある。
この国で最も政府や東電に文句を言いたい存在は、彼だろう。
先日、向かいの30代くらいの兄さんが、肺炎になったという。
数ヶ月前、元夫の母親も突然体が震えだし救急車で運ばれたという。肺炎だった。
ここは安曇野の団地である。
震災の数日後から、一週間ほどあちこちの家から一斉にせき込む声が聞こえてきたことを私は忘れない。
私自身も喉ががらがらして、少しでも雨の中を歩いた後は、妙に体が火照った。
これらはみな放射線の影響を受けた結果として私は受け止める。
いつまでも、煙草や砂糖や生活習慣や持病のせいだけにして誤魔化されていてはいけない。
政府や東電や御用学者に任せておけば、現場で倒れた作業員さえ持病でかたずけられる。
吉田所長・・・・元気になったら、今度は日本中の原発をかたずけることに、力を貸して下さい。
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