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2023年08月20日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 355周目 それにね……怒らないで下さいね。足が速いだけの女ってバカみたいじゃないですか

▼チャンピオンズミーティングDIRT、ラウンド2初日は5勝4勝4勝5勝…

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ラウンド2ともなるとあまりおふざけはいないね。

ガチヒソカばかり。



困ったのは2度の5勝だな。
違うメンバーで走らせたが、どちらを決勝メンバーにするか…

負けてくれたほうが勝利と敗北の可能性を探れるのだから、あまりに皮肉だ。


結局のところデータ不足、リサーチ不足で決勝を敗れようものなら、それまでの勝利なんて何の意味もないからねえ…


決勝メンバー選抜は明日だね。






▼差し、追込はやはり強い。
デジタルも増えている。

今回はデバフ環境なので、デバフを受けにくいのも強みだ。

凡夫にも、いよいよデジタルの強さがバレてしまった。
これも対策しなくては…

…やはり、デジタルにはデジタルで…?










【フリーゲーム小話】




▼15回ウディコン閉幕。
1位予想した「ビャッコーギャモン」は惜しくも4位。

1位を狙えるポテンシャルはあったが……あれだけ各部門で高評価を得ながらも……なんと「遊びやすさ」がまさかのランク外!
……ここで大きく足を引っ張ってしまった。ゲームの性質上両立が難しいとはいえ、惜しかった。

「遊びやすさ」は本ブログの評価システムでいう「快適度」だが、やはり重要視している。
他が加点方式なのにここだけ減点方式、というほどには重要(参照⇒https://fanblogs.jp/katananana/archive/905/0)だし、フリーゲームだけに限らず、ゲームに於けるプレイ環境の大事さを改めて実感した。


皆さん、お疲れ様でしたね。来年のウディコンも楽しみにしています。

ちなみに何度か書いた通り、私はこの手のコンテストやフェスには1度も参加したことがなく、今後も一切参加しません(ゲーム投稿もコメントも投票も無し)。









▼4.5時間を使い、「奇妙系ホラーノベルアドベンチャー「怪話2」」を攻略。
奇妙系の名に恥じない奇妙奇天烈ゲーム。最終話での某キャラの連続死亡はあまりに悲惨。

前作のラストストーリーはどうなったんだ?…と思えばまさかのところでリンクするし、もしかしたら出るかもしれない「怪話3」にひそかに期待。


ほかには「人間が一番怖い」という「座敷女」のような怖さを持つ「「かして。」」
ロリコンハッピーライフ「せんせはアタシのxxx」
2D横スクロールアクション型謎解きゲーム、「リトライフ」をクリア。

「リトライフ」は開始1分でゲームオーバーになった(笑)。
初歩的なトラップ……なんだろうか?









▼先日レビューした「猫好飯店記」だが、公開から1週間と経っていないのに配信停止になっている。
作者ツイッターを見たらヒロイン3人据えながら1ルートのみしか作れてなかったので一旦公開停止だそうだ。

1ルートだけでも相当に仕上がっていたから、非常に残念。
他の2ルートは公開したルートとのリンクが無いだろうし(謎は残るも、1ルートだけでも完結している)、
フリーゲームは未完成のまま出して、アップデートで肉付けしていくのが当たり前だからね。

ゲーム制作だけに限らず、あらゆる創作も勉強も仕事も、まずはバババッ!!と不出来でもいいから作り上げることが大事で、それが「猫好飯店記」にとっては公開したルートだと思っているくらいだ。
直しは後からでも出来るし、まずは完成させることで、問題点が分かるようになる。


誤字脱字がとにかく多かったが、ラストのラスト、「END」が「EMD」なのはずっこけたな。作者としては、こういうところも修正したいのかもしれない。

沈むには惜しい良作だけに、「猫好飯店記」の復活に期待したい。


2023年08月19日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 354周目 コパノリッキーの倒し方、知らないでしょ?オレはもう知ってますよ

▼正解はアグネスデジタル!!

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…追込での怒涛のラストスパートが重要だが、運ゲーでの勝利を狙うなら差しがいいかもしれない。
実際今日も、使い回しのマイルA差しモンクエルに負けてしまった。マイルは運ゲー要素がかなり高い。







▼ラウンド1、2日目の戦績は5勝4勝2勝4勝…


やっぱりターボは大逃げにすべきじゃなかった。後悔。
逃げなら結構な戦力になり得た。


デジタルはやはり強かった。期待以上に強い。
相手のコパを倒してくれるし、負け戦でもうちのコパより上の順位にいる。

今日はコパが仕上がったデジタルに負けた。
まだ気づかれていないようだが、今大会の最強キャラは仕上がったアグネスデジタルだね。










▼ファル子のウマ娘ストーリー6話解放。


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ラストシーンがあまりにも青春。



ファル子は根性キャラだったんだな。カワカミプリンセスと同じ匂いがする。
他のシナリオでは既に完成されてるしクールな先輩だから、若さを感じる…
このような2つのイメージを持ったキャラはファル子だけだな。


トレーナーはインテリだから根性論ではなく方法論を説くことが殆どだが、
こういう選手を担当する時は根性も認めて導くし……やはり有能。
将来大物になるだけあって行動がイケメンのファル子を、「カワイイ」ではなく「カッコイイ」と評するのも面白い。
ゲーム的には、ここでカレンチャンとの区別をしてるんだろうな。


…しかし中等部高等部になっても迷子って…
モブウマ娘はアホなのか…

絶対ダートが嫌で逃げたと思うじゃん…











▼ウマさんぽのスイカ割り、失敗パターンなんてあるのね…
たかがスイカ割りでショック受けすぎだろ……急激にお婆ちゃんみたいになってるじゃん(笑)

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マルゼンスキーは何十回やっても失敗しなかった。
つまりサイゲがこういう「キャラ」のウマ娘だけ2種類用意したようだが(ある意味贔屓)、
マルゼンスキーはそういう「キャラ」ではないってことなのね。ま、そりゃそうだ。

でもそれをいうなら、コパノリッキーもこういう「キャラ」ではないような…



妊娠したようなボテ腹で食べ歩きしてるクリークといい、これが解釈違いと言う奴か…


2023年08月18日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 353周目 デバフ使ってるお前さあ…恥ずかしくねぇの?

