2018年10月21日

Monotone Whispering…01 レビュー感想 江戸海

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80年代の海沿いの街、久しぶりに再会したエイジとレイは深夜のドライブに出かける

【ぴったりオート】




作者の自作漫画が原作らしいけど、作画の上手さと見せる動きが凄いね
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アニメーションしているのは実は極一部分だけだが、非常に洒落た映像美に見える。ウィンカーもちゃんと点滅するしね。



全編白黒なのも雰囲気にマッチしてる。






僅か3分のゲームの中に小気味良い会話がなされていて、最後は終わったことにも気づかなかった。


続きがあるようなので、02も楽しみ。









ちょっと疑問なのはディティール。



レイが車の窓を開けるシーンがあるけど、何故かパワーウィンドウなんだよね。漫画版では、はっきりとヴィーンと効果音演出まである。
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(インナーハンドルも小さいかな)




でも、当時の車って、まだ窓は手動で開けてた筈だよね。




別に






あれれ〜?このお姉さんパワーウインドウで窓開けてるよ~~~???








とどっかの江戸川コナン、探偵さみたいに矛盾を指摘するわけではないのだが、お洒落な80年代の雰囲気にそぐわない、ましてや車が旧車であることを最初から強調していただけに(ヘッドレストすらないしね)、この演出には、吃驚してしまった。
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とはいえこの疑問が正しいかがそもそも疑問なので、詳しい考察は他の人に任せます丸投げかよおい


ピアニスト・中村力哉のブログによるとやはり80年代はまだ余程の高級車にしかパワーウィンドウはなかったようだが…

【ぴったりオート】


評価C+
60点


選択肢0でゲーム性はありませんが、この映像表現だけでも、プレイ必見の一作でした。



しかしエイジとレイは何歳なんでしょうね。大人の恋愛っぽく描かれてるが、25歳以上であんなミニスカ履いてる人は見た事ないし、ミニスカにパーカーのファッションは女子中学生がよくしている…



まあ抱きたいか抱きたくないかっちゅうと、抱きたいわな






2018年10月18日

ハスノウテナ(体験版) レビュー感想 恋のマイアヒ

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未曽有の感染事故で崩壊した都市



ただ一人生き残った女性、​​葛 翠愛は、廃墟のモールからの脱出を試みる

mineo Aプラン シングルタイプ 1GB



体験版をクリアしました。


大体30分〜45分くらいの内容だが、中身は非常に濃かった



血怨 第一章といい虚ろ町ののばらといい、ここ最近のホラーゲームはクオリティが高いですね…





感染事故でただ一人生き残った主人公が生存者を探す王道展開は面白いし、グラフィックの緻密さは飛び抜けてる



謎解きの難易度が低く、ターゲットに近づくとチェックサインが出たりとテンポよく進むのも、丁寧な作り(序盤だから簡単なのかもしれないけど、完成版の攻略難易度もこのくらいがいいなあ)



怖さも程々なので、ホラーゲームが苦手な人でもプレイ出来る













まず最初に目につくのは今時珍しい、サイドビューのビジュアル。基本横移動。



往年のゲームファンなら、クロックタワーや夕闇通り探検隊を思い出すだろうが、近い操作感覚。



この漫画調のキャラクターを動かしていく
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若年層ゲームユーザーの目には、かなり新鮮に映るんじゃないかな。






先に述べたようにグラフィックの完成度が非常に高く、立ち絵はバリエーションがあるし、細かい部分にも絵があるしで、よくぞこんなに描いたものだと感心した



視点が変わるポイントがあるが、勿論そこもちゃんと描いている





登場する3人の女性キャラも、可愛いです。(カズラとJKゾンビはおっぱいもおっきいしな)





途中で出会う生存者の少女が記憶を失っているというのも、これまで襲ってきたJKゾンビの関係者なのも、また王道だ
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気になるのはストーリーかな。王道ではあるが、バックグラウンドが今一はっきりしない。


そもそも感染事故とは何かとか全部スルー。首謀者がいるのか?事故は何故起こったのか?主人公たちだけが感染しなかったのは何故か?少女の過去視の能力は何か?



