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2023年11月10日

【定期コラム】ふりーむ!の炎上と、ゲームの表現規制に思う事

定期コラムという名の、不定期コラム。

今回はみんな大好き、ふりーむ!について。



例によってオチはないし……実を言うとこの問題、取り扱うか迷った。
騒ぎたいだけの滑稽な野次馬が多過ぎるので、取り扱った時点で同類と見做されてしまう危険性がある。
スルーしたほうが絶対にクールだろう。




…だが、どうしても触れないといけない理由があった




それでは本題に入りたい。







▼ふりーむ!の過剰な規制が小さな火種から始まり、遂には燃え広がったようだが……


……


これについてまず言いたいことは…





キミたち遅いよ。
俺はガイドラインが改訂された時から、ずっと指摘してるのに。






ほら、全部俺の言った通りになったでしょ?
ねっ、ふりーむ!、炎上したでしょ?




その事について、ド派手にイキリたい(俺が予言者だぁ!みたいに)

これこそが私がこの問題を記事にした理由であり、主張の9割は完遂。
クールとは程遠い理由である。






▼最初の指摘から、もう10作以上もふりーむ!に掲載拒否されたフリゲを見てるからね。
最近レビューした「私はかたまり」もそう。
作者が【18禁指定された問題作】18禁要素があるとしてふりーむ!で公開できずフリーゲーム夢現で公開といったツイートをしたが、
現実には問題作でもなんでもなく、ふりーむ!が過剰に規制しただけの話(このツイート自体が皮肉かもしれないけど)。





▼ふりーむ!は、「18禁」の定義がおかしいよね。
CSではCERO B程度に該当するフリゲを、CERO Zと言い張ってる。

フリーゲームという元々狭い、「好きな人しかやってない」コミュニティに於いて、過剰な規制だと思う。

高齢童貞、高齢処女の性への潔癖症のようで、なんとも気持ち悪い。


……

………




でも…


たったそれだけで手のひら返してふりーむ!そのものを叩く層も、かなりダサいよね。
キミたちだって、散々ふりーむ!でフリゲをDLしただろうに。


これは全く別の事、分けて考えるべき問題と分かってない人が多い。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いなのか、
元々ふりーむ!に不満があった人への決定打になった背景もあるんだろうね

この炎上自体、ふりーむ!の信頼度が高ければここまで燃えなかったかもしれない






▼だがふりーむ!のお陰で出会えたフリゲは数知れないしついでに出会えた製作者連中も
同社が長年行ってきた、フリーゲーム普及への絶大な貢献を考慮すると、私はたったこれだけで批判する気には、到底なれないね。

類似ビジネスをやってる知り合いの苦心を見てきただけに猶更。
どの企業にも少なからず起こり得ることが起きた、程度に認識してる

私が意見するのは、あくまで過剰な規制に対してのみ
ただただ愚策と思ってるので、早目に弁明を伺いたい。







▼仮説を2つほど挙げると、ふりーむ!はDLサイトである前に一企業なので、やはり広告ビジネスをするにあたって、年齢制限に抵触するコンテンツを配置できない事情があるんじゃないかな。

大きな会社ではない上、
広告収入が利益の何割かをしめているなら、こうするしかなかったと。
立ち上げ当初、広告は余り張られていなかったように記憶してる。

今はもう何にでも広告が張られている時代で(プレイの合間どころか、プレイ中にさえCMが入る時代)、インターネット事情の変化による、サイトの変貌だね。




もう1つは、クレジットカード会社との兼ね合い。
ニコニコで一部マスターカードが利用不可になったが、ふりーむ!にもその波が来たんじゃないかな。
だとしたら今後は他社でもニコニコやふりーむ!と同様の事が起こる筈なので、解りやすいだろう



企業の目的は存続と発展であり従業員やその家族を食わせないといけない
ので、今回の件は仕方ないだろうと、一社会人としては解釈した。

あ…ふりーむ!はユーザーより家族を取ったんやな…、って。



もしそうだとしたら、なんとも悲しい。
本来の文化圏とは関係ないところで、規制が強化されてしまったんだから。
だがフリーゲームはインターネットゲームとほぼ同義なので、いつかはこうなる運命だったのかもね。

今にして思えば、ニコニコ系列とはいえあそこまで自由だったアツマールは凄いよ。
アツマールが閉鎖した所為で、ふりーむ!に過激なゲームが集まった影響もありそうだ









▼私がフリゲを作ってた時代と今は、環境が全然違う。
現代の製作者ならではの悩みがあると思う。

当時はCSではまず通らないような表現や作品が、ノンプロのゲーム製作という事で、問題なく通っていた。
…通っていたと思っていたが、「お目こぼし」でもあったのかもしれない。

私はそんな時代のフリーゲームが大好きだが「規制は絶対にゲームをつまらなくする」「フリーゲームは昔より今のほうが面白い」という二律背反を抱えているので、今後、この規制で自分の中の評価がどう変化するのか楽しみだね





▼Aboutにも記載してるけど私は元々フリーゲームや同人ゲームの製作者で
このブログを立ち上げてからもフリゲ、エロゲ、スマホゲーを作ったけど、
意外なことに(?)規制とはほぼ無縁。

知識のある人がチェックしてくれたというのもあるが、スマホゲーは想定より緩かった。



先日「今は駄レビューが多すぎるからプレイヤーがレビューを取捨選択する時代」と書いたが、製作者がプラットフォームを取捨選択する時代でもあるんだろうね。

昔よりずっと選択肢が広がった。
棲み分けがより一層広がりそうだ。



2023年10月30日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 370周目 スマトレーナー(IQ135)、やっぱり頭脳も育成も引きも一流

▼ストーリーイベント「秋さびて、想ひ綴る」読了!

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今回も面白い!余りの面白さに一気読みしてしまった!