▼チャンピオンズミーティングDIRT、ラウンド1初日は5勝4勝5勝5勝……

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1Rで早々に5勝したので2軍をテストしたが、それでもほぼ全勝してしまった。
上々の滑り出しだが、記事がなんとも死亡フラグくさい…

…号外で決勝の勝利予想なんて、今まであったか?

春天チャンミで回復無し、長距離A、スタミナB、勝率3%のゴルシに負け敗退したこともあるし、軽はずみな記事を書くんじゃねえぞ悦子!!
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……



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…やっぱり大好きハート












▼予想通りコパノリッキーとデバフ多めだね。
うちのリッキーは評価点が400も足りない未完成だが、それでも結構勝てた。
ダートSマイルSだからか。


…しかしねえ…デバフの多さには呆れた。
どうせこいつらはコソコソと小技で削ることしか頭にないんだろう。

今回も魔改造を用意したが、毎回毎回、すべての愛バを勝たせるため試行錯誤している俺からすると、滑稽な連中だわ。




大事なのは愛だよ、愛



それに俺は、ネイチャを筆頭に彼女たちが勝利に飢えていることを理解してるからな。
彼女たちが勝ちに貪欲ならば、勝たせるのがトレーナーだ。

逃げを追込でフォローする作戦も考えているし、この大会も最善を尽くすのみ











▼今回のウマさんぽは海。

「Gaze on Me!」の衣装が下手な水着よりよっぽど合ってる(蹄鉄つきビーチサンダルは、多分初登場。いつかはこれで走れるようになるのか?)。


迷いのある振りでもスイカを一刀両断するマルゼンスキーが怖い…

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スイカ割りやったことある奴ならわかるけど、スイカって意外と堅いからね…
こんな綺麗に斬れない…というか割れることはあっても、斬れることはない。

ましてや、こんな細い棒きれでは…



まさに異次元のパワーを持った女たち…


やっぱり彼女たちとの恋愛、結婚は男が試されるね…











▼ファル子のノーマルエンドええやん。明らかにこちらがグランドフィナーレ。

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サイゲとしては「スマートファルコン」の成功を史実モチーフに「海外挑戦」としたかったんだろうけど、それは競技者として、だからね。
エルコンドルパサーもエンディングでしているし、海外挑戦はファル子の専売特許ではない…

その点ノーマルエンドでは徹頭徹尾ファル子は「ウマドル」で、どれだけ「ウマドル」として成功しても基本やファンを大事にしている……

ここでもラストでは、ファンへ語り掛ける……

…実にいい話だわ。

ストーリーが河原に始まり河原に終わるのも良い。
主人公とヒロインが原点に戻る漫画の最終回がたまにあるが、同じ匂いがする。











▼いつ以来か分からないほど久しぶりに、競技場でDRAW…


ファル子の台詞が出たが(アルダンがよかった)、もしLOHがなかったらどんな廃人でもDRAWボイスはコンプ不可能だろう…

…明らかに実現不可能なものを作ってるよなぁ…?
テストプレイしてないのか…?

…やっぱり運営はエアプなのか…?










▼22日はぱかライブTVか…

さすがにメインストーリー2部の発表が……あるよなあ……?

タイキシャトルやナイスネイチャの訃報を冒頭にやる癖に、和氣あず未の結婚は吉報なのに恐らくスルーだろうな……

これから皆で生放送を盛り上げよう!!って時に訃報から入るのも妙だし(ツイッターなどでも訃報を告げているし、それぞれの心の中で留めるなり、黙祷すべき話)、本来めでたいはずの結婚報告をしないのは凄い違和感があるんだが…

これって普通逆じゃないかなぁ…
訃報は最小限に留め厳かにお悔やみ申し上げる…
めでたい話はみんなで祝う
…それが一般的のはず…

…つまり結局のところぱかライブTVは「ウマ娘」の情報番組というより、アイドル声優番組なんだろうな……

…だから今度のぱかライブで和氣あず未が結婚の挨拶をしたら、むしろ感心するわ…






▼レースバランスで「スタミナ勝負」が重要になるようだが、どうせパワーと同じで無意味に終わるだろうなあ…

まあオープンリーグガチ勢としては「スタミナ勝負」が勝敗を決めるほど重要でない限り、まったく関係ない話だね



2023年08月16日

第15回WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)おすすめの良作……管理人セレクト、この1本……そしてグランプリ予想

▼毎年恒例。おすすめのウディコン作品とグランプリ予想記事。


まず今回の特徴として……明け透けにいってしまうと……非常に大きな格差があると思ったね

つまり面白いゲームは飛びぬけて面白いが、残念ながら面白くないゲームは、一定水準以下であるということ…

14回は平均レベルが高くシングルヒット、シングルヒット、ツーベースヒット、スリーベースヒット、ホームラン……といった具合にどれも面白かったが、15回は凡退作品が多かった



ウディコンはユーザー投票制なので、見解通りなら格差が如実に表れると推測している。

すなわち、人気や評価の高いゲームは多くの投票数や高評価が集中するが、そうではないゲームは低評価がつきやすい……最悪、低評価すらつかずにスルーされてしまうのではと…




…そんな60作品群だと思った








▼今回のおすすめ作品は以下の通り。
いつものことだが、全作品をプレイしたわけではない。
いわゆる独断と偏見にすぎない(っていうか長いゲームはぶっちゃけできねえ)




エントリー番号【3】
『祟女 -TATARIME-』

エントリー番号【4】
『Forcelagoon2 因果律の少女』

エントリー番号【6】
『メリカと野菜の剣士たち』

エントリー番号【8】
『ギフテッドワールド』

エントリー番号【18】
『ビャッコーギャモン』

エントリー番号【22】
『SIBLINGS』

エントリー番号【35】
『睡蓮』

エントリー番号【46】
『救済少年の終末』

エントリー番号【54】
『SICS(シックス)〜特殊事件対策係〜』

エントリー番号【55】
『文無し行商人の遺跡探索』

エントリー番号【58】
『カエルはカエる』








…私の一押しは…





『救済少年の終末』
だね



ゲームデザインがすばらしい。
歴代の名作レトロゲームの良いとこどりのように感じた。

プレイ感覚が子供のころ遊んだ「牧場物語」に似ていると書いたが、私はこの手の生活SLGが好きなのよね…(やや違うかもしれないが、「ぼくなつ」や「どきどきポヤッチオ」なども)

