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2018年05月31日

2018年上半期 おすすめの名作フリーゲームランキングベスト5

▼半年に1度恒例、その年の上半期(下半期)の、おすすめの良作フリゲベスト5を発表します



1月1日〜5月31日までに配信されたゲームから、選りすぐりの良作をピックアップ。






上半期終了まで後1ヵ月あるものの、管理人が多忙で今後まとめる時間が取れない可能性があるためどうせ去年もすっかり忘れてて、9月にやったし、このタイミングで発表




実質5ヶ月ですが、半年間という体で語ります






▼そんなつもりも無かったのにうっかり受賞してしまっても、毒にも薬にもならないランキング。











強いて言うなら、友達に自慢出来ることくらい







???「いや、なーんの意味もないよねー。……そこがいいんだ!









とある作者さんに「数ヶ月前にアップしたゲームのDLが急に伸びてるので何かと思ったら、このブログでランクインしていた」と言われたので、1DLにはなるかも





▼プレイした人は「やっぱりね、このゲーム面白いよね」と納得。



やり逃した人には、今からでも、自信を持っておすすめできる良作群。





それでは早速、やっていきましょう。






第5位





草臥れた冴えない社会人になった主人公が見たのは、かつて自分がイジメていた幼馴染


すっかり綺麗な大人の女性になった彼女は、お似合いの恋人を連れていた…








後悔した主人公が、過去をやり直す…












せいかい探し

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ジャンル的にはギャルゲーなんだろうか?



ヒロインにセリフが無いというのは、何気に画期的なシステムじゃないかと




「トゥハート」の来栖川芹香のような僅かばかりの台詞も無ければ、「ハイスコアガール」の大野晶のような多彩な感情表現すらない





なので、もちろん会話シーンもない。




この記事の中で、一番プレイヤーを選びそうなゲーム。





主人公が畜生なので












第4位






無人島に漂流した、記憶喪失の男女。


主人公とヒロインの正体とは?無人島の正体とは?


慣れてみれば楽しい無人島生活だったが、2人は逃げられない現実のうねりに飲み込まれていく…











ぼくらはあの時、あの島で

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まさに記録より記憶に残る良作




絵も多才で、立ち絵だと子供っぽいキャラクターがスチルになる時だけ急激に老け込むのが、センスが炸裂















第3位




王道SFとホモの見事なまでの融合…




でも女の子やロリもいるよ!











ダアトの神

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似てるから(似てねえよ)間違えた、こっちだ

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ストーリーもさることながら、絵も非常に高品質で、作画が殆ど崩れてないのが凄い。



犯人(黒幕)の正体はともかく、その動機、性格には驚かされた












第2位



目を覚ますとそこにあったのは、クラスの問題児の顔



主人公は彼女から、無理難題を押し付けられて…





ノベルとアニメーションの融合が見事な、






reversal

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やるドラシリーズを思い出すね(流石にあそこまでは動かないけど)




度々アニメーションが入るのが、ビジュアル面で他作品より大きく優れていました。




エロとグロの両立にも関わらず、クリア後は清涼感タップリ。




昔、インタラクティブゲームなんてものが流行っていたが、本作も主人公から極力設定を排除したり、その方向性に寄せたのかも














そして栄えある第1位は…





閉鎖的な空間に閉じ込められた男女という恒例のパターンで、「ゆりかご」とは何か?というテーマを、それこそゆりかごのように何度も揺らし、最後はプレイヤーの心まで揺さぶった







ほろびのゆりかご

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引用、よりにもよってこのシーンかよ








総合的に見て、フリゲ史上十傑に入る名作といえるクオリティ。



これを2,3時間に纏めたのは凄い。
















次点の良作たちをご紹介







かげろうに咲く花

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幼いころ事故死した妹が幽霊になって帰って来た!



青年になった主人公と幼いままのロリ妹の、楽しい日々が始まる。













画家オリフィエルの娘

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まだ、女性画家が殆ど存在しなかった時代の物語



掌編で枚数こそ少ないとはいえ、作画が非常に丁寧で、一見の価値あり。













誰か助けて!クレイジーでサイコな女装男子に追われています!

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全年齢ゲーとしては、ギリギリのグロリョナ描写が売り。



ギャグはキレッキレで相当笑えました。















アカイアクム

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アカイイカアの続編。


前作と違い逃げゲーではなく、謎解きゲーになったが、怖さは倍増。マジでビビります。













ママにあいたい

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作画レベルや、胎児をテーマにした構成の表現力が高い。


プレイヤーの予想を超えたトゥルーエンドは必見。
















大きなのっぽのメイドロボ

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人間とロボットの違いとは何かね?という古くからあるお約束のSFテーマを、泣きゲーというモデルで見事に表現。ロボ子の演出にも凝ってる。


たった10分の、短い映画のようなお話。


















罪咎オペレッタ

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ルンペンの「犬」の少年が、何不自由なく育てられた綺麗なお嬢様に拾われる。そう飼い犬として