お陰でインターバルの台詞を回収し損ねた…!
いわゆる「取り返しのつかない要素」なのだが…









▼シナリオテーマが育成のグランドマスターズに少し似ていた。

想いの継承がテーマだが育成シナリオ同様、
おふざけ無しのガチカミプリンセスを見られてよかった。
プリンセスにはやはりシリアスが似合う。

祭りが終わった後のキングの台詞は「──子どもってすぐ大人になるのね」に通ずる。
勝負で負かされたわけではないが、自分を慕う少女に完全に上をいかれて、感慨深いのだろう。


プリンセス(がアップ)のスチルが無かったので、最後の最後に出てくれて安心した。






▼ハルウララはこのゲーム屈指のアホの子だが、彼女はどうやって歌やダンスを習得しているのか?
…という2年数カ月の疑問が紐解かれたのもよかった。
ハルウララでもミスなくこなすし、ウマ娘は歌やダンスが得意な種族なのか?…と考えていたが…

解は実にシンプルでハルウララは想定よりずっと賢かった。
まさか計算で他人に気を遣っていたとはびっくりだ。

同室のキングがウララを決して低く評価しないのは、
ウララの知性を見抜いていたから…かもしれない…
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ライスシャワーやメイショウドトウ相手では、どうだろうか?
彼女たちはウララが無意識に自分を励ましてくれる優しい子と認識していたが…
実際には2人が思うよりずっと賢いだろう









▼ダイワスカーレットとウオッカも慕っていたが、
カワカミプリンセスが皆に愛されてると改めて分かったのも収穫だった。


みな口をそろえて「カワカミ」と呼ぶ。親し気でも「カワカミちゃん」。
やはり、カワカミプリンセスのことを「プリンセス」とお姫様扱いするのは王子様であるトレーナーだけだな。
親は勿論例外だが、プリンセスと呼ぶモブは「姫」という意味だろうし。


テイオーとツヨシが仲良しなのは今でも違和感ある。
テイオーはツヨシみたいなタイプを格下に見ている節がある…ネイチャのことも無礼ていた。

シンボリルドルフ産駒というメタ視点がなかったら、2人が仲良しな理由がわからない









▼ガチャでは単発2連で2人ゲット。
この素晴らしいストーリーに花を添える事が出来、とても嬉しい。

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前回ガチャでもチャンミCLASSICで得たチケットで、またもファインが1発(3枚使用の1枚目)。
これで★★★★に。
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ついでに赤テイオーも引いたが…
正直もういいかも…
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▼和衣装が4人そろったので、早速「トレセン音頭」。
きゃーわゆい(マルゼン語)。
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▼今日は時間がないのでもう無理だが(フリーゲーム小話含めて、記事も長すぎ)、
育成したら「プリファイとキングさんという2人の師匠」とか言ってる…


……俺はっ!?トレーナーはっ!?しかもプリファイが先っ!?


…となるが…
プリンセスの中では男を「トレーナーさん」と呼びながらも徹頭徹尾「王子様」なんだろう…

そして新プロフによるとプリンセスのマイルールは「王子様へのプロポーズは自分から」

俺はまだされていないが、いつもプロポーズする側(?)なので、プリンセスからのプロポーズを待ちたい。


テイオーはCMに出たテレビが大ヒットしたことが自慢とある。
明らかに元ネタがありそうだ。
競走馬がテレビCMかあ…時代を感じる。











▼ネイチャSR[とびっきりの金メダル]が久々のトレーナーポエム。
そして俺はこれを待っていた。


自分でもなぜだか分からないが…今回はイラストを見た瞬間ポエムの波動を感じ、「特大級のポエムが来るぞ!!」と確信めいた予感があった。そしてやはり、それは当たった。

これまでのポエムが雪や夕陽をテーマにしていたからね。
決められたテーマがある。今回のネイチャもそうだ。
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トレーナーはネイチャを(少女という意味での)子供と思ってるようだ。
兄より父扱いされることが多いしネイチャの台詞からも結構いい年齢っぽいが、そんないい歳した独身男性が自分を何年も好いてくれる女の子に「もちろん1番だよ」と言った責任を取らなくてはならない。絶対に。

キングやプリンセスにも子どもと言ってたが、トレーナーの認識では中等部は子供なんだろう。
逆に高等部となると途端に女性扱いする男。

彼には謎の拘りがありそうだ。








▼ラモーヌお義姉さんのストーリーにアルダン登場…当たり前ではあるが。

自分のトレーナーにはしっとりした声だが、
姉のトレーナー相手には結構尖った声で喋るし、現金な女だ。おもしれー女。

こんな感じでもっとアルダンの別の顔を見たいが、もう出番は無さそうだな…
あの世代で他にウマ娘に出来そうなの、いたっけか…









▼12月はチャンピオンズミーティングLONGで、まさかの有馬!
もうやったじゃん!…またあの地獄を繰り返すのかよ…


まさかここまで徹底し、現実通りとは…

前回は…逃げ外しの大博打に勝利。
優勝できたが、うんざりだった。

CLASSICを優勝し次は育成最小限と書いたが、いまは最小限すら作りたくない…
「ふり」ではなく、次はガチでカジュアル育成で終わる









▼アニメ3話も面白かったな。


ゴルシがG16勝!?現実と同じだ!
チームシリウスのゴルシがいまだ出走しないのは、時系列がまだリアルゴールドシップの生まれる前だからだろう。
この理屈だとゴルシのメイクデビューは2部か3部だな。

しかしGT6勝もしてるゴルシがただの変な人扱いなのが納得いかない…会長に次ぐレベルの生きるレジェンドの筈だが…(まあそれをいうならウオッカは7勝だが…)

寮生なのも衝撃。同室は誰だろうか?名前が出たことで実装が確定的になったオルフェーヴル?

