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2018年04月29日

EvaliceSaga ファーストインプレッション クローンゲーム、二番煎じとは異なる良作












▼開発が始まったのが2012年という話なので、同人ゲーム史上としても非常に長い開発期間となったエヴァリースサガ、略してエヴァサガ




完成版がいよいよ公開されたので、プレイしました








長編ゲームなので、攻略後の総評、レビュー感想はのちのちやるとして、ファーストインプレッションを










▼まずびっくり。すげえクオリティだ。



スーパーファミコンを思わせるグラフィックに音楽、ドットムービーにいきなり感動





そうなんだよ、これなんだ。





スーファミ時代のゲームって、デモ画面で本編中の映像を流すのが普通だったよね。



PS時代もまだこの演出があった。「バイオハザード」とか



まだ仲間になってないキャラが戦ってたり、これからこいつらが仲間になるんだな…とワクワクする











▼ストーリーは箱入り娘の暴れん坊お嬢様が、家出をするところからスタートする王道モノ。




まあ言うまでもなく、本作はサガシリーズをかなり激しくリスペクトしているんだけど、サガっぽさは凄いね。



細かい演出までサガっぽい




戦闘中にお約束のピコーン!をしたり、サガをやってるとニヤリとする要素も多い
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▼バトルはシンボルエンカウント。フィールド上の敵アイコンと接触すると戦闘開始。

戦闘したくなければ、避ける事も出来る










▼マップも親切で、右上にミニマップと踏破率を掲載しているので、迷うこともなく、サクサク探索が出来る








▼スーファミ時代のスクウェアを思わせる、サイドビューで、武器でザクっと斬るタイプの戦闘画面が、なんとも懐かしい







逆に、3Dに慣れた最近のユーザーには、かなり新しい気持ちでプレイして貰えると思う




ワンボタンで選択可能なので、テンポよく展開していく










▼音楽もいい。ただ何故かサガではなく、FFに似てる。














▼やってて思うのが、見た目はスーファミそのものなんだけど、親切設計は今風で、とてもプレイしやすいんだよね





ユーザーフレンドリーで、コンフィグでプレイヤー好みの設定に出来るけど、足音を消すことも可能。走るとちょっと煩いのでこれは嬉しかった(笑)





これまでのストーリーや次の目的が確認出来るので、迷うこともない。



この機能のお陰で、久しぶりにゲームを立ち上げても、すぐにリスタートできるね。














当社ならMarubeni光の新規申し込みで、[ファミリー:33,000円/マンション22,000円]のキャッシュバック!




















▼昔ながらのRPG特有のワクワク感があって、面白いです。


ただのサガっぽいゲームでは終わってません。



レトロゲーム風RPGでは、頭一つ抜きん出たゲームじゃないでしょうか。



おすすめです。










余談:開発者クレジットに、山口という苗字だけの人がいて、タイムリーすぎて笑ってしまった




Key、久々に本気を出す。Summer Pocketsレビュー感想

▼最近のゲームユーザーはまず知らないでしょうが、90年代後半から2000年代初頭にかけて、葉鍵系という言葉とジャンルが流行りました



リーフとKey。2つのゲームブランドをまとめてこう呼んでいた




2000年代当時、王者だった「ときメモ」や「サクラ大戦」が既に衰退していた事もあり、この2強でギャルゲー業界とエロゲー業界が回っていた




リーフはアクアプラスというCS用のブランドがあり、KeyはビジュアルアーツからCS移植を発売し、どちらの業界でも主流でした




当時は感動的なシナリオを売りにした泣けるゲームが流行っており、泣きゲーと呼ばれていました。



特にkeyのほうはこの泣けるの部分が色濃く、大昔に出た「kanon」の評価でさえ既に、エロゲーなのにエロが蛇足、エロがいらないとまで言われていた





熱心な信者が、「CLANNADは人生」




いい加減クラナドをエロゲと勘違いしている奴うぜぇ
エロゲじゃないし
ゼロの使い魔の方がよっぽどエロゲ

俺はクラナドキャラには萌えなんて感情は抱かないけどストーリーに魅入られた






という迷言を生み出すほどには、エロはいらないと言われていた




そのくらいストーリー、キャラクター特化型ゲームシリーズだったわけです





そんな今ではありえない時代で、テレビアニメ化や映画化など、メディアミックスにも成功していた




そう、エロゲーが映画化です。
(全年齢)