ストーリーのスピード感は圧倒的。膨大なスチルがゲームを盛り上げる














やすみじかん

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先輩後輩の恋人同士が休み時間にイチャコラ

ストーリー要素はほぼないが、セリフ回しのセンスや高度なアニメーション、エロチシズムながらに、独特の空気感



















紅く追憶の水葬

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厨2病ライトノベル風、吸血鬼推理ストーリー。吸血鬼の末裔の少女が、殺人事件を解き明かす。



推理はエンタメとしてギリギリのラインだが、その裏に隠されたストーリーは中々面白かった。












闇の森の少女
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1000文字でここまで厚みを持たせたのはかなり凄い。

そういった演出法も、絵もシナリオも、総じて魅せ方が上手い
















嫉妬の剣

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恋する気持ちではなく、嫉妬心が世界を救う!


アイディアは面白かったが、後半のストーリーが失速してたのが残念。


















今日も、嫁は元気に異星人です!

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偶然出会った女の子に結婚を迫られる主人公は、なし崩し的に同棲をすることに。そこに彼女の妹と名乗る少女までもが現れて…


百合ゲーだが、主人公が長身でショートヘアのイケメンタイプなので、男性でも違和感なく入り込めた。
















Planet nine

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少女の優しさが齎すものは…?



とある事情で集結した、何の縁もなく育ってきた3人が、事件を追う。黒いシナリオだが、結末は爽やか。

















先輩と後輩

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放課後の図書室で会話する先輩と後輩


何気ない会話劇だが、実は後輩には秘密があり…













アナタイロ列車

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気付いたら男は知らない列車に乗っていた。そこでとある女性と会い、過去を回想する。


萌え絵の大人向けノベル。ラストシーンもどこかシニカルでよかった。












キミガシネ 多数決デスゲーム 一章後編

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ダンガンロンパをモチーフにしたADV


グラフィックのクオリティはトップクラス。
作者がプロ漫画家という事もあり、絵もストーリーもハイクオリティ。未完結作品なので、二章の配信が待たれる












廃屋にて

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廃墟探索をしに来た大学生グループ。そこで見ず知らずの青年と出会うのだが、彼は何故か言葉を喋れなかった…



2周目プレイでのギミックが、まさにゲームならでは。










神鏡

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30年前に殺人事件があった旅館に泊まっている主人公たち。そこではまたも殺人事件が…



二転三転するストーリーには実に引きつけられた。余談だが、多分このリスト唯一の、素材画像ゲー。












ファジーテラリウム

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深夜の病院にて、密会を愉しむ少女と少年。だが少年には秘密があって…


乙女ゲーだが、実は少女にこそ秘密があるというどんでん返しもよかった。

かなりの力作なのだが、このリストで一番の無名ゲーなのが惜しい。ツイートもほぼ無いし、実況動画も0












誰そ彼と文

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霊界のような世界で郵便配達員をしている主人公。ヒロインがある人物に贈った手紙の謎を解き明かす

クリア後にこれは可愛い話だなあ…なんて思っちゃう、微笑ましいストーリー。謎解きは要らなかったのでは?









▼総括






プロでさえ良作を作ることが難しいのに、アマとなると(reversal、キミガシネは作者がプロですが)尚更良作を作る事が困難にも関らず、次点が非常に多いようにありえないくらい良作が集中していた半年間でした。


しかも列挙したタイトル以外にも、まだまだ面白いゲームが、数多くあった。


それらは全て、誰かがベスト5に挙げるのではというクオリティです




過去10年で見ても、ここまで良作が集中した半年間は無いというくらいの豊作なのでは





そんな背景から、実をいうと5ヶ月で「一先ずまとめよう」と思ったのは、良作の数が多すぎて、まとめきれなくなるのでは?


下半期とのバランスが取れなくなるのでは?




という危惧があったことも理由です



上半期がハードルを上げすぎたので、下半期は必然的に、勢いが落ちてしまうでしょう。









▼反面、良作にも関わらず、残念ながらDL数は少ないようです。



ゲーム業界もフリゲ業界も下火なので、仕方ありませんが、売り上げ規模、DL規模とは関係なく良作がリリースできる証明でもあるんじゃないかと。











▼しかし、こういうブログをやっていると、殆どPVが止まった古い記事が突然伸びる現象が度々起こるのですが、そんな時、決まってyoutubeでそのゲームタイトルを新着検索すると、人気実況者がそのゲームを実況しているのですよ。


こうなると、ゲームの知名度はイッキに上がります




でもそんなゲームも、何故かDLはされていない





そんな流れにより、人気実況者が実況したゲーム(旧作)が突然急浮上する現象も、最近はほとんど無くなりました。



実況だけで満足しゲームを購入(プレイ)しなかったり、メインの視聴者層であるキッズが、そもそもパソコンを持っていないことが、DL減少の一因と分析しています



このようなデータから、ゲーム実況はゲーム売上の利益となるか害となるかという昔からされている議論の答えが出そうです



実況による売り上げ(DL数)減少は、CSゲームだけではなく、フリゲにとっても、業界衰退の一因になっている気がしますが、少なくともDL数のプラスにはなっていない模様です




