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2021年06月03日
足漕ぎカヤックに最適なPFD(ライフジャケット)を目指してアップサイクル
2021年06月02日
2021年05月31日
2021年05月15日
2021年05月07日
2021年05月04日
2021年05月02日
友船でイワシは飼える?カヤックフィッシング泳がせ釣りの救世主となるか?
海況が自分の安全基準に届かないため、なかなか海に出られないまま過ぎていくゴールデンウィーク。
ついついカヤックフィッシングのことを考えながらリサイクルショップを徘徊していると、以前から興味がありながらも、スルーしていた鮎釣りに使われる友船を発見。
引船という呼び方もするようだけれど、川に立ちこんで釣る鮎師がおとりアユを活かしておくために腰からぶら下げて船のように川に浮かべているアイテム。
かなりの水流の中で適度に水を取り入れながらも釣りの邪魔にならないよう浮いているものなので、浮力や水抵抗がうまくコントロールされているはず。
カヤックフィッシングで泳がせ釣りをするために、カタクチイワシをキープしておく際、いつもバケツに水を汲んで、時々水を入れ替えながら生存率を上げるようにしていて、それで特に問題があるというわけではないのだけれど、
沖のポイントに向かう途中の浅場で捕獲したカタクチイワシを30分近く漕いでいるとどうしても生存率は下がってくるし、活きが悪くなるのは否めない。
もし、この友船が足漕ぎにそれほど影響を与えずイワシを活かしておいてくれるのなら、とても役に立ちそう。
まずは試してみよう、ということで即購入。
商品を見てみると、水の抵抗が大きくならないよう工夫されたと思われる船底のような形状と、水を取り入れて排水する穴が適度に空いている。
魚の取りだし口は大きく開けられるようになっていて、しかも水深は浅いので、泳ぎまわる魚を取りだすのにはなかなか良さそう。
ちなみに、この商品はダイワのTOMOFUNE GX-420W という商品。
ネットで調べると、イエローは廃盤のようだけれど、レッドとブルーが販売されている。
友船としては小さいものになるようだけれど、カタクチイワシのカヤックフィッシングにはこのサイズでよいのではと思う。使ってみてないので想像だけど。
狭いカヤック上に持ち込む荷物が増えたのは喜ばしいことではないけれど、生餌カタクチイワシの生存率向上は釣果に直結するだけに、うまくいけばカヤックフィッシングでの泳がせ釣りの救世主だ。
使い勝手を試すのが楽しみだ。
こんなうんちくばかり書いてないで、早く漕ぎたいなぁ〜
ついついカヤックフィッシングのことを考えながらリサイクルショップを徘徊していると、以前から興味がありながらも、スルーしていた鮎釣りに使われる友船を発見。
引船という呼び方もするようだけれど、川に立ちこんで釣る鮎師がおとりアユを活かしておくために腰からぶら下げて船のように川に浮かべているアイテム。
かなりの水流の中で適度に水を取り入れながらも釣りの邪魔にならないよう浮いているものなので、浮力や水抵抗がうまくコントロールされているはず。
カヤックフィッシングで泳がせ釣りをするために、カタクチイワシをキープしておく際、いつもバケツに水を汲んで、時々水を入れ替えながら生存率を上げるようにしていて、それで特に問題があるというわけではないのだけれど、
沖のポイントに向かう途中の浅場で捕獲したカタクチイワシを30分近く漕いでいるとどうしても生存率は下がってくるし、活きが悪くなるのは否めない。
もし、この友船が足漕ぎにそれほど影響を与えずイワシを活かしておいてくれるのなら、とても役に立ちそう。
まずは試してみよう、ということで即購入。
商品を見てみると、水の抵抗が大きくならないよう工夫されたと思われる船底のような形状と、水を取り入れて排水する穴が適度に空いている。
魚の取りだし口は大きく開けられるようになっていて、しかも水深は浅いので、泳ぎまわる魚を取りだすのにはなかなか良さそう。
ちなみに、この商品はダイワのTOMOFUNE GX-420W という商品。
ネットで調べると、イエローは廃盤のようだけれど、レッドとブルーが販売されている。
友船としては小さいものになるようだけれど、カタクチイワシのカヤックフィッシングにはこのサイズでよいのではと思う。使ってみてないので想像だけど。
狭いカヤック上に持ち込む荷物が増えたのは喜ばしいことではないけれど、生餌カタクチイワシの生存率向上は釣果に直結するだけに、うまくいけばカヤックフィッシングでの泳がせ釣りの救世主だ。
使い勝手を試すのが楽しみだ。
こんなうんちくばかり書いてないで、早く漕ぎたいなぁ〜
タグ:友船
ショットガン釣法用ジグを1シーズン分・・・のつもりで調達
台風の次は上空の寒気による不安定な天気&強風&大波ですっかり自宅待機のゴールデンウィーク。
こんなひどいゴールデンウィークはこの10年位で初めてだ。
このままシーズン開幕できないまま連休終了の可能性も・・・そんなの最悪だ。
しかし気持ちだけはカヤックフィッシングとともにある!