初回バージョンにあった重大な問題点も修正され、隙が無い良作になった。
今時珍しいジャンルでグラフィックやシナリオも良いので、最低でも4位には入るんじゃないか。








▼さて皆さんお待ちかねの管理人のグランプリ予想…


私は14回のグランプリも見事に当てており
今年も的中させる自信があります…

そんな私がグランプリ予想するのは……









エントリー番号【18】!!
m9( ゚ω゚)!




m9( ゚ω゚) ……






『ビャッコーギャモン』!!
m9( ゚Д゚) !







なんとあれだけ絶賛したエントリー番号【22】『SIBLINGS』ではありません!!





ああ確かに『SIBLINGS』はすげえゲームだ。
ウェブメディアにも取り上げられたし、多くの人がプレイしたはずだ。
なので投票数も稼げるだろう…

なのになぜ1位じゃないのか…



それは簡単…




『SIBLINGS』は余りにもバズりすぎたため、普段フリーゲームを遊ばない層にまで拡がったからです!
m9( ゚Д゚)








彼らは…





彼らはわざわざウディコンアカウントを作り複数個のレビューを書いてまで、『SIBLINGS』に投票しません!
m9( ゚Д゚)





プレイだけで満足だから!
そこで彼らのウディコンは終わりだから!(始まってもいない)







そして『SIBLINGS』は部分的には非常に優れたゲームではあるものの、
ウディコンの評価システムでは、特定項目の評価が低くなると予想されるから(「物語性」「遊びやすさ」には高評価がつかないのでは)。
プレイヤーを選ぶゲームでもある。








よって1位を……



かつてなく暑苦しい良作のエントリー番号【18】!!

『ビャッコーギャモン』と予想します!!
ヽ(゚Д゚)9 !!





これは凄い力作です!





…それにね…
『ビャッコーギャモン』は…

レトロゲームテイストなんですよ

GBAみたいで面白かったです



つまり…





ウディコン投票者には絶対に刺さるんです!!


だっておじさんばっかりだから!!
ヽ(゚Д゚)9 !!!








▼…以上で今回のウディコンおすすめ&グランプリ予想記事を締め括ります!



発表が楽しみ!
ヽ(゚Д゚)9 !





……

ヽ(゚Д゚)9…









(;´艸`)oO(あれぇ…?でもやっぱり『SIBLINGS』かな…?あの超スピードアクションは相当にインパクトあるしな…わかんねえ…)













【プレイしたフリーゲームから色々紹介】




▼レトロゲーム愛好家が作ったと思われる「ゾンボックス -ZOMBOX- for Windows」は、「THE HOUSE OF THE DEAD」のオマージュかな?

「THE HOUSE OF THE DEAD」の操作性をマウスでやるのはきついが、レトロゲームをフリーゲームで疑似体験(?)できた。

私は続編である「THE HOUSE OF THE DEAD2」のドリキャス版を、友達とプレイした想い出がある。
ガンコンより普通のコントローラのほうがプレイし易かった憶えが…。



▼ふりーむ!に何度も公開拒否されたという「でんでらの」だが、残念ながらあまり面白くも、怖くもない。
ホラーと思いきやギャグがしつこくて萎えてしまうし、どっちつかずな印象。お使いイベントも多い。
相棒の猫娘が強すぎるので、緊張感もない(オフも可能)。

「あまりにも怖すぎる」とご指摘を受け、何度も掲載が見送りにされた問題作とあるがふりーむ!は「あまりにも怖すぎる」という曖昧な理由で公開不可にしないのでは。
恐らく「暴力表現面で刺激の強すぎる作品は配信できない」とガイドラインが改訂された部分のことで、ホラー(怖いから)ではなくグロ(暴力的だから)についての指摘では。

そこがマイルドにされた以上、怖くないのは当然ともいえる(ベストな状態で面白かったか、怖いかは別として)。

いっそ自分のサイトで公開してもよかったのでは。
公開不可といえば「K-POPアイドル ブラックリンク」はタイトル通りブラックで面白かった。



「TALKING◎mea」「TALKING◎ayano」「TALKING◎yukari」の3作は本当にただ女の子と会話をするだけのゲームでゲーム性も隠し要素も隠しエンドも無いと思うが、意外にも面白い。ヒロインたちのキャラが立ってるし、可愛さのツボを押さえてるからかも。

おすすめは3作目の「TALKING◎mea」。ヒロインのおっぱいも大きいし、人物像も現実にいそうだ。
でも太ももはもっと太いほうがいい。これじゃ太ももじゃなくて細ももだ。

尚、ならびは私のプレイ順であり、配信順ではない。
気になるヒロインからプレイしてみて!

2023年08月14日

猫好飯店記 レビュー感想 むしろそのほうがいいわ……あなたがくれる痛みなら………痛いくらいのほうが愛しいわ

【あらすじ】

ここは桃林源。
無法者の蔓延る街。
賭博に遊郭、薬屋に怪しい湯治旅館――とにかく全て揃ってる。

祖父からの遺言で、隠し子の娘を探してほしいと頼まれた羊太は、
日本を離れ、一人桃林源へとやって来た。

そこで生きる3人の女性―翠風、雪梅、凛花と出会い、
彼女たちに助けられながら人探しを始めるが…


中国の架空都市を舞台にした 恋愛×ミステリー仕立てのADVです!


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▼面白ェ!恋愛ゲームとしては久しぶりに傑作が出たな!