フリゲの場合、スプラトゥーンなどの実況でブレイクした対戦ゲームとは違い、大多数が一人用ゲームであることも、実況を見ただけでDLされないことの背景にあると見ています



作ったゲームが実況されると大抵の作者は喜ぶので、数字には出ないメリットも勿論あります




知り合いのフリゲ製作者は、実況動画がUPされるたび、嬉々としてツイートしていますし










▼更に反面すると、「キミガシネ」のようなメガヒット作品もあり、「余命100歩」「AlchemyQuest 〜リノンの錬金工房〜」「EvaliceSaga」などが上半期のロングヒット作品でしょうか










▼ゲームジャンル傾向としては、ADV、ノベル系。設定はSF、ファンタジーが強い



ゲームという時点で少なからずSF、ファンタジー要素はあるものの、それを中心にした良作がここまで短期間で揃うのも、また稀じゃないかと



「ほろびのゆりかご」「ダアトの神」にいたっては、世界観が事細かに設定された上で矛盾なくストーリーに落とし込んでいて、これぞ創作の醍醐味でした





▼それではここで、上半期の良作まとめを終わりたいと思います。下半期に出るであろう良作たちも楽しみです。




2018年05月29日

隣の家の幼馴染に素直になれないのでラインする。 レビュー感想 このあと滅茶苦茶

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(直球)








主人公ショウは素直になれないお年頃。
勇気を出して気になる幼馴染のトウヤにラインをします。
主人公と一緒に、ラインをしながら
素直になったりならなったりしてください。
5分位で終わります。
エンディング数は計4個です。数字が若いほどいいエンディングです。
処女作です。よろしくお願いいたします。











トークアプリをネタにしたゲームの中で、完成度は一段階高かったです。




細かな演出、美麗なスチル、演出。どこを取っても高品質。


トウヤの使うラインスタンプも自作っぽいし。









ちょっと面白いのが、このゲーム、素直になれない主人公というテーマなんだけど、いざ素直になる選択肢を選んだらベストエンドが見れないんですよ。




だから初回プレイでは大抵の人がエンド2になると思う。(説明書きも読んでいなかったし)







まあエンド1,2はどっちもグッドエンドなんだけど、作者の数字が若いほどいいエンディングです。という言葉通りとすると、狙い通りなんだろうね。








攻略法が素直になれない選択肢を選ぶことだとは…



バッドエンド一直線と思いきや、トウヤ、いいお姉ちゃんすぎ…

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腕の太さがリアル)











たった数カ月の同い年というと、あだち充のH2を思い出したね



































評価C
60点




コンプまで10分くらいだし、おすすめです。


一応ギャルゲー(?)だけど、主人公のショウくんもイケメンなので、女性にもおすすめ。男から見ても、結構可愛い奴でしたね。





そういえばトークアプリをネタにしたゲームは結構あるけど、タイトルにハッキリとラインと入ってるゲームは、ほかに見たことないかもしれないですねえ。

2018年05月28日

白いプリンター レビュー感想 まさかの爽やかホラー

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一人暮らしの主人公は、金欠に困っていた。


ある日ごみ捨て場から、まだ使えそうな白いプリンターを拾ってくる。


まだ使える事に喜び、色々な物をプリントするのだが、好きなアイドルの写真をプリントした時、その異変は起こった…













▼ホラー描写は、「街〜運命の交差点〜」の「シュレディンガーの手」や「流行り神」っぽい




でもホラーゲームとして配信されてはいるものの、実際にはホラーは控えめで、怖さよりもむしろグッドエンドルートの爽やかな読了感に驚いた。


ED後にタイトル画面が変わるのも洒落てるし、白どころか、むしろ青か水色みたいな話だ。


こういう、青年がほろ苦い恋や経験で成長するストーリー、かなり好きなんですよ。










▼冒頭でジージーと印刷の音を立てながらプリントアウトされた紙にフィクションですと書かれてたり、演出もティラノながらに凝ってる

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プリンターをテーマにしたホラーゲームというのも斬新で、他に見た事が無い(プリントアウトの効果音を多用するゲームも、同様に珍しい。あまり聴かない効果音)




クックパッド風の画像とかも、再現度高くて面白い。(多分作者の手書きかな)














公立中高一貫校の受検記述対策 作文なら「ブンブンどりむ」
中学受験の学習にも役立ったと感じた会員、約95%















5分で終わる掌編ノベルだし、余り怖くないのでホラーが苦手でも遊べる、万人向けの良作でした。


評価C
60点






しかし主人公、新入社員なのに、結構いいマンションに住んでるね…


だから金欠なんじゃないか(笑)



