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2018年02月18日

GBA時代の逆転裁判ファンが、大逆転裁判・大逆転裁判2をプレイしてみた(レビュー感想、ネタバレ)

私は推理小説などが好きで、ゲームでも推理ADVを愛好しています



クロス探偵物語、ファミコン探偵倶楽部、ミッシングパーツ、好きなゲームは色々あるが、中でも1,2位を争うほど好きだったゲームが、逆転裁判。



特に逆転裁判1と逆転裁判3は本当に傑作で、1はやはり最初だから、強烈な個性と完成度に惹き付けられた傑作だった



初代の売上は数万本と、ADVとしては中々の売上で、その後徐々に売上を伸ばし、DSブームに上手い事乗って、逆転裁判4でシリーズ最高の売上、63万本を叩き出しました。





だが、それと同じくらいに、ユーザーを失望させる駄作だったのですよ、アレは…
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逆転裁判4がセールス的に最高にも関わらず、完成度が最低だった事もあり、後の逆転裁判5では売上が激減し32万本。




かつてFF8とFF9に発生した現象と同じですね。





32万は、これでもまだ凄い数字だけど、単純計算でもおよそ30万人が失望してシリーズから離れた、そしてその後のシリーズは更に失速した…


ということを考慮すると、間違いなく失敗でしょう


CMにタレント弁護士を起用したり、方向性も変だった(Pの稲葉が降板した影響が、やはり大きい)







多くのユーザーと同じく、私もそこで見限って、逆転裁判4以降の逆転裁判はプレイしていません(逆転検事、逆転検事2はプレイ。面白かったけど、あくまで外伝シリーズなので、例外として扱います)





そして今回、ふとした思い付きで大逆転裁判、大逆転裁判2をプレイし…







初期の逆転裁判を彷彿とさせるクオリティに、感動しましたよ。まさか巧舟やカプコンがここまで出来るとは…






大逆転裁判2は前作から売上が更に落ちたけど、シリーズ最高傑作じゃないかとさえ思うほどの、感動と興奮でした。この懐古の私が。






大逆転1も十分面白いだけに、これだけ売上が落ちたのは残念だね。皆、あの話の結末が気にならなかったのだろうか?


まあ最初から1を前編だと銘打っておかなかった詐欺商法の所為で、シナリオよりもむしろ阿漕商法に失望したユーザーが多いんだろうな






大逆転1の体験版も、悪すぎた。なぜいきなり2話からなのだろう…。あれでは内容がサッパリ掴めない。

事実、あの時は全く買う気が起こらなかった



逆転裁判の体験版といえば1話冒頭をプレイし、最後にこの謎は必ず解いてみせる…製品版でな!がお約束だったのに…



これは元々稲葉Pのアイディアで、公式サイトにアップされていた。当時ウェブ体験版はかなり画期的だった。


まだナローバンド時代だったから、電話回線で30分かけて体験版を読み込んで、回線が切れないかとヒヤヒヤしながらプレイしたのも懐かしいね。しかも初代の体験版、音が無かったからね。




2の体験版は音が鳴ることがまず衝撃だった












さて、回顧録はここまでにして、そんな昔の逆転裁判が大好きだったが4からのシリーズを見限っていた旧シリーズファンが、大逆転裁判シリーズをクリアしたので、サラっとレビューします。ここまではネタバレなし






















▼オリジナリティ

明治時代が舞台の推理ADVってのが斬新で面白い。御神楽少女探偵団は大正だったが、更に昔。


当然鑑定能力などが現在と違うので、それをギミックとしたトリックが面白い。










▼テキスト
なんと〔 〕がついに( )になっている。まあMADやクローンゲームでも( )が使われることが大半だったし、案外〔 〕だと認識してないユーザーが大半なのかも…


カタカナを多用する独特の文章はクセになる









▼グラフィック
フル3Dということで最初は違和感があったが、これがもう動く動く。臨場感の塊で、素晴らしい。


グラフィックも相当に綺麗で、キャラグラがアップになっても殆ど歪みがない。ただブレイクシーン(と最近いうらしいが、要するに犯人の発狂シーン)のインパクトが薄い。

最初の犯人であるブレットが、最初にして唯一インパクトがあった


傍聴席のモブが顔を左右に振る演出が無くなったのは悲しい










▼システム
逆転裁判シリーズの何が凄いかって、一作目でシステムが既に完成、確立されている。あとはもう、アレンジだけ。

ということで今回も、余り大きな変化はなし。巧舟もADVはシナリオが命と言ってたし、システムは余り手が加えられていない。というか4以来本当に久々の逆転裁判なのに、ほぼ同じで驚いた、何も変わってなくて。まあお陰で入りやすかったが。