恋愛×ミステリー仕立てのADVです!とあるが現時点ではほぼ恋愛ゲーム…ギャルゲーだな。

プレイ感覚が、まさにそれ。

何より主人公がモテすぎ。
あまりにもモテる。
すべてのヒロインが一目惚れし、争奪戦するほどモテる


はっきりいってラブコメなどでありがちな不自然な設定だが…意外にも強引さは感じなかった。
その理由は、ゲーム中で主人公とヒロインの恋が一夜の夢であることがクローズアップされているからだろう(漬物ではない)

普通なら住む世界が違うゆえ結ばれない2人の恋愛だからこそ、ありえるわけ



「猫好飯店記」は日本人の主人公が異国の地で出会った女性と急速に恋をする物語なので、不自然ではないわけだ。
なるほど確かに現実の恋物語でも聞く話だ。
意図的なら、上手い設定を考えたものだ。






※攻略対象・エンドは今後のアップデートにて追加実装を検討とあるが、現在の攻略ヒロインは意外なことに遊女の凛花だ(左側)

いわゆるセンターヒロインでもなければ主人公が最後に出会う女性のためサブヒロインのような扱いだったので(あらすじやプロローグでも最後)本当に意外なのだが、私としては前述のコンセプトに最も忠実なヒロインなので、製作上の都合は知らないが凛花を最初に持ってきたのは英断だったと思う


…そのくらい、凛花との関係は儚いんだよね。
主人公の羊太はしがない旅人、そして凛花は上客を取る遊女…

凛花が普段どんな仕事をしているか考えるだけでも胸が痛くなるし……上客をお見送りするところにばったり遭遇してしまったのは、男なら胸が苦しいだろう。

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▼…この感覚は本当に久々だ。
名作の「久遠の絆」を思い出す。

あのゲームもヒロインに遊女がおり、水揚げされていた。
主人公は脳破壊される寸前だった。


そもそもヒロインが遊女の恋愛ゲームはどのくらいあるんだろうか?
フリーゲームだと、数えるほどしかないんじゃないか。
ましてや中国が舞台となると、片手で足りるだろう。

このオリジナリティを、高く評価する







▼ヒロインが遊女ということで平和な日本で暮らしてきた主人公から刺激を受け、自分の生い立ちや生き方に疑問を感じるストーリーも面白かった。
疑問だけではなく、遊女であることに誇りを感じているのもいい。


AIで作った美麗背景も長所だが、最大の美点として台詞を挙げる。

はっきりいってしまうと「猫好飯店記」のストーリー完成度やディティールはさしてクオリティが高いわけではない。30分程度だし、世界観を厚く構築するには至っていない。
そもそも推定3編の1編だけなので、まだ未完成である。

…なのにこれほどの面白さがあるのは、間違いなくキャラクターの言葉が生きているから。
台詞が強いゲームは圧倒的にキャラクターに命が吹き込まれる。
私は「猫好飯店記」をプレイし、凛花という女性から確かに命を感じた。

特に気持ちを確かめ合うため体を重ねるシーンの美しさは、本作随一だ。
こんなロマンチックなセックス、世の中のどのくらいのカップルがしてるんだろうね。

バッドエンド(と便宜上呼ぶが別にバッドでもない)の儚さもすごい。まさに一夜の夢の終わりだ。






▼欠点はやっぱりバグの多さ。
誤字脱字だらけだし、発言するキャラクターの名前が間違っていたり、
同じテキストが重複していたりと、これがかなりの数にのぼる。

しかし致命的なバグではないので、アプデを待たずに、今プレイしても良いと思う。










評価B+
75点


久しぶりの一大傑作恋愛ゲームでした。
私は、凛花との恋を忘れることはないでしょう。

羊太くんが日本のお坊ちゃんなのに意外と度胸と度量があるのもよかった。
恋愛ゲームは主人公を好きになれない限り、良作にもなり得ないからね(イナケンはクズでも、「メモオフ2」は名作だが)。


BGMやとおかの立ち絵素材、AI背景も世界観にマッチしてた。
「血怨」といい、AIの正しい使い方だ。





ちなみにジャンルは恋愛×ミステリー仕立てのADVです!…となっていますが、現時点でミステリ要素はほぼ無く、主人公が探している人物も判明しないまま、物語は幕を下ろします。
意味深な伏線も回収されません。

検討との事で完全版が出るか不明ではあるものの、凛花ルートだけでも傑作なのでおすすめ。









【その他にプレイしたフリーゲーム】



▼「ex.(エクス)」

ミスリードが雑すぎるので、男性心理をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。
プロポーズすることを恋人生活の終わりとは普通表現しないし、結婚したら恋人じゃなくなるわけでもない。
グラフィックが良いだけに残念。



しかし結婚かあ…



これじゃ「ex.(エクス)」じゃなくて「sex.(セックス)」ぢゃん!?




▼「【新番組】あかちゃんとあそぼ!【放送開始】」

狙い過ぎ(世界観を作りすぎ)ではあるが、やっぱり怖い。
これだけ引っ張った割にエンディングがあっさり目なので、もっと怖がらせて欲しかった。



▼「にーと・ざ・ろっく!」

「ぼっち・ざ・ろっく!」のパロディらしいが「ぼっち・ざ・ろっく!」を見た事がないため、どこがパロディかわからない。
シュールなギャグが面白かった。どこまでが作者の本音なのだろう。案外照れ隠しかも?



▼「怪話2」(攻略中)

昭和を舞台にしたレトロゲーム風ゲームで雰囲気抜群。
女性キャラは前作のほうがHでしたね。





【「フリーゲーム 優しい世界」……まさかの女性向けブログだった……?】



▼某ユーチューバーがよく自分たちと比較されるユーチューバーとの違いを「俺たちの視聴者は8割男だけど、あいつらの視聴者は8割女だから」と言ってたが、なるほどそれは明確な違いだ。

このブログの読者男女比はどうか?
2年前に「6・4で女性が多い気がする」と書いたが、あれから今日に至るまでを……コメントなども参照し独自調査した結果、……8・2で女性が多かった。
むろん実質調査は不可能だしネカマネナべの可能性もある。揺らぎも大きく、やはり正確に知ることは出来ないが……それでも男が多いようには到底見えない。