2018年05月27日

○○Heart(マルマルハート) プレイ日記1 アルト編、マリカ・ディスコン編、西原愛海編 ラブコメというより日常モノ

春樹先輩っ♪
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完全に一致














▼というわけでマルハトをプレイしています。





ヒロインルートごとのシナリオレビュー感想。





そういえばこの形式でギャルゲーの記事を書くのは、随分久しぶりですね…



ネタバレがあるけど、ネタバレでどうこうなるタイプのストーリーではないです。(後述)












▼アルトルート




マルチまがい



マルチもどきでもある










何故最初にマルチ…じゃなくてアルトからかというと、懐かしの初代プレステ版トゥーハートで最初に攻略したのが、マルチだったのですよ。




その流れを今こそ継承(?)して、アルトから。







出会った頃の印象がお互いにお固かったので、それこそ藤田浩之(トーハト主人公)とマルチのような関係かな?と思ったんだけど、このアルト。意外や意外。






かなりの畜生ロボなんですよ









もうね、主人公を、殴る蹴る。






そのサマはもう、まさに汚いマルチ








作中でロボット三原則が無いとは言うものの、まさかここまで暴力的なロボだとは思わなかった…



ロボ子ヒロインって大抵は淑女的だから、こういうタイプは結構斬新だね。








そして主人公が冒頭からアルトに好意的で、恋人になりたいと思ってるのもかなりライトな展開。ロボットだからとか、全然思い悩まない




アルトはアルトで、作為的に主人公と友達になろうと画策してたり、妙に人間臭い







マルチのような、人間とロボットの違いとは?というようなSF哲学になると思ったので、最後も何の課題も出さずあっさりとくっついたことに拍子抜け。







日常シーンの連続で、いつストーリーが動くんだ?と思ってたら動く前に終わってしまった






シナリオのクオリティがどうこうより、そういう作風だと解釈した。








でもラストはなかなか綺麗に纏めたんじゃないかと

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(回りくどい文章やな)






初回ということでやや長く、90分くらい。ちょっとダレた




評価C
60点



















▼マリカルート


ハーフの転校生で家が金持ちと、これまた露骨にレミィを元ネタにしたヒロイン。





でもレミィのような電波ではなく、妙に優しいのが好感触
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折角仲良くなったのに国に帰ってしまう…

途方に暮れる主人公。という、レミィをパロディしたストーリー




途中出場ということでストーリーが非常に短く、15分くらいで終了。





恋愛要素は薄く、ラブコメというより日常モノっぽい




もうちょっと見たかったかなあ…







こちらもエンディングはなかなか可愛い終わり方で、ストーリーが恋愛なのではなく、エンディングから恋愛で、ああ、ここから2人は付き合うんだな…と思わせる

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ハールキっ♪

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完全に一致(してねえよ)







評価C
60点











▼西原愛海ルート




トーハト2のこのみっぽい、キャラデザが一番ありがちなツインテ後輩。




この3本のシナリオで一番恋愛要素が高い。というか、ここまでプレイしてやっとラブコメらしいラブコメをプレイ出来た





不器用で素直になれない少年少女が徐々に歩み寄り、仲違いや波乱もあるのが、他との違い。





お互いを好きと言ったり、キスしたり…


ラブコメの定番は全部押さえてるね。エンディングもニヤニヤしちゃう。

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そしてなんと、愛海だけ立ち絵(衣装)が4種類もあるという、謎の優遇ぶり。(パンチラもあるしね)




シナリオも途中出場にも拘わらずマリカの数倍のボリュームで、クリアまで60分くらい。




この謎の優遇はなんなのだろうか?というより、マリカが冷遇なのだろうか



シナリオはメインライター1人にボランティアスタッフが混じってるらしいが…






しかし、母子家庭という設定は全く意味がなかったな。



自分だけお弁当を持ってきてないシーンであっ…(察し)と貧乏だと読んだんだけど、一軒家に住んでるし、寧ろ富裕層っぽくって、母子家庭なのに料理も出来なければ部活熱心という謎設定。



母親も娘に服やシューズを買い与え、昼間から暇そうにしている。ホームワークで高収入の仕事に就いてるんだろうか…




バスケシーンも、スラムダンクのパロディはともかく、ライターがバスケ知らないのかな?というシーンの連続…(後半なんて学園要素0で、バスケバスケだったのに…)



単に設定が甘いだけかな?