記憶喪失の少女らが生き残って、これまで何をしていたのかとか、他にもかなり適当に流されたまま終わってしまった。〇月×日という表記だから、時系列もはっきりしない。



まあこれはあくまで序章に過ぎないだろうから、今後の完成版では、はっきりとしたストーリー、設定が描かれる事と思う。




mineo Aプラン シングルタイプ 1GB



かなりの良作の予感がするので、完成が楽しみ。同じことの繰り返しはキツイので、体験版のクリアポイントからプレイ出来るといいですねえ…




余談だけど、少女の台詞にあったUFOキャッチャー。実はそう呼ぶのは、セガのクレーンゲームだけだったりします。


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2018年10月17日

AtaraxiA レビュー感想 イケメンだから

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能力に覚醒した人間と、UNKNOWNという謎の生物との戦いを描く、ビジュアルノベル





▼能力とは?戦いとはなんぞや?とは思っていたが…








まさか、変身ヒーロー、変身ヒロインものだとは
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いきなり想定外の展開に吃驚(;^ω^)










▼能力でしか敵を倒せないが、使うと記憶や大事な部分が欠けていくという、ラノベ的な設定。


ただの設定に終わらず、ストーリーに上手く落とし込んでた






▼恋愛要素が若干しかないためか、ラストは唐突にくっついたような印象を受けた。



でも、アイカにハンドクリームを塗ってあげたり、遊園地での会話は、なかなかにいいシーンだった
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でも、アイカはヒロインにしては存在感が薄かったかな。


主人公と特に密接な関係にないしね。


双子の片割れというと、どうにもサブキャラっぽい。




中学からの友達で、ヤンデレっぽい白雪のほうが、設定的にもヒロインしてた。最初に登場するキャラクターだしね
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▼展開は細切れ感があり、姉や白雪が重要な役割を果たした後に、あっさりと作中から姿を消す事に違和感があった。


主人公も大きな出来事が有った割には、その事を気にしてないし…


そもそも主人公たちが変身して大っぴらに戦ってるのに、周りがそれを認知してないことにも、かなり違和感が。







終盤も駆け足で終わっちゃったね。ラスボスの正体がとある重要人物なのだが、そのあたりの葛藤や驚きもなく、あっさりと進んでしまった








▼まー残念なのはなんといっても、有り得ないほど誤字脱字や日本語の誤りが多いこと…



テキストウインドウ内に複数の誤字・脱字などがあるのは当たり前で、日本語がおかしい部分も多く、文章の前後が変なのも頻繁で、聞いた事すらない、奇妙な言葉が出てきます。



チェックのために検索しても、やはり存在しない言語や、間違った文法のようです(かといって文章表現でも、造語でもなさそう)




また、キャラクターごとの視点になるのはいいのですが、キャラクターBがこの情報を知っていても、キャラクターAとプレイヤーの視点ではまだこの情報を知らない、というような台詞が唐突に出てきて戸惑います。




ストーリー自体は結構面白いだけに、かなり足を引っ張っていたのが残念。



シリアスなシーンで誤字脱字があると、萎えちゃうからね。



これを修正するだけでも、かなり完成度が上がるかと。





▼キャラクターが多いので手が回らなかったのかもしれないが、肝心のUNKNOWNにも絵があるとよかったですね。実際どのような姿形なのか、最後まで分かりません



猫のような〜とかの一文だけだと、どうにもバケモノと遭遇した!というインパクトが弱いです






▼そのように、クリアしてみると惜しい部分が非常に多かった。


こういう世界観が好きで、かつ、細かいところに目を瞑れるなら、プレイしてみるといいかもしれないですね。










▼以下ネタバレ



















ヤンデレヒロインといえば包丁片手に主人公を殺しに来るのが趣味の連中だが、白雪がまさか飛び道具で殺しに来てたとは思わなかったね
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ゴールドモード白雪の武器が弓矢なのを見てあっ…(察し)となったけど、弓矢で撃ち殺しに来るヤンデレとか斬新やん







▼ラスボスがアルだったのは身内の裏切りとしてもっとインパクトが強いシーンに出来そうなものだが、ヤイカがアイカの妹ではなく顔も別人だった、記憶も失っていたというインパクトに比べると、どうにも弱かった





