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2017年11月30日

HORNER!!2nd レビュー感想 お手軽に笑える




【この部分にお好きな文章を入力してください。】













理想と現実。少女が選ぶのはどちら?

少女に理想と現実の選択を迫るノベルゲーム







という2つのアオリでもっとSF的なストーリーを期待したが実にあっさりした話







というかこれ、作者がやりたいのが明らかにバカゲーだろう







バズーカぶっぱなすシーンのシュールさに爆笑したよ。『それを、こう。』っぽいね、絵も上手い





開発時間3時間のうち2時間はここじゃないか







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お手軽に笑えるバカゲーだった


評価D
55点











ところでこのゲーム、プレイタイム3〜5分とあるが3分じゃ絶対にクリアできない



なぜならエンディングに歌があるから






こんなシンプルなゲームなのに容量がデカイからあるとは思ったが…






データの大半も歌だろうな(笑)

























































2017年11月29日

ゲームグッズの中古を探すなら、通販もいいがリサイクルショップにも掘り出し物がある話













最近は駿河屋だけではなく、ネトオクやネットフリマが常識になったのでゲームグッズを手に入れるのが簡単になったが、それでも店頭用の非売品が見付かるのはゲームとまるで関係ないリサイクルショップだったりする





FF10とKOF2000の非売品店頭用ポスターは、どちらも500円だった。それも額縁つき







こういう掘り出し物があるのはリサイクルショップだけだと思う






ネットフリマだと高額だが、リサイクルショップだと価値を分かってないのだろうか、激安で投売りされていることがある






他にも昔出たシングルCDなど、中古CDショップは1枚100円だが、リサイクルショップは10円からある(ただし保存状態はハードオフ以下)




おすすめです


キミキス pure rougeはゲーム原作アニメ史上最低の失敗作だった。ゲーム原作アニメの成功例、失敗例とは










HDを漁ってたら昔作った(と思う)コラ画像が出てきたんだけど、あのクソアニメよりこれのほうが面白いと笑ってしまった





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マジでなんだったんだ?あの意味不明で気持ち悪いサックスとか、妹が別人の妹になってるとか、ありえない改悪の連続は




そして原作と全く違うストーリー、キャラクター性なのに、主人公の「バイトして必ず会いに行く」という遠距離恋愛のセリフのみが、原作の結美エンディングを流用しているという更に原作をナメている、謎で最高にキモイ展開






更に原作ではそのままハッピーエンドで結ばれるのに、アニメだとヒロインの結美を捨てて摩央エンドというのも更にキモかった







原作とまるで違うギャルゲー原作アニメでは初代トゥハートがまさにそれだが、あれは凄い名作だった。




まるで違う展開なのに、プレイステーション版のOPのアレンジをそのままアニメでも使ってたから、違和感もなかった




今見ても凄い完成度だったな(原作スタッフは嫌いみたいだが)




ああいう「違っても面白い」成功例に比べると、キミキスは駄作の中でもトップレベルだった







もう随分古いタイトルだけど、今後これを超える駄作はない気がするな







そういえばレコラヴはアニメにすらならなかった。キミキス、アマガミ、フォトカノ、全部アニメになってるのに(TLSSもOVAがある。物凄い低クオリティな)





ディンゴも倒産したし、もう可能性はないんだろう。販促アニメを作っても、あの舐めた売り方じゃ、結果は同じだったろうなあ

2017年11月28日

さむいふゆ レビュー感想 たった1枚なのに切ない…

インベーダー系ドット絵の、ワンマップアドベンチャー



選択肢などはなく行動によって分岐する




全体的にもの悲しい雰囲気で、ストーリーは具体的に示されないが、なんとも哀愁がある






ワンプレーの価値あり



評価
D50点








まだEDをすべて見てないので、もうすこしだけ遊べそうだ




しかし木の根元で↓キーを押すと選択肢が出るが、自殺っぽくって怖いな





2017年11月27日

ルーンファクトリー新作発売の可能性と、ルーンファクトリー5を出せない理由

▼ルーンファクトリー。DS以降のゲームシリーズでは、ベスト3に入る、好きなゲーム。
もしかしたら、1番好きかもしれません。




1も2も、発売日に買いました。





そう1の発売日、あの日の私は人柱だった






本題に入る前に、作品ごとの特徴やおすすめをまとめながら、ナンバリングシリーズを振り返りましょう。







▼ルーンファクトリー1は型破りの名作(迷作)にして、問題だらけの、間違いなくゲーム史上最悪のバグゲー
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wifiで他のユーザーのソフトまで壊せるって、これだけじゃない?
通信で他人のソフトウェアを攻撃出来るとか、前代未聞で、もうめちゃくちゃ






OPで本編ではありえないくらい幸せそうでラブラブなラグナとミストが、印象的

アニメーションと主題歌も素晴らしいが、特筆すべきは、その長さ。




なんとこのハイクオリティで、3分もある



ゲームのアニメOPは長くても90秒なので、いかに凄いかが分かる。勿論シリーズ初代にして最長、私が一番好きなOPである




2からはOPが途中で変わるのでまた別の凝り方をしているが、たった1本に3分も費やすことの重要性はいうまでもないだろう




そしてヒロイン候補が殆ど登場せず(終盤に一部出るだけ)、ラグナとミストの新婚生活シーンが殆どだ


なぜってヒロインだからね



それら以上に特筆すべきポイントとして、ミストが途轍もなく可愛い




願いを込めるの…で完全にミストの魔力と魅力にやられてしまった
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……



可愛すぎ!!!!!







プレイ前はヒロイン可愛いな、程度にしか思っていなかったが、ここで既に結婚相手を決めたわけだ





しかしそんな決断を下した数分後、驚愕!!


実際のミストはOPとは掛け離れた電波カブ女だった…





一連のシーンも、ゲーム中には全く出てこない。ゲーム史上に残る、とんでもないOP詐欺であった…




いや、結婚詐欺だった




結婚後に、この素晴らしいOPを再度見てみよう
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誰だよ!!!


この女!!!!!








そんな感じでヒロインズの濃さは歴代ナンバーワンで、特にミストは強烈。


スタッフが1ヒロインだけはルーンファクトリーフロンティアで再登場させたのもわかる。



最初に結婚したのはもちろん電…じゃなかった、ミスト(ちゃんと結婚したし、OPのピュアミストも本編の電波ミストも、どっちも好きですよ)





新婚早々、お弁当に「育てて食えよ」とタネを渡されます




赤ん坊にもタネ食わせてそうですね






他のヒロインと結婚しても、雨が降ると遊びに来ます。




「雨でヒマなので、遊びに来ちゃいました。奥さんいるのに迷惑でした?」






……







俺ホヤッホヤの新婚やぞ!!!