ドリームトロフィーリーグの名前が出てきたが、やはりピークアウトした選手がいく2軍リーグっぽいな。
マルゼンスキーやタマモクロスがドリームトロフィー行きを匂わせていたが、元ネタがわからない。
モデルとなった馬になんらかの共通項があるんだろうけど…。

モブに今浪厩務員がいたし色々元ネタがありそうやね。
アニメはアニメで面白くなってきた。



4話も面白い。
リアルキタサンブラックが強すぎるので、トレーニングにスポットを当てたのはいい。


しかしアニメ版のトレーナーはほとんどストップウオッチ計測係のおじさんだな。

ウマ娘たちに策を授けてるわけでもないし、精神的支柱はネイチャ先生。
今回もトレーニングは他人頼み…1カ月も現場を離れたが、影響なし。
こいつなんのためにいるんだろう…?

ライスも存在意義が分からない。
ろくに食事も作れない。アスリートとして1か月間あの食事なのは、致命的。
だがトレーナーはここでも何も言わない…

育ちが良い筈なのに、キタサンの食べ方が汚いのは嫌だった。
これじゃ汚サンだよ。
ゲームでもそうだが…スタッフに…かなり変な性癖を拗らせた奴がいそう。









▼スキルの説明テキストが修正!?改悪だろ!



あの不自由で何を書いてるか意味不明な日本語!
通称「サイゲ語」こそが「ウマ娘」の売りだったのに…
俺がなんのために必死に努力してサイゲ語検定1級を取ったと思ってるんだ!

…いや実際、データ化するのも困りもんだよ。
ただでさえ解析された所為でゲームの面白さが薄れてしまったのに……、自分の頭で考える要素が減るのはいかんわ。




長くなったし、本日の「ウマ娘」攻略日記はここまで。
後日…和テイオーは強いけど、オープンリーグではそうでもなくね?…などを考察したい








【フリーゲームのアレやコレ】



▼「KISS ー忘れられない想いー」2周目をクリア。結末は変わらなかった。
やはりあのエンディングが物語の正史なんだな。

主人公がタイムリープ(ループ)する理由も明言されなかったが、東野圭吾と同じスタイルか。
「秘密」「トキオ」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のように東野圭吾作品では時折摩訶不思議なSFファンタジーが起こるが、原理が解説された作品は少ないからね(というか、ない?少なくともメジャー作品ではない気がする)。

「忘れられない想い」がサブタイトルだが、まさに「忘れられないフリーゲーム」になった。
これより主人公とヒロインの想いが強く相思相愛で、クリア後の余韻が鮮烈なフリゲそうはないだろう。


しかしこれほど登場人物が少ないのに、ラストに登場した女の子は世界観にそぐわなかった。
「キモイ!キモイ!おじさん!おじさん!」吠えてたのに、ちょっと甘い顔をしたら手のひら返して「お兄さん、ファーストフードでよければ奢るよ(下半身ビショビショ)」って……即落ち2コマじゃねーか!


即落ち2コマじゃねーか!


ヒロインであるさゆには10年以上の「想い」があるのでキャラが立っているが、この子はポっと出に等しいので…
自殺するまでのプロセスを、どこかに、上手いこと挟んで欲しかったな。



ストーリーのインパクトが最大級なのでレビュー感想では敢えて触れなかったが、AIイラストも素晴らしい。
ここまで表情の表現や表情変化に拘ったAIイラストフリゲは初めて。

特に泣き顔が凄い。本当に悲しんでる顔だわ。
グラフィック一番の見所は?…と訊かれたら「女の子の泣き顔」と答えるね。
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ゲームでも漫画でも、美少女キャラの泣き顔っていかにも綺麗に泣いてるんだよね。顔が崩れない。
でも「KISS ー忘れられない想いー」は号泣して顔が崩れる。ぶっちゃけ、美少女キャラには到底見えないような表情(顔)にもなる。まさに「泣き崩れる」だよ。

現実の女もポロポロ泣くから、リアル(まあAIなんてある程度同じものが出て、製作者が手を入れてるかもしれないけど、それをゲームで表現する事が異色であることには変わりない)。


晴れて恋人になったさゆを「他に好きな子が出来た」と捨てるシーンは胸が痛ぇーわ。
あの時の無理して笑おうとするさゆの涙は忘れられない。
散々ループさせて、プレイヤーにもさゆとの想い出を作ってから捨てさせるのが上手いな。

まーそんなわけで、まごうことなき傑作よ。









▼「幸を運ぶ怪物」がアップデートされたようだが……クリア後モードの夏鈴花がブスになっとるやんけ!?!?(サムネを見ると)


なんでこんな修正したんだろ…?
死んだくせに自信満々で、あの見透かしたような表情が良かったのに…

夏鈴花は若い風に描かれてるが自分をおばさんと言ってるし、物語を読み解くといい年齢っぽいな。
そんな「おばさん」が主人公のフリーゲームは珍しい。「幸を運ぶ怪物」の希少性の1つでもある。










▼YouTubeに「キミの瞳に映る夏」のプレイ動画がアップされている。

なぜ今更!?と驚いたが…エクレア編の製作者が、アツマール閉鎖にあわせて、自分が権利を持ってる分だけ公開したらしい。なるほど。

昔書いたレビューには、エクレア編が一番面白いとある。いやはや懐かしい。
プレイ数コメント数はそこそこあったが、レビュー感想を書いたのは私だけのようだ。




…そういえばこのフリゲ…他のサイトにはアップされなかったので、もうプレイできない。
実況動画もないので…、映像的なソースはこの動画だけ。
他の製作者が消息不明なら仕方ないが、良作だし公開終了は惜しい…。





2023年10月26日

KISS ー忘れられない想いー レビュー感想 遠回りのloop駆け抜ける螺旋

主人公である坂口恭一には幼馴染の女の子がいた。
彼女の名は石田さゆ。
大学生となったことで幼馴染の関係を卒業し、恋人同士になりたい。
恭一はさゆへ告白することを決めたものの、なかなか言い出せず−−

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▼すげえ!めちゃくちゃ面白ェ!


「KISS ー忘れられない想いー」はこの秋一番のノベルゲームだ!