ということでタックル一式を確認してみると、ショットガン釣法用のジグが残り3個。
これではシーズン中に足りなくなるのは間違いなし。
ということで暇に任せて1シーズン分のつもりでまとめて8個ポチリ。
低価格で実績もあって、アシストフック付きということですっかりお気に入りのジャクソンのギャロップアシスト40g(フォールエディションではないもの)。
お高くて手を出しにくいTGベイト気分を少しでも味わおうとグリーンゴールドを3個。
あとはイワシカラー3個、ブルーピンク1個、ピンク1個で合計8個。
おそらくジグは100均のものでも釣果に差はないのではないだろうし、それが一番コスパが良さそうなのだけど、ヘッポコ釣り師の自分は釣れないのを100均ルアーのせいにしちゃいそうだからここはギャロップ縛り継続。
コスパも重要な魅力のカヤックフィッシング。11月末までの今シーズン、今の手持ち11個で乗り切ることができると助かるなぁ。
こんなひどいゴールデンウィークはこの10年位で初めてだ。
このままシーズン開幕できないまま連休終了の可能性も・・・そんなの最悪だ。
しかし気持ちだけはカヤックフィッシングとともにある!
ということでタックル一式を確認してみると、ショットガン釣法用のジグが残り3個。
これではシーズン中に足りなくなるのは間違いなし。
ということで暇に任せて1シーズン分のつもりでまとめて8個ポチリ。
低価格で実績もあって、アシストフック付きということですっかりお気に入りのジャクソンのギャロップアシスト40g(フォールエディションではないもの)。
お高くて手を出しにくいTGベイト気分を少しでも味わおうとグリーンゴールドを3個。
あとはイワシカラー3個、ブルーピンク1個、ピンク1個で合計8個。
おそらくジグは100均のものでも釣果に差はないのではないだろうし、それが一番コスパが良さそうなのだけど、ヘッポコ釣り師の自分は釣れないのを100均ルアーのせいにしちゃいそうだからここはギャロップ縛り継続。
コスパも重要な魅力のカヤックフィッシング。11月末までの今シーズン、今の手持ち11個で乗り切ることができると助かるなぁ。
タグ:ジグ
2021年04月25日
この時期に台風とか困るんですけど・・・冬眠開けず
例年4月に入れば冬眠開けして自分のカヤックフィッシングシーズンが開幕する。
大体最低気温が10度を越えるとシーズンインすることにしているのだけれど、今年は、最低気温10度を下回る日が長く続いて、若干遅れていた。
それもこのところ、基準クリアするようになり、ようやくだ!と思ったところで台風2号が発生。
かなり沖の台風で、地元神奈川に近寄ることはなさそうだけれど、相模湾湾奥の地元にも悲しいかなウネリは届いてしまう。
実際の海の状況は、サーファーが腰から胸程度の波を心地よく満喫している程度。
浮いて浮けないこともないけれど、一発大波が怖いのでこういう状況の時は、カヤックフィッシングは自粛している。
実際、かなり前のことになるけれど、沖合で子連れでカヤックに乗っていた人がイレギュラーな大波で沈しているのを助けたことがあって以来、安全対策として沖に台風が居るときは乗らないよう心がけている。
台風消滅までには数日かかりそうで、もうしばらくサーファー天国が続きそう。
そうこうするうちにゴールデンウィークの天気予報が出て、前半はイマイチっぽい予報に・・・
早く浮きたいなぁ・・・
大体最低気温が10度を越えるとシーズンインすることにしているのだけれど、今年は、最低気温10度を下回る日が長く続いて、若干遅れていた。
それもこのところ、基準クリアするようになり、ようやくだ!と思ったところで台風2号が発生。
※出典:ヤフージャパン!天気・災害
かなり沖の台風で、地元神奈川に近寄ることはなさそうだけれど、相模湾湾奥の地元にも悲しいかなウネリは届いてしまう。
実際の海の状況は、サーファーが腰から胸程度の波を心地よく満喫している程度。
浮いて浮けないこともないけれど、一発大波が怖いのでこういう状況の時は、カヤックフィッシングは自粛している。
実際、かなり前のことになるけれど、沖合で子連れでカヤックに乗っていた人がイレギュラーな大波で沈しているのを助けたことがあって以来、安全対策として沖に台風が居るときは乗らないよう心がけている。