RPGでいうエニックスのドラクエと、スクウェアのFFみたいなものかな。凄い勢いだった(スクウェアとエニックスは、元々別の会社だったんですよ)










▼リーフの代表作は、「トゥハート」、「ホワイトアルバム」、「雫」、「痕」


Keyの代表作は、「Kanon」、「AIR」、「クラナド」







どれも有名ですね





…えっ?1つも知らないって?




まあそれもまた、時代…



移植はされていても、「クラナド」でさえ気付けば大昔のゲームなので、当然でしょう




何せオリジナル版はWindows98から対応、最初の移植がPS2ですから…




某大物youtuberも、キッズが「トゥハート」とマルチを知らない事に、時代を感じてたしね…
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マルチを知ってる人は知ってる人で、「古過ぎだろ!」と反応するとも言っていた…








▼まあそんな具合に、時代の激流には逆らえず古くなってしまったリーフもKeyも、徐々に衰退していった



今回は、そんな鍵をメインに触れます










▼鍵は、目立ったヒットが無いばかりか、売り上げ的に爆死することも増えました。



得意だったメディアミックスにも失敗するようになり、アニメ「AIR」の円盤売り上げが25000枚だったのに対し、「Rewrite」はたったの1800枚に終わった



コミケのジャンルコードから外れるなど、コミケが育てたブランドとしては、結構致命的な出来事もありました



これについてはコミケに詳しくないが、かなりの事件だったらしい



話としては分かります。



これまで、「特別枠」だった葉鍵が、「その他大勢」、「有象無象」にまで落ちた訳ですから…



しかもこの時、新設されたのが、「艦隊これくしょん-艦これ-」……



1つの時代が終わり、1つの時代が始まった瞬間でした







▼かくいう私も、リーフは「トゥハート2」、Keyは「クラナド」以降のゲームは、全くプレイしていません



なんか違うなというか、やる気がサッパリ出ないゲームばかりだったんですよ




少なくとも「Kanon」から続く、Keyの王道からはずっと外れてた



更にいえば、前身であるタクティクスの、「ONE~輝く季節へ~」からも外れてた














▼そんな、完全に忘れていたKeyから、黄金期のKeyを思い出すような、新作の体験版が出ました






それが本作、「サマーポケッツ」
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(露骨に「AIR」を意識したイメージビジュアル)




略して「サマポケ」



田舎町を舞台にした、少年少女のひと夏が描かれる








流石に「クラナド」から15年近くが経ち、エロゲと勘違いされることはないだろうけど、一応補足すると、全年齢




まあ、そもそも最近のゲームユーザーはkeyを知らず何のイメージも持ち合わせていないので、勘違いする理由がないか…


それもまた、時代の流れ







▼体験版の感想を、ネタバレなしで結論から言うと…





これがまた、妙に面白いんですよ




Keyの旧作を思わせるセルフオマージュや、夏を連想させる音楽、美麗なCG、キレのいいギャグ、どこを取っても近年のADVで一級品



主人公は親戚の家に滞在することになるが、またいとこの加藤うみ、叔母の岬鏡子との会話が面白くて、笑えます



特にうみとの会話は一番面白くて気に入ってるので、シナリオにはかなり期待





これもkeyのゲームをプレイしたことが無い人は驚くでしょうけど、「クラナド」は、登場キャラほぼ全員にシナリオとエンディングがあるという、ありえないほど気合の入った大作だったので、「サマポケ」にも多分サブキャラルートがあるでしょう







▼中でもやはり、ノスタルジーを感じる描写がいい



ギャルゲーというより、寧ろ「ぼくのなつやすみ」っぽい





波でビショ濡れになって裸で帰ったり、子供達と一緒にザリガニ釣りをしたり、知り合った友達と秘密基地で卓球したり(しかもミニゲームとして実際にプレイできる)、舞台である、夏の海辺の田舎町を最大限に生かしてる