ストーリーの続きが…、主人公恭一とヒロインさゆと……

そして終盤登場する真のヒロインの未来が気になり過ぎて、休むこともなく、一気にクリアしてしまった



完全に想像を超えていった。
まさかこんなドぎつい恋の物語になるとは……想像もしなかった

終盤…さゆを想う余り恭一が取った行動は、この物語の何かを壊した




恭一がさゆをどれだけ愛しているか…
さゆが恭一をどれだけ愛しているかが
ふたりの想い出を通じて痛いほどに分かっているから、
その決断は余りに残酷だった。
スクリーンショット 2023-10-26 182057_compressed.jpg









恭一は破滅に向かう、取り返しのつかない決断をした。










▼私はこのゲームを…主人公が実は死んでるヒロインを助けるため、ループするSFなんだろ?

…程度に思っていた

だがそんな想像から、「KISS ー忘れられない想いー」の想いはかけ離れていた


これは青年が時空を彷徨う中で、真実の愛を探す物語だ。

往年の名作SFや「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」「ひとかた」に近い。







▼画面演出もフリーノベルゲームでは見られない物が使われており、没入感は圧倒的だった。
まるで映画のようだが、フィルム映画を意識していると思われる。

STARTもLOADもタイトル画面もなく、いきなり意味深なムービーから始まるのも洒落ている。

そしてこの時点で、物語は始まっている。






▼1つ言いたいのは、ループ物の宿命とはいえ同じシーンを見せすぎじゃないか?

…ということだ。
3ループからはスキップしたくなった










評価B+
75点

どうも私は、このようにシンプルながらも
「青年が過酷な運命に抗う」…だとか…
「絶望の果て…最後の最後に一筋の希望が残る」…という物語に弱いようです。
ついつい、のめり込んでしまいました。

「KISS ー忘れられない想いー」が面白いのは
最後に残されたのが本当に希望なのかが…分からない事です。

物語的に希望じゃないなら何だという話ではあるし、…ネタバレなので伏せますが、
このゲーム、実は彼らの恋の結末が描かれないのですよ。

不幸なままなのか?
○○は消滅したままなのか…?
すべては不明で、時空を彷徨った恭一が運命を変えるある行動をし
新たなる未来に想いを馳せるところで、物語は終わります(真エンドがあれば別ですが)。

しかしそんなハッピーエンドではないけれど希望を感じさせるエンディングは、時として再会した主人公とヒロインがベタベタするようなメロドラマより、遥かに強いインパクトと感動を残すのですよね



恭一とさゆと○○の未来、どうかあなたも見届けてください。





2023年10月25日

私はかたまり レビュー感想 本当の姿って、なんだろう?確かなのはあなたを救うチャンスが、私にあること…

▼いやー…




久々にフリゲで感動しましたね







こんなに「救い」のある物語のエンディング、あるんだね…
人間は一生懸命に生きれば必ず神様が見てくれるのだなと、ふと感動してしまった…

人を想えば、かならず応えてくれるんだなとも


伏線を回収し点同士が1本の線につながるエンディングの感動は、ひとしおだ。






▼「私はかたまり」は「かたまり」というケサランパサランのような白い物体を育てるゲームだ

オブジェクトを調べ経験値を入手し、それぞれ一定の姿に変化する。
変化後は謎解きをし、そもそもかたまりとは何なのか?という真相編へと突入する
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真相編はジャンルがガラリと変わり
ちょっとしたステルスや鬼ごっこもあるADVになるのだが、
このテイストの変りぶりも面白かった

即死トラップが2つほどあるが、攻略は簡単だろう







▼さて突然話を変えるようだが、物語には「テーマ」がある。

各製作者が考えているかは不明だが、プレイヤー、読み手がそれを想像することは自由だ。

私は個人的に「私はかたまり」のテーマやメッセージ性を想いの成就と切ない愛の物語だと思った。

この不器用な愛が本当の意味で成就する時、私は驚きとともに大きな感動を味わった


短編ながらに実によくできたストーリーだ。
かつて秋吉理香子もこういった小説を書いていた


まさにミステリと切ない愛の複合だ











評価B
70点

ワンマップ探索から始まるかたまりの小さな冒険は、
本当の姿を取り戻してから、加速度的に進行します



短編ゆえに、物凄い速度で




振り落されないで欲しい、このスピードに。
最後にあなたなりの真実の愛を見つけて欲しい








【フリーゲームのアレ】


▼先日レビュー感想を書いた「電車で眠るダウナーなあの子に」がver.1.01に更新。
日常イベントおよび夢イベントでのステータス変動値を上方修正しました。とあるが、製作者も問題点と自覚したようだ(私と同じ指摘をした人が、他にもいたし)。

他にも問題点は色々あるが射精ゲージの上昇幅が、自慰とヒロインの口内、膣内で同じ(もしくはほぼ同じ?)なのはおかしい。

現実には口内膣内のほうが圧倒的に気持ちいいので、ならば圧倒的に上昇しないと変だ。
主人公のようなスリルを楽しむ人間なら尚更だろう。しかも遅漏過ぎる。

実際その所為でゲームバランスがおかしくなっているので、自慰で射精ゲージを高め、フィニッシュだけヒロインの膣内で…だなんてありえないことになっている。
そこを修正すると他の数字もいじらないといけないので、やはりまだまだ修正の余地がある。
ゲーム製作はどこまでいっても大変だぁ…



そういえば以前「僕たちはいけない遊びを覚えてゆく〜風雲相討学園フラット2完全版〜」の攻略日記にて「私はエロゲ的なエロゲはやらない」と書いたが、
「電車で眠るダウナーなあの子に」が初めての「エロゲ的なエロゲ」かもしれない。