台風消滅までには数日かかりそうで、もうしばらくサーファー天国が続きそう。
そうこうするうちにゴールデンウィークの天気予報が出て、前半はイマイチっぽい予報に・・・
早く浮きたいなぁ・・・
タグ:台風
2021年04月14日
ショットガン釣法用のサビキ仕掛けを準備 〜実戦サビキ〜
〇〇の一つ覚えレベルで執着して楽しんでいるショットガン釣法。
イワシなどの生き餌捕獲はもちろん、そのまま落とし込んで青物、ヒラメ、根魚、シーバスと自分のカヤックフィッシングでは大活躍。
サビキ仕掛けはhayabusaの追っかけアジ10本針のものを5本針に2分割が定番。
カヤック上での取り回しと釣果の兼ね合いから5本針が自分的にはベスト。
そこにジャクソンのギャロップ40グラムのジグを装着。
これで自分のホーム最高水深の30m位までは一つの仕掛けで対応できる。
しかし、このところ定番というか、一択の追っかけアジの10本針仕掛けの入手が困難になっていた。
色々なサビキを試した結果、hayabusaのサバ皮が耐久性があって水洗いすれば何度も再利用可能なので気に入っていたのに・・・とても困る。
7本針の仕掛けから4本針と3本針に分割して試したりもしたけれど、5本に比べるとイワシの捕獲効率がかなり落ちる印象だし、長年使い慣れた5本針仕掛けほど自信がもてない。
5本針と2本針に分けて・・・とか、けちなこと言わなければどうにもなるんだけど・・・
そんな折、ネットでしつこく検索していると、救世主発見!
同じhayabusaのサバ皮のサビキ仕掛けで10本針。
その名も「実戦サビキ」
追っかけアジとの違いは、枝間が2cm長いだけ。
追っかけアジの後継?
ハヤブサ 実戦サビキ サバ皮朱留10本鈎 |
なんにせよ、これは助かる、ということでポチっと注文。
まとめて8個。1シーズンまかなうには足りないけれど、2か月くらいはもつかな。
仕掛けが到着したので、さっそく、3個の仕掛けを2分割して、6個のショットガン用サビキを作って準備万端。
さぁ、いよいよ開幕だ。
ジャクソン ギャロップアシスト 40g |
今年も海水温が高いようだけれど、果たしてどんな獲物に会えるのか。
楽しみだなぁ〜
タグ:ジグサビキ
2021年04月10日
カヤック上での小さな用足し快適化計画
長いカヤックフィッシングの冬眠もいよいよ終わる予感。
そんな折、百均で目に止まったのがロート(じょうご?)。
以前、仲間から、カヤックでの小さな用足しをホースみたいなものてミラージュドライブの隙間から排出してると聞いたことがあったのを思い出した。
自分は今まで、適当にジップロックなどに貯めてから捨てていたけれど、何かと冷えることの多い海上で、結構な頻度になりがちな自分としては少しでも楽に済ませたい。
ということで、早速、ロート(100円)と、そのパイプ部分に丁度よい内径のホース(1m400円ほど)を購入。
そして、それを組み合わせて、あっという間におしっこジョウロ?完成。
これで今シーズンのカヤックフィッシングがまた(股)快適になること間違いなし。
ひどくお腹が壊れたときの緊急対策にも応用てきそうかも・・・想像したくないけど。
そんな折、百均で目に止まったのがロート(じょうご?)。
以前、仲間から、カヤックでの小さな用足しをホースみたいなものてミラージュドライブの隙間から排出してると聞いたことがあったのを思い出した。
自分は今まで、適当にジップロックなどに貯めてから捨てていたけれど、何かと冷えることの多い海上で、結構な頻度になりがちな自分としては少しでも楽に済ませたい。
ということで、早速、ロート(100円)と、そのパイプ部分に丁度よい内径のホース(1m400円ほど)を購入。
そして、それを組み合わせて、あっという間におしっこジョウロ?完成。
これで今シーズンのカヤックフィッシングがまた(股)快適になること間違いなし。
ひどくお腹が壊れたときの緊急対策にも応用てきそうかも・・・想像したくないけど。
2021年03月13日
ホビーカヤックの「ラダーレバーが動かない」をDIY修理してみた。(涙の前座席編)