「フリーゲーム界のコロコロコミック」が狙いだったので…光栄の至りではあるものの、狙いとはずいぶん違うところに着地した。
単に管理人が男だから女性読者が定着し易いだけかもしれないが(一般的にこのようなコンテンツは主催者の異性がメインの客層)、そうだとしても計算外である。

女性誌(一般誌だが女性読者が多かった)の編集だったのでその意識が働いたかもしれないが、少なくとも女性向けに執筆したわけではい。
コンセプトはずっと、「フリーゲーム界のコロコロコミック」だったから。



だってこのブログ…ずっとオッ〇イとおチ〇チンの話しかしてないじゃないですか(寧ろ、他に何かしたっけ?たまにフリゲのレビューとかやるけど)



…つまりこれらの事象から解る事実は…



女性は男子小学生よりもおチン〇ン(の話)が大好き。



2023年08月09日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 352周目 俺様ちゃん、サイゲの暴挙に過去最大級のブチギレ…サイゲお前…またか…またなのか…信じてたのに…なんでなの…(涙目)

▼ファル子シナリオ攻略…

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▼選択した時の台詞の雰囲気が他の子と違い、初っ端から「おおっ!?」となる。


マイナーなダートを盛り上げよう!


…というお話だが、ぶっちゃけリッキーと被ってる。
順番的にはファル子が先だが、そこはソシャゲ……攻略順は完全にプレイヤーごとにランダムだからね。
レースには出てるのにメインストーリーにダート3人娘が出ないことに物凄い違和感があったが…そこも仕方ない。

だが他のシナリオでは最強ベテランダート娘として君臨するファル子がまだ新人ウマドルなのは、かなり斬新だな。
「ウマ娘0」とでもいうのか、歴史を遡ってるような面白さがある。

…まあクラシックのファル子がベテランなら、10年以上在学して走ってるマルゼンスキーや会長はどうなるんだって話だが…






▼キャラクター性も違い落ち着きがなく、幼い。
エイシンフラッシュシナリオでも知的でトレーナーを諭したくらいだから、別人ぶりに驚く。

自分を可愛い可愛い言ってることが今度はカレンチャンと被るが、この2人は道理で仲が悪いわけだ。
自分とキャラが被った女を好む女はいないだろう。







▼そんな具合に他と色々被ってるが、中身は全然違った。
最初は走ることが好き!砂のきらめきが好き!といってたファル子が徐々に数字や成果ばかりに囚われ自分を見失い、トレーナーは彼女を支える…

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これについてはもう完全に先が読める物語ではあるが、それでも面白かったね。本当に完成度の高い物語の特徴だ。

トレーナーさんという主人公が非常にフラットな男で、プレイヤーの感情移入度が高いことが挙げられる。
俺ならこうする、という行動を…かなり高いレベルではあるがトレーナーさんはやってくれるから、久しぶりに自分が物語に存在するというロールプレイングが出来た。




▼メジロアルダンシナリオでは現実離れした有能イケメンだったし、
アストンマーチャンシナリオでは現実を壊すくらいイカれていたし、
…枚挙に暇がないトレーナーさんのとんでもない有能ぶりだが、
ファル子シナリオのトレーナーさんは割と現実的な仕事人で、「俺でもそうする」「俺でもこう言う」という気持ち通りに動いてくれたな





▼ストーリーに「ファン」という存在が強く埋め込まれているのは、他との違いだね。
そこは流石ウマドル。他のダート娘とも違う。

ラストシーンもファル子がファンに向かって語り掛けるという異色のシーンで終わるし(大抵はトレーナーとウマ娘の独白や会話だから)、レースやファンを取り巻く環境もよく描写出来てて、面白かった







▼…俺はファル子を、3年間支えることが出来たと思う。

…それにこの3年間のお陰で、自分が本当に大切なもの…大好きなものを自覚できた。

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すべてファル子のお陰だ…







…いや、気持ちは最初から決まっていたのかもしれない。
ファル子のファン第一号になった時点で…



俺も「あの人に伝えたい、好きだけじゃない想い」がある…


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「彼女とアイドルについて語るたび、胸の高鳴りを覚えた…」



「彼女に「トレーナーさん」と呼ばれるたび、胸のときめきを感じた…」



「…俺は最初から、この気持ちに正直になるべきだったんだと思う…」






「…あなたの事が好きです…」


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「……」









「ライトハローさん!」


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思えば最初からあなたには「好き」以上の気持ちが、常にありました。
あなたと一緒にファル子を支え、
いつもファル子の事を相談したら、親身になってくれた…

いつしか相談事がなくても、ふたりで会うようになっていましたね…


実家のお義母さんも俺を気に入ってくれたことが、とても嬉しかったです…

偶然雨が降って偶然雨宿りした場所がハローさんの実家の近くだなんて…運命を感じずにはいられませんでした…しかも偶然お義母さんが通り掛かるなんて……素敵な偶然の連続って、本当にあるんですね…

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…あっ。
そういえばファル子との契約は、「最初の3年」だけだったね。

もうダートをメジャーにする事には成功したから、次は日本の芝をダートに負けないくらい…
いや世界一の芝にすることを目標にしたいな。


…今後は別の道を歩むことになるけど、これからもファル子を応援してるからな!


ファン第一号として!




……





それじゃあな!!ファル子!!
ドバイでも元気でやれよ!!










▼そんなゴールデンファル子を引くのには39連を費やした。私にしてはかなり掛かった。
そもそもこんなに回すことは通常ありえないが、もうすぐハニバだから奮発した。
……捕らぬ狸の皮算用にならなければいいが。

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…まあそれはいいとして…


サイゲ…




お前さあ!!(ブチギレ)





…俺言ったよなぁ…?
前回のチャンミの時、決勝エントリ締め切り6時間前にゼファーを引かせたお前に、言ったよなぁ?



もう2度とこんな嫌がらせするなって…



…それが一体、どういうわけだこりゃあ?
もう今回の育成は終わったんだぞ?
なのにこのタイミングでゴールデンファル子を引かせるとは…

一体なんの嫌がらせだ?