他のヒロインと結婚した翌日がたまたま雨だったので、これには驚いた。だって起きて下に行ったら新妻とミストがいるんだもん。ギョっとするよね





「ルーンファクトリー外伝 Another Day」「ルーンファクトリー smile once more」というタイトルで、ギャルゲー化された唯一の作品でもある(ルーンファクトリー2外伝 Another Dayなどは出なかった)

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他にも、ヒロインの声優が主題歌カバーを歌ってたり、隠しヒロインが2人もいたり、(多分)シリーズ唯一の試みが初代にして多い。


台詞は3,4よりずっと少ないのに、他の条件は満たしているがダブルベッドがない状態でプロポーズすると専用の台詞が出たり、妙に芸が細かい部分がある。




結婚式でヒロインの名前に「新婦」と付く演出も、1だけだ。
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ラグナはそのままなので、「ラグナ新郎」だと尚良かった


結婚した感があってかなり良い演出だったのに、なんで無くなったんだろう…






花嫁衣裳、花婿衣装は1,4が一番好きだ

2,3はどうにもコスプレっぽい。2などまるでホテルのボーイのようだ


3は花婿衣装なのに茶色が使われてて違和感がある





その他、音楽も歴代で一番好き。EDはポジティブになれる楽曲だし、ギガント山のような、冒険してる感覚を盛り上げてくれる曲もいい。

ボス音楽もアツイ。







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▼ルーンファクトリー2、発売日は2008年1月3日。そうつまり、正月3が日に発売した。




農業に戦闘に恋愛に…





正月早々やるゲームか?





私のゲーム人生で正月に新作ゲームを買ったのは、後にも先にもこれだけだと記憶している。


正月くらいのんびりしたい気持ちもあったが、初回特典のため、遠くのゲームショップまで、寒い中わざわざ買いに行った。


メーカーは売り上げやユーザー事情を考えて、年末商戦にぶつけたほうがよかったのでは?


そうすれば、忙しい人たちも、年末に買っておいて、ゆっくり進めて、正月休みに炬燵でまったりプレイ出来たのに…




さて内容。


親子二世代によるシナリオが特徴で、2部構成のストーリー。


1部であるカイル編は完全にチュートリアルで、結婚まではシリーズで一番簡単で早い。だってチュートリアルだからね。


そして前作と違い、結婚が強制



結婚しないと2部にすらいけない。



これにより、俺は女なんか興味ねえから怒涛の独身プレイだぜ!という猛者も結婚するしかなくなった。




主人公の目的が「学校を作る事」ってのが、RPGとしてもかなり斬新だった。




2部は生まれた子供が主人公で、父親の創った学校に通いながら、失踪した父親の謎を追うことになる。これも興味深いストーリーだ



1部のキャラが先生になっているが、学校感は殆どなかったので、折角の設定は、もっと活かして欲しかった




性別は男女選べる。


本当は主人公(カイル)の性別を男女別に選べるようにしたかったが、シナリオ上、難しかったので苦肉の策だったとゲーム雑誌に書かれていたと思う





残念なことに、ヒロインズはシリーズで一番魅力がなかった…


他のシリーズはヒロインが良過ぎて誰にするか選べないが、2は弱過ぎて選べない…


人数もいきなり減った




前作をプレイしていなくてもストーリーは理解できるが、純粋幼女だったセシリアがミストの電波を受信したヒロインに成長…変貌していたり、1をプレイしてるとニヤニヤ出来る要素もある





1と同じく、そんな電波と結婚しようと思ったが、それでも結婚したのはスーパーコミュ障のドロシー。


好きというより、こいつ結婚したらどうなるんだろう?という単純な興味だった





結婚式では、そんなドロシーの素顔を見ることが出来る
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だが、結婚後や子供が主人公の2部になっても、態度はほぼそのままで、顔をまた隠してしまう…




我が子相手にもキョドるマッマ…



親子の会話もほとんど無い…





あかん!こらあ相当闇が深いでぇ!









ヒロインはマナなのに、なぜかセリフの量が一番多いのがヒロイン候補のロザリンドという謎仕様にも触れておきたい。


しかも他のヒロインと結婚しても、2部の母親はロザリンドになっている(同時に、マックスが伯父)



再現率が恐らく100%なので、バグというには余りに大胆だが、当初はロザリンドがヒロインで、マナに変更された名残かもしれない


マナはどうもヒロインって感じのキャラデザじゃないし…まあロザリンドもだけど






結婚しなかったヒロイン候補が他の男の子供を生むのは、NTR感あって嫌う人が多かった

牧場物語本編でもこの仕様だが、ルンファクは半分はギャルゲーだからなあ







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▼3は完成度が大幅に上がり、一つの完成形だった



セリフ、イベント数は大幅に増え、バグも激減。



プレミアゲーとして長らく中古価格が高騰し10000円を軽く超えていたが、ルーンファクトリー4 Platinum Collectionで復刻されたので、今では中古価格は落ち着いている




デキは滅茶苦茶でも、素材のいい1こそリメイクして欲しいんだけど、いきなり3からってのが察しちゃうよね(グローランサーのPSPリメイクも、1の後に2,3をすっ飛ばして、いきなり4だったな)





大樹シアレンスの樹に住む主人公が、シアレンスの花を咲かせることが目的だが、なんとOPでいきなり咲いている



それも美麗なアニメで咲き誇っているものだから、ゲーム中でシアレンスの花が咲いた時は、えっ?こんなもん???……なんていうかもっと……ねえ?という感じであった



シアレンスの花は誰も見た事がない奇跡の花だし、もっと感動的なシーンを期待していた


3は結婚=EDなので、そっちに話を持っていかれてしまった…


結婚にシアレンスの花をもっと絡ませれば良かったのだが





主人公が人間とモンスターのハーフで、モンスター変身能力を持つのだが、ストーリー上では重要なのに、システム上ではいまひとつこの設定を活かせてなかった



モンスターに変身!1つの体で2倍楽しいファンタジー生活!がキャッチコピーだったが、モンスター状態なら人間状態では分からないヒロインの裏側が見れるとか、モンスターならではの演出が欲しかった
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バトルにしても、モンスターでしか倒せないボスが出てくるとか、もっと変身能力を活かせたと思う。殆ど人間で戦っていた


属性をチェンジするボスがいて、この属性にダメージを与えられるのは人間だけ、この属性にダメージを与えられるのはモンスターだけ…


そんなボスを倒せるのはハーフの主人公だけ…なんてバトルがあればアツかった






結婚したのはトゥーナ。トゥーナの正体もまた、人間とモンスターのハーフで、不死鳥のようなモンスターに変身できる



それによるトラウマもあり人を寄せ付けない、ツンデレとは違う、トラウマ系ヒロインだった




正直なところ最初はベジータを寂しそうと言ったブルマみたいに、同情もあった




パラメーターを見てもトゥーナは【家族】なしだし(ペルシャとクルルファも)、だったら俺が家族になってやんよみたいな気持ちがあったのだが、次第に惹かれていった



ストーリー的にもメインヒロインなのに必然性がないシアと違い、主人公と密接な関係があるのも、トゥーナだけだしね





他の女のラブ度もMAXにしていながらしれっとトゥーナにプロポーズし、ラブラブ





流れるOP2


ルンファクのOPはどれも素晴らしいデキなのだが、1のミスト同様、3のOP2もまたシアとの恋模様が描かれているので、他のヒロインと結婚すると違和感バリバリである。



タイミングがタイミングなだけにね…



トゥーナをスルーして、シアの胸に飛び込む主人公…



抱き合うふたり…(1匹と1人?)
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(このエロ羊どこ触っとんねん)