とはいえ今のところ、一番面白かった。


評価C
65点













▼ここまでの評価としては、王道ラブコメだった本家トゥハートと違って、かなり日常モノに寄せてるんですよ(シュールを売りにした日常系とはまた別)








キスシリーズよりも更に日常寄りで、悲劇などのストーリーが大きく動くシーンが全く無く、本当にただ雑談と日常シーンのみで展開する。





ヒロインは多いけど、横のつながりが濃かったトゥハートシリーズと違い、ほぼ全員他人で、他のヒロインがシナリオに絡むシーンも殆ど無い。



なので、トゥハートのような青春群像劇っぽさもない。



もっといえばオマージュにも拘わらずトゥハートっぽさもない







プレイする人間はエヴァリースサガにロマサガを期待するが如く、マルハトにトーハトを期待するだろうから、ここが評価を大きく分けるだろうけど、私は意外にも気に入りました。





プレイすればするほどハマる。シナリオは単純だけど、ギャグはクスっと来るしね



今後もコンプまで遊ぶでしょう









▼では逆に、明確にダメな要素は何かというと、演出の異常な弱さ




まず吃驚したのが、このゲーム、なんとBGMがたったの一種類だけなんですよ。




一応、主人公が事故死しそうになるような緊迫シーンもあるにはあるんだけど、それでも何故かのんびりした音楽が流れてる





主人公、死にそうだったのに








前記の、マリカが国に帰ってしまうシーンでも、そう。








これは明確なミステイクで、なんと3人クリアしても、使われてる音楽は最初のたったの1曲のみ(ED除)

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こうなると、他の音楽はむしろどこで使われてるんだ!?と気になっちゃうね









バッドエンドでは高島 渉というボイスコが下手な歌(歌唱力的ではなく、ギャグ的な下手さ)を歌ってるんだけど、それ含めてもたったの3曲という異常な少なさ




ファミコンのADVでさえ曲数は結構あるので、これには愕然とした









▼そして絵と画像が全く違うシーンが、かなり多いんですよ。


夜なのに背景が昼間



公園なのに高台


ハイネックなのにブラウス


制服なのにジャージ…







羅列するとキリないくらい。




愛海とのデートシーンで、私服がスチルでいきなり制服になるし(学園シーンの使い回し)、笑ってしまった。


ここまで立ち絵があるならスチルも描くべきでしたね…








作画も数人で描いてるのか、やや不安定。


頒布版ジャケットの顔とも、また別人

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でもそれは一般ゲームにもいえることなので、違和感を覚えるほどじゃなかった。それに基本上手いしね














▼トゥハートをオマージュしつつもかなり違う方向性だけど、今のところかなり面白いです。






恋愛要素が薄い事や、主人公が時代劇みたいな口調(徒然チルドレンの本山みたいな)であることなどはプレイヤーを確実に選ぶが、おすすめの良作ですね。


フリゲでいうと、夏色エンジェルとかが好きな人は、ハマるんじゃないでしょうか。





2018年05月25日

○○Heart(マルマルハート) ファーストインプレッション 往年の名作をパロディしたゲームは、名作になれるか

激しくどこかで見た面子
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▼○○Heart(マルマルハート)をプレイしてます。




まず最初に本作の元ネタの解説が必要でしょう。




90年代ゲームに没頭した世代には常識でも、最近のユーザーはまず知らないでしょうが、これは、昔流行ったTo Heartというゲームが元ネタになっています。


oを○にしただけというのがまた強引なパロディで笑ってしまう







▼その昔、葉鍵系というゲームジャンルが流行り、その筆頭だったTo Heartも飛ぶように売れました。



なんとプレイステーション版To Heartは、販売戦略として当時人気イケメン俳優だった京本政樹をイメージキャラクターに抜擢し、テレビCMや電車内の吊り広告まで出していたのですよ。






恐らく、トレンディ俳優(これも古い言葉)の京本を使って、オタクゲーム的な側面を消し去り、一般に普及させる狙いがあったんじゃないかと(2の社長インタビューでもそのようなことを言っていた)








京本のギャラだけでも高額だろうし、これはギャルゲーの市場規模、販売戦略としても多分前例が有り得ませんでした(余談だが2のイメージキャラクターはマギー審司、リメイクは板尾創路)





現在でもそうだが、美少女ゲームのイメージキャラクターは美少女であることが殆どだからです。(例外的にsonataの錦野 旦などもある。ギャグで)




普通はアイドルや、声優。なのでこのインパクトは絶大だった







だが悲しいかな、そんなセンセーショナルだった名作も、時代の流れで完全に消滅してしまった。









▼一番悲しかった事件は、某大物youtuberが、一番人気キャラクターのマルチをモチーフにしたマルチーというバーチャルyoutuberを作ったが、本人の期待を他所に大コケしてしまったことかな



理由として、そもそも最近の若い層はマルチどころかTo Heartも知らないと真面目に分析していたが、90年代世代の私は納得しつつも愕然としたものだ

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メイドロボというキャラクター設定自体は更に昔からあるが、定着させたのはマルチだろう



流行らせたのがマルチといってもいいかもしれないですね。当時マルチの後に、それを模倣したキャラクターが乱造されたのですよ。しかも、ゲーム以外でもね。それだけ、影響力が強かったのですよ。