一応新システムとして、法廷パートでは、陪審員同士の発言のムジュンが指摘ができる。でもこれは逆転検事で既に、2つの意見の食い違いを指摘するってのを、やってた気がするね。


やはり特筆すべきは、探偵パートでさいころ錠(サイコロックだっけ?)の代わりに導入された、「論理と推理の実験劇場」


これは主人公その2(?)のシャーロックホームズとタッグを組んで、共同推理(というかほぼホームズの尻拭い)をするのが、面白かったな。

動きもウィットに富んでて、3Dのメリットを最大限生かしてる


でも、さいころ錠は元々、製作総指揮の三上真司が、「前作は探偵パートがダレたので」と言い出して作らせたのだが、逆転裁判1の探偵パートはストーリーが面白いし、短いから全然ダレなかった。

そして今回もストーリーが面白いので、このシステムが無くてもダレなかった










▼推理
相変わらず滅茶苦茶だが、論理(ロジカル)がテーマなので意外と整合性が取れてる。逆転裁判2は酷すぎて最早バカミスだったが、今回は奇想天外な推理モノながらに大きな論理矛盾は無い気がする。


だが完全に「トリックの為の要素」が多すぎて、もっと合理的な理由付けが欲しい。ゲンシンが危険な指輪を着けていた理由なども何もないし…。


そして霊媒やぬすみちゃんのようなトンデモSFファンタジーも無し(と思いきや最後の最後にまさかの……後述)










▼新主人公と新ヒロイン
アツイ好青年と、知的で少し変わったやまとなでしこというコンビだが、非常に良かった。


成歩堂龍一に比べるとハッタリなどを使わない正統派だし、裁判中の頭の回転の速さと直感が凄まじい。

ヒロインも非常に有能で、主人公に近い能力がある。スサトがいなかったら負けてた裁判ばかり。霊媒もぬすみちゃんも無いが、明らかに最強


ミツルギの相棒、ミクモもいざって時に助けてくれたり、失敗した時には答え同然の意見を出していたので、有能な相棒といえばミクモだったが、スサトは比較にならないほど、ヒロインとしてはスペックオーバーなくらい頭がキレる。多分チヒロより賢い

マヨイもミクモもみぬきも、あくまで本業は別だったが、スサトは完全に法律家だしねえ


ヒロインその2のアイリスも生意気なタイプかと思えば、めちゃくちゃいい子で、育ちのいいお嬢ちゃん。しかもこれまた有能


親友のアソウギも熱さと冷たさを持ったいいキャラクターだ。

2のEDでなるほどくんを相棒と呼ぶが、ぶっちゃけもうなるほどくんの相棒はスサトだよな…(アソウギの相棒は、この時既にバンジークス)








▼声優
このシリーズは元々スタッフが声をやっていたが、彼らの異議あり!が余りにも良かったので、素人が声をやっていたシリーズをプロが演じる事に危惧があるという逆転現象が起こったのだが、セリフも異議あり!も、実にイイ声だった。

殆ど知らない声優だったが、イメージにも合ってた。とはいえ折角プロを雇ったのにボイスシーンが少ないので、もっと喋ってもよかった。2では少しだけ喋るけど。




シリーズお約束キャラのアウチの声も、イメージ通りで驚いた。

あのヒギアリィイイイ!の甲高い声ね。ジャスト・フィットは田の中勇だったが、残念ながら故人なので起用出来ないからね









▼ムービー
これも4までには無かった要素。アニメ絵は違和感がなかったし(ただし3Dモデルにも言える事だが、小柄なナルホドの身長が高過ぎて、違和感あり)、冒頭のシャーロックホームズも雰囲気がある。


2のEDで、創作のシャーロックホームズが、大逆転裁判のシャーロックホームズになるシーンは鳥肌が立った。


2はアニメムービーが減っているが、制作費がカットされたのかもしれない










▼キャラデザ
逆転裁判といえばコレ。男はカッコよくも不思議で、女は可愛くも不可思議。これに忠実だった。

ヒロインのスサトも正統派美少女っぽいけどやっぱり髪型が変だし、グーロイネは明らかに黒柳徹子がモデルだし、他のゲームとは一味もフタ味も違う

男ではド・ジッコ、女ではローザイクが可愛くてお気に入り








▼キャラクター
本家に比べると個性派の変態は少ない。バンジークスがワインを飲むのは面白いが、ゴドー+オートロには違いないし…

だが脚を上げて机をバーン!と叩いたり、ボトルを傍聴席に放り投げるのは、やっぱり笑ってしまった










▼音楽
なんと今回、タイトル画面にとうとう音楽がついた。流石3DSだね!