大樹を前に、シアと見つめあう主人公…




……



単純に、1人しかいないメインヒロインと比較するとヒロイン候補は10人もいるので、多くのプレイヤーは違和感があっただろう




そんな美麗ながらに違和感バリバリのムービーが終わりゲームに戻る


ここで結婚と思いきや、なんと翌日、花嫁が失踪してしまうまさかの展開に驚く




これは父代わりのガジや、親友のソフィアとカリンもさぞや心配しているだろうと思いきや、殆ど関心なし。


トゥーナそっちのけでカブ祭りの話題ばかりであった





その後も町の人間は、ほとんどトゥーナがいなくなったことを語らない



まるでトゥーナなんて最初からいなかったかのように流れる時間…




唯一、よそ者のゼゼだけが「そういえばトゥーナは見つかったのカ?」と言ってくれた



「そういえば」って…




なんでや!なんで誰もトゥーナを心配しないんや!
所詮鳥畜生なのがあかんのか!?






咽び泣きながらラスボスを見事打ち倒し、トゥーナと結婚




失踪なんてなかったかのようにしれっと祝福してくる、町の住人たち




これまで優しかった住人たちの本性を知ってしまい、裏切られた気持ちで咽び泣きながらも、新婚生活を楽しむ





そしてふと思い出し、家族になったトゥーナのパラメーターを見ると…






【家族】なし









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▼そして4で3DSになりクオリティは段違いに上がった。


シナリオも感動的で、間違いなくシリーズ最高傑作。




1の続編にして、完結編(1をプレイしていなくても、ストーリーは理解できる)



2006年から続いた、四幻竜に纏わる、四人の青年の戦いを描いたルーンファクトリー四部作、堂々の完結




「ヒロイン」と「ヒロイン候補」を無くし、贔屓なしで全員同じポジション。



ナンバリング初の女性主人公も選べる(多分その影響でヒロインとヒロイン候補の境目を無くした)






これまではラブ度を上げてイベントを見てはい結婚だったが、4からは「恋人→結婚→子供が出来る」という3段階を踏むようになり、ヒロイン、ヒーローとの関係が変化する分、恋愛要素が高まった。


3では仲良くなって、正体を教えて、結婚する…という流れがサラっとしていたが、4はストーリー性が大幅にアップ





結婚したのはマーガレット(メグ)。シナリオが泣ける


他のゲームが見て見ぬフリを続けてきた、ファンタジーならではの、人間男とエルフ女の恋愛を、真正面から書いた傑作。非現実を現実的に書くというのが、また面白い
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ルーンファクトリー4のヒロインルートでは、主に親子をテーマにしたストーリーが展開されるが、メグルートは、義理の父と娘というテーマを書いた、稀有なゲームシナリオでもある


シリーズのお約束であるヴィヴィアージュ家に娘がいないことを疑問に思っていたが、メグの話を書きたくてこの設定にしたんだろうね





同様にドルチェルートも義理の父母との絆を描いたストーリーだが、ルーンファクトリーシリーズは本家牧場物語と同じくヒロインが片親なのが普通なので、両親が揃っているドルチェは何かあるのだろうと思っていたが、素晴らしいストーリーだった



シリーズ恒例のヒロインよりもかわいい母親を、単にプレイヤー目線で可愛いというだけではなく、設定として活かしたシャオパイルートも面白い。




余談だが、片方しか親が登場しないのは、意図的な演出のようだ
ttp://dengekionline.com/elem/000/000/524/524483/
――町の住人に片方の親しかいないというケースが多く感じますが、なにか理由はあるのでしょうか?

 これは片親ではなく、“片方しか登場させていないことが多い”という形が多いです。もちろん色々な都合もあるものの、1番大きな理由は、片方がいない事で、その家庭のすべてを知らないので、ちょっとミステリアスな部分もあり、プレイヤーによって違う想像を沸かせることができるかなと思っている部分もあります。







そして女性主人公で攻略出来るヒーローズのシナリオも面白い。乙女ゲー的に遊べます



そんな感じで、シナリオがとにかく面白いので、全員と結婚した(違うデータでね)。





ヒロインもヒーローも含め、町の住人がぐう聖だらけで(てかぐう聖しかいない)、ミストみたいな電波が1人もいないことが特徴





そしてなんと、私はルンファク4を115時間以上プレイしています。






廃人やニートと違い仕事などで忙しく、5時間のゲームでさえ長い、やる気が起きないと言う、ほぼ完全にゲーム離れをした私が、このゲームを115時間以上もプレイした意味を考えて欲しい(このブログでレビューしているゲームも、長くても3,4時間で終わるものが多い)。




ゲーオタが同じゲームを何千時間プレイしようが全く意味が無い、何千時間プレイしたからその人が凄い、このゲームは凄い、なんて事には全くならないし、全く意味が無い。




だってゲーオタなんだから。やるでしょそのくらい。





プログラマーがこのPCソフト使い易いよ、と言ったところでまるで意味が無い。だって最初からPCスキルがあるんだから使えるでしょ。そのくらい。




ところがキーボードさえ触ったことが無いおばあちゃんが使いこなせるPCソフトがあれば、それは本当に凄いモノだということ






それと同じで、ゲームを全くプレイしなくなった人間が115時間もやってしまう、とんでもなく中毒性の高いゲームがある



はいつまりどういう事か!?










ルーンファクトリー4はとんでもない名作!
(m9^ω^)ビシッ








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▼元々、新牧場物語という牧場物語の派生シリーズだったにも関わらず、その他派生シリーズも多く出たヒット作。


同時に企画が持ち上がったイノセントライフの失敗を見ればルーンファクトリーの人気度の高さが伺える





2から「新牧場物語」のサブタイトルが消えたのは、「ルーンファクトリー」として独自路線でいきたいからと、ゲーム雑誌にスタッフが書いていた


間違いなくDS時代以降のゲーム史に於いて、代表作の1つ







だったのだが、続編が出ないゲームとしてすっかり定着してしまった、ルーンファクトリー。



ルーンファクトリー5〜赤い大地〜が出るなんていうデマまで出回ってしまったほどだ


それほどユーザーが新作に飢えているのだろう





なんと、これだけの名作評価と売上を記録しながら、開発元のネバーランドカンパニーが倒産してしまった



マイケルの遊園地以上の大炎上





4がヒットしただけに、あの時のユーザーの反応は「なぜ!?」が大半であった


シリーズ展開最大の悪手は、据置に進出してしまったことじゃないか



売上はそこまで悪くなかったが、根本的な開発費が違い過ぎる。ネバランにはかなりのダメージがあったのでは


あれにより、ユーザーが分離してしまった風潮もある。やっぱりルンファクは携帯ハードじゃないとダメだ


当時は既にネバラン=ルンファクだったので、他に強みのゲームシリーズもなかった。これも問題だ






▼だが、まったく動きがないわけではなく、ルーンファクトリー4をちまちま再販売したり、DL版をセールしたり、3をまた出したり、まだ完全に死んでないぞ!というアピールもある。これはかなりポジティブに見える





先月にもベスト版を発売し、声優にプレーさせる動画をアップしたりと、少しだが動きがある




公式ツイッターも地味に更新している。





つまり販売元のマーベラスは、ルーンファクトリーというシリーズ作品にネガティブな扱いをしていないのだ。




決してこの作品のせいで開発元が倒産しただとか、戦犯、黒歴史的扱いは一切していない









▼では肝心な話に移るが、そんなルーンファクトリー5発売の可能性はどの程度あるか?