移動が、倉庫でホコリを被っていた原2のスーパーカブなのもまたいい。

わざわざ原2設定にしたからには、ヒロインと2人乗りするシーンがあるんでしょう



「AIR」は田舎でも、田舎特有のイベントや、こういうジュブナイルっぽいノリは無かったからね



これは、「AIR」の主人公がとっくに大人(22歳)で、しかもエロゲギャルゲには珍しい、終始クールなキャラだったことが理由でしょう。



逆に、「サマポケ」の主人公はまだ高校生なので痛いくらいにハジける






▼その反面、これまでのシリーズにあったSFファンタジー要素は、バッサリカットしているようなので、そこが評価を分けそう。王道っぽいし、余りネタバレになるようなネタもないんじゃないかな。



絵も従来の樋上いたるではなく、複数の絵師が描いてるので、キャラが集まると纏まりの無さが目立つかな



でもkeyゲーにいたるが絶対条件じゃないことが、これをプレイするとよくわかるね





▼最も時代が変わったなあ…と思ったのは、絵でも何でもなく、ヒロインに知ってる声優が1人もいない


経歴を見ても、それすら知りません



唯一知ってるのが、白石稔。でも主人公の親友とかではなく、ヒロインの祖父役…




ここ数年で、こういう風に声優を1人も知らないことがデフォになりました




私の関心がもうとっくに薄れてる事もありますが、それでも数年前までは、あ、このキャラはあのゲームに出てたな、くらいは分かったのですよ


でも今は、それすらもない。声優が、新人の使い捨てになったことが理由でしょう




能登可愛いよ能登とか言ってた人たちはどこに消えたんでしょう。





能登はもう可愛くないの?






そもそも能登はまだいるんでしょうか…





このゲームにも、「AIR」→「クラナド」の緑川光みたいに、1人は昔懐かしい人が欲しかった






▼発売は6月と夏にはまだ早いけど(「AIR」も9月だったが)、良作の予感がします。



かつてのKeyが好きだった人も、最近のゲームユーザーも、プレイしてみては




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▼そういえば、京アニでアニメ化も決定しているが、放送日が未定なんだね。


プロモーションを考慮すると発売時期を合わせるのがベストなんだが…(プレステ版「トゥハート」みたいにね)


これも、昔はゲームとアニメが大抵同時期だったような気がするなあ…



「サマポケ」アニメの放送時期は、PS4移植の際と予想







※後日追記

移植はスイッチとのこと。これは誰もが意外だったのでは?

携帯モードで遊べるので、歓迎しています。


2018年04月28日

まほろば商店街 たそがれ金魚堂 レビュー感想 明治大正風、あやかし怪奇譚

▼畠中恵に影響を受けたのかな?というような、人間と妖怪が共存する町での一幕が描かれるゲーム



世界観は明治大正っぽいが、一般的な電話もあるし、そもそも背景が今のものなので、多分現代








▼美麗な実写背景もマッチしてる




でもキャラ絵は上手い割に、カイジみたいにアゴがトガりすぎなのが気になる。









▼ストーリーは金魚堂の小間使いの少年、コマが、まほろば商店街に関わる人間やあやかしたちの事件を解決していく、といった内容





ツンデレで最後は優しい先生とか、セイウチの清一さんとか、キャラも立ってる



非常にベタな設定だが、くるみ割り人形など、実在の物語をモチーフにしたストーリーが面白かった


小説ではなく、バレエ、詩集も出てくるのは珍しい



読書家が好むような話もあり、ビブリオというより、ビブリア寄りかもしれない。













▼結婚が決まった、令嬢のまりえ。



本人も幸せそうでめでたい話なのに、何故かその事に納得していない、まりえの幼馴染、雛

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果たして雛の正体は…





この真相からグッドエンドまでが、なんともいい話だ




正体を妖怪だと予測していると、やや意外な結末かもしれない










▼問題は通常画面が明るい事もあり、バックログが途轍もなく見づらいこと



グレーとターコイズブルーってどっちも地味な配色だし、もっと気を配って欲しかった。













まずは無料で相談!【キャリアスタート】












評価C
60点



王道で面白かった。


和風あやかしモノが好きな人はハマるんじゃないでしょうか。


続編も出そうです。










しかしアレですね。



このシーン、ちょっと怖かったけど…

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9割コナンの犯人やんけ!!