終盤のボスであるユーもなぜああも生に固執するのか、何のエピソードもなかったし、全体的に、もう少し掘り下げがあると面白くなったと思う。









評価C-
60点

開発期間が長くなってしまったそうなので、練り込み不足でした。修正すれば化けそうな気がします。


エンドロールも、クレジットは終わってるのに背景画像だけが淡々と流れるので、「?」とシュール感があった。


2018年10月14日

徒花の館・地獄篇 レビュー感想 たまげたなあ

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▼徒花の館・地獄篇


漫画でよくあるデスゲームを題材にした徒花の館シリーズ、4作目



まあ仕方ないっちゃ仕方ないんだが、4作も続いて、しかもそれを同じ人間が作るとなるとね、もう完全にマンネリなんですよ。


同じような話やトリックの連続で、飽きてくる






なんて事は全くなく、間違いなく、怒涛のシリーズ最高傑作でした



こりゃすげえ


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▼まず設定が面白い。




主人公は初代徒花の館で敵だった少年、陸。そしてその仲間たち。



それに敵対するのは、徒花の館・蒼で主人公の殺しのターゲット、つまり敵であった桃太郎一味



つまり本作はシリーズの敵vs敵という、斬新な構図



そしてレギュラーキャラだった音霧紅刃らも勿論登場する




▼方向性が変わり、これまではデスゲームにシナリオ要素が少し入っただけだったが、今作は寧ろシナリオがメインで、デスゲームは副次的な物といえるだろう




選択肢が強制で進むポイントもあれば、スキルと呼ばれる能力がBLEACH並のご都合主義のため、余り考える要素はない(ただし1stステージの攻略は結構難しい。ラスボスも一回ではまず勝てない)




1stステージ、2ndステージ、そして準決勝、決勝と、物語は進んでいく…



細かいどんでん返しの繰り返しで、最後まで目が離せないストーリー展開。




そしてラストに待っていたのは、デスゲームとしては更にスケールが大きい展開だった…









▼ネタバレ感想















まー目まぐるしく裏切ってくれるストーリー展開が面白いのなんの。



桃太郎を裏切る金太郎、金太郎を裏切る桃太郎は、クズとして生きていく道を選ぶ。


仲間の猿雉たちも、唯一信じられる大人に影響され、変わっていく。



これまでの彼らが正当化されるわけではないが、クズにはクズなりの葛藤があったんだなって思ってしまうね。


続編での悪役の救済、更生とは、ゲーム性こそ全く違うが、マキシマムデイズ2.5を思い出したよ。






▼このゲームの絵って、毎回素材だと思うんだが、キャラクターの顔やポーズが同じであることを、ストーリー上で理由付けしたのは上手いと感心してしまった。陸が友達にそっくりなのは、真似をしてたからなんだね
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(まあそれをいうなら、関係ない空もそっくりさんだが…)














▼特に音霧紅刃が執事の思念体、つまり偽物、コピーである展開には吃驚した。


いつもの執事である翠が居ない理由は、このゲームの設定がIFである所為か?と思っていたのだが、まさかこんなどんでん返しだったとはね




でも、だとすると陸が言っていた音霧紅刃評や、実は人を殺したことがないってのは、やっぱり違ったんだな。
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まあ、こいつだけは、本物のぐう畜だわな。




紅刃さん…




私は、貴女が陸たちにしたこと、忘れていませんよ。










▼ラスボスが海、つまり主人公vsヒロインなんてのもアツイ展開だ。
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ヒロインがラスボスのゲームといえば第四の天外や桜国ガイストなどがあるが、この設定も随分久々だった。



お互いを救うために戦うというのも、なんとも悲しい戦い。








▼そしてデスゲームの真の目的は、大悪魔の転生体である陸を、もう一度大悪魔として覚醒させること。
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初代からは考えられないくらいの、出世じゃないか陸。









▼戦いの果てに、カイン率いる人類軍団と、大悪魔軍団の、世界をかけたデスゲームが幕を開ける…
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……






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(2度こっち見んな)








はぇ〜〜〜〜〜〜……






すっごいおっきい(スケール感)









5作目である煉獄篇〜七つの大罪〜が、シリーズ完結編なんだろうねえ。




音霧紅刃が殺したターゲットと組むなんてのも、非常に面白そうだ(本作の設定はパラレルワールドなんで、実際にはターゲットにはしていないが)。しかも対戦相手は執事だろうしね。