新作が出る可能性自体はそれなりだと思う





でもファンの望む理想的な形で出すのはかなり難しいんじゃないか







ルーンファクトリーのスタッフが再結成するという触れ込みだった禁忌のマグナがクソゲーだったのは、ハッキリいってルーンファクトリーのスタッフが集まらなかったから。






キャラデザは岩崎美奈子じゃないし、ルーンファクトリーシリーズ最大の魅力であるあの軽快な会話劇とキャラクター、泣けるストーリーを生み出したシナリオライター陣が誰一人いない。









山田哲大も辻多加徳も佐藤卓弥もいない。これではどうしようもない。再結成などとはとてもいえない。ファンが期待した、ルーンファクトリーじゃなくてもルーンファクトリーっぽいゲームには、まずならないだろう。








ゲームバランスや戦闘はかなり大事だが、はっきりいってこのシリーズ、その部分はかなりザルである




バグや運で一気にインフレするなんてのは、名作の3や4でもあった






プレイヤーとしては直感的に魅力、面白さを感じるのは絵やシナリオであって、そこが違うだけでも別モノになってしまう。




RPG要素やゲームとしての部分は他のスタッフでも作れるが、絵とシナリオはかなりスタッフの個性が出るからね





私はゲームユーザーが、このキャラデザ担当の絵が好きとか、このライターの書くシナリオが好きとか、このコンポーザーの音楽が好きと発言しているのは幾度となく聞いた事があるが、この○○の作るゲームバランスが好きという言葉は聞いた事すらない。恐らく開発者の名前すら知らないのではないか






▼では、それほどまでにルーンファクトリーにとって絵とシナリオが重要なのに、なぜそれを継承する触れ込みだった禁忌のマグナではスタッフを呼べなかったのだろうか?





恐らくだが、既に他のライバルメーカーの社員になっているからではないか





または既に業界を去っている





シェンムー3も当時のスタッフを集めているが、やはり鈴木裕の対抗馬になりそうな人材はいないように思う






だがルーンファクトリーの重要なスタッフらはそうなっているんじゃないだろうか。




だからファンの理想とするルーンファクトリー5を作るのは難しそうだ…(ただライターは1人だけフリーの模様)






残ったスタッフはソシャゲ作ってるとかいう話だしなあ





▼メモリーズオフのように、開発会社が倒産してもほぼ同じスタッフで続編が出るゲームはある。



あれは志倉千代丸が5pb.に倒産したKIDのスタッフを引き入れたらしい。他にも会社創立時にはトンキンハウスをクビにされた(と本人がネットの日記に書いていた)盛政樹などもいた。



社員紹介に名前があり、「好きな物 Xbox360」と書いていたのを覚えている(ネットの日記にも、クビになる前から、異常なほど熱心にソニーやPS2を下げ、Xbox360を上げていた)




メモオフ関連の曲を筆頭に、志倉千代丸の音楽は大好きだったが、経営者としても有能で驚いたものだ(独立系クリエイターで成功してる人は少ないしね)






だがルーンファクトリーは出ない。




そこで考えられる理由は、先程の5pb.の例を見るにスタッフが散り散りになったのではと思う。




以上のような様々な理由があり、新作が出せないのは、スタッフが理想とする完成度まで持っていくのが困難であるからじゃないかなあ。




一度会社を潰しておいて、以前と同じくらい開発環境を整えるのは至難の業だろうからなあ。開発には人も金も時間もかかる





ルンファク5には期待したいが、4を超えるのは極めて困難だし、最近は人気シリーズでも1本ハズレたら続編の売り上げがガクっと落ち、シリーズや会社そのものが終了することも多々あるので、最善の形で出して欲しいと初代からのファンとしては切に願う









▼そういえばこの話を書いてて思い出したのだが、昔、初代のスタッフが再結成!って売ってたグランディア3は酷いクソゲーで、その再結成自体がウソだと、初代の監督に切り捨てられてたっけ…


旧作スタッフが参加してるよっていう悪質なフェイクは昔からあるんですよね。




まだ書き込みログが残っててびっくりした。
ttp://cgi1.plala.or.jp/~croh/info/gvdbbs.cgi?mode=new_html&no=800


◇Re: やっぱり 投稿者:本谷

初代のスタッフが再結集したようなイメージで広告が出ていたとすれば、それはズバリ嘘っす(笑)。
まぁ、販売側にもいろいろと思惑があったのでしょう。ジャロに訴えられなきゃいいけど。

まぁ、3が失敗作かどうかはともかく、作家が変われば作風も変わるのだと考えてください。
(シリーズものの映画でも、脚本・監督が変われば印象も変わるのといっしょです。)

3のストーリに対する俺の率直な感想ですが・・・・なんだか思いつきだけとっちらかったままで時間切れが来たような(^^;。
個人的には、新スタッフ金田監督の持ち味に期待してたぶん、ほとんど2と同じ作風に終わってしまってるのが残念です。
(なんか金田監督は、ゲームアーツさんとの距離を保ちながら仕事をされていたのかな〜。プランが空回りしてます。)

というわけでストーリーに対する俺の個人的な採点は0点ですゴメン高橋さん。
でもバトルシステムのほうは大好きですよ。飛行機で攻撃できると楽しかったかも。爆弾落としたり・・・とか(笑)。

あ、だれかラッキーミンクのうまいやっつけ方教えてください。どうも逃げられてばっかりです。うむむ。
... 2005/08/28(Sun) 23:31 No.801





2017年11月26日

【初代プレステ、サターンの】クロス探偵物語の続編が出ない理由。そしてクロス探偵物語2を予想【隠れた名作】

▼最初に前置きしますが、この記事は明確なソースを提示しつつも、憶測が含まれています。
開発初期で中止になったゲームなので、最早当時の開発者でさえ詳細など分からないし、記憶も曖昧でしょう




既に大昔のことなので、開発データも無い可能性が高いですしもう真相は誰にも分かりません





この記事を書くにあたって、本文中に引用したサイト以外にも、以下を参考にしました(よくログが残ってたな)
https://www.famitsu.com/game/news/2002/07/25/103,1027584800,6532,0,0.html
http://gamez.itmedia.co.jp/games/gsnews/0211/12/news06.html
http://dengekionline.com/data/news/2002/7/25/a314d25ae1b5375da989bea694430cab.html
http://dengekionline.com/soft/recommend/rec_kaminaga.html
http://gamez.itmedia.co.jp/games/gsnews/0207/25/news04.html













▼まずクロス探偵物語とは何?