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ダアトの神〜abyss〜 レビュー感想 人助けが趣味なんだ

▼前作ダアトの神のファンディスク的内容



チュートリアルは一切なくダアトの神をプレイしてないユーザーには、ホモゲーだけにちんぽんかんぽんなゲームなので、気になる人は前作からやってみては。かなりの良作なので、おすすめです












▼そんな前作のキーキャラクター、エリダとセフィのショートストーリーを2本収録


アイコンを動かすと画面が変化する、オサレなキャラ選択メニュー。グラフィックは今回も凝ってますね

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エリダのみ3ルートに分岐し、セフィはかなり短い掌編でオマケのオマケって感じだが、内容的にはセフィのほうが面白かった。






神になるために触手プレイを強要させられるが、最後にはその気になるセフィ…



触手は嫌いだがこれはよかった。








でも…






でもね…





秘部を触った事ない女とか、ぜってーウソだわ(セフィのキャラ的にも)
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そうこうしている間に草)








そんな女、ダアトの神よりファンタジーですよ!!












▼エリダ編は選択肢により3ルートに分岐するが、ルートによってヒロインが変化する、凝ったつくりとなっている(「3つに分ける」というセリフの通りかしら)



前作でも妹か弟を選べたが、今度は3人だとは、面白い









▼少女期はガサツながらも、大人の女性になる展開が良かった…

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筈なのだが、まさかのオチで、全ルートホモだとは











全部ホモじゃないか!!(驚愕)























【オトナの女性向け・声優ファン必聴】スマホでドラマCD・シチュCDが聴けるサービス「ポケットドラマCD」

















評価C
60点




スチルも多く、ファンディスクとしては気合が入った内容でした。




ネネルも謎が多いままなので、次も出そうな気がします







2018年04月26日

Liebe ーリーベー レビュー感想 劇薬の代償

冴えない僕は明るく人気のあるクラスメイトに心惹かれていた。
彼女の心を自分のものにしたいと思う一方、告白する勇気もない。
そんなある日、怪しげな後輩から呼び出され渡されたものは
「彼女の心を自分のものにできる」粉だった。









▼冴えない非モテ男がクラスのマドンナにホレ薬を使う



だがそこには、思わぬ落とし穴があって…










▼コンプ15分の掌編。2つEDをクリアしたら3つめが出せるけど、1,2つめのブラックな結末に反してまさかの爽やかストーリーにちょっと驚き。







謎の清涼感で終われます









▼ヒロインは2人いて、ホレ薬を渡してくる後輩の梓沙のほうが好きだった


好意のある主人公に何故かホレ薬を渡した理由とか、ヤンデレヒロインっぽい
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でもいくら掌編にしても、バックボーンが無いんだよね、全く無い。




何故主人公を好きかとか、ホレ薬の存在自体も、1つも理由がない。

























評価D
50点




15分で終わっちゃうけど、この構想で1時間くらいのゲームにしたら面白いかもしれないですね。

2018年04月24日

アナタイロ列車 レビュー感想 大人のジュブナイル(ネタバレ)

▼気がついた時、男は列車に乗っていた



そこで出会った謎の女性アンヘルに、ここはアナタイロ列車だと告げられて…




▼セーブ機能なし、10分の掌編だが、故郷を捨て、都会の生活に疲れた中年男の悲壮感が滲み出てて、切ない一作だった。とても感傷的なゲーム。



田舎の駄菓子屋やラムネのビー玉、回想のジュブナイルなシーンは泣けるね。




▼中でも一番悲しいのは、かつて少年か青年だった男が、故郷を捨て、都会に出るエピソード


やっとの思いで10万円を貯めるが、いざ封筒を開けると、入ってたのは15万円。親心だったんだろうね…
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しかしこれ、時代設定はいつだろうね。10万円で上京とか今では不可能だ(駄菓子代で10万ってのも変だが)。