システムが雑ではあったがこのように頭を使ってあれこれできるエロゲには、可能性を感じる。

そもそも単調なレベル上げで攻略できるRPGや
読むだけノベルのように「誰でもできる」が嫌いな私は、そういったゲームと相性が良さそうだな。

そして食わず嫌いも嫌いだ。


今後は積極的にプレイしたい。
「1room -家出少女-」は面白そうだな。

2023年10月20日

電車で眠るダウナーなあの子に レビュー感想 度胸は最大レベルだ道徳心は最低レベルだ

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▼電車内で眠っている女の子に悪戯する「どきどき魔女神判!」的SLG。

コマンド「眠る」、「ホラーゲームで遊ぶ」、「ステルスゲームで遊ぶ」、「散歩へ行く」、「瞑想する」で悪戯に必要なステータスをアップさせ、主人公をレベルアップさせる

レベルアップすれば、ヒロインに出来る悪戯が増える








▼まずSLGとしてどうなの?というと…ゲームバランスが悪いように思った。
次の行動が取れるまでに必要なレベルに、なかなか到達しない。

たとえば「ホラーゲームで遊ぶ」では「度胸」が上がるが、得られる経験値が非常に低く、幾度となくホラーゲームで遊ぶ必要がある。

ゲームプレイングを単純作業のループにさせがちなので、もっとサクサクレベルが上がり、次のステップに進めるゲームバランスでもよかった。

レベル上げが単なる作業で、残念ながらこの部分にはゲームとしての面白さが無かった。

しかもちまちま経験値を上げやっとレベルが1上がったのに、「度胸レベルが足りない」で結局悪戯できないとあっては、萎えてしまう。


クリアした今となっては一応…効率的なレベルアップ攻略法をマスターしたが、それすらも単純作業になってしまった。
SLGなのだし、レベルが低くとも頭脳とテクニックで攻略できる要素が欲しかった。



…というか途中まではそういうゲームだと思っていて…





▼……、ゲームの本質として「時間内に女の子に悪戯し、その証拠隠滅を謀る」「ヒロインにバレないようにと緊張感を愉しむ」が面白さの筈なのに、何故か右クリックで終了すると一瞬で主人公の悪戯がリセットされてしまうんだよね……


これは余りにもリアリティが無い。





…実を言うと証拠隠滅しなくても右クリックでリセット出来てしまう仕様には、終盤気づいた。

残り時間を計算しながらゲージ変動を確認し、わざわざ剥いだシャツを戻していたことがアホらしくなってしまった。
…まさか、制限時間がゲーム攻略にほぼ関係ないとは…




お金払った時のアレみたいに、時間内に必死で剥いだり舐めたりしてたのに








……


なので私は自分への縛りプレイとして、ヒロインに悪戯した時は敢えて証拠隠滅してから悪戯を終えた。

我ながら紳士の拘り




前記の通りサクサクとレベルアップできるゲームバランスにして
頭脳とマウスクリックのテクニックによりゲーム性を高めるほうが、
このようなゲームの理想形だと思うから








▼ギャルゲーとして見ると、AIで描画されたヒロインは可愛く、エロティックでもある。
台詞がほぼ無いため性格が分からないのも、ダウナーを通り越しミステリアスで良い。
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エンディングでも、彼女の人物像はほとんど分からない。

主人公がヒロインの事を何も知らないように、
ヒロインもまた、主人公を知っているかさえ謎のまま……


そんな流れで終わるストーリーも、またよかった。
エンディングのとある展開に、ちょっとした優越感が生まれるからだ。







評価C-
65点

最初こそあちらを立てればこちらが立たずを両立させることが面白いですが
コツをつかんでしまうと単純作業のループになりがちなので、バージョンアップが必要かもしれません。


AIイラストの技術発展にともない、もとは自分が使うように作ったとありますが、それだけで終わるには惜しい作品。
こういうゲームにしてはBGMもなく物静かな環境音だけで進行したり、センスも光るものがある。(実は手抜きとかじゃなければ)


レベル上げは面倒ですが上がる度に出来ることが増えるのは面白いですし(レベルと悪戯に必要な度胸が矛盾している気はしますが)、試行錯誤型のSLGが好きな人は、やってみてはどうでしょうか。
私はこれから、最速最短クリア目指して2周目をプレイします。
もうレベル上げのコツはつかんだので、半分以下でいけるはず。


ちなみにフリーR18ゲームとなっていますが性描写は少年マガジン以上ヤングマガジン未満なので、エロへの期待は禁物です。
ヤングマガジンやヤングジャンプに比べるとむしろマイルドなので、逆にいえばエロが苦手という私からすれば信じられない人種の方でも、プレイしやすいかと。







▼ティラノゲームフェス2023の影響でアクセスが増えている…と書きましたが、先日は初見の方にも閲覧して頂きました(「迷子と恋と獣人と」レビュー感想にて)。

ある程度こなれてくると新規開拓が難しいため、嬉しい限りです。

フォロワーのツイートでこのブログを知ったとのことで、
どうやら宣伝して下さった方がいるらしく、アクセスが増えていたのはその影響もありそうです。
どなたかは存じませんが、ありがとうございます。ご助力、感謝いたします。

この、何でもかんでもマネタイズの時代に無料ゲームの情報を無料紹介しているブログですし(最近は記事を有料化する人も多い)、見ろとも見るなとも言わず私は今後も一切の宣伝をしませんが、皆さんは私の事をジャンジャンバリバリと…





「未来の嫁」


「おチン○ン坊や」


「お風呂では最初と最後におチ○チンを2度洗う男」


「態度はデカいのにおチ○チンは小さい男」


「でも未来の嫁」





……など、様々な蔑称でフリーに紹介してください。





2023年10月18日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 369周目 心から、感動しています(ニッコニコ)

▼ヂャァァアアアアアアアアアアアアアアアアイシャイアー!!!(声にならない奇声)

チャンピオンズミーティングCLASSIC!!
優勝だあしゃああぁあああああああああああああああ!!!

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これで2冠1敗!!





ううう…!
嬉しい余りにも!!
余りにも嬉しい!!