というゲームユーザーも多いと思います。ただでさえマイナーゲーなのに、もう大昔のゲームなので。



ゲームアーカイブス化も、結局されなかったしね…











クロス探偵物語は、「ゼロヨン・チャンプ」シリーズ生みの親、神長豊が企画/脚本/監督をつとめ、
奥の深い、ドラマチックなストーリーを7本も詰め込んだ本格推理アドベンチャー。
キャラクターデザイン/グラフィック監修に 玉置一平を起用し、
フルカラー4,000枚の映像による、迫真の物語世界を演出した「ワークジャム」の自信作。

さらに、ローディング時間ゼロ!驚異的エンジン「マッハシーク」を搭載し、
快適なプレイ環境を実現。
主題歌には「ピチカート・ファイヴ」、
キャラクターヴォイスに横山智佐、川澄綾子ら総勢20人の人気声優を起用。













マッハシークは本当に素晴らしい技術。





何が凄いって、ゲームプレイ中にほぼ暗転しない。




当時はまだCD-ROMのゲーム開発が未熟な開発会社も多く、



ゲーム開始までに数分かかる




とか、





画面切り替えだけで数十秒かかる





なんてゲームもあったけど、





クロス探偵は恐るべきことにロード画面以前に暗転すら、ほぼ無い






しかもこれだけ大量のボイスや固有グラフィックを読み込んでいるのにも関らず、ね。








主流ハードがスーファミからプレステに移った時代、つまり所謂ロードの早い「カセット」から「CD」になった時代、ゲームに対する見るだけのシーンである「ムービー」という専門用語がまだ認知されていなかった時代に、ムービーが動く動く、アニメが入ってる、キャラが喋る喋る、といった、次世代機のスーパーパワーに圧倒されながらも、そのための長い長いロードが鬱陶しいと嘆くユーザーが多かっただけに、これはかなり革新的なことだったのですよ





FF7は街のアイコンに近づくとキュルキュルとプレステが先読みロードを始めてたけど、あれに近い技術なのかな。技術というより、アイディアの連鎖に近いのか


後発のミッシングパーツが新世代のDC、PS2にも拘わらず無駄にロードが多かったので、クロスはやはり偉大でした。



いやあプレステ、サターンは素晴らしい名機だ





















▼ではそろそろ、語ります



いきなり本題







クロス探偵物語2は一体、いつになったら出るんだ








監督、シナリオライター、ワークジャムの副社長だった神長豊は今、何をやっているんだろう。




ゼロヨンチャンプ・ドリフトチャンプ以降全く作品を発表していない。






いやそれどころか、表舞台から完全に姿を消してしまった







鬼才ゲームクリエイターやら天才ゲームクリエイターやら、飯野賢治とはまた違った出たがりタイプだったので、こうもあっさり消えると「消された」とさえ思ってしまう



クロス探偵物語2を作れるとしたらあの人だけ、というくらいの、オリジナリティもあり、優れた作家性なので、2を作れるのは神長氏しかいない










▼当然だが、クロス2の進捗状況も全く無いのだろう。PS版発売から2007年あたりまで現存した公式ホームページには以下のような文章があった









●Q. 「クロス探偵物語」の続編はどうなっているんですか?

●A. 「クロス探偵物語2」は現在、鋭意制作中です。
詳細に関してはまだお知らせすることはできませんが、
決してご期待を裏切らないようなものにさせていただきたいと
思っておりますので、どうぞ今しばらくお待ち下さい。











2001年ファミ通のあの続編はどうなった?という企画でも、山口社長が「神長の頭の中では完成している」。





広報が「お待たせしてすいません!クロス探偵の続編は絶対つくります。 神長の頭の中では物語が完成している様なので製作に取り掛かれば早くお届けできると思います」と発言している











▼その他、神長豊は当時からファンサイトや2chに自ら書き込む一風変わったクリエイターだったので、自分から既に開発スタートしたとまで言っていた







だが逆に出すのが難しい、という発言も当時からしていた。







http://www.dengekionline.com/soft/recommend/rec_kaminaga.htm
●そんなこんなで次回作は? 『クロス』? それとも『神宮寺』?

――:次回のワークジャム作品は『クロス』、ですかね?
神長氏:記者発表でも言いましたからね。まあ来年度中には。
――:もうだいぶ進んでいるんですか?
神長氏:まだまだ(笑)。
――:『神宮寺』も今後続けていかれるんですよね?
神長氏:予定としては。ぶっちゃけたことを言うと、『神宮寺』の方が『クロス』より手がかからないですからね。
『神宮寺』はシナリオさえあれば西山さんが仕切ってくれて、ノウハウのあるスタッフが頑張ってくれるので。
でも、『クロス』は何でもかんでもボクがやっているので、時間がかかる。
『神宮寺』は『クロス』の3分の1くらいで済みますから。
だからもしかしたら、『神宮寺』の方が先に発売されるかもしれませんね











玉置一平の日記
2005年6月3日
あ、今漫画以外もやってたりします。まだ発表してないから言えないけど。(クロスじゃないよ)












http://mswin01.sakura.ne.jp/website/neta/cross2.html
そして、最も問題なのは売上げ本数が少ないという事です。
とある雑誌に神長豊さんの発言が載っていましたが、「今作が売れない事には続編が作れない」との事でした。











「ワークジャムの」神長…による廉価版アナウンスの時もそうだった。この時代はまだ、クロス2を作る気満々であったが、現実的な難しさと既に直面している。




こんにちは、ワークジャムの「神長 豊」です。

ワークジャムならびに「クロス探偵物語」を応援していただいてありがとうござい
ます。
社員一同心から感謝しています。

ところで、突然ではありますが、ご報告したいことがあります。

実は、今年の秋に「クロス探偵物語」の廉価版をPSで発売することにいたしました。
PS版から1年も経たずして廉価版の発売になりますことを、大変心苦しく思って います。
何卒、ご容赦頂きたくメールを送らせていただきます。

我々は「クロス探偵物語」を新しい時代のスタンダードにするべく制作して参りました。
そして、ある程度は実現できたと思っています。
「クロス探偵物語」はSS版PS版を合わせて、約6万本を販売いたしました。
新規参入でゲームソフト全体が不調な時期だったにしては、よくやったという声も
ありますが、我々はこの結果にまったく満足しておりません(当たり前ですよね)。

クロスはビジネス的にみて、決して成功とは言えませんでした。普通に考えれば
「続編」はあり得ないでしょう。
でもボクは、ぜひ続編を作りたいという気持ちになっています。
なぜなら、皆さんもご存じの通り、クロスのストーリーは完結しておりません。
そしてなにより、今現在も、ユーザーの皆さんや販売店の方々、雑誌社の方などから、「早く続編を作って欲しい」との暖かい言葉を頂いているのです。


「クロス2を成功させるための1番の方法」・・・それは、なるだけ多くの人にクロスをプレイしていただくことだと思います。アンケート葉書の結果も、
ほとんどの方が「続編はぜひ買いたい」と言ってくださっています。


