最新記事
最新コメント
<< 2017年12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリーアーカイブ
検索
プロフィール
スマシガオさんの画像
スマシガオ
フリゲレビューブログ管理人。色々書きます。素直なので……。
プロフィール

2017年12月17日

喫茶ル・キャド レビュー感想 掌編というより小話









モカブレンドをブラックで。と作者が同じみたいだが、コーヒーに凝ってるのかしら…






1分で終わるので掌編というより、本当に小話といった内容。



会話にもっとウィットさが欲しかった。コーヒーをテーマにした作品はもっと粋なものが多いし。




また、フルスクリーンにするとテキストがウィンドウをはみ出してしまうのが何とも間が抜けている…


2行目のテキスト、全く見えない…

優しい世界_No-0003.jpg






評価D
50点
















ふゆあかり レビュー感想 手堅い短編鬱ゲー(というより胸糞ゲー)


























物書き志望の大学生、近江祐一は
己の未来に行き止まりを感じて自暴自棄になっていた。
そんな祐一にとって河川敷で顔を合わせる少女、
今宮明里の存在は唯一の救いだった。
だが、明里のまばゆい笑顔は祐一が抱える歪んだ欲望に火をつけることになる。

ーーその日。

人生のすべてに絶望した祐一は、夜道をひた走っていた。

この心さえも凍る真っ暗な冬の中で、ただ一つの灯りを求めてーー
















まず主人公がガチのドクズなことが大きく評価を分けそう。というか評価を落としそう。一番嫌われるタイプの主人公だから







物書きに憧れているがそのための手段が大きく間違っている。かつ自分勝手な人間で、同情すべきポイントがただの一つもない。




小説じゃダメだからと妥協し、ラノベの新人賞に応募するが、それでも落選続き








女との交流もないので、偶然知り合ったヒロインとの会話のみが唯一の楽しみという寂しい奴









ヒロインは何か悩みを抱えているが元気に生きていて、主人公とは真逆の人間

優しい世界_No-0002_mini.jpg










だがある時、そんなヒロインを、劣情に任せ、レイプしてしまう



しかも明らかに事情を抱えて傷心のヒロインを、だ。







泣き叫ぶヒロイン。超然としているところのあるキャラだったが、ヤられてる間は完全にただの少女で、こっちが実態なのかな











出すものを出して賢者モードの主人公。




自分が悪いにも関わらず、罪悪感というよりビビリから引きこもり、ヒロインには謝罪一つしない。




賢者どころか全くの愚者モード。










明くる朝、電話がかかってくる。だがボッチで友達のいない主人公の携帯が鳴る事は通常無い。







警察だと思ってビビルが、なんと電話は出版社から。





小説がギリギリのところで新人賞に引っかかったという














人生に光明が差すかに見えたが、既に犯罪者のため時すでに遅し…













ヒロインに会いに行くも自殺をしており、倒れている







だがよく見るとまだ息がある。



一瞬意識を取り戻したヒロインは主人公の顔を見て一言






「殺して」










今救急車を呼べば助かるのに、保身を選び見殺しに…










で唐突に終わるという、なんともブラックというよりただ主人公がドクズなだけのお話…










前作が周回プレイ前提だったので今回ももしかしたら何かあるかもしれないが、結局ヒロインの正体などが全て謎のまま終わってしまったのは残念。



自殺したので、タイトル画面からヒロインが消えるという演出があるだけかな。













絵は結構綺麗だけど背景がおかしくて、自室の天井が低すぎることが気になる。


ヒロインのリストカットも、右利きなら左手首を切る筈だし(でもなぜか傷が右手首にある)








主人公が19歳って年齢も、人生を諦めるには若すぎるね。ヒロインとも1,2個しか違わないだろうし、39歳無職くらいが絶望感あってリアルだったんじゃないかと










評価C
65点






ドクズな主人公を見たい人にはおすすめの一作。



内容が内容だけに良作とは言い難いが、プレイする価値はあります









バックログが原稿用紙になってたり、芸も細かいです。








この原稿用紙を書いてる設定の主人公は、ガチのドクズだけどね☆






2017年12月16日

日本一自己主張が少ない漫画家、氏家ト全説。そして漫画家とかの炎上を見ていつも思う事






















漫画家だけに限らないが、漫画家や小説家、ラノベ作家、アニメーターなどのサブカル業界で、ツイッターやブログを使いこなしている人は非常に少ない。


大抵が炎上せずとも評価を下げている





見てがっかりすることも多い。



余り人格や裏話を表に出す必要もないんだが、やはり承認欲求、自己顕示欲には逆らえないのだろう。鬱憤を晴らすためでもあるんだろう




余りにも痛い人は、そもそもツイッターなどをしなくてもいいのに、なんて思う






そんな時代に逆らって、ツイッターやブログなどをやっていない人気作家も少なからずいる。




そんな中で、私が初期から追いかけてる人で一番自己主張が少ない、かつ本人のアンチも少ない、実にクールな漫画家がいる。




それが氏家ト全。







デビュー当時からのインタビューは殆ど読んだが、多分自分から何かを発信したことは1度もない(余談だが氏家ト全のデビューは妹は思春期……ではなく、THEコンビニの攻略本に寄稿した漫画だという)









性別を男、女と自ら発言したことさえない


本名も謎



好き嫌いも語らない



思想も語らない



裏設定、語らない







実に潔い人物だ







極めつけは、『女子大生家庭教師濱中アイ』の第2回人気投票の際の作者インタビュー。




──氏家先生、人気投票結果を予想しましょう。どうなると思います?
氏家「わからないですねえ‥」
──主人公然としてきたアイの順位は上がると思うんですが、前回圧倒的だったミサキ人気にはかなわないのでは‥と。あとアヤナも最近露出多いし人気を集めそうですよね。
氏家「そうですかねえ‥」
──あと最近男性読者が多くなってきた感じがするのでマサヒコは厳しいのではと予測してるんですが‥?
氏家「かもしれませんね‥」
──あの‥まさか関心ないんすか?
氏家「あ‥というか、本当にわからないんですよね」
──‥‥‥‥そうすか‥。