凄まじい歓喜で声にならず、思わず震えたわ…
しかも優勝はバレンタインアイネスフウジン
パドックもレース展開も完全に読み通りだった。思い通りにパズルのピースがハマった時の爽快感は異常。
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この勝利の雄たけびと余韻は6月18日にチャンミMILEをミスターシービーと優勝して以来…
前回は負けているから…とんでもないカタルシス。

人間、本当に歓喜すると自分でもよくわからない行動に出るね。
喜びのオーバーフローを起こしたのか、思わず太ももを何回もバシバシ叩いてしまった。
強い力で叩いたのか、少し腫れ上がっていた。









▼今回は逃げが不利だしましてやチョコネスを使うトレーナーはほぼいないが(検索した限り俺以外の優勝者は1人だけ)とにかくすべてが上手く運んだ。
不利とされていても、やはり戦略次第では勝てると証明した。しかも推しで…、使い回しで、だ。



まず先行、差し、追込の育成メンバーでは優勝は難しいと読んだ。

理由は…




パドック人気が著しく低い!


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なんとメジロアルダンは9番人気!
会長は7番!

これではセイリオスの効果は見込めない!



しかも8番はチアネイチャ!強力な固有が飛んでくるだろう!


ここまでの人気も低かったから、勝負の決め手となるセイリオスの実力を発揮できず、悔しい思いをした。
…なので大きな博打として、セイリオスを捨てる必要があった。



あのスキルは3番人気までに入れないなら意味がない

…今大会ではセイリオスを積んだウマ娘のパドック人気が悉く低かったのだが、まさか最下位グループだとは思わなかった…(チョコネスは6番)



…MILEでもミスターシービーは9番人気だったが、あの時とはワケが違う。
当時まだセイリオスは無かったし、人気の低さはマイナスでしかない。








▼ならば使い回しであろうとも逃げでバ群をコントロールする戦法しかないと博打に出たが、大当たり。


蓋を開ければ、追込0人というまさかの偏り!!
逃げは6人中1人!!



長距離チャンミをメジロブライトとともに制した時のような衝撃だ!
…この時点で「勝てる…」という予感があった。






▼結果、チョコネスはまさかの出遅れをするも1着優勝、会長が2着でワンツーフィニッシュ、アルダンは掛かりのため、5着だった(彼女との栄光は、いつか必ず)。

17人のウマ娘を出走させ、勝率は以下の通り。
決勝レースの号外ではTOTAL勝率72%だが、本来はもっと勝てた。やる気ガチャでハズレを引き、不運の負けが多かった。
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▼もう1つの狙いとして、発動しにくい垂れウマ回避を、なんとしても発動させたかった。
非常に強力だし、それが他のトレーナーとの大きな差になる(こういうところで差をつけないと、不運に見舞われるので絶対に勝てない)。

結果バ群は変動し、私だけが垂れウマを発動

会長は凄まじいスピードで突っ込んできた…
もしアイネスが伸びなくても、勝ってくれただろう








▼今回は本当に疲れた。育成だけではなく、チャンミ中も。
心地いい疲れではあるが、掛かったコストは余りにも甚大だった。

12月チャンミ(短距離?)は、育成人数と回数を最小限に抑えようと思う(ただ今回も数こそ多いが、一発で距離S継承したから、作り直しは殆どしていない。やはり作り直しは無駄なだけ)。

12月までは健やかな気持ちでウマれそうだ。
今回は本当に勝てて良かった。もうその言葉しかない。







▼明日はラモーヌお義姉さんが遂に実装。そろそろ来るだろうと思っていた。


だが俺は引かない、あえてね。



何故なら俺はアルダンのトレーナーだから。







▼「ウマ娘」は当分休業だ。
ティラノゲームフェス2023も始まったし、暫くはフリゲレビューに専念する。

…まあ私は既にレビューが投稿されている作品には書く意義を感じないので、あれだけレビューが乱発されているティラノゲームフェス参加作品には、自然と書かなくなるのだが…


やはり「フリ優」の意義は未発掘作品の発見だろうな。
最近はSNSやYouTubeが活発でそのような埋もれてしまった作品は減っているが、フリーゲームにとっては良い事だね。
フリーゲーム自体はすっかり衰退したが、完成度は段違いだし、コミュニティは狭くとも活性化している。

むかしは良くも悪くも一つのブーム……そして一過性のブームだったが、今は本当に酔狂な人だけがやっている。そんな人が定着する限り、発展を続けるだろう。

フリーゲームという一つの文化が成熟……した後が今なんだろうな。

2023年10月16日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 368周目 A・NO・TE

▼ラウンド2、2日目は4勝2勝5勝4勝……

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…な…

なんとか…

なんとか5勝出来た…


このまま出来なかったらどうしようと思ったが、息も絶え絶えだ…







▼はぁーあ困った困った。
5勝メンバーこそいるが、安定感でいえば4勝した2チームも気になる。

もうレースは出来ないので、頭の中だけで考えるしかない。


結局今回はぐだぐだ。
TOTAL勝率も前回から大きく落としたし、最高で(たぶん)9連勝なので、2桁連勝すら出来なかった…

…それでも勝率は80%くらいかあ…
これだけあっても3%に負けるんだから、…もうね、アホかと、馬鹿かと…





▼結局のところ今回も残り6人がどうなるかの読み合いになるが、やはりあの手を使うしかねえな…

決勝は逃げチョコネス、先行アルダン、差し会長で行く。

不利な逃げでも有力視されているキタサンホワイトは……あえて外す。


俺はキタサンホワイトを外す。あえてね。

スタミナ面に於いて、固有の回復を持つチョコネスのほうが有利と読んだから。
デバフが飛んでくる可能性も考慮した。





…6人中、1人でも逃げがいれば勝機ありだ。追い比べできっと勝てる。


後は決勝を座して待つのみ…







…そういえば決勝戦に使い回しを入れるのは、これが初かも?