確かにゴールデンファル子は強い。
でもそれは、覚醒スキルあってのことだ。

俺のレイ資産では覚醒レベル5まで上げたら、もうレイが無くなっちまう…
だから3で打ち止めにするしかない…

これでは意味がない…
レイは溜まらず、溜まるのはフラストレーションだけだ…


…お前はそれを…分かった上でやったんだよな?







今度という今度は、マジで許さんからな!!(ブチギレ)

もし詫びの気持ちがあるなら、決勝では俺に雑魚をぶつけろよ!!










▼ゼファーのウマ娘イベント7話解放。

ゼファーからはかつてない親愛と信頼を感じていたが、まさかこの時点で…とは思わなかったわ。
彼女にとってトレーナーという存在そのものが、自分に新しい人生を吹かせてくれた風なんだね。

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…そういえば結婚は長い長いレースだから、
一時的な熱量よりも心地良さを感じる相手が良いとはよく言うね…





…もう俺たちの関係の答え出ちゃったね…











▼マルゼンスキーの私服解放。毎日競技場に出しても、結構かかるもんだ。

この私服可愛いね。写真で見た昔の若い女性が、こんな服を着ていた。
マルゼンスキーにしか着れないし、他の私服が想像できないほど似合ってる。


「デートでも勝負服」とさらっと言ってくれるのが可愛い(勝負パンツも気になる)。
この何があってもふたりでいるのが当たり前の空気感と距離感は、マルゼンスキーだけだな。

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さっそくライブで躍らせたら、プロデューサー巻きしたセーターにもモーション判定があってビビる。
動きに合わせて捲れ上がったりする。

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衣装モーションはキャプチャーしてないだろうけど、試しに自分もセーターを巻いてジャンプしたらほぼ同じ動きになった。

毎度のことながら、この異常なまでのリアリティは凄い。ただグラフィックが綺麗なだけには、マジで留まらないな。










▼さてサイゲによる予想外の邪魔が入ったが、チャンミDIRTの布陣は完成。


大逃げ⇒ツインターボ
逃げ⇒コパノリッキー、マルゼンスキー、ゴールデンファル子
先行⇒オグリキャップ、クリスマスオグリキャップ、ヤマニンゼファー
差し⇒花魁ゴールドシチー
追込⇒アグネスデジタル(使い回し)
デバフ⇒シンボリルドルフ、グラスワンダー




今回は以上で挑む。ダートなのでいつもより少なめ。

魔改造枠はターボだが、運良くダートSに出来た。
だがぶっちゃけ大逃げは失敗だろう。
固有レベルを1に抑えたし、逃げならかなりの戦力になり得たはず…
まあそれでもゲームなんで、私は遊ぶけどね…勝ちだけに拘ったら、絶対に飽きるから…

デバフは「一応作った」が、これも遊び。
どちらも脚質Sだがそれでも不発はあるし、大逃げターボを勝たせるために使うくらい。

リッキーは2度育成し緑スキルを6つ乗せたが、今一つ勝てない。やはりオープンではさほど強くない。ハマれば独走できるが、そもそもマイルは運の要素がかなり強いから、どのウマ娘も勝ちの目がある

逃げは最有力だが、ゴールデンファル子はスキルがないので勝ちきれないだろう。固有スキルを出すとキャラソンが流れるが、赤テイオーの「ユメヲカケル!」と違いアップテンポでないので緊張感が無い。あの脱力した雰囲気で優勝できれば面白いが、まず無理

デジタルは使い回しなのに強い。最後のストレートで、凄まじい勢いで上がってくる。実は今回のチャンミでは追込が強いのだが、意外にも気づかれていない。迫る影が不適合というだけでレースの本質が見えていないトレーナーが多いから。



…あとはチャンミまで座して待つのみ。



2023年08月06日

benediction レビュー感想 フリーゲームだからこそできた問題作。切ねぇ…

女の子は朱音に木箱を差し出し、去って行った。
去り際の女の子の表情。
あれは、彼女が朱音に最初に向けた表情によく似ている。
年齢にそぐわない、憎悪や恨みといった悪感情に染まりきった顔。
彼女にもなにか抱えているものがあるのだろう。
俺はその表情を見て、彼女のことをまったく知らなかったのだと思い知らされた。
ただの女の子のように見えた“少女”。
彼女の心の奥にも、人には見せられない闇が育っているのだろうか?


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▼いきなり確信に触れてしまうと、「benediction」は大人のジュヴナイルかなー……と。

エンディングコンプした今となっては…悪趣味すぎる。このゲームは。

どのエンディングも悲惨で、救いがない。

直感的に「面白そう」と期待したが、期待通りであることが恐ろしくもなった。
途中から、絶対救われない物語だとわかるからね…





▼だが最初から分かっていたことでもあり、(NORMAL1種 BAD3種)という説明文に惹かれたのは私自身。

つまり最初から気取ったトゥルーエンドやハッピーエンド、それどころかグッドエンドすらないと思っていたし、グッドエンドが無い事に興味を惹かれてプレイしたからね…

…しかし亘という主人公に乗り移り朱音という儚げなヒロインと物語を共有した今となっては、なんともやりきれず、自分の中に「benediction」が確かに遺ったのを感じる








▼主人公が現実世界とはどこか違う世界に足を踏み入れてしまう伝奇ミステリだが、古き良きマイナーノベル感がある。良くも悪くも、とても令和のフリゲとは思えない

「悪くも」というのはフリゲに今風の絵や流行のネタを求める人間には不向きという意味で、設定だけでいえば、使い古されてるからね。

主人公が足を踏み入れた謎の世界。そこで出会った謎の少女。果たして少女とこの世界の正体は…!?