ボクの頭に「廉価版」がよぎりだした頃、偶然にもクロスの流通を行っていただいている
「コナミ・メジャー事業部」さんから「メジャーウェーブ」という他社製品の
廉価版シリーズとしてクロスを販売してもらえないかという依頼がありました。

しかし、「メジャーウェーブ」には2枚組のソフトはなく、価格も1500円の商品ばかりです。
2枚組のクロスを1500円で売るわけにはいかないので、いろいろ考えた
あげく、前編、後編の2枚に分け、それぞれを1500円で販売することにしました。


PS版発売後1年にも満たない間に廉価版を出すというのは、ユーザーの皆さんに対する裏切り行為なのではないかとも考えました。
しかし、社内に稟議を通し、クロス2の制作に着手するためにはやむを得ないと考えた結果です。


賛成、反対、その他どのようなご意見でもかまいません。
私どもにご意見をお聞かせください。

よろしくお願いいたします。
正式名称「クロス探偵物語1〜前編〜」
    「クロス探偵物語1〜後編〜」
発売日 9月28日
価格  各1500円











成程どうやらワークジャム関係者は「裏切らない」、という言葉が好きらしい。






実際には見事に裏切ったよね









ただ廉価版に関しては、確かに早かったけど、1500円を二つ買っても当時の新品より安かった。



寧ろダメな行いをしていると認め、誠実な対応をする神長に好感を持った。MW版も残念ながら売れなかったようだが。



ほぼ定価で買った私は、当時ただでさえお小遣いだけをやりくりしている子供だったので、「ジャスコでソッコー半額でした」というレスを見た時、それはもう凹んだ。 勿論定価買いしても悔いのない名作なのだが











▼ここからは結局のところ、「何故クロス探偵物語2が出ないか?」というか、神長に倣ってぶっちゃけたことを言うと、「出せない理由」を考えてみる






クロス探偵物語の売上は6万とアナウンスされているが、プレイステーション版は当時のファミ通のハード総合TOP30で圏外だった。




つまり実際の売り上げは1万本以下じゃないかなと。





当時私はこの事実に衝撃を受けて、何度もファミ通を目を皿のようにして眺めたが、やはりクロス探偵物語の名前はなかった。



よって恐らく実売は6万も(サターン、プレステで半々にしても、3万も)売れてないのではないか。



そもそもADVで6万といえば悪い数字ではない。続編が出せなくもない。でも実売はもっと少ないのだろう




神長氏を嘘つきといってるのではないが、発言の意図はやや不明だ











▼セガサターン版クロス探偵は今見ても面白い売り方をしたゲームで、最少コマンドリーグという(「最小コマンドリーグ」の記載もある)、クリック数の少なさを競う早解きコンテストをやっていた。





プレイステーション版の時は、ザ・プレイステーションで漫画版を載せ(しかも原作者コンビが漫画も担当)、読者参加型の推理漫画として、読者に謎解きを挑んでいた





原作ゲームでは見せない剣の阿呆面
crossmanga.jpg








開発中止になってしまったクロス2でも早解きコンテストは行われる予定だった









このように売り方としても面白い路線で攻めていた。だが結果としては失敗してしまった。これほどの傑作が売れなかったのは本当に残念だ。マイナーという域を逸してしまっている




プレイステーション版はテレビCMも打っていたし、宣伝費はそれなりに掛けたと思うのだが…











▼では実際に続編が出ていたらどんなゲームになったのだろうか。



まず残念ながら玉置一平は降板してしまったので絵の劣化は不可避。








これが本当に残念。あのデキの悪いプレステとサターンのゼロヨンチャンプでさえ、玉置一平のキャラデザだけは本当に良かった。


特にヒロインたちはとても可愛い


ヒロインの一人は殆ど友子だ(順番から言えば友子が後だが)

4.jpg








クロス2予告編の、余りにも変わり果てたキャラクターの姿や劣化した作画には本当にがっかりしたのだが、あれはドリフトチャンプのキャラデザ担当である花山とおるが描いていた。




ドリフトチャンプ自体はクロス探偵物語っぽい画面構成や、神長豊の極めて偏った恋愛観、人生観が大爆発した一作で好きなゲームだが、絵は時代遅れの酷いものだった。クロスにそれを持ち込まないで欲しかった




花山とおるを使ったのも他に人材がいないからだろうし…





玉置一平が降板した理由が、神長豊やワークジャムとの喧嘩別れというのは、ネットのデマと玉置本人が言っていた気がします





そもそも本人が、発売後もクロスの絵を描いてましたし(この絵でプレイ、したかった…)

http://www5b.biglobe.ne.jp/~tamakin/Gallery%20001.htm
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tamakin/Gallery%20003.htm









▼ではストーリーはどうなるか。なんでもクロス探偵物語のクロスとはX、つまり10を意味し、本来は10話の予定だったらしい。

メジャーウェーブ版では簡素なタイトルロゴに変わってしまったが、サターン版ではX、プレイステーション版では十という字が確認出来る



1.jpg


64.jpg




プレステ版はワークジャムのロゴでもある目を意識したんだろうか?ミステリっぽくっていいジャケットだ




だがサターン版は…さすがに簡素すぎる。これじゃ売れないかもね…












クロスシリーズが10話で完結となると1が7話収録なので、2は1よりボリュームダウンしてしまう。よって実際には14話くらいで完結かなと思う。事実2は予告編だけで11話までが公開されていた





クロス探偵は逆転裁判とかと違って発売前に全ての話を公開していたので、2が完成できれば話数も分かったんだろうね…

















▼肝心のストーリーの内容はと、まあ事件を解決しつつも父親の死の謎に迫り、毒蜘蛛、タランチュラの黒幕に迫っていくんだろうね。

最終的には勿論、毒蜘蛛との戦いだろう。

そのためには警察を味方につける必要がある。林田がここに絡むのは間違いない。








父親を殺した首謀者や毒蜘蛛のボスはミステリの常識として、既に登場していると見るのが普通だろう。



ほかの推理ADV、御神楽少女探偵団もミッシングパーツも、黒幕は序盤から登場していた。




黒幕がポっと出の、お前誰?ってキャラだった時ほど、萎えることはないからね。





となると、露骨に怪しいのは高梨呂秋かな。2の毒蜘蛛の主催者っぽいキャラも、呂秋と同じ衣装を着ているしね…


5.jpg

dokugumo.jpg





髪型まで同じ…





攻略本に2の原案(?)が載ってるので、それも使われるハズだったんだろうね











また、予告には友子がバイクに乗っているシーンがあるが、単にバイク通勤をしているというだけのシーンではないと思う(1でも探偵事務所でヘルメットを投げてきたので、バイク通勤設定だけはあったのだろう)



剣はスクーターで移動している設定なので、友子と一緒に捜査するのかなーと予想




友子はヒロイン役でありながら、主人公の相棒ではないからね。探偵モノのヒロインがやるような捜査協力やヒントを与える役割もほぼない


なので、2でそれをやるんじゃないかと









他にもメッセージウィンドウがマークになっているシーンがあるので、マークが主人公のストーリーがあるのだろう。

剣が病気になる話なので、間違いないかと












▼と色々語ったが、神長やかつてのワークジャムはすっとぼけるかもしれないが、私はしっかりとログを保存しているし、当時の事を忘れていない(細部は忘れているかもしれないが)