ヨーロピアンな音楽は「みつめてナイト」を思い出す。


法廷での音楽もキャラテーマも素晴らしい。だが2での音楽が使い回しだったので、新曲を書いて欲しかった

スサトのテーマとアイリスのテーマがお気に入りだが、キャラテーマというより、シーンBGMっぽい。

マヨイのテーマやハルミのテーマが、明らかにキャラをイメージした音楽だったのに比べるとね








▼ネーミング
本作の絶賛ばかりだが、ハッキリいってイマイチだった。キレの悪い糸鋸刑事などのキレッキレの言語センスに比べると、どれもただの当て字で、誰でも考え付くレベル。しかもニュアンスが旧キャラと被っている(ウザイなど)

外国人ってことでカタカナだから、どうしても名前で遊べないのかなあ。

デ・キルコ、ド・ジッコ、グーロイネ、ローザイクあたりは特に酷い。まあ覚え易いというメリットもあるが









▼攻略難易度
丁度いい。時代なのか、随分簡単になった。逆転裁判2、3は結構難しかったからね。でも今回は、詰まる事無し。その分謎解きの爽快感も余り無かった。











▼シナリオ感想
若い力が古き腐敗社会を払拭するというのが、一貫したテーマだった。

なるほどくんも23〜24才なのだが、やたら若さが強調されたキャラクターになっている。学ランを着てたりね。
(でも明治時代の24歳って結構なオッサンちゃうか?同じ24歳で現代人の成歩堂龍一もオッサン扱いされてたし)


1は冒険、2は覚悟がテーマ。


クライマックスなので2のほうが評価が高いが、1の海外への冒険感も素晴らしい。新しいことや初めてのことだらけで、ワクワクする。初めての法廷は、やはり緊張感があった。天才ながらも未熟な主人公が徐々に覚醒していくのは1ならでは。



最初は待った!と叫ぶ事や、目を泳がせ、机一つまともに叩けず、ペシッ…としか叩けなかった青年が、初めて待った!異議あり!と叫び、机をバン!と叩くシーンは、妙な達成感があった










以下ネタバレ満載なので、未プレイの方は、最後まで飛ばしてください。


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大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-


・第1話 大いなる旅立ちの冒險

初回からいきなり4時間の長丁場。本当に久しぶりの逆転裁判だったが(5,6も体験版はやっているが)、尋問で揺さぶり、ムジュンを証拠品で叩きつける感覚を思い出す。

アソウギは露骨にミツルギしている、恐らくアソウギはミツルギの先祖なんだろう。

裁判長が真っ当な人間であることにビックリ。女の色仕掛けに引っかからないとか、本家のハゲとは一味違う人間味がある(と思わされたのも、今にして思えば作者の狙い、伏線だったのかも)







・第2話 友とまだらの紐の冒瞼

探偵パート1とあるが、法廷パートが無い唯一のシナリオ。



アソウギ、まさかの死亡…。



逆転裁判でもいきなりチヒロが殺されたが、まさかまた同じ手を使ってくるとは思わなかった。


そして1話が主人公が容疑者という逆転裁判の踏襲だったが、まさか2話でも容疑者だとは想定外だ。



ホームズは無能風有能なのか、有能風無能なのか…滅茶苦茶だが、不思議とウザくない、愛すべきキャラをしている(笑)


冒頭アニメで使っていたゴーグルは、結局何なのだろうか?クローゼットごしのなるほどくんをいっそ透視とも言えるレベルでサーモグラフしたり、明らかなオーバーテクノロジー。現代でもムリだろこれ


巧舟もこれには触れてないし、ひょっとしたらアニメスタッフが勝手に作った設定なんだろうか…










・第3話 疾走する密室の冒險

明らかに犯罪者と分かる人間をいきなり弁護。ぶっちゃけ逆転裁判2のオートロの焼き直しなのだが、こちらはヒロインを人質には取られていない。

だが主人公は正義とは何か、弁護士とは何か、法とは何か、信じるとは何かという問題に直面する。焼き直しと思っていたが、実に深いところまで切り込んでいる。まあそれもまたぶっちゃけ逆転検事の焼き直しではあるが…

バンジークスはてっきり汚いミツルギみたいに証拠品の捏造やでっち上げを行うタイプかと思いきや、まさかの真実探求タイプ。ガリュウより真実や正義を追求しているかも。それに無敗ではなく、負けることもあるってのが、妙にリアルだ