人間とロボット、アンドロイドの違いとは、恋愛とは……なんていうネタまで引っ提げてね。





だがそれも今は昔。最近のユーザーは知らない









まあそんな、かつての名作が元ネタになってるわけです。










▼ではそんな強引なパロゲーの内容はどうか。表面だけパクっただけで、ありがちな質の低いパロゲーなのかというと…



これがまた、絵も綺麗だし、意外や意外、非常に丁寧に作られているんですよ









ストーリー、設定、キャラクターはもうパロディというかパクリなくらいTo Heartをモデルにしてて、一言も喋らないお嬢様の先輩とか、マルチをパロったアルトが登場したり(このネーミングの雑さも面白い)、羅列するとキリがないほど


アイコンのドット絵までもが、ロックマンのパロディ








クローンゲームではないけど、製作のノリはそれに近かったのかも





フリーゲーム、同人ゲームというのは、有体にいって好きな物を作るので、どんなゲームでも少なからずパロ要素があるのが普通だけど、ここまで何から何までパロディパロディなゲームも珍しい








パロディって、設定やセリフをそのまま使ったり、雑で浅い事が多いんだけど、本作はちゃんと設定を拾ったり、アレンジもしているので、好感触











▼そんな感じでパロネタが滅茶苦茶多いことが長所であり短所でもあるんだけど、重要なポイントとして、元ネタが古過ぎて当時のユーザーじゃないとまず分からないんですよ





例えば主人公が「朝だよ〜。朝ご飯食べて、学校行くよ〜」と言うんだけど、これはTo HeartのライバルメーカーのゲームだったKanonのセリフ。




当時のユーザーはなんでここでKanonなんだよ(笑)と笑えても、最近のユーザーはそれも当然分からないので、笑う事ができない。



今この文章を読んだ時点でも、ネタが分からないので、別に普通のセリフじゃん?と思った事でしょう






このように、もう滅茶苦茶にパロディが多い、かつ古いので、最近の若いユーザーではプレイしても意味不明な部分がかなりある




そこに笑えない、だから楽しくもない



それが、プレイヤーをかなり選ぶんじゃないかな(パロネタが膨大なだけにね)







そもそもTo Heart(特にTo Heart2)自体がもうこれはパクリだろってくらいにパロディを多用したゲームだったからね。まさかこんなところまでパロディするとは思わなかった
















▼ゲームシステムもこれまた懐かしいマップ上のヒロインを選択して好感度を上げていくタイプのゲームで、細かいところまで本家をパロディしてる









お約束の、寝る前のモノローグもある。


ただ本家のように主人公が雑学を披露したりもしないので、余り見るべきのない要素かな。












▼本作は、2015年のコミケにてスタジオわさびが頒布したが(今回DL化)、かなりクオリティが高いのに無名や無名、なんと検索しても公式HPとツイッターのたった2件しかヒットしないんですよ。



スタジオわさびについても、ニコニコのログが少しあるだけ。ツイッターもたったの5ツイートで、後は完全放置。



普通誰かしらブログとかにレビューや感想を書いてるものだけど、それもなし。恐らくここが初めて記事を載せたブログでしょう。まさに、隠れ過ぎた良作ですね。



私はコミケには行った事がないんですが、こういう事例を見ると、まだまだネットに乗らない、隠れた良作が多くありそうですね…






▼なんでも略称は丸鳩みたいで…


これも東鳩が元ネタ



昔、東鳩と聞い製菓メーカーではなくギャルゲーを連想した奴はオタ、なんてネタ(遊び?)が流行ったものです。




今後プレイしていきます。



2018年05月23日

ハッピーエンド・シンドローム レビュー感想 ナンセンスですぞ

バッドエンドを回避するゲーム








これだけ聞くと往年のゲーマーはこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO




最近のゲーマーはラジアントヒストリアを思い出すことだろうが、実際にはゲーム性はそれより遥かにシンプルで、まるで違う世界観のオムニバスという点に於いてはライブ・ア・ライブに近いんじゃないだろうか(流石にあのような主人公ズ集合とか、ラスボスの正体が〇〇ってなスケール観はないが)









▼初回は強制バッドエンドになってしまうので、その後違う行動を取り、主人公と物語をハッピーエンドに導くのがゲームの目的

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4話からはエンド分岐もあり、ハッピーエンドと言いながらも、初回とは違うバッドエンドになってしまうのもよかった













▼全7話で、ここまで世界観の違う話が入ったゲームも珍しい





片思いしているクラスメイトへの告白に失敗した恋愛


滅びた地球と人類を救うSF


犯罪者に人質にされ殺された妻子を救う刑事もの


魔王に全滅させられた勇者のRPG


洋館で謎の殺人鬼に次々と人が殺されていく猟奇殺人……





ジャンルが多岐に渡っている


どれか1つは気に入る話があると思う





そして各章に登場する謎の少女の正体が明かされる7話……











▼6話のみ1話の続きで、ラストで付き合うことになったヒロインとのその後が描かれる

守りたい、この笑顔

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アレッ!?