というか、ファンはしっかりと記憶にも記録にも当時の出来事を留めている













神長さん、ワークジャムさん……貴方がクロス探偵物語2は絶対に作ると言ったこと、私、忘れてませんよ

















▼まあね、クロス探偵物語は、私のベストゲームの1つであり、続編が出て欲しいゲームのナンバー1なんですよ。

kurosuke.jpg







古いゲームは好きといいながらも過去になることも結構あるけど、このゲームは本当に好き

(あと好きなのは逆転裁判かな。ただしGBA時代のね。このシリーズは逆転裁判1から結構売れてて、自然と逆転裁判2に繋がったな。逆転裁判4以降、すっかり衰退しているが)






少し前まで続編が出てほしいゲームナンバー1はシェンムーだったけど、シェンムー3が奇跡の製作発表を遂げたので、めでたく除外




クロス2にも出て欲しいねぇ…


















余談。


クロス探偵だけではなくゼロヨンチャンプの続編も、結局出なかった…。まああれはあれで綺麗にストーリー完結してるから、むしろ要らないのだが、ワークジャムが出せなかったのはクロスだけじゃないんだよなあ…



http://www.hudson.co.jp/gamenavi/gamedb/softinfo/d_champ/



―ずばり続編はあるのでしょうか?


神長
さあ、どうでしょう(笑)。ボク1人で決められることでもありませんし。でも、やりたい気持ちはありますよ。たくさん売れてオファーがあれば、きっとやるでしょう。続編があるとしたら、今回の続きになるでしょうね。















売れなくて、オファーもなかったんだね神長さん

















【後日追記】



なんとキャラデザの玉置一平氏がアシスタントを募集している
https://ganmo.j-comi.co.jp/posts/detail/9929




公式が更新されてないのは、本人の都合らしい


漫画家の玉置一平と申します。
HPはこちら→ http://www5b.biglobe.ne.jp/~tamakin/
(更新が止まっていますが、HPを弄る方法を忘れてしまったので放置しているだけです。)







現在の状況は不明だが、クロスの頃は本当に若きキレのある才能だった
作品を発表する機会があるのなら、今後とも応援したい









【さらに後日追記】


我らが天才ゲームクリエイター、神長豊の消息判明……
なんとアウストラというキャンピングカーの製作などを事業とする会社の代表だという。

この事実は軽キャンパーfan vol.43にて判明したが、このムックが発売された2022年7月まで大変長らく消息不明だった神長氏の本当に久々のメディア登場ということもあり、ファンとしては極めて大きな衝撃を受けた。

「ゼロヨンチャンプ」の製作者であり車が好きとも言っていたが、まさかのキャンピングカーだとは。
「同姓同名の別人と思われていた」とは言うが、キャンピングカー方面からのリークが、約20年ものあいだ出なかったのは不思議である。


神長氏の人生は神長氏の物なので他人がどうこう言うことはできないが、鬼才ゲームクリエイター、シナリオライターとしての才能を発揮することがもう無いのだとしたら、唯一無二の才能だっただけに、とても残念だ(ブランクがありすぎて、もうゲーム開発や執筆は出来ないかもしれないが)


「クロス探偵物語2」が出るとしても、関わることはないようだ。
神長氏無くして、「クロス」も無い。

これは長年ダンマリを決め込んで自然消滅した企画の、事実上の終了宣言といえるだろう。

神長氏の発言と共に、とっくに終わっていた「クロス」は、本当に終わったのだ。
失恋なんて生易しいものではない。出征した夫を待っていた私は訃報を聞き、未亡人となった。
「シェンムーV」のようにほんのわずかな可能性を心のどこかで信じていたので、とても悲しい。



だが私は、とても往生際が悪い。
巧舟がおらずとも巧イズムを継承した「逆転検事」が名作であるのと同じで、神長イズムを継承したクリエイターがいつか「クロス探偵物語2」を作ってくれることを、今日からは心のどこかで期待したい。




しかしリスペクトする神長氏の会社やその製品とは、とても気になる。
いい機会なので、自分の趣味を増やすのも面白いかもしれない。

人生、何かきっかけになるかわからないものだ。
「子供のころから僕のファンだった子が、僕をきっかけに今キャンピングカーにハマってるんですよ」だなんて、神長氏としても感慨深いかもしれない。

事故物件に住んでみた。-205の場合- レビュー感想 ネットキッズの雰囲気を受け入れられるなら

絵やタイトル通り、歌ってみたとか実況主とかツイッターとかニコニコとかのノリをそのままゲームに持ってきた感じ






正直非常に寒かった。





声も女性キャラは上手いが男性キャラが酷い棒読みで、これなら声はいらない。背景素材も全く合っていないシーンが多い





歌い手とかのノリが好きでもない限りおすすめし兼ねる









評価E
30点





唯一いいのは女性キャストかな。ヒロインの声は聴いた瞬間すぐわかるほど特徴がある、るりま。


2017年11月22日

Island Girls レビュー感想 隠れ過ぎた良作

ーー浦戸諸島には4つの大きな島があり、そこには「4人の少女」がいた。


少女たちと主人公はそこで運命的な出会いを果たし、共に島をめぐるのであった。


塩釜市にある浦戸諸島を舞台とした島めぐりアドベンチャーゲーム。


ーーまずは、このゲームで浦戸諸島を知ってほしい。























▼学生が3人で作った同人ゲーム


企画はかなり前からあり、2014年には既に、作ろうって話があったようだ。

ttps://hack4.jp/2014/06/%E6%B5%A6%E6%88%B8%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E3%81%A7hackathon-%E5%B3%B6%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/

ttps://techplay.jp/event/573615







ファーストインプレッションは、私が大好きなゲームでもある「北へ。」と「風雨来記」を合わせたようなゲームだな、だった。特に「風雨来記2」に近い


旅へのアプローチは「北へ。」、観光へのアプローチが学術系なのが「風雨来記2」に似ている




具体的に言うと「北へ。〜Diamond Dust〜」では何の前触れもなく主人公が、かなり唐突に「なんとなく北へ。」行っちゃうことがコンセプトで、旅先のそれぞれの街に住むヒロインとの物語が描かれたが、本作がまさにそれであること





そして観光へのアプローチは娯楽というより学術に近い。舞台となる島が離島で娯楽が少ないため、必然的にそうなるのだろう。島の名物とかはなく、地蔵や自然物のルーツを知るような話になっている






だが、折角自然が豊かな島を舞台にしているのにレジャー要素が全くなかったことは残念だ。



海水浴場だってあるのに、海で泳げばヒロインの水着も自然に出せたのに












▼浦戸諸島については殆ど知らなかったので、ちょっと調べてみたが、案外格差がある。



ストリートビューなどで見ると、栄えてる島はでかいマンションやクリニックが建ってたり、今風のお洒落な家が立ち並んでたり案外近代的で驚く。所得もかなり高そうだ。あの辺の人たちは、仙台で稼いでるのかしら…

