団地では、ペットを飼えない
・・・が、それぞれいろんな事情で
犬、ネコ、ウサギが飼われているのが現状だ。
ところが、このポン太の飼い主である老夫婦が、
あまりに酷い。
小さい時からポン太を団地で飼い始めたのだが、
誰かに文句を言われたのか、ある時から突然、
人里離れた元の自分達の家に繋ぎっぱなしになった。
近く(といっても一山向こう)に棲むおじいさんが
一週間に一度、
餌をやりに行ってくれている。
昨日電話で初めて、このおじいさんと話をした所、
ポン太の飼い主である老夫婦の、
犬猫に対する酷い実態が明らかになった。
とりあえず、ポン太は
雪が無くなるまで、
おじいさんの家に預かってもらえないか
聞いてみたい。
「あの兄さんは気難しいから、やたら話をしない方がいい」
ポン太の飼い主のお婆さんには長いことそう言われてきたが、
どうもこの婆さんこそがおかしいことに最近きずく。
この婆さんの思いつきによる嘘八百にこれ以上翻弄されていたら、
ポン太も、次から次へと山へ置き去りにされる猫達も
非業の死を迎えるばかりだ。
*
安曇野市、
とある高級住宅・・・外
あの山の奥にポン太は一人、(一匹)
鎖に繋がれたまま
雪に埋もれている。
いつも一山向こうから、おじいさんが餌をやりに行っているが、
そのおじいさんもまだ孤立している。
除雪車がおじいさんとポン太の山の分岐点まで、
除雪してくれるのを待っている。
今日も仕事を休んで待機中
昨日は役場から除雪を請け負う土建屋さんを聞き出し、
連絡を取った。
午後3時には終わるという予側は遥かに延びていた。
4時を回ってもまだ帰って来ない・・・というので、
とりあえずいける所まで行ってみた。
二輪駆動の軽自動車では、歯が立たず、
はまり込んだ雪をどけているうちに、除雪車が帰って来た。
胸元まである雪で、除雪が進まず、
明日の4時まで掛るという。
仕方がないので除雪車の後から来た道を戻った。
PM4:00
先ほど土建屋さんに電話したが、
難航しているとのことで、
除雪車が戻り次第連絡してくれるということになっている。
頑張れポン太!