ラムネも、昔のビンは開かないんじゃないかな(多分)






▼アンヘルは名前そのままの正体だし、列車がこの世とあの世の境目で、主人公が自殺に失敗した男というのもベタだけど、王道の良さがあった。


ラストのビー玉を踏んだ男は、その後どうしたんだろうね。


単純なハッピーエンドではなく、なんともいえないオチなのも、また良い。








評価B
70点



「あの夏」などにも言えるように、絵は萌え系で可愛いのに、哀愁がある、良いゲームでした。


元ネタは多分「第七号車」なので、あのゲームが好きな人にもおすすめ。


「それじゃあ、またね。」にも通ずる部分があるが、「電車と心霊」というネタは誰が考えたんだろうね。

2018年04月22日

ママにあいたい レビュー感想 どう見ても精子です。

▼記憶喪失の主人公が目覚めるゲーム開始直後、なめらかにアニメーションする絵と、コミック調の演出が、いきなりクオリティ高い

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▼主人公は記憶喪失で両腕も自分の名前すらも無いので、セーブ画面もステータスも、何も無いんですよ

セーブしてもステータスはおろか、プレイタイムすら記録されない(多分、演出)

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記憶喪失なので、最初は全てが???

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▼脳味噌も無いので脳を手に入れるまで、セリフは平仮名のみで、周りの言葉も読み解けない(でも何故か漢字は分かる主人公。漢字が読めない演出のがマッチしたかも。セーブ画面も脳を手に入れてからは漢字になれば、尚よかった)
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これもう半分百鬼丸だろ







▼体の部位を手に入れて、徐々に人間に近付いていくんだけど、このパターンや舞台設定自体は結構見るけど、世界観の構築や表現力が高く、かなり引き込まれた








▼というのもこのゲーム、表現がめっちゃストレートなんだよね。ゲームの舞台からキャラ、ストーリーまでもね。





こういう退廃的なゲームって謎めいててメタファを使うことが多いけど、考察やネタバレの余地もないくらい、ドストレート







年齢制限は設けてないらしいが、まあ中絶や性の概念を理解している年齢からかな。




ホラーゲームではないが、ホラー演出があるので、そのくらいからじゃないかと。






▼中でも、どう見ても精子がウヨウヨ飛んで語りかけてくるのが、インパクト、大





カンシという主人公達を殺しに来る敵クリーチャーも、そのまんまなデザイン。

監視と中絶手術に使う鉗子のダブルミーニングだろうね





そんなどう見ても精子です。本当にありがとうございましたとカンシが、こちら






いい笑顔だなあ、おい

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▼ヒントが多いので謎解きは簡単だが(普通にプレイしてると見つからないと公式に書かれてる???も、偶然発見出来た)、このカンシに当たると即死なので、逃げゲーとしては、非常に煩わしかった



移動速度が遅い上にスキップもないものだから、何度もやり直した。


両腕が無いから走れないのかな?って思ったらイベントシーンでは普通にダッシュしてるし(笑)





お前走れたのかよ!!
って、笑っちゃった



よって、ダッシュはあってもいいんじゃないかと




▼トゥルーエンドのオチは、ああ、なるほどって感じだね。




ショウタ(生太)はママにあいたいと執拗に固執していたが、何故あいたいかには一切触れてなかったからね




「ママにあわなくちゃいけない」という使命感……目的はこれだったのね。

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そりゃ両腕毟り取られてもあいたいわな。散々人の兄たちを殺しておきながら、反省しましたーはい終わりーじゃあ、済ませられないからね






この前提で2周目をプレイすると、面白いね。








「ママにあいたい」は、赤ん坊たちの、母親への復讐の物語だったんやな…って













評価B+
70点


野乃ノ之(ノノノノって漫画思い出した)はこれが初製作らしいけど、とてもルーキータイトルとは思えない良作でした。エンディングコンプまで遊びます。




バグ報告が相次いでるように、かなりのバグゲーなのが残念かな。













▼余談だが本作は、「ほろびのゆりかご」と共通のテーマで、対極をなすゲーム…

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と見ましたね…















【あとがき】


この記事がブログランキングでゲームカテゴリ1位、総合1位に…



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私の書いた記事では、多分キミガシネ以来。フリゲ記事が人気ランキングに入ったのも、それ以来じゃないかと。


ママにあいたいは、2018年でもベストに入るヒット作なのでは?