陪審制裁判は逆転裁判4のメイソンシステム(迷走システムなんて叩かれてたな)の大失敗があるのでまた使った事にビックリだが、陪審員の余りの頭の悪さにイラっとしながらも、尋問は面白いシステムだった







・第4話 吾輩と霧の夜の冒險

ここで実在人物の夏目漱石が登場。漱石、老け過ぎ。


ホームズはホームズ君、バンジークスをケンジのオニイちゃんと呼ぶアイリスも、ソーセキのオジちゃん扱いしてるしな…(ホームズより年下なのに…)


やけに人種差別ネタが多いことが気になる。アイリスも日本人が黄色いみたいに言ってたし…


誰も味方がいない依頼人という逆転裁判では定番のお話






・第5話 語られない物語の冒險

最終話なのに相棒のスサトがまさかの帰国で、ピンチヒッターでアイリス。

10歳児が法廷に立つのは異常事態の筈だが、何故か誰も触れない事に違和感バリバリ。そこは怒涛の勢いでツッコンで欲しかった。

そしてスサト以上に有能なアイリス…

そのこともあって、何せ真犯人の通信技師が余りにもコモノ。ただの若造やんけこれ、間違いなく、歴代最弱のラスボスだ。

日本とイギリスとまたにかけた壮大なスケール観を予感させるも、殺人事件としての規模というか、緊迫感は物凄く薄かった…。刑事は裏切りモノというわけでもないしなあ

逆転裁判のお約束として、ラスボスをヒロインが命がけで守った証拠品で倒す!ってのがあるんだけど、そこもちょっと弱かった。命賭けてないし、トドメでもないし







そしてここで、全ての伏線を丸投げで、一旦完結。しかもEDでも露骨な伏線を残す(笑)


ヒロインとの別れという、逆転裁判1のマヨイを彷彿とさせる結末で、綺麗に終わってるので結構しんみりしたんだけど、ゲーム以前に商品として見ると、ユーザーは不満爆発だったろうなあ





だってここから2の発売まで2年以上も待たされるわけだから、拷問でしょ(笑)。そりゃ評価も下がるよね




だが私はこの2本を同時に買っているので、このままノンストップで駆け抜ける



ひゃっほーう。










大逆転裁判2 −成歩堂龍ノ介の覺悟−



・第1話 弁護少女の覚醒と冒險

覚醒というものだからてっきり法務助士から弁護士に?あれだけ法務助士を強調してたのに…と思ったが、杞憂なのでよかった。

前作を反省して2時間以内の内容に。

宿敵と思われたブレットがいきなり死亡することが衝撃だったが、実は体験版をプレイしていたので(配信当時に)驚きはなかった


漱石が別人のようにオラついていることをもっとクローズアップして欲しかった。まあ売れっ子になって調子に乗った、ってだけなんだろうけど


しかし幾らなんでも、どう見ても女のスサトは、男には見えないだろう。

しかも、冒頭こそショールで胸の膨らみを隠してたのに、いざ裁判が始まると何故かそれすらも脱いで胸の膨らみが見えてるし、これを男で通すのは無理があり過ぎるわ(笑)








・第2話 吾輩と霧の夜の回想

まさかの漱石2本目。どうやら漱石のポジションは本家でいうヤハリか?とここで気付く

殺人事件ではないのだが、漱石は極刑になりそうだという。本家逆転裁判では有罪=即死刑という設定だったが、大逆転裁判でもそうなんだろうか(ただし逆転検事ではヤマノが生きていた)


伏線を張りながらも、伏線を回収する。結論に近付いては離れる、奇妙な感覚が続く…







・第3話 未来科学と亡霊の帰還

未来科学といいつつ、テーマが明らかに大魔術…これは本家でも既にやっているので、焼き直し感はあった。

だが仮面の男の正体としてアソウギの復活が嬉しい。タイトルはネタバレしすぎだろう。


亡霊の前にまずスサトも帰還するが、なるほどくんとスサトの再会が非常にドラマチック。ヒーローならぬヒロインが主人公のピンチに駆けつけるってのが、最高にカッコいい。

逆転裁判1でマヨイとドラマチックに別れた割に、2であっさり再会して拍子抜けしたので、これは過去の嫌な記憶を払拭してくれた


だが、ホームズやジーナが無反応なのは酷い違和感があった。特にジーナ…お前散々スサトに世話になっておきながら…





ここらへんでそろそろ、バンジークスとの法廷バトルに飽きてきた(笑)。カルマみたいな更に上の存在が出ると思ってたからね。でもバンジークスは倫敦最強らしいから、これ以上となると、もうヴォルテックスだけだろう(そしてこの予感は当たることになる…)