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ほうほう、なるほどなるほど

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バッドエンドは連鎖するわけか。




にしてもかなり唐突なヤンデレ発症。無理矢理すぎて安っぽい展開かも。













▼全ての話をクリアすると、この世界の謎が解け、ストーリーの先々に登場する謎の少女の正体が分かるのだが、オチとしてはかなりありがち…というか既にこの設定を使っている作品が多数存在するので、多くのプレイヤーが既視感を覚えるんじゃないかなあ。


でもハッピーエンドは、本物のハッピーエンドのような、イミテーションのような、奇妙な感傷があった










NURO光 キャッシュバックキャンペーン












評価C
60点


少女の正体や世界観設定はありがちだけど、オムニバスは今時珍しいのでは。


キャラは可愛いからライムが、ハッピーエンドは優しい結末の2話がお気に入り。




2018年05月16日

ワンルーム・エンディング レビュー感想 ワンルーム何処(ネタバレ)

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▼女子高生が家庭教師の大学生を我が物にしようと殺す、典型的ヤンデレゲー。


このジャンルで、女のほうが主人公なのは、珍しい


大抵は殺される側の男だから














▼ワンマップを調べ、殺人に必要なアイテムを探す。同時に、先生との思い出を回想していく…

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そんなよくあるヤンデレゲー…









…に見えて、真相が別にちゃんとあるのが良かった。






本質は女子高生の片思いと、心霊ミステリ
かな










使い古されたヤンデレゲーに飽き飽きしてたので、このオチはいい。














▼そんな感じで、ワンマップで探索も簡単なので、15分もあればコンプできるし、絵も綺麗。トータルでもいいデキなんだけど…








悲しいかな、これ、






全部「誰そ彼と文」の焼き直しなんですよ








ネタバレせずともプレイした人は、序盤やこの一文だけでオチが分かってしまうだろうけど、真相まで辿り付く流れや、それに伴い主人公の取った行動、何から何まで、全部同じ。


先生の正体も、前作の○○と同じ。年上の男性と年下の女性ってのも同じ。




手紙を届けるというキーワードまで同じ

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スクショ_No-0010.jpg








流石にこれはちょっと…と思ってしまった。













▼前作にはなかったアニメっぽい絵柄の顔グラも可愛いし、掌編ながらにスチルも多い。



絵は今作も非常に綺麗で、独特のタッチで魅せる

スクショ_No-0012.jpg
(一瞬、指が6本あるように見えてびびった)









あやめが先生をバットで殴り殺そうとするシーンは、突然だし迫力あったね



















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評価D
50点



同じ題材にしても、ここまで何から何まで同じというのは前作プレイヤーには先が読めてしまうし、ネック


次があるなら、もうちょっと違うものでもいいかもしれないですねぇ…




前作未プレイヤーにはおすすめです。









…閑話。



「あやめ」って「殺め」がネーミングなのかな。






2018年05月13日

BP1200 レビュー感想 ホホホホホ

青年が森の中を歩いていく中で様々な「不気味なもの」と遭遇する…というホラーゲーム





ゲーム性は単純明快で、ただ森を探索し、「不気味なもの」から逃げるだけ







メニュー画面すらない思い切りの良さで、クリアまで10分程度なのでサクっと遊べたが、これがなかなかに怖い。





深夜の真っ暗な森の中を、懐中電灯だけで歩く不気味さがじわじわくる。





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最初に見たのはくねくねエンドだったが、プレイ開始1、2分でまさか画面を落とされるとは思わなかった


余りに早いデッドエンド。身構える前だったので、これは怖かった
































評価C
60点





3つの元ネタはネットで有名な怪談のくねくね、渦人形、邪視



これらが好きな人にもおすすめです


2018年05月06日

ぼくらはあの時、あの島で レビュー感想 サバイバルレディ(ネタバレ)

見知らぬ島で目を覚ました少年。


水を求めて歩き回ると、同じ境遇の少女に出会う。


二人は記憶を失ったまま、島での生活を始めるが…





▼レトロなキッズアニメ風の絵柄が可愛い


ウチチャン&ニャチャン恒例の、スチルでの急激な老け込みもある
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▼男女が無人島で生活するゲームといえば「サバイバルキッズ」「無人島物語」(このブログを見ている皆さんくらいの世代だと、知らないゲームでしょうね…)だが、本作は恐竜や架空の果実が出てきたり、ファンタジー要素が強い。




サバイバル要素は薄めで、主人公・ノワと、ヒロイン・メルテウスの交流がメイン



このタイトルだが、実はシナリオのコアは無人島を脱出してから









最初は近付くなといっていたメルテウスとも、より近い距離で就寝するようになる



島からの脱出を試みた筈の2人だったが、つい居心地の良さを感じてしまっていた




だがやはりこのままではいけないと思い直したノワは、メルテウスにそのことを告げるのだが…







次の朝目を覚ますと、そこにメルテウスの姿はなく、病院のベッドの上。



背の高い、逞しい少年だった筈の自分は、小さな子供の姿になっていた…
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一緒に運び込まれた患者がメルテウスだと気付き、慌てて駆け寄るのだが…