ティラノゲームフェス2023受賞作品予想と、管理人のおすすめ作品まとめ

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▼ティラノゲームフェス2023受賞作品予想。


先日のウディコンでは、『ビャッコーギャモン』は惜しくも4位。
1位は余りにも大方の予想通りで波乱はなし…誰もが納得する作品ではあるものの、少し物足りなくもあったな。


今回のティラノゲームフェスではどうだろうか?


期待したい







▼それでは早速始めよう。








【長編ゲーム部門 グランプリ】



……




圧倒的な描画力で魅せる、何かを探す物語…あなたが最後に見たものは、真実か妄想か。





「妄想狂ザナトリウム」











【短編ゲーム部門 グランプリ】






救いはないのですか?





「君も助けてくれないんだね。」










【長編ゲーム部門 準グランプリ】





生か死か、夢か現実か。





「菟原まひるの選択」








頼りなくても、不器用な愛でも…


「虹色ドリーマーズ!」











【短編ゲーム部門 準グランプリ】






オチはわかっても、この不気味さはわからない。


「今日の晩ごはんは■■です」








ちょいと小粋な小話でも。



「タバコ屋乙女と小話でも」








あなたが愛したのは、誰か?


「ちゅうやしまい〜Lunatic Luminarie.」













【恋愛部門】



北国から届けます、少女から女性になる瞬間を。北のヒューマンストーリー。





「北限のアルバ〜春の章〜」








子供だった自分が欲しくてしょうがなかったもの…



「僕の真ん中に君がいる」









その年下男子、あまりにも曲者



「粛としてコンフォート」












【SF・ファンタジー部門】



彼女の血戦…



「時隠し」






人の心が分かっても、人にはなれない。



「人のココロがわからない」








恋愛の形は人それぞれ。人じゃなくても。



「せんていトランス」











【ミステリー・謎解き部門】




無骨なレトロゲームミステリ



「怪異ホラーミステリー×コマンド選択式アドベンチャー「星影の館殺人事件」」







酒をテーマにした稀有なミステリ。




「酒は飲まねど呑まれている」











【コメディ部門】



見えている地雷は、地雷と言わない。




「地雷系女子!?ほなみさん」











【脱出・探索ゲーム部門】


……


最初「ボクハソトニダシタイ」に見えた。



「ボクハソトニデタイ」










【ホラー・オカルト部門】



それは人間だけが映された、呪いのビデオ…



「道徳ビデオ」








「怪物が運んだのがいびつな幸だった」のか、「いびつな幸を怪物が選んだ」のか。




「幸を運ぶ怪物」








「ひとくちちょうだい」の気持ち悪さをぎっしり凝縮…



「「かして。」」










【サウンドノベル部門】



……


人は見かけが9割




「金髪ピアスと美大志望。」










【審査員特別賞】



……

……



なし!!
ルールのハードルが高すぎる!!






「従来のADV・ノベルゲームの概念を覆す新しい演出・表現を評価します。」
とかグランプリより評価が高いよ。

このブログで最高評価をし、かつてないほど画期的なゲーム性を持つからオリジナリティ(アイディア)に最高得点を付けた「死月妖花」でさえ、ゲームシナリオ、ギミック、演出によって新しいゲームプレイ体験を生み出してはいるものの、完全に新しい物ではないからね…。


フリーのノベルゲームだけで数千作品と存在するのに、今更「従来のADV・ノベルゲームの概念を覆す新しい演出・表現」なんて考えにくい。

そんなものがあるならこっちが知りたい。
実現、完成以前にアイディアを出す事さえ困難だ。

それっぽくなんたらシステムと銘打ったところで、既存システムや概念のバージョン違いに過ぎないし、その程度に斬新斬新言ってるのは物を知らない奴だけ。
もうフリーゲームになってない題材などそうはないし(あってもゲームとして魅力的ではない)、やはり該当作品なしだ。

女性向け賞レースではグランプリタレントはすぐ消え審査員特別賞タレントがブレイクする(上戸彩は有名)なんてジンクスもあるが、もし既成概念を覆すゲームがあれば、真のグランプリだな。








…そして【プレイヤー選出賞】【スポンサー賞】……
もし私が選ぶならという仮定で、イチオシ、マイグランプリを紹介する。





それは…






「虚構のシャンゼリゼ」


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テーマは「捻じれた想い×病み」、コンセプトは「幸せになれない者達の話」
だそうだが、
ティラノゲームフェス2023参加作品の中では、少しばかりトガっていた。

圧倒的な劣等感を抱える人間たちのドラマだが、
その劣等感が過去から現在の登場人物たちへと繋がっていくストーリー構成は見事。

だがオリジナリティは薄い。キャラクターこそ強烈だが、あれやこれに似ていると思われがちな内容だ。
しかし私は2000年代、2010年代のフリーゲームテイストと好意的に解釈した。
一応、ちょっとしたギミックもあるしね。





▼サウンドノベルとSFは不作だったように思う。
…あるにはあるが、「ロボ娘とラブラブデート」のように応募されていなかったり丸ごと削除されていたり[アップデート対応中 このゲームは、一時的にゲームの配信を停止しています]なので、除外とした。
おすすめしたところでプレイできないんじゃ、意味がない。







▼「僕の可愛いお人形」はまだしも萌え要素0の「トヤマと薬売り」がなぜかふりーむ!ゲームコンテストでは萌え部門での受賞だったし、作品がどう解釈されどの部門に入るかは未知数だが、私が思う部門で予想した。
ノベコレはタグを複数設定できるようなので作者が自作ゲームを自由にアピールできるが、そうはいっても部門ごとの枠数は決まっているだろう。






▼今回の予想タイトルは以上。
どれも良作揃いなので、是非ともプレイして欲しい。


フェスが開催された昨日は一過性のブーストとはいえ
ブログのアクセスが凄い事になっていたし(去年の開催時より多い)、
まだまだTGFはネット上の注目イベントなんだろう。

フェス開催中は感想のついてない参加作品を色々レビューする予定だ。
今からどんな良作と出逢えるか、楽しみで仕方ない。





▼…

余談だがこれらのリストのうち一部は、コンプリートクリアしていない。
バグか仕様か分からないが、クリア出来なかった(リスト外のフリゲにもあった)。

…そのようなフリゲは、どう評価されるのだろう?
運営もクリアできず詰まるだろうし(どこまでプレイしてるかは不明だが)、それでは問答無用で選ばれないだろう。

やはりデバッグだけはしっかりやったほうがいい。
絶対面白いのに佳作にも入れない!自信はあるのになぜ!?と嘆く製作者は、応募前に今一度デバッグしてみては?