・第4話 ねじれた男と最後の挨拶

グレグソンが殺され、バンジークスが容疑者に…これも逆転裁判のミツルギ容疑者の焼き直しっぽいのだが、友情劇だったあれに比べると題材が怨恨なので、また違った読み味で面白かった。しかもレギュラーのグレグソンがまさかの死亡。

本家ホームズの赤毛組合をモデルにしているが、もう内容は忘れてしまった(笑)

親友のアソウギがライバル検事に。アソウギ、弁護士資格が失効してるのかしらん…



かなり強引なところで終わり。






・第5話 成歩堂龍ノ介の覺悟

法廷パートからのスタートにビックリ。4話と5話で前後篇。


タイトルにもなっているが、覚悟がテーマ。間違いなくこれまでの逆転裁判シリーズでの、最高傑作の一つでしょう。


これまでの伏線が次々と消化され、全ての謎が解き明かされる。

逆転裁判シリーズの特徴として、複数の事件が1つに繋がるというのがあるが、これは過去最大スケールでしょう。



死神の正体が組織で、グレグソンが頭脳、アンサッシャーが実行犯、そしてプロフェッサーことアソウギゲンシンはやはり冤罪だった。

本物のプロフェッサーはバンジークスの兄、クリムト。倫敦の闇を葬るために、自らがもっと深い闇に落ちてしまった


そして更に、それら全ての人間やジゴク判事を操っていたヴォルテックス…



ここまで怒涛の展開の連続は嘗て無かった。2つの国をまたにかけるスケール観もデカイ。




ヴォルテックスがラスボスなのは読めたが(このシリーズのラスボスは大抵権力者だし)、ジゴク判事も共犯者だったのは完全に予想外だった。裁判長が2人も犯人って(笑)。マトモなのはおじいさんだけだわ。


1話で人格者のイメージを植え付けられていたし、何よりミコトバパパの親友だから、犯人候補から除外してた。

まさか裏切るとは思わないでしょ、やられたと思った(だが終盤のミコトバパパとゲンシンの台詞や反応を読むと、案外親友ではなさそうだな。ビジネスパートナー程度?)。




ワトソンの正体がスサトパパなのも、完全に予想外だ。まずホームズとワトソンは同じくらいの年齢というイメージがずっとあった。だからホームズが青年なのに、ワトソンだけオジサンっていうのが想定外だった。


しかも御存知ミコトバパパは、日本人だ。ワトソンを日本人として描くのが斬新過ぎる



だが改めて見返すと、ミコトバパパの衣装はもうまんまワトソンなんだ。これにも驚いた。




犬の首輪の「B」が、クリムトの妻の紋章だったり、その娘がアイリスだったり(バンジークスとは叔父姪…似て無さ過ぎ 笑)、事件だけではなく、ストーリーそのものの謎もイッキに解かれるので、カタルシスが素晴らしい。




全員で立ち向ったヴォルテックスは歴代最強のラスボスな気がするね、何せ裁判長でもあるので、法廷での最高権力者。


今後のシリーズで、もうコレ以上のラスボスは作れない気がするな。あるとしたら、ヴォルテックスがなろうとしてた役職のキャラか、国そのもの、とかかな。





それだけに野望を打ち砕くシーンの爽快感は凄いんだが、まさかヴォルテックス、法廷に死すだとは…

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(次のシーンで黒こげになりながらも生きてた 笑)






しかし、ホームズが女王陛下に謁見し、ここにきて立体映像を送るというトンデモ装置で登場したのが、ご都合主義ながらもやっぱり逆転裁判だった。マヨイの霊媒とか、ミクモのぬすみちゃんのようなSFファンタジーは使わないと思っていたのだが、最後の最後にやらかした(笑)


でも女王陛下の鶴の一声ではなく、10人に1人が犯罪者だった100年前の倫敦だが、市民が学習し、今度は同じ道を歩まない。倫敦市民がヴォルテックスを裁く!という流れのほうが日本とイギリスというテーマにも則しているし、顔すら出さない女王陛下なんかを出すより、綺麗な結末じゃないだろうか。


ヴォルテックスを倒す事に時間を使いすぎてて、交換殺人の重大性とか、日本国もまたヤバイんだぞってテーマが余り描かれなかったからね


何せ日本サイドから見ても今回の事件は、ベテランの上級判事が逮捕され間違いなく極刑、しかもやってた事は国賊そのもの。イギリスとの関係もどうなるんだ?


その後の日本がどうなったのか気になるが、まあ法曹界は歴史的大事件での、震天動地でしょう。



だがそれらは全てスルー。


感動のEDではあるが、大逆転裁判3が出るとは思えないし私自身望んでいないが、続編があるなら舞台は日本で、その世直しがテーマかな?