…なんてのはそれこそ幾らでもある。

「流れ星に願いを」は主人公が「この村には子供がいない!」と気づいたが
「benediction」には子供が登場するなど、作品ごとの違いはあるけどね







▼久しぶりに主人公(の考え方)が面白いフリゲだった。

フリゲ主人公としては稀有な30代の成人で(8歳の娘がいてもおかしくないくらいの年齢)、大きな悩みを抱えて生きているから、非常にドライだ。冗談の1つもいわない。

調査のためにヒロインの朱音を利用する狡猾さもあるし、性格も珍しいタイプじゃないかな。
こういうキャラは、寧ろ主人公に敵対するキャラとして描かれることが多いからね







▼でも意外と…恋愛になると弱い。

結局この男は、自分に自信が無いだけ。ドライといっても所詮は屈折してるだけ。
能力もなく、拗ねてるだけの子供。

そんな亘と10代の純真な少女である朱音の恋愛模様は、このゲームで唯一ポップかもしれない。

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朱音との交流で「彼女を守りたい」と変わっていく亘の成長物語は、面白かった。
たった数日の出来事ではあるが異常な空間で今までしてこなかった経験をしているから、ご都合主義とも思わなかった。

現実でも成長できるのは、少年少女だけではない







▼さて本題の「謎の村の正体」だが…


…隠しエンドでもない限りは…


何も解き明かされない。
謎のまま丸投げ、ブン投げで終わったといってもいいだろう




だが謎を解く鍵は鏤められていたと思う。



私はこの村の正体に、見当がついている



……

……

ただそれが余りにも…
余りにも…
〇〇だけに匂わせ、というか…



なんというかもうちょっと………



ねえ?




これってさぁ…
結局、ファンタジーに見えて実は〇〇〇だったってことだよなあ…?
割と禁じ手じゃねえ…?
有償ゲームなら炎上する奴じゃん。





▼最初から違和感があったんだよ。
そもそも「学校」が無さそうな世界で朱音が今風の制服を着ていたり(この事に終盤まで気づかなかった亘は洞察力0、ジャーナリストの才能が無い)、村の外の世界を知らないはずなのに一般常識や語彙を持ってることも……そういうことだよなあ…?

文字が無くても歌で伝承しているなんてのは、文字を知ってる奴の台詞だよなあ…?



……


この仮説ならば、およそ矛盾なく説明がついてしまう

…このフリゲは結末や世界観もかなり人を選ぶと、ひとり勝手に納得しているよ








評価B
70点

▼序盤から張られている伏線が露骨なのでオチには気づくかもしれませんが、
そこに向かって暴走する物語を止められない虚脱感、ヒロインを救えない無力感が、強かったです。

私の中に、「benediction」は爪痕を遺しました。


BGMが少なく臨場感はないし
文章が微妙で誤字脱字もとても多いが(「ずらい」のような初歩的なものまで…)、主人公の言葉はなかなかに読ませる…

「幸を運ぶ怪物」のレビューにも書きましたが私は文章が微妙でも熱量のあるフリゲが好きなので、「benediction」もかなり気に入ってます。




フリゲじゃなかったら、批判されるだけに終わったでしょう(この内容に金を払えるか?という意味も含む)。




だがこのようなトガった個性も受け入れられるのが、フリゲの良さ。








▼村の掟に縛られるヒロインと、
そんなヒロインを懸命に守ろうとする主人公に待ち受けるものは?




哀れな彼らの末路、あなたに見守って欲しい









▼ほかには「Ĉi tio estas...-人間改良計画-」を攻略(コンプはしていない)。

[END2・夏休み]が好き、ちょっとHで。


…でもこれって…


ババア無理すんなEND?



2023年08月01日

負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。 レビュー感想 ホケセンスキー

◆あらすじ
普通の大学生である主人公「私」は、現在話題の恋愛攻略ゲーム「キミに恋して」略して「キミ恋」にドはまりし、続きを楽しみに眠りについた。
しかし、目が覚めるとキミ恋の負けヒロインである「アミ」に転生してしまっていた
唐突な現状に戸惑いつつも、主人公「私」は負けヒロインという理不尽な運命から脱するために切磋琢磨するのであった−−。
前途多難な大逆転ストーリーを、ぜひお楽しみください!


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▼うわぁいい意味で期待を裏切られた(笑)。



「負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。」は乙女ゲーではあるんだけど、作風が想像とはかなり違った。

俺はてっきりコレ…
乙女ゲーの負けヒロインが勝ちヒロインに負けじと頑張る!ヒーローに選ばれたい!

…っていうお話だと思ったんだよね。まあ普通のなろう系恋愛ゲームだと。

…思ったんだよねというか、それが普通の読みなんだが…





▼でもこれ…
ぶっちゃけどんなゲームかというと…




勝ちヒロインを斃すゲーム



うん、これに尽きる。…尽きる。…よね。
主人公がヒーローと協力し、勝ちヒロインを斃す話。

勝ちに行くってそういうことかよ!」とか思った(笑)。





▼…まあ開始直後に分かるし、これを書かない事にはレビューにも感想にもならんから書くけど…

…このゲームの勝ちヒロインであるユリは正攻法ではなく、卑劣な手でヒーローをモノにしたとんでもないクズなんですわ。
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いやーこんな悪党キャラ久しぶりだな。
可愛いしおっぱいも大きいけど、こいつは許せない。

乙女ゲーのライバルキャラというより、もう完全に「敵」だもん。


卑劣な手を駆使し主人公を潰そうとするが、それらを打ち負かしながらヒーローと結ばれるために頑張るのは、なかなかに独特のプレイ感覚だったな。

…実際、「負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。」と同じ題材のフリー乙女ゲームがちょっと思い当たらないし、オリジナリティは高い(他にも転生ネタにオリジナリティがあるが、ネタバレなので伏せる)







▼さて肝心のストーリー。ここはしっかり乙女ゲームしてた。
いくら勝ちヒロインを斃すことが目的といっても、あくまで恋愛ゲーム。イケメンとのキャッキャウフフは必須。

このブログでレビューする乙女ゲームは男でも楽しめるもの(というより老若男女を問わないもの)というお約束があるが、しっかりそのハードルを飛び越えた

ヒーローも丁寧な口調で、女性を丁重に扱う紳士的少年で好印象。







▼残念なのは演出だが…
なんでこんなにBGMが少ないんだろう?

無音シーンがやけに多くて、重要なシーンでもいまいち盛り上がりに欠けた。
意図的な演出なんだろうか?