その一時的なブーストでしょうが、フリーゲーム 優しい世界も、ゲームカテゴリ1位に…

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ちょっと思うところがあったのでネタにしますが…


ドラクエのブログは現時点で20000時間やり込んでいる経験を活かしたとありますが、ゲームはプレイ時間ではなく密度、時間の長さではなく深さだと常々言っている人間としては、その裏付けが取れたことにもなったかもしれないので、うれしいです。(長時間プレイを否定している訳ではありません)



私はそもそも最近流行りのゲーム機を持っていないくらい、普段ゲームをやらないカジュアルゲーマーですし、このブログで取り扱っているゲームは、短ければ3分ですから。




ママにあいたいも、1時間もあればトゥルーエンドが見れてしまいます。




でも面白いのです。





このあたりのゲーム性の核心は、今後も書いていきたいです。




ホラー短編集 レビュー感想 スーファミ〜プレステ時代のサウンドノベル風

5分で終わる掌編が3本入ってたホラーゲーム



ホラーゲームだが、シナリオは都市伝説、怪談寄り






古き良きサウンドノベル風で、平成初期〜中期のような雰囲気まである






着信音が○和音でピコピコ鳴る時代にあったような、古めかしいガラケーが出てきたりね

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(他の話にはスマホも出てくるが)








まあ、それはいいんだけど…








怖さは微妙で、オチも今一つかなあ。




淡々と語るばかりで、具体的にどこでプレイヤーを怖がらせたいのかもサッパリでした。































評価E
40点




ホラーゲームといえば、身構えて、油断したスキに怖いシーンが出るのが定石ですが、そういった演出も一切無いです。




もっと、間や緩急をつけたほうがよかったのでは。




2018年04月21日

放課後ファイティング★シーン!! レビュー感想 オサレゲスBLゲー

これまで色々なゲームをやってきたけど、開始2秒で笑ったのは初めてですよ
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――主人公の春日(ハルヒ)には、幼なじみの飛鳥(アスカ)と、
不良の帆風(ホカゼ)という二人の恋人が居た。

ひょんなことから二股をかけていた事がバレて、修羅場になる。

なんやかんやあって友人の月城(ツキシロ)の提案で、
何故か二人と同時に放課後デート(!?)する事になってしまう!

どうする春日!どうなる春日!!
果たして春日は、元の平和な日常を取り戻す事が出来るのか!?


外道クズ主人公総攻め三角関係修羅場ちょい病みゲスポップドタバタハイテンションBLギャグコメディー、ここに開★幕!!












▼「誰か助けて!クレイジーでサイコな女装男子に追われています!」はヒロインがクズだったが、今回は主人公がクズ





もうとにもかくにも外道クズでクズオブクズ。クズ中のクズ






ゲスの限りを尽くす外道野郎。







ストーリー要素はほとんどないんだけど、このゲスっぷりとギャグを愉しむゲーム。




コンプまで30分くらい。「誰か助けて!クレイジーでサイコな女装男子に追われています!」ほどのクオリティじゃないけど(あれは良すぎた)、笑えます。










▼グラフィックもポップでオサレ感があっていいですね。


派手な色使いで素材が加工されており、独特の世界観がある








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(アナ雪も裸足で逃げ出すくらい、ありのままの姿、見せすぎだろ)













▼攻略キャラは3人いるが、フったキャラのEDになるのも、結構新しい。




この珍しい仕掛けの影響で、狙ったキャラを1回で攻略できたプレイヤーは、ほぼいないんじゃないかな。










こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」














評価C
60点





笑えました。


エログロ要素は薄めなので、過激派に見えて、実は万人向けじゃないでしょうか。


嫉妬の剣 レビュー感想 嫉妬と愛(ネタバレ)

ほぼファーストインプレッションで書き切ってるけど、クリアした感想は……








終盤のストーリーが駆け足かな?






