塾長ひろの子育てブログ

おはようございます！
今日、ついに、ついに！子供がおっぱいを飲まないまま朝を迎えました！
以前にも何度か試みたんですが、その時はダメでした。

その時の方法をまず紹介すると、名付けて、「バイキンマン作戦」です。
方法はいたってシンプル。
おっぱい飲みたがった時に、服をめくると、そこにはバイキンマンの人形が…。
低い声で「はると〜。は〜る〜と〜。」っていうんです。
そうすると、涙目になって、ぼくの方にダッシュしてきたんです。
おっぱいが、バイキンマンに乗っ取られたと思ったんでしょうね。
ただ、これで成功したと思いきや、考えが甘かったです。
日中は怖さを覚えていたためか、おっぱいに近づこうともしなかったんですが、夜になるともう忘れてました。
さらに悪いことに、翌日からのおっぱいに対する執着がハンパなかったです。
「もう誰にもとられてたまるもんかー！」って感じだったんでしょうね。
おっぱい離れどころか、さらにしぶとくさせてしまいました。

それからまたしばらくはおっぱい生活が続いたんですが、先日、友人の主婦から「私はからしを塗ってやめさせた。」という話を聞きました。
なるほど〜と思いつつも、さすがにからしはかわいそうかなと思ったので、梅干をつけてみることにしたんです。
いつものようにおっぱいを求めてやってきました。
妻もいつものように陽翔を抱っこし、おっぱいをあげます。
陽翔が吸い付いた瞬間です。
何とも言えないすっぱそうなくしゃくしゃの顔になり、「ぺっっぺっ」顔を離します。
それ以降は近づこうともしません。
問題はその夜です。
前回はこれで失敗だった。
さぁどうなるか。。。。
やっぱり忘れてました。
普通に飲んで寝ちゃいました。

ただ、僕たちはあきらめません！
というのも、僕もちょっとした推論があって、「バイキンマン作戦」の時は、おっぱいを他人に取られたくないという気持ちをあおってしまったので、逆に執着させることになったのだから、今度は自らいらないって思わせたらいいんじゃないかなと思ったんです。

だから、再び梅干し作戦です。
日中は昨日と同じく忘れて普通に過ごしてました。
ただ、ちょっと誤算がありました。
昨日は車の移動中に寝てたので何とも思わなかったんですが、家にいるときにお昼寝したくなりました。
眠たい時はおっぱいを欲しがります。
でも妻は、頑としてあげずに、時間が経過し、陽翔は大泣き。
でも、30分くらいしたら、ゆっくり寝ていきました。

おぉ、これいけるじゃん！
夜も寝るときはこんな感じでいくとして、あとは夜中に起きたときか。
この時に、息子もすっぱいことは忘れておっぱいに吸い付き、妻も寝ぼけて無意識にあげてしまう。
これがちょっと心配でした。

夜が来ました。
陽翔はまだまだ元気だったんですが、布団を敷いて、電気を切ると、寝るモードになったのか、おっぱいを求めてきます。
ここまでは想定通り。
あとは昼寝の時と同じように、寝たふりして放置。
30分経過…あれ？
眠りそうな気配がありません。力いっぱい泣いています。。。
そこで思いつきました。
「これって、おっぱいくれないから怒ってる？じゃあ、あげたけどまずいからこんなもんいらんわ！って思わせたら違うのかな」

といういことで、梅干をぬりぬり♪
「おまたせ。お前がほしいのはこれかい？はい、どーぞ♪」
てな感じでおっぱいを見せると、ソッコーで食いつきます！が！ソッコーで吐き出します(笑)
そうすると、なんということでしょう！
さっきまで泣いてたのがウソみたいに、だんだん声が小さくなってきて、スーッと眠りについていました！
夜中も何度か起きたんですが、ちょっと泣いて、自分で寝ていきました。
そして朝がやってきました！
朝も、いつもはだいたい寝起きが悪いんですが、目が覚めてすぐに抱っこすると上機嫌でした。
ただ、お茶をあげるとめっちゃごくごく飲んでました。
喉が相当乾いてたんかな。ごめんね。
今晩もうまくいけばいいなぁ。

今回のチャレンジで分かったことは、何事も強制するっていうより、自分の意志で行動するよう促すことが大切ってことですかね。
「おっぱいあげないよ」だと、意地でも貰ってやるって思われるけど、「こんなもん、まずくて飲んでられるか！」て思わせた方が簡単でした。
他のしつけにも応用できるかなぁ。そんなに甘くはないか。