編集者「そうすか…」






というしかないだろう。インタビューなのに情報が一切無いというのもまた凄い。












これは作者の性格もあるが、あんなエキセントリックな漫画を幾つも連載していながらこの性格というのが却って好感が持てる。ギャップもあるしね









そして更に、そんな女子大生家庭教師濱中アイ最終回のインタビュー。3年も連載した漫画にも関わらず、







5.jpg










氏家「そうですね」





……











これもう半分感情死んでるだろ























担当編集とは数年間、同じ作品を作り続けてきた仲間なわけだが、それが最後に至ってもこれである。だがコミュニケート出来てない訳ではなさそうなのが、凄い。別に担当を嫌ってる訳でもないんだろう







アイドルのあかほんに至っては「ネタが切れたんで止めます」だけだった






ここまで喋らないと、ビジネスとして割り切ってるが故の態度かどうかすらも分からない




謎である




ペチャクチャ喋るタイプのおしゃべり糞野郎漫画家などは氏家先生を見習ってほしい



posted by スマシガオ at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

女だけの国ミティリニ レビュー感想 百合好きの作者がゲームに込めた反論(ネタバレ)

























《ストーリー》

俺、ハロルド(名前変更可能)!貧乏!実家ぐらし!
ある日、「女だけしかいない国」というところに招待された!
なんでも男にしかできない仕事があるらしい!
こんなの断るわけにはいかないっしょ!
============================================================


6.jpg












最近ありがちな男が主人公だけの国でセックスしまくる系の、転生ものとかでよくあるあれだなーと思ってプレイ







ギャグセンスが抜群でとにかく笑える。ギャグアドベンチャー






細部までギャグテイストが強めで、オプションメニューなんかもほんわかした内容




7.jpg


ちょっとHなアドベンチャーゲーム




ぶたさんと遊ぶヒロインが可愛いね











百合の国で歓迎される主人公。メインディッシュに豚の丸焼きを出されてご満悦










ストーリーは百合の国で歓待された主人公がセックス三昧の日々を送る


















かと思いきや空気は突然一変






豹変したヒロイン(と思われていたキャラ)たちに突き落とされ、主人公は養豚場に落とされてしまう







そこにいたのは凶悪な豚たち。






そう主人公がさっき食べた豚は彼らの仲間であった









養豚場の豚に接触すると食われて強制バッドエンド。








ゲームオーバーデモがとても怖い









ヒェッ…













ゲームオーバーなのでタイトルに戻るが、さっきまでと違いタイトル画面やオプション画面が可愛くもねえ豚に変わっている


mataomaeraka.jpg




ちょっとHorrorなアドベンチャーゲーム




にジャンルも変わってる…





……









正体現したね










ここまできてこのゲームの真のジャンルが分かるのだが、まあなかなか風刺が効いている。いや風刺というより作中のワードから百合好きの作者が込めた百合への意見といった内容










ゲーム的に見ると後半も、ホラーテイストながらギャグが多く、笑えました。





そして絵をゲームオーバーデモ含めてすべて自作しているのが好感触。





評価C
65点






面白かった、おすすめです。






2017年12月15日

恋をする生き物だから レビュー感想 予想を裏切る展開(ネタバレ)


















■あらすじ:大地、正吾、遥、和の四人は友人関係にある。
      幼いころから、ずっと一緒だった。
      しかし、一人がこの関係に恋愛を持ち込んだことで、
      四人の関係は急激に変わり始める。
      ――抑えられない気持ちは、やがて刃物になる。








普段親子をテーマにしたフリゲを作っている作者の恋愛、友情を題材にしたゲーム





男女2人ずつの仲良しグループに亀裂が入るストーリーで、遥ルートと和ルートに分岐






遥ルートは紆余曲折あって親友と別離しながらも遥と結ばれる、割と平凡なストーリー。




遥がヤンデレに行くかと思いきや意外にも冷静に主人公を見てて、別れる寸前まで行ったのが意外。もしラストに居合わせなかったらそのまま別れてそうだし







そして間違いなく本編、和ルートがなかなか怖い






遥の告白を断り、和ともつかず離れずで過ごしていた主人公。和の家出をきっかけに関係が激変してしまう。






一度物語はいい話に向かうと思わせて、抑圧された生活を送ってきた和は人格が幼児化、遥とは致命的な亀裂が入り、関係は完全崩壊。遥は廃人化…







4.jpg




          




2.jpg









悲しいなぁ……













ラストシーンは壊れたラジオみたいな音楽もなかなか怖い








しかも主人公と和は全く相思相愛じゃないし、一度は和が親から愛されているといういい話に持って行ったのに、結局こちらも崩壊(した描写はないが、まあそうなんだろう)



思ったより重い話で、全く救いどころがない。





タイトルの恋をする生き物だからが和の台詞なので、寧ろ本編はこっちかな










ボイスコ陣も上手いです。



ただボイスコの声含めて、主人公たちが中学生ってのは無理あったかな。声が低すぎるし、高校生でいいのに。遥も変な巨乳だし、給食を食べてるってテキストには凄い違和感。



幼馴染設定とかも、特に意味がないしね(和の父親が主人公の事を全く知らなかったり(多忙だから?)、設定や演出も薄め)












評価C
65点






絵は安っぽいがシナリオはなかなか。


30分で遊べるお手軽鬱ゲーの良作でした。