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期待と失望と

みなさん、こんにちは。
今「イギリス人はおかしい」
高尾慶子著 文春文庫
を読んでいるのですが・・・。

高尾慶子さんという方は1942年生まれ。
イギリス人とイギリスで結婚し、日本に帰国。
そして離婚したのち、またイギリスに渡り
ウェイトレスやハウスキーパーをされていた方です。
今ではイギリスで年金で生活を送っています。

イギリスを称賛する本がたくさんある中で
高尾さんの本はかなり辛口です。
「そんなにイギリスはよくないぞ」と
実際の経験に基づいたイギリスの姿が綴られています。

ただ、私にとっては痛快というよりも
「ここまで書く?」という点が多くて
「こりゃあ、英語で書かれていたら、イギリス人怒るよなあ」
なんてちょっと心配しちゃいました。

しかし・・・
外国で生活している日本人(に限らないか)は
よく住んでいる国と日本を比べて
怒ってる人、多いですね〜。

外国に対する期待が大きいだけに
失望感を持っちゃうのかな。

私は普通の人と感性がずれているのかもしれませんが
違う環境に住んでも、あまり不満はないなあ。
「まあ、そんなもんでしょう」と
諦めの気持ちもありますが
なによりも
「新しいところで新しいことや人を楽しんじゃおう!」
という気持ちが強いからかな?

ただ・・・。
イギリスは今はEU圏の人たちも含め大変多くの外国人を抱えていて
社会問題になっています。

あるイギリス人は言っていました・・・。
「外国人がイギリスでイギリスの悪口を言っている。
医療など福祉の恩恵を受けているはずなのに。
そういう人たちはイギリスから出ていけばいいのに。」

かつては自国の批判に対してオープンだったイギリスも
今はそれほど余裕がないのでは・・・。

調べた限りではこの本は英訳されてはいないようです。

とはいえ、あとがきでは高尾さんは
「英国を憎んでいるわけではない。
むしろ英国労働者階級の人々は世界で
いちばん素晴らしい国民なのではないかと
考えています」
と付け加えてはおられました。

紹介した本、アマゾンの書評を見ると
だいたいの雰囲気はつかめますよ。



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