ホームズも僕は電器屋じゃないんだ(この時代に電器屋があるのか?)、日本へ行くと言ってたしね




とはいえ、犯罪に何を持って対抗するか、というテーマ性は実に良かった。


悪人を駆逐するために自分も悪に落ちていいのか、それが正義になるのか、などのテーマがデスノートに似ていたが、あやふやで終わらせたデスノートに比べるとちゃんと結論を出している。






成歩堂龍一とマヨイは恋愛関係が作中で否定されている(そしてそれを無理矢理くっ付けようとするハルミ)という珍しいコンビだったが、今回は割と明確に恋愛関係だったね。明治時代だし性格の所為もあって、ハッキリした恋愛要素はないけど、まさかスサトから逆プロポーズのようなことを言うとは思わなかった。

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まあ龍一のおバアちゃんはスサトでしょう。





余りにも仲が良すぎたから、龍ノ介の結婚相手はアイリスか!?と思った瞬間もあったが









そしてED、日本への帰国。仲間との別れ。普段明るいホームズとの会話もしんみりさせられるが、アソウギと刃を重ねあうシーンで、朝日が昇るのが、実に感動的。

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ラストシーンが、泣けるね



なるほどくんの、「これで僕の物語はおしまいだ」。初代逆転裁判を踏襲している、あまりにも粋な演出



「あの声を思い出すだろう」と、高らかに響くホームズの声




アイリスのモノローグ



「わたしは」とワトソンとアイリスの声が重なり、小説のシャーロックホームズとワトソンが、大逆転裁判のホームズとアイリスになるシーン。神懸り的にいい演出だ





そして、アイリスの「あたしはあの声を思い出すだろう」から、なるほどくんの異議あり!とともに流れる壮大な音楽と、大逆転裁判のロゴ、巧舟の名前…









この一連のシーン、ハッキリ言ってゲーム史上に残る、感動的なエンディングでしょう。






もうね、泣けるってもんじゃない、最早スペクタクルだ。うわぁぁ…なんかスゲェものを見てしまった、ってなるね。



大逆転裁判は青年と少女たちの、壮大な大河冒険浪漫だったんだな。








ホームズの親友である筈のミコトバパパが船でも写真でもハブられてるのが気になるがね(写真は撮影者かもしれないが)

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ネタバレここまで








▼総評すると、大逆転裁判1と2というより、前篇、後篇(もしくは完結篇)だ


最初からそうやって出していれば2で売上を激減させることも、多くのユーザーを失望させることもなかったでしょう。

大逆転2の1週目売上10万以下とか酷すぎる、この傑作が、ありえない。




評価としては、1がS+90点、2がS+100点といったところ。本当に面白かった、1も2も。

何せこのジャンルでこれ以上のゲームがそうはないのだから、満点つけても何らおかしくないデキだ。

本当に久々に面白い逆転裁判が遊べて満足だ


大逆転裁判が低評価で、大逆転裁判2が前作の評判の悪さも逆転する名作なんて風潮だが、違うでしょ。1も面白いんだよ。1があってこその2なんだよ。




私はPS2時代にゲームを買いまくったので、同様にゲームを買いまくったDS、PSP時代からはスペースやプレイ時間の都合上(持ってても、もうやらない)これは名作だ!というゲーム以外はまともな値がつけば全てのゲームを売却しているのだが、大逆転裁判は売らないだろう。


2は買い取り価格が3600円と(なんと100円マック36個分!凄いね!)、半年前のゲームとしては異例の高額買取だが、それでも売らない。



今後もたまにやり直し、アイリスの可愛いモーションを見てニヤニヤしたり、犯人を追い詰めてニタニタしたいと思う






次は5でもやろうかな。これだけ優秀なおジイちゃん、おバアちゃんがいながら、弁護士を辞めたヘタレが主人公なんだけどね






…え?4までの逆転裁判シリーズはまだ持ってるのかって?