案外、受賞以前のレベルで落選してるかもよ。

2023年10月15日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 367周目 自信はありますが、実績はありません(ニッコリ)

▼ラウンド2、初日は2勝4勝2勝3勝…

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余りにもショッパイ…ショッパ過ぎる…





だがこれには理由があり、今回は余りにも出走者が多いためお前が始めた物語だろ
いつもとは逆で「弱い順」に出走させたわけだ。



だが消去法の末に選んだ決勝メンバー候補ですら5勝できなかったことは…



…悪い……やっぱ辛ぇわ…







▼今回は絶対的エースを作れなかったな…
決勝敗退したとはいえ、前回は決勝までの勝率が90%近かったでしょ。今回は散々だよ。


それに凱旋門賞は運ゲー過ぎるよ…
まさかスピードAスタミナB中距離Aで良バまでつけてる、ロクにスキルすら揃ってない使い回しチケゾーに負けるとは…
かつてこれよりひどい負け方をよりにもよって決勝でもしたし、もう何も信じられないね。
まあ逆にいえば、決勝までの勝率なんて関係ないと前を向く材料にもなるんだけどね。



…明日が最後の調整日なんで少しでも勝率の高い戦法を模索したいが、…まあ最後の手段も…あるっちゃある
大博打だけど…


……

…明日は…


明日はティラノゲームフェス2023の入賞作品予想記事をアップする予定。
「ティラノゲームフェス2022 入賞作品発表」では長編グランプリ1、短編グランプリ1、各部門3〜5の受賞作が選出されているので、予想作品数も3作までとする。
10も20も羅列したら、そりゃどれかは当たるからね。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるだよ。
5でもどれかは当たるし、外れても違う部門には入るだろ。

「メジャーフリゲをレビューしない、マイナーフリゲ専門レビューブログ」を謳っても
レビューしないだけでプレイしているので、予想作品をおすすめフリーゲームとしても紹介する。
いくら他人の評価の予想といっても、自分が面白くもないゲームを挙げられないからね。


毎年ティラノゲームフェスが近づくと、レビューを書いてもいないのに、ノベルゲームレビューのアクセスが増えるんだよ。みんな情報収集してるんだろうね(「横断注意」のレビュー感想に書いた通りになった、読み通り)。

だから「おっ、何かあるな?…ああそうかティラノゲームフェスかぁ…?」と気づくのだが、これはフリーゲームレビューブロガーならではの面白い気づきだね。
俺にとっては風物詩みたいなもんだよ。
面白いよ、自分のコンテンツで周りの動きを知る感覚は。




▼ノベルゲームといえば「死月妖花」でもお馴染みの「アポカリプティックサウンド」を、先日初めて聴いたんだよ。

でも事実としてはなんてことはない、ただ工事現場の重機の音と金属音が偶然その時の気候に合わせて、強く反響しただけ。

でも本当に「あの音」に似ていたな。幽霊の正体見たり枯れ尾花ともいうし、怪奇現象の正体なんてこんなものという気はする。


だからこそ科学や合理性で説明できないものにこそ、浪漫を感じる。
「アポカリプティックサウンド」の正体は「死月妖花」から数年経った現在もまだ分からないし、浪漫だな。

2023年10月14日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 366周目 【悲報】光はどこ…?もう見えない…

▼ラウンド1、2日目は5勝3勝4勝3勝……

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やべぇ!
迷走しちまった!



今回の俺の失態は…多くのウマ娘の脚質を、固定しなかったことだな…
あえて先行・差しなどのスキルを習得させず、距離スキルなどで固めた…
「どんな相手でも、どんな仲間とも走れるように」、って…


ところがメンバーを作り過ぎた所為で、決勝までのレース数じゃ全然足りねえ!
脚質までテストするレースが無ぇ!



ラウンド2の8回じゃ、全然足りないよ…
ラスト10レースは連勝できるかの確認のため固定したいから、既に研究時間が無い…
あと6回のメンバーセレクトで決勝メンバー選出とか、無理だ…







▼今回はすべてのウマ娘を勝たせてやりたいという俺の親心ならぬ夫心が仇となったな…
計算がどうこうじゃなくて、間に合わない…単純に…余りにもシンプルに…

何せラウンド1だけで15人も出してるからな…
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現在1冠1敗…
次のチャンミは12月だから、今月連敗したら非常に長い間「連敗中」を引き摺ることになるクソシステムなんで、なんとしても勝ちたいが…


…今回は流石に……うっかりし過ぎた……


…しかも場合によっては1回(5レース)しか走らせないのにこうも作るって、やり過ぎだな…


ぜったいぜったいいっぱいつくっちゃお過ぎだろ…


このゲームは可能性の模索が楽しいのであれこれやってしまうが、ゲーム攻略的には勝利から遠ざかっている








【1年前の良作フリーゲームピックアップ】



▼今回紹介する1年前の10月にレビューした良作は……







人生にXXは必要なのだろうか?
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トラッドなギャルゲー展開だが、とある演出が非常に見事だった。

実際ほかのゲームで、類似する演出を見た事が無い。
この1年でも私の知る限り、なかった。

HAPPYでもGOODでもBADでもない独特のエンディングは、謎の哀愁があったな。
(ああこれで〇〇は本当に終わったんだ)……と。

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