ヒロインは仙台の高校(人気の高校らしいが、実在するのかな)に通ってるらしいが、制服が全員同じなところを見ると、当たらずとも遠からずだろう。





でも朴島は完全に過疎の島、離島だしね…。グーグルストリートビューにも入ってなかった





尚、本編の背景は全て実写で、恐らくスタッフによる撮影(このゲーム、なぜかスタッフロールも無いのよね…。なのにyoutubeでyoutuber風に顔出ししているという、謎サークル)










▼主人公は大学生くらいの、仙台に住む青年(ヒロインの高校と凄い近所じゃん。ニアミスしてそう)。まだ若いのに人生に疲れている。




都会に飽き、幼少期に育った島へ帰ることをふと思いつき、そこでヒロインとの恋物語と観光シーンが描かれる。






ストーリーはド定番で、実はヒロインが幼馴染だった、というもの。これが全てのヒロインに共通のテーマで、なぜ引っ越したかとか過去の想い出とか、ほぼ語られない。15分〜という短い時間とはいえ、ここはもう少し頑張って欲しかった。




だが会話劇が面白く、最後まで飽きさせない。これは思わぬ収穫だった











▼1ルートあたり15分で攻略できる。EDはグッドエンドとノーマルエンドがあり、2つある選択肢で正解すればグッド。




ノーマルエンドでは1枚絵のシーンがない他、なぜか夏希だけは幼馴染という事を思い出さないまま別れるのが、ちょっと切ない(というか初回プレイが夏希だったので、他のヒロインもそうだと思った)










▼逢坂 夏希 桂島に住む活発な少女。


ポジションからするとメインヒロインっぽいが、一番無個性。



活発というなら菜波と被ってるし、もうすこしヒネリが欲しい。

miyagiken.jpg


















▼沢音 史 寒風沢島に住む寡黙な少女。お地蔵さんが好き。





唯一、向こうから観光に誘ってこないヒロイン。もし主人公から誘わなかったら何もロマンスが発生しなかったんだろうか



クールな変人というよくあるキャラだが天然ボケキャラにつき、主人公のツッコミが面白い。





「すごいドヤ顔だ」→「すごいドヤ顔のまま愛を語り出したぞ!」で爆笑




ラスト田園に連れて行かれ、なんだ?と思うも、なんともいいセリフ…

ritoumonogatari.jpg







主人公、ぶっちゃけ全然大した人物に見えないんだけど、明らかに恋する女の子目線で、えらく評価されている…
















▼園原 すみれ 野々島に住むふんわり系少女。オカルト好き。




シナリオというか会話劇が一番面白かった。何回もクスリと笑った。



たった15分のシナリオなのにキャラ立ちが凄い。


主人公に忘れられてた事を最後まで根に持ってるのがリアルすぎる。





もう機嫌直ったかな?と思えば昔を思い出すためのブランコでも当て付けを食らったり





yuruhuwakowai.jpg






島のミステリーぶりは興味を惹かれた。多くの謎の答えは自然現象なんだろうけど




しかし真夏に1人だけ長袖カーディガン。暑くないの?
















▼天道 菜波 朴島に住むツンデレ系少女。


島が余りにも小規模のため(どこが「大きな島」やねん)、どうしても観光要素が無かった(むしろこれでよく舞台にしようと思ったな)。




だがその代わり、恐らく苦肉の策(?)で恋愛要素が高い。ヒロインで唯一キスまでするし、相思相愛に。





菜波の名前が菜の花から来てるってのは、王道だけどいいシーンだね。すみれも折角花の名前なのに、何故か他の花と関連づけられてたから、余計に。

yasasiitundere.jpg



ラストは島を出てからも描かれるが、男としてひと皮剥けた主人公がちょっと格好いい。










ストーリーはほぼ同じなんだけど、シナリオとキャラデザは史。キャラクターはすみれが一番良かったかな。







▼全体通していえることは、やはり、絵がかなり上手い。作画担当は何か製作経験があるんだろうか








ちょっと塗りがバタ臭くて(韓国っぽくもある)、ディズニーアニメのように目が吊り上がった、かなり癖のある画風だが、可愛い。漫画家でいうNON(デリバリーシンデレラ)とかに近い絵。















▼音楽も清涼感があった。ただ宮城県が舞台なのに明らかに沖縄っぽい(笑)。いいフリー素材がなかったのだろう



















では総評




▼評価B+
75点





予想以上に面白くて満足。浦戸諸島に行きたくなった













▼ところでこのゲームの公式ツイッター、もう何年も全く同じツイートを続けてて不気味だ。botだろうけど、他に何かいえと。





公式youtubeチャンネルも登録者数3人、再生数1ケタなのが悲しい。グーグルプレイストアでも公開されてるはずだが、見当たらない。一番小規模だからだろう



ネット検索してもレビューが1つしか発見できないし、極端に知名度が低いのでもったいない




グッズ販売も行っているが、一つでも売れたんだろうか…(チャットGAMEも出してたな)



スタッフもやる気があるのかないのか謎で、バージョンアップも1度もない。


誤字脱字などは未だに放置されている(しかも結構いいシーンで誤字があると萎える)


隠れ過ぎた良作だが、スタッフがこのゲームをどうしたいのか、ってのも謎だ




IAちゃんと1日デートしませんか? レビュー感想 一応、会話劇だが…
























6.jpg






AIじゃなくてIA…




AIと会話するゲームだと思って期待したのに…(気付けよ)













極普通の会話劇だが、選択肢を選んだ反応がおかしい部分がある







どうしても1〜3分の暇潰しがしたい!!









という人以外にはお勧めしない




テキストもネットの書き込みみたいで、「w」などがついてたり、テンションが妙に高くて気持ち悪い。



文章とはとてもいえない感じ








周回プレイ前提なのにメッセージスキップがないのも煩わしい。



背景が折角実写なのにピンボケ加工されているので、見づらいのもマイナス






それがOKならプレイしてもいいのでは





評価
E40点









2017年11月18日

キストレシスター レビュー感想 バ可愛い

カレシとファーストキスをするので、練習がしたいと兄(主人公)に相談してきた妹(ヒロイン)




兄は妹のカレシのことはボトルシップ好きの笹山君としか知らないが、妹のために協力をする







兄は私利私欲のために妹に様々なキスを場を問わず強要する




全体的に作者のこれまでの作品の焼き直しが目立ち、兄と妹という設定などは「ホワイトホワイトデー」っぽいが、テイストは「乳牛になった俺は妹達から搾り取られるしかない。」に近い








だが、「乳牛になった俺は妹達から搾り取られるしかない。」が完全な妄想エンドだったのに対し、こちらは全て現実の出来事で、妹を手に入れるためにキスの練習を買って出ていた兄すらも、兄を手に入れるための妹の策略だった、カレシも実は存在しない、というオチが実に痛快



兄の「笹山くんとはどんな人物なのだろう。そういえば笹山君で思いだしたが、新しいボトルシップを買わないと」、というセリフがブラックでいい




5分の短編だというのに、なんとまあよく出来てる。ギャグも面白い






スチルが1枚あるんだけど、作者が描いたのかな?






評価B
70点





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