中古購入した2人乗りホビーカヤックミラージュオアシスのラダーレバー固着トラブル。
後部座席の固着はなんとか解消。
これなら余裕だと前座席のラダーレバーの分解にも着手。
しかし、最初のピンを取り外すだけでも後部座席とはレベルの違う固着っぷりで、サビ取りや、クレ556をしつこく使い、最後はハンマーでたたくなどしてようやく取外し成功。
そして、後部座席同様に、レバー本体と筒状の部品との固着部分にクレ556を吹きかけ、しばし放置した後、六角レンチを使って動かそうとするも・・・
※この画像は後部座席のときのものです。
全く動かない。筒状の金属は6角ナット形状なので、ペンチなどで掴んで固定してレバーを回そうと周辺を少し削ってみたり、色々試したけれど、いたずらに傷が増えていくばかりで全くダメ・・・
錆取り剤もダメ
凍結浸透ルブもダメ
最後はさびた部分を削り取るしか方法がなくなってしまった。
まさかここまで難儀するとは・・・
でもこのラダーレバーの構造をしっかり理解してみると、案外うまくいきそうな気もしたので、思い切ってドリルを使って筒状の金属部品を削り取ることにした。
慎重に少しずつ筒状の金属に穴をあけて、ようやく全て除去完了。
そして無残に開いた穴・・・
一見、ひどい状態に見えるけれど、この穴の周囲は船体の樹脂が他の部分の数倍厚くできていて、この程度の傷はなんでもない感じ。ホビーカヤックはとてもよく出来ていると感心してしまった。
そしてこれがラダーレバーの本体。これが取っ手部分と連動して左右に動くことでラダーケーブルを操作している。
あとはこのレバー本体を船体の穴に通して、上端付近の穴にステンレスピンを差し込めばスプリングの力である程度固定されるので、そのままでも使用できそうな感じ。
でもやっぱり筒状の金属が果たしていた役割が無くなると、軸部分のブレが出て、長い目で見ると問題が生じそう。
そこで、ステンレスワッシャーを筒状の金属の代わりに船体に埋め込むことにした。
ちょうといいサイズのステンレスワッシャーがあったので、ヒートガンで温めて、元々、筒状の金属があった部分に埋め込む。
そして、その埋め込んだワッシャーの上にもう一枚、ステンレスワッシャーを乗せておく。
ここまで来たらもう大丈夫。
あとはシリコングリースを塗りながら組み上げていく。
こちらもゴムワッシャーをDIY製作。
レバー操作でラダーがしっかり操作できるようになり、これで以外にも難航した「ラダーレバーが動かない」問題は解決した。
今回は、ホビーカヤックのラダの構造を理解するいい機会になった。
このトラブルはレバー取っ手の下という、日ごろ手の届かない部位だけに年数が経過したホビーカヤックならいつ起こってもおかしくない気がする。
高価な足漕ぎホビーカヤック。
長く使うなら、こういう部分も定期的にメンテナンスしたほうがいいのだろう。
後部座席の固着はなんとか解消。
これなら余裕だと前座席のラダーレバーの分解にも着手。
しかし、最初のピンを取り外すだけでも後部座席とはレベルの違う固着っぷりで、サビ取りや、クレ556をしつこく使い、最後はハンマーでたたくなどしてようやく取外し成功。
そして、後部座席同様に、レバー本体と筒状の部品との固着部分にクレ556を吹きかけ、しばし放置した後、六角レンチを使って動かそうとするも・・・
※この画像は後部座席のときのものです。
全く動かない。筒状の金属は6角ナット形状なので、ペンチなどで掴んで固定してレバーを回そうと周辺を少し削ってみたり、色々試したけれど、いたずらに傷が増えていくばかりで全くダメ・・・
錆取り剤もダメ
凍結浸透ルブもダメ
最後はさびた部分を削り取るしか方法がなくなってしまった。
まさかここまで難儀するとは・・・
でもこのラダーレバーの構造をしっかり理解してみると、案外うまくいきそうな気もしたので、思い切ってドリルを使って筒状の金属部品を削り取ることにした。
慎重に少しずつ筒状の金属に穴をあけて、ようやく全て除去完了。
そして無残に開いた穴・・・
一見、ひどい状態に見えるけれど、この穴の周囲は船体の樹脂が他の部分の数倍厚くできていて、この程度の傷はなんでもない感じ。ホビーカヤックはとてもよく出来ていると感心してしまった。