結構唐突に「これが最終決戦よ!」って言われて驚いた




リードミーにはED分岐イベントが中盤、プレイタイム5時間とあるけど、実際には分岐イベントで既に終盤、3時間〜で終わるでしょう。











▼分岐イベント以降は好感度もほぼ関係なくなるし、選択肢やスチルもEDまで無いので(サブイベにはある模様)、前半が面白さのピークだったかな




ちょっとHなシーンも、後半には無い














▼でも、総評するとなかなかによく出来たRPGでした





中盤からは戦闘の難易度も上がり、ボスはかなりの歯応えに。

HPが高く長時間かけてガリガリ削る戦闘になるので、もっと簡単でもいいと思う。




ザコも強いので、逃げるのに失敗すると2ターンでゲームオーバー。

しかも通路が狭く、回避できないところが多い。











▼嫉妬という斬新な設定により、ヒロインズの好感度を上げ下げすることで難易度が変わるのも面白かった。





好感度を上げると技の威力が増すのはありがちだけど、好感度を下げると増すのは結構画期的じゃないかな。





リア充破壊爆弾、リア充殲滅爆弾という攻撃をしてくるボスがいるんだけど、これもヒロインズの好感度が上がると威力を増すんだよね。



つまり好感度が上がると、難易度も上がる。




これも新しい










▼でも、このゲームタイトル「嫉妬の剣」がクセモノで、これ、伝説の武器的な奴だと思えば、キャレスの嫉妬攻撃の名前なんだよね。しかも奥義でもなんでもない。





そのくらい、このゲームはキャレスをメインヒロインとしているのに、明らかに一番空気なんですよ






何せキャレスだけ、敵勢力に宿敵が居ないヒロインなんだよね




だから他のヒロインが因縁の相手と対峙する見せ場も、キャレスだけ無し







名家を逃げ出し犯罪組織に入った兄ジーターを、フルボッコにするロッティ…



村人たちを生贄にし、村を滅ぼしたかつての同胞を諭すマリア…












だがキャレス、出番、無し!!!











シナリオ構造的におかしい…

ましてやメインヒロインなのに、何故だろうね…





もしかしたらパートナーヒロインに選ぶと、シナリオも変わるのかしら…









▼そして折角、嫉妬システムが面白いのに、ストーリーとマッチしてないんだよね。



ストーリー上でヒロインが別のヒロインに嫉妬するようなシーンが殆ど無いので、嫉妬をテーマにしたストーリーに見えない。




なんでも本作はもともとダブルヒロインで、三角関係モノだったらしい。



そこにロッティを後付けして現在の形になったそうだが、その改変によるミスマッチじゃないかなあ…





ラスボスが、嫉妬の感情を収集していたアクマ……というオチは面白かっただけにね。








▼そんな感じで、嫉妬という要素は面白いので、ストーリーと設定をもっと練って欲しかった。



人間がエルフを人身売買してた事とか、背景として存在しているだけで、ストーリーらしいストーリーが無いからね。







最後に勝つのは嫉妬か、それとも……というアオリほどの話じゃなかった





主人公も嫉妬攻撃がパワーアップした愛の攻撃を使えるようになるが、折角ヒロインと一緒に習得するなら、サクラ大戦みたいな合体技のほうが盛り上がった(実際、合体技を覚えるような流れだった)






ジュテームの再登場シーンも、真に心を通わせるようなシーンというには、かなり弱かった

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▼パートナーヒロインに選んだのはマリア。キャラクター性がかなり面白い。


天然キャラは色々あるが、嫉妬の感情が理解できない…まではベタだけど、他のヒロインとの幸せまで願い、最後の最後に嫉妬の感情を理解するというのは、結構新しい切り口なのでは

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フリーターからの転職なら【キャリアスタート】















評価C+
65点



良作だけど練りこみ不足なので、もっとクオリティを上げられたんじゃないでしょうか。



嫉妬システムは可能性を感じます




ED後を描いたゲームを作るかもしれないとのことで、期待。






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