そこには焼け焦げて全身包帯の彼女がいた…

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瀕死で、もう喋る事も出来ない。だが「あの島」でなら話せる。そしてもう1度気絶すれば「あの島」へ行けると直感する
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(死にそうなのにでかいな)





階段からダイブし、自らに大ダメージを与えるノワ…


再度「あの島」へ行くにあたって、妙に実践的な方法が出てくるのが、ファンタジーなのにリアルな展開だ。





……

いやあ〜〜……

勇気あるなあ〜〜…




よくここで死ななかったね。




エンディングでも、ピンピンしてるし。















▼うーん……





無人島の正体が、現実世界で気を失っている2人の夢の世界ってのはありがちだが、何故同じ夢を見ているのか?という設定が悲劇的に描かれてるのがなんとも切ない…




この流れだと「きみの夢をみている」のように、なんやかんやでハッピーエンドになるのが普通だが、本作はそのようなご都合主義にもならない。






かなり絶望的で救いが無いエンディングだが、主人公とヒロインが前向きで、ひと筋の希望があるラストシーンなのはとてもよかった。安易なハッピーエンドにしなかったのは正解。



ラストから、現実では有り得なくなってしまった綺麗な身体での「おわり」までが泣ける。

BGMも、何かが終わったような、始まったような、奇妙な気分にさせられる
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ゲームのEDでこういう気分になるのって、滅多にないね。







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評価B+
70点



とても良く出来たゲームでした。この題材なのに、恋愛もの、ギャルゲーにしなかったのは英断。



15分くらいで終わっちゃうので、孤児院や恐竜の設定が全部スルーだったのは残念。もうちょっと膨らませられたかも。


ノワも大怪我で入院したのに孤児院が無関心だったり、明らかに闇の深い育ちなのに、それもスルーだしね。





▼しっかしメルテウスは、少女とか女の子と表現されてるけど、子供だったノワと違って現実でも21歳なんだよね…





夢の世界だと子供っぽかったけど、現実世界では「お姉さん」を通り越して、ぐうの音も出ないほどの聖人過ぎる…




普通なら自分のやったこととはいえ、ノワを恨むよなあ。



孤児院育ちの痩せっぽちと、全身大火傷の障害者女性…




ゲームなのに、エンディング後の2人が、生き辛い現実を乗り越えられるか心配しちゃうね…

( ´Д⊂)


アリスは水の中 レビュー感想 時をかける姉

13年前に事故死した少女アリス。主人公はそれに負い目を感じ今まで浮かばない生活をしてきた。13年目の命日の日、見かねた姉が渇を連れ出し事件の真相を調べていく。
13年の時を越え、明らかになった真実とは?
少し不思議で切ない探索系恋愛ADV、開幕












▼ヒロインの義理の姉ましろと一緒に、13年前に事故死した幼馴染、アリスの死因などを解き明かすADV




推理要素はほぼなく、ヒントを元におつかいするだけ。クリアまで、30分程度。















▼ましろがなかなか可愛いヒロインなんだけど、衣装も翌日になるとちゃんと変わるのは、芸が細かい。




主人公が18歳なので女子大生かと思ったら、まさかの23歳だとは…
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こういうゲームのヒロインとしては結構いい歳お姉さんだね!







15、16のヒロインが多くを占める中、23歳とか…








イケルやん!
















▼謎解きモノとして見ると、いくらなんでも13年も前の記憶やデータを余りにあっさり聞き込み出来たりご都合主義が目立つが、あくまで探索系恋愛ADVなので、こんなものじゃないかと。






アリスはどうなったのか?ましろの正体とは?



という謎は、ネタバレするまでもなくお約束だったけど(ましろのヘアピンは露骨かも)、いい感じの結末でした。


















▼欠点は極度に一本道で、自由度が低すぎることかな。


何せ島の住人も、クリアに必要な聞き込み対象以外は、会話すらできない


クリアに必要な事以外は一切何も用意されておらず、遊びの要素が無い。


反応も薄い。ましろを連れてる時に自室を物色し、下着を漁っても、何も言われない。

あのキャラなら、主人公を変態扱いしたり、からかうでしょ。











▼バグまでいかないけど、バグ未満のおかしな部分も多いかな。


建物にめり込んじゃったりね。



駄菓子屋の二階に浸入する、怪盗姉弟


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評価D
55点




取ってつけたようなグラフィックや習作っぽさが目立つので、今後の技術向上が楽しみです。



しかし、ましろは毎日主人公と一緒に島をプラプラしてるが、仕事は何をしてるんだろう





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