勿論4だけは即売り飛ばしたよ











▼そういえば特典のDLCは中古なんで遊べなかった、マジ残念。

結局放置されたまま終わったホームズとバンジークスの因縁とか、本編放置でDLCに丸投げだからなあ。そこだけはダメな点だった

まあ流石の大逆転裁判も時代には逆らえないのだろう













▼しかし先祖の設定が後付とはいえ、成歩堂龍ノ介はアソウギと一緒に日本の司法を変える(寧ろ作る)レベルのレジェンド弁護士になった筈なのに(何せ世界一の大弁護士)、成歩堂龍一までその系譜が伝わってなかったのは悲しいなあ…



特別法廷によると、「おジイさん」に弁護士がいた〜〜レベルのうっすい印象しかないし。



結婚した御琴羽寿沙都も歴史に残るレベルの、伝説の法務助士になった筈なんだが…




しかも明治時代の先祖である御琴羽悠仁が、自分の大学の教授なんだよなあ。コネとしてバツグンの威力なんだが、それも風化している。




かなり由緒正しい家系の筈なのに、成歩堂一族は、一体どこで間違えてしまったのか…






……







あっ…(察し)






龍ノ介とスサトがパコ転裁判した末路がこれという事実
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幸福の塔 レビュー感想 裸の救世主様(ネタバレ)

歪みの果てに、幸福はあるか。

昔々、そのまた昔、救世主は悪い悪いドラゴンを倒しました。
人々に讃えられ、崇められた救世主は言います。
「穢れを知らぬ子供たちの手で、空を越えた遥か彼方、
『神の国』まで届く塔を建てねばならぬ。
そこには苦しみも悲しみも、ありはしないのだ」
国中から集まった子供たちは、まだ見ぬ『神の国』を目指し
一心不乱に塔をつくります。

それが一体、何であるかも知らないままに。










▼なんか幸福の党という怪しい政党っぽいタイトルですね





面白かった「籠の街」の作者の新作ということで、かなり高い期待値でプレイ。





▼前作同様3人のうち1人に会いに行き、ストーリーは進む。オススメ攻略順は、チネ、イキ、ユク。





ユク、イキ、チネ、それぞれネーミングは逝く、逝き、死ねかな?と思ったが、EDタイトルを見ると、どうやら駄洒落のようだ。


どうもこの作者、駄洒落をいう癖があるようで、「降伏の塔」「加護の街」と同じセンスだ。



「加護の街」はよかったが、「降伏の塔」には流石に苦笑い











▼特徴はやはりバッドエンドノベルということで、5つあるED、どの結末も救いが無い事





過激なエログロ、リョナ、ホモネタも随所にある





特にチネルートは、最後僅かにでも救いがあったかな?と思わせてまた落とすという、結構えぐいやり口








▼主人公の正体が実在したドラゴンなのは定番のオチだが、そこに至るまでのストーリーが非常に丁寧で、服を脱がない理由、饐えた臭いがする理由、そしてどう見ても人間ではない脚をしている理由(主人公は脚しか描かれない。ずっと気になってた)など、再プレイすると序盤から丁寧に伏線が張られている。


救世主が殺したお供の死体を分解、結合した身体なので、「そうやって目の前にいるだけで立ち姿が歪だよ」と言われてたりね




救いがないバッドエンドノベルというけど、最後ドラゴンが幸福の塔をブっ壊したので子供たちは解放されただろうし(巻き添えで死んだかもしれないが)最終的にWINWINだった気はする




主人公は終盤までセリフが一切無いけど、死んで行く連中に、可哀想とか感情も一切無かったんだろうなあ。だから一時を過した仲間が拷問されても、助けないし、目も合わせない












▼名無しの主人公につけられる、ブランカって白い子って意味なんだね


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ゲーマー的には間違いなく黄緑色の野生児なんだけどね

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▼欠点も幾つか。


シナリオは、誤字脱字や矛盾点があり、削っただけの亜人の骨をドラゴンの牙と言い張るのは、ムリ、あるでしょ。この世界にも外科医くらいはいるだろうし。まあ牙が偽物だと気付いてるキャラもいるようだけど





「いらっしゃられる」も間違った日本語な気が

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モブの絵が使い回しなので、もう少し描いて欲しかった。流石にチネルートに出てくる貧弱な少年と、歯向かっている少年が同じ絵なのはね…。塔の大人まで同じ絵の使い回し。














評価C
65点




前作とは方向性が全く逆ながらも、選曲のセンスなどが同じだし、面白かったです。




あらすじから、もっと深い幸福とは何か?みたいな話だと思ったけど、割と普通のダークファンタジーでした(それに言うほど昔でもない気がする)














金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 レビュー感想 完全犯罪だ…この中に…名探偵でもいない限りはね…!











