2020年11月21日

彼女のためにあいつを消したい レビュー感想 あなたはすでに知っているのでしょう?都合の悪い人間を消したところで、人生が良くなるわけじゃないことを

主人公には片思いの相手、「ヒメ」がいた



ところがヒメはイケメンの「ツバサ」と付き合ってしまう




嫉妬に狂う主人公



そんな時、「存在を消す銃」というマジックアイテムを何者かに渡されて……



















「彼女のためにあいつを消したい」はループ系ADVだ



主人公は意中の女性を手に入れるため、「存在を消す銃」を使うことになる




この銃に撃たれた相手は存在が消える













王道SFを、ゲームシステムに落とし込んでる




プレイヤーの目的に、「誰を撃つかを入力し、進んだルートで真相に辿り着くためのキーワードを探す」というものがある
yasashiisekai_No-0011_compressed.jpg














これがゲーム的で面白い。









私はまず、主人公を消そうとした




だから「俺」と入力した





ところがハズレ。


そんな答えはないわけだ(しかしこれが後々、我ながら鋭い勘であったと分かる)









その後、教師である「カツラ」を入力したが、想像とは掛け離れたストーリー展開となった(笑)



普通ならまずはライバルであるツバサを消すものだが、一見無関係なキャラを消しても、思わぬ影響を与えるわけだ











ルートごとに真エンドへのヒントが散らばっているが、重要なワードは文字の色が違うし、難易度は低い(「あなたは1ルート目で真実にたどりつけるか?」がキャッチコピーだが、システム上1ルート目では無理だと思われる)



手軽にSFを楽しめるだろう
















これは面白いと唸ったのが、「主人公」という存在がシークレットにされていること




わざとらしく名前が空欄で、誰にも呼ばれない


しかしゲーム中、ある人物から名前を聞かされる




そこから新ルートの道が開けるわけだ















絵も可愛いし、キャラクター性もなかなか面白かった。


どう見てもカツラをしているハゲのカツラは、ルートによってはヒロインのヒメと結ばれてしまう(笑)



なんでも自由に作れるフリーゲームとはいえ、ここまでの歳の差カップルはいないのでは?(カツラは見た目50代後半くらい)



このインパクトは結構凄かった(笑)










評価B
70点



セーブが任意で取れない(多分)という大きな欠点以外は、良質のSFでした。


ギャグ的でありながら、「存在とは?」というテーマを投げかけます



あの伏線は、正直見抜けなかった















本作は一橋のサークルが制作しているそうですが、大学のサークルがフリーゲームを作ることはありがちでも、最も高学歴ではないかな




実をいうと……



そんなサークルがどのようなゲームを作るか?……という単純な好奇心が、「存在を消せる銃」への好奇心を、上回っていましたね(笑)






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