ー 先祖から受け継いで子供に渡す日本の国土を守る為に −
先日の国会で政府に意見したときとは打って変わって、にこやかに難しい話を解りやすく説明して下さる児玉教授がここにいます。
[まてないみせ」内部被爆避けるために
・土ホコリはマスクで
・手につかないように手袋で
・側溝など汚泥につくときは洗える長靴で
・作業中は飲食禁止
・代わりに途中で手を洗って水分補給
・線量計が必須 高い汚染物は専門家呼ぶ
猿橋勝子
大気圏内の核実験禁止条約に大きな貢献をした日本女性。
微量放射線測定器の改良を重ね、ビキニ環礁のセシウムが100倍であることを
訴え、公開実験により、アメリカの科学者を納得させることに成功した。
【情報資料室】新着図書『猿橋勝子という生き方』
自然科学系の女性科学者を顕彰する「猿橋賞」を創設した地球科学者・猿橋勝子の初の評伝です。
この猿橋賞のおかげで新進気鋭の女性科学者を知ることができます。メディアで紹介される彼女たちの多様な研究に「こんな分野があったのか」と驚くのが毎春の楽しみです。
でも猿橋勝子本人のこと、その研究実績についてはあまり知りませんでした。
地球科学者という言葉も彼女のことを調べて初めて知りました。どんな人なのか知りたくて読みはじめましたが、読んでみたらとても面白い。ひたむきに学んでいく彼女の姿と聡明さに引き込まれます。
特にビキニ環礁での水爆実験による被災者第五福竜丸の放射能分析にいたる経緯や、その結果に対する海外の批判に単身渡米しての大御所研究者との分析競争など、小説よりも面白く読みました。
また二酸化炭素、オゾン層、海洋の動的研究など、現在の環境問題につながる研究を1970年代に行っていたという先見の明に、こんな素晴らしい女性研究者が日本にいたことが誇らしくうれしくなりました。多くの人にもっと知ってもらいたい一冊です。【情報資料室より】
【送料無料】猿橋勝子という生き方 |
【目次】(「BOOK」データベースより)
未来に生きる女性たちへ 甘えていては道は開けない―猿橋勝子(「女性化学者に明るい未来をの会」専務理事)/遺伝子進化の本質に迫る「ほぼ中立説」―太田朋子(国立遺伝学研究所名誉教授)/50年後につながるアモルファスの夢―米沢富美子(慶応義塾大学理工学部教授)/信念に支えられた新触媒開発への道―相馬芳枝(産業技術総合研究所研究顧問)/地震が教える地球の中の神秘―石田瑞穂(防災科学技術研究所研究主監)/ゾウリムシの複雑さに魅せられて―高橋三保子(筑波大学生物科学系教授)/世界に咲かせたい「キラリティ」の花―黒田玲子(東京大学大学院総合文化研究所教授)/表面化学で謎解きを楽しむ―川合真紀(理化学研究所主任研究員)/人間の英知を超える植物の不思議―中西友子(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)/隕石が語る宇宙と生命の接点―永原裕子(東京大学大学院理学系研究科教授)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
猿橋勝子(サルハシカツコ)
1920年生まれ。帝国女子理学専門学校(現東邦大学理学部)卒業。理学博士。女性科学者の草分けとして女性の地位向上に尽くし、平和のために国際的に活動。現在「女性科学者に明るい未来をの会」専務理事。「地球化学研究協会」専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
親愛なるマリー・キュリー |