そしてこれがラダーレバーの本体。これが取っ手部分と連動して左右に動くことでラダーケーブルを操作している。
あとはこのレバー本体を船体の穴に通して、上端付近の穴にステンレスピンを差し込めばスプリングの力である程度固定されるので、そのままでも使用できそうな感じ。
でもやっぱり筒状の金属が果たしていた役割が無くなると、軸部分のブレが出て、長い目で見ると問題が生じそう。
そこで、ステンレスワッシャーを筒状の金属の代わりに船体に埋め込むことにした。
ちょうといいサイズのステンレスワッシャーがあったので、ヒートガンで温めて、元々、筒状の金属があった部分に埋め込む。
そして、その埋め込んだワッシャーの上にもう一枚、ステンレスワッシャーを乗せておく。
ここまで来たらもう大丈夫。
あとはシリコングリースを塗りながら組み上げていく。
こちらもゴムワッシャーをDIY製作。
レバー操作でラダーがしっかり操作できるようになり、これで以外にも難航した「ラダーレバーが動かない」問題は解決した。
今回は、ホビーカヤックのラダの構造を理解するいい機会になった。
このトラブルはレバー取っ手の下という、日ごろ手の届かない部位だけに年数が経過したホビーカヤックならいつ起こってもおかしくない気がする。
高価な足漕ぎホビーカヤック。
長く使うなら、こういう部分も定期的にメンテナンスしたほうがいいのだろう。
タグ:ラダーレバー
ホビーカヤックの「ラダーレバーが動かない」をDIY修理してみた。(後部座席編)
ヤフオクで中古で購入した2人乗りホビーカヤックミラージュオアシス。
商品説明でラダーが動かない、とあったのだけれど、何とかなるだろうと見切り発車。
引き取りの際、前オーナーさんが言うには「ラダーケーブルが突っ張っていて動かないようだ」とのこと。
それならそう、難しくはなさそうだな、と思いながら引取り。
持ち帰って早速状態を確認。
カヤック本体は非常に良い状態で、使用頻度の少ない美品の類。
でも・・・ラダーレバーを触ってみると、確かに動かない。ワイヤーケーブルが張っているだけなら多少は動くだろうに、微動だにすらしない。
次に、船体内部のラダーレバーに繋がるケーブルの様子を見てみる。
ケーブルは張っているように見えるけれど、手で触ってみるとびくともしない程ではない。
それにしては、レバーの固まりっぷりが半端じゃない。
これはケーブルの問題ではなくラダーレバーの問題?
早速、後部座席側のラダーレバーを分解してみる。
レバーの取っ手部分を外すと、ステンレス製と思われる部品にすざまじい錆が付着している。
構造が良くわからないものの、この錆が原因ではないかというのはすぐに思いつく。
この時点では正確に構造を理解してはいなかったけれど、後に分かったところでは、こんな構造。
この可動部分が錆びによって固着しているのが原因。
まずは上部にあるピンを抜く。ピンそのものはステンレス製なので、錆びているのは僅かで、どちらかと言えば錆が付着している感じ。
まずは錆取り剤やクレ556(プロ仕様5-56DX)を使って錆を取る。
それなりに難儀したものの、10分ほどで分解完了。
この状態で可動部分にさらにクレ556を吹きかけてしばらく放置したのち、ピンの刺さっていたところに六角レンチを差し込んで、ペンチで動かしてみる。
かなりの力で、三歩進んで二歩下がる要領でしばし続けると、ようやく少しづつ動くようになってきた。
2、3本の六角レンチを折りながら、かなりしつこく動かし続けて、大分スムーズになってきたところで、レバーを装着して動かしてみると、ほぼストレスなくラダー操作が可能な状態になった。
あとは復旧するだけ。
その前に、ゴムワッシャーが劣化してちぎれてしまっているので、先日、シマノのリール用にフリクションリングをDIY製作した要領で同サイズのものを作って装着。
そしてステンレスピンを装着。
あとはレバーを元通り装着して後部座席のラダーレバー修理は完了。
ちなみに、最後に組み上げる際は、錆防止などをかねて、本体の素材をいためないシリコーングリースをたっぷりと塗っておいた。
ここまで3時間ほどかかったけれど、この程度なら、前席側も楽勝だ、と思ったのだけれど・・・そうは甘くなかった。
後編に続く・・・
タグ:ラダーレバー修理