評価B+
70点

いわゆる「なろう」な設定ですが、「なろう」のようなご都合主義は殆どありません。
力のない負けヒロインに転生した主人公は、やっぱり力がありません。
一度攻略したゲームの情報も、あまり役には立ちません。

ですが自身が勝ちヒロインになるために、ヒーローを守るために、強大な勝ちヒロインに戦いを挑みます。

その戦いの果てに何が待つのか、ぜひ見届けて欲しい…




男でも楽しめる、一風変わった良作乙女ゲームでした。




他には「あなたに咲く」をプレイ。
以前レビューした某フリゲを連想した。

…この作者も…もしかして転生してない?(違ったらスマン。スマだけに)









【1年前の良作ピックアップ】



今月振り返る1年前の8月にレビューした良作フリゲは…









斧鬼〜魍魎の棲む家〜完全版

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レビュー感想では「完全版というよりリメイク」とつっこんでますが、本当にそんな感じでした。

なんとかしてオリジナル版と両方やって欲しいね、どっちも面白いから。


2023年07月31日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 351周目 チャンピオンズミーティングDIRT…オープンリーグでは最強キャラのコパノリッキーは使えない…なぜなら…

▼ストーリーイベント「夏の陽は、青く凪ぐ」クリア

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圧倒的に面白い!



この1年で1番かも。あっという間に完走だ。

ストーリーの幕間であるバックグラウンドと、成長物語…
普段は素直になれない彼女たちが、夏合宿で少しだけ解放的になる…

エアグルーヴはまだしも、アグネスタキオンが意外と普通の女の子の一面を見せてくれたのも良かった(相手はトレーナー君ではないが…)。
タキオンは良くも悪くも初期より凡人化したが、クリスマスにもトレーナー君相手に照れていたし、元々こんな少女だろう


だが、スズカのキャラをデフォルメし過ぎなのは気になった。
集団行動が苦手といっても自分勝手だったり、協調性が無い子ではないでしょ。

エアグルーヴや他のメンツを必要以上に世話焼きにさせるため、無理矢理作り上げた感じだ




…というかエアグルーヴ…


スズカに優しすぎるだろ…



トレーナーには教育ママのように厳しいのに…
トレーナーはエアグルーヴを女帝にしようと頑張ってるのにどうして…
エアグルーヴ…どうして…










素晴らしいストーリーの記念にと…なんとしてもスズカの水着が欲しかったが、10回以内に引き当てることに成功。
いつもの事ながら俺の頭脳と運の良さはすさまじい

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早速踊らせたが…

水着スズカの可憐さはやばい…






貧乳なのに妙な色気がある

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チームシリウスの3人で歌って踊るのも良い。花がありすぎる。
何故か水着率が高いシリウスだが、ライスとブライアンもいつか来るのだろうか?

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▼ホームに置いても可愛い。


…可愛い……
可愛いけど…


確かに…?…

確かに!?

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……


確かにっ!??

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▼ピースを溜めて、通常ゴールドシチー解放。
「隅々まで見てくれていいよ」だってさ。

…あっ、自分いいっす…


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▼次のチャンミはダート。
リッキーが強すぎると評判だが、それはグレードだけ。オープンでは通用しない。

リッキーが強いのは…パーフェクトリッキー、もしくはそれに近いリッキーだけで、そもそもオープンには相性が悪いんだよ。

制限のあるオープンでは、緑スキルが弱い。金緑は更に弱い。
オレンジスキルでガシガシ加速したほうが強い。

更にリッキーの固有は緑スキルが6つないとフルパワーを出せないし、固有レベルが必要になることもミスマッチなのよ。オープンは固有レベルをいかに抑えるかが勝負の鍵だからね。


ためしに育成したが、練習15戦でたった2回しか勝てなかった。
13回は使い回しにボコボコにされ、使い回しのリッキーにも負けた。

やはりオープンではリッキーは不利だろう。
ネット情報に釣られて使う奴は、俺にはいいカモだ






▼今回も育成は1キャラクター1.2回、合計10回まで。

制限を設けないと終わらないし、前回も1.2回で作ったミスターシービーで優勝したしな。

「ウマ娘」ほど試行錯誤が無駄になるゲームは無いし、マイルはただでさえ運ゲーだから。








▼最愛バのメジロアルダンは出走断念。
育成したが、ダートAが無理だ。
そもそもダート因子を持ってるのがアルダンだから、どうしようもない。


…適合率こそ低いが、追込アグネスデジタルは使い回す。
距離Sだけでも大変だから、とても作り直す気にはならない…

マルゼンスキーなんてクラシックシニアとどっちも金色継承だったのに…まさかダート因子もマイル因子も継承しないとは…

…こんな苦行を何百回とやらされるのだから、恐ろしいゲームだよ…

2023年07月25日

SICS(シックス)〜特殊事件対策係〜 レビュー感想 ライトノベル版バイオハザード?

▼起動してびっくり、アニメーションするタイトル画面が評価点高い。
主人公の女の子もかわいい。













…イラストだけではなくグラフィックも美麗だし、拘りを感じる







▼そんなこんなで見た目こそ可愛いし
会話劇やテイストがまんまライトノベルだが……


意外や意外、ストーリーやシステムは無骨な「バイオハザード」だったね。



…いやー意外と死んだ。
初見殺しが多いのかな。
ラスボスも倒し方が解らなくて、何度かゲームオーバーになってしまった。

なのでテクニックだけではなく少し頭を使うバトルもあるし、
単なる「バイオ」リスペクトには終わってない、骨太さがある。






▼でも実は、ホラー要素はほぼない。
「SICS(シックス)〜特殊事件対策係〜」はアクションゲームに近いゲーム性で
謎解きや「バイオ0」のようなパートナーザッピングもあるが簡単なので、
やはり難所であるアクションこそがこのゲームの本体であるように思った。

面白いのは、やけに熱いロックサウンドが鳴り響くボスバトルだね。


つまり「SICS(シックス)〜特殊事件対策係〜」は萌えキャラが軽いノリで戦うが、中身が無骨な「バイオハザード」です。








▼評価C
60点

アクションゲーム好きには特におすすめの良作です。

クリア後にはスコア評価があるので、ゲームに自信がある方はハイスコアクリアやナイフクリアに挑戦してみては?
EASYもあるので、苦手な方でも攻略出来るはずです。


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