「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」1巻2巻を読んでみました。





主役は金田一じゃなくて犯人。この題材は「金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼」以来、本当に久々ですね










まず最初に言っておくと、私は「金田一少年の事件簿」が大好きでした。





過去の単行本は全巻持っているし、アニメは全話見たし、小説も読んだし、映画も見たし、ゲームも買ったし、ドラマ版は初代の堂本剛版のファンには不評な松本潤版、更に不評なホスト金田一の亀梨版も見ています。



堂本剛も言ってるように、あれはあれで「マツジュンの金田一少年」としてまあまあ面白かったですね。亀梨も見た目の割に普通の少年っぽかった。あれが金田一かはともかく





むしろあれは、今は亡きKAT-TUNのメンバーが明らかなバーターで出て来るほうが酷い違和感があった













本題に入る前に、少し時代を振り返ります。




当時はマガジンの「金田一少年」とサンデーの「名探偵コナン」が連続でゴールデンタイムに放送されていたという、今ではありえない、まだ漫画やアニメの景気がいい、凄い時代。視聴率2ケタなんて当たり前。





そもそも現在は「コナン」も、数年前に放送された「金田一少年」も、ゴールデンタイムを下ろされてしまった。これは時代の変化だなあと思った






今ではゴールデンタイムのアニメ自体が減ったので、アニメ=深夜アニメという風潮だが、当時はゴールデンタイムにアニメがやってるのが当たり前の時代で、なんとアニメの再放送がゴールデンタイムにやっていたという、今思えばとんでもない時代







本題に戻すと、そんな「金田一少年」が大好きだった私は、原作者コンビが「探偵学園Q」の連載を終え(打ち切りっぽい)、復活して以降の「金田一少年」も最初は読んでたんだけど…





これ、なんか違うなあと、切ってしまったんですよ。大好きな漫画だったのに







地獄の傀儡師との戦いとか気になる要素もあるけど、大幅な作画の劣化やマンネリストーリーなど、ああ、これはもう私が好きだった「金田一」はどこにもないんだな…




ということで数年間シリーズを完全放置し、今に至るわけです。




そして今回、別の作者のスピンオフとはいえ、本当に久々に「金田一少年」を読みました。それも、船津紳平という、聞いた事すらない作者です







どんなものかと思えば…





これがなかなか面白い







併せて「金田一37歳の事件簿」も読んでいるが、これもなかなか面白い。だがまだ2話しか連載されていないので、単行本になったら改めてレビューします























まず驚いたのが作画レベルの高さ。初期の原作に絵を似せているんだけど、1巻はまだ描き慣れてないが、2巻ともなると原作と間違える人もいるんじゃないか?というシーンさえあるほど上達してるんですよ

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そうそう、原作初期はこういう絵でした。実写風のタッチ。キャラがちょっと太くて、女性キャラもムチムチしてる。




蝋人形城殺人事件のマリアとか、可愛く描けてる

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さとうふみやが昔の絵は恥ずかしいと言ってるが、いやいやいや、今の絵のほうが余程恥ずかしいよ。頼むから昔の絵を描いてくれ…











次に最大の特徴である、「金田一少年」の矛盾点や強引かつ理不尽な点を笑いに変えた、高度なギャグ

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トリックって金がかかるとかいう名言





いやあこれが本当に面白い。声に出して笑った




常々「金田一少年」はエンタメとしてはアリだが、ミステリとしては矛盾だらけだよな…と思っていたが(「金田一少年の推理ミス」なんて本まである)、これには本当に大爆笑した





ただ矛盾点を指摘するだけじゃなくて、頑張れば何とか実証出来るんだぞ!





ということを、かなり強引なコジツケで無理矢理描写しているので、金田一愛ありますね






ボウガンの矢なんて飛んでこないぜ?という名シーンを別の作者とはいえ、復刻してくれたのも嬉しかった。ドラマ版にもある、好きなシーンなので。









ただギャグは1巻こそ面白かったが、2巻はちょっとマンネリした感があるかな。



ネタはほぼ同じ。これをワンパターンか、様式美と見るかは読者次第






毎回、エピソードの繋ぎとして、失敗した犯人がどうすれば金田一を倒せるか?っていうネタフリをするところから繋げるんだけど、これ、ネタギレがかなり早くなるパターンですね。



もうちょっと自由に話を広げてもいいと思う




最終的に作者は「金田一少年」ではなく、自分との戦いになりそう




















かなり面白い漫画でした。久々に昔の「金田一」を読み返したくなるほどには。今の「金田一」じゃねーのかよ



評価B+
75点













しかし作者はまだ(年齢の情報が無いが恐らく)30前後の若手だろうから、原作者コンビとは親子程年の差がありそうだけど、20年以上長期連載している(インターバルもあるが)漫画を、子供の時それを読んでいた作者がスピンオフするのも、なんかドラマチックなモノがありますねぇ…





でも、消えた金成陽三郎がシレっと出てきたことが一番衝撃だったかもね…(キバヤシ、さとうとの絡みはないが…)













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