▼でも、スケールこそはアップしたが、完成度や人間賛歌的なストーリーはこの地獄篇が極まってたと思う。これまでの面白そうなネタも、全部使ってしまったしね。




煉獄篇がどんなゲームになるかはまだ不明だが、地獄篇の総合的なクオリティ、ボリューム、完成度が高すぎて、ユーザーはもうただのデスゲームじゃ満足しないだろうし、相当な良作が求められるだろうから、ハードルを上げすぎたのでは?というのも危惧してる。

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評価A
80点


これを超えるのは難しいというほどの、シリーズ最高傑作。


正直このシリーズのことをお手軽デスゲーム短編としか思ってなかったので、ドラマ性の高いストーリーには完全に想定外。


流行りに乗っかっただけのゲームが多い中で、本作は、濃密なストーリーとデスゲームの緊張感を見事に融合させた、デスゲーム系ゲームの、初めての完成形じゃないかと。



煉獄篇は、さてどうなるか…



これは楽しみですね…


2018年10月13日

アルネの事件簿 Interlude Teil4 レビュー感想 幕間

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怪物たちの集う祭り

事件と事件の間に挟まれる「幕間」――Interlude。
実は本編では描かれないだけで、アルネやリンたちは普段から探偵仕事でてんやわんや。そんな愉快な日常を描くInterludeの今回は、Case1とCase2の間で起きた「リューゲンベルグのお祭り」での出来事。

アルネとの奇妙な同居生活を始めたリン――しかし事件の衝撃が影を落とし、浮かない表情の日々。そんなリンを、アルネとジシェはリューゲンベルグの不思議な「お祭り」に連れ出した。そこでリンが目にした人外の生態、そして自分を誘う歌声の先でリンが見たものは?





事件簿といいながらも事件は起こらず、ミニゲームのある掌編ADVといった内容


待望の新作だが、2ではなくまさかの1−4。つまり1−3の後日談






いやあ驚いたね、まさか…





ナハツェーラーがこんな形で復活するとは…




本当に凄いイキってたんだ…



俺たちの世代の吸血鬼で、ナハツェーラーの名を知らない奴はいなかったよ…




あの時は想像もしなかったよ…






ナハツェーラーがこんなふうになるなんて…

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正直もう出てこないと思っていたんだが、OPのシルエットでも登場しているし、恐らく、シルエットの2人との絡みがあるから出したんだろうな
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別に好きでもなんでもなかったんだが、ぬいぐるみになってもイキってると可愛く見えてくる(笑)



リンに、ナハちゃんなんて呼ばれてね。



最初のボスがSD化したマスコットキャラになるってのは、古典的な漫画やアニメのパターンで、面白かった










ストーリーはリンが過去を振り切り、もう完全に人外として、人外の街で生きていくことを決心するまでが描かれる



前作までのシリーズでも思ってたんだけど、リンはこういうハイテンションな女性キャラにしては妙に理知的でスッキリした考えのキャラクターだから、好感が持てる。


ナハに八つ当たりしてもすぐ謝ったし、常に前向き。



ライターの性別は分からないが、思考回路は、むしろ男性的だ。
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リンがなんだかんだで、アルネを信頼していることと、アルネがなんやかんやでリンを気にかけてることが分かるし、2につながる、いいエンディングだった
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スタッフロールで、アルネがちゃんとついてきてるか確かめる、先頭を歩くリンがかわいい。
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評価C
60点



1と2の幕間であり、2の前日譚でもあるので、シリーズファンはプレイしておくことをお勧めします。


ナハも一応新キャラと言えるだろうし、プレイしないと2で置いてけ堀にされるだろうしね。








【幕間】

気付けば早いもので、このブログも開設から1年半以上が経ちますね…


ぶっちゃけ1日10000PVを超えた事は一度も無く、日間数千PVを推移しているんですが、ゲーム業界もフリーゲーム自体がもう随分下火ですし、ソシャゲバブルも崩壊し(これは当然だが)、ソフトハウスやアダルトゲーム会社に至っては、倒産が何も珍しくない時代となりました。


アダルトゲーム会社に至っては、毎月のように何々社の倒産や解散を聞く気がします



ヒットする家庭用ゲームもフリーゲームもPCゲームもどんどん減っていきますが、今後も細かい数字などには捕らわれず、まったりやりたいですねぇ…
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