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2012年04月20日

クマとの遭遇

クマに襲われ、女性従業員2人死亡
とても悲しい事件が起こってしまいました。
クマに襲われる事件が多発しています。



子供が未だ保育園に上がる前、山のてっぺんに住んでいた頃の話です。
家の前に舗装のしていない道があり、その脇に桑ズミが
成っていました。
未だ3歳になったばかりの下の娘と、畑に行く途中、
ひとしきりそこで桑ズミをとり、また畑に向かって歩き始めました。
そこから10メートル位歩くと、道はカーブしています。
そのカーブに差し掛かろうとした時、
「かあちゃん!・・・」と娘が後ろから呼びかけるので振り向きました。
すると、たった今桑ズミを採っていた後ろの斜面を

クマが下りてくるのが目に入りました。。

私は・・・固まったままクマの様子を目で追いました。
クマは道を横切りると、桑ズミの所からさらに下の斜面へ降りて行きました。

完全に斜面を降り切って、しばらくするまで、クマは音を立てませんでした。
枯れ木や小枝を踏む音も、木の葉の摺れる音も、一切しないのです。
不思議に思って、おそるおそるクマが下りて行ったあたりに戻った時、
下の方からささささっとクマザサの葉の摺れる音が聞こえました。
ここまでくればもう大丈夫、まさにそんな気配が感じられました。

「母ちゃん・・・10円が落ちてた。」
振り向いたまま固まっていた私の耳に漸く、娘の声が届きました。

娘がこの10円を拾わなければ、私がここをとうり道にしている
クマの姿を観る事はなかったでしょう。
クマはきっと、このカーブを私達が曲がり切るのを、
いつも見ていたに違いありません。

気配を消して、音もなく森を歩く動物達。

彼等はどんなに人間を警戒しながらいきているか、

山に住んで7〜8年が経っていましたが、私はその時漸く
森の動物達がいかに近くで私達の様子をうかがいながら
生活しているのかに思い至りました。

クマは神々しいばかりに黒く輝いていました。
狭い檻のなかで、しょんぼりしている動物園のクマとは別物です。

生きとし生けるものの長としての自覚を
子供達に持たせたい。
上の子が通う保育園で、
確かそんな内容の作文を書いた覚えがあります。

山菜の美味しい季節です。
クマ達だって、極力人に出会わないように暮らしています。
子供を連れたクマは子供を守るために必死です。

山に入る時は、必ず音か声を出しましょう。
それは、動物と人の命を守るための最低限のエチケットです。

とはいっても、
クマの生活環境も、人間の都合に応じて変わっています。
それに、人間が十人十色在るように、クマにも個性があるでしょう。

環境や人との状況によって変わるクマの例を揚げておきます。


三毛別羆事件


『犬』と『白クマ』の壮絶なる試合の後に生まれた奇跡の友情


posted by ケメ at 18:48 | Comment(0) | ペット
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