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2019年11月28日

4つのテーマで読み直す日本史の顛末 政治・経済・外交・文化

瀧音能之 青春出版社

ほぼ教科書的な内容で、簡易的なもの。

平清盛の闘い

元木泰雄 角川書店


一番気になったのは、何故清盛の政権はああもあっさり頼朝の台頭を許してしまったのかという点、これについては
1各地の受領として一門を派遣した結果、それ以前にそれぞれの地方に影響力を持っている有力者と対立し、日本各地を敵に回してしまった
2そもそも当時の京にあった軍事力は小規模反乱を鎮圧するためのシステムであり、大規模反乱には対応できなかった(最初に家人の軍勢を派遣して、その後寄せ集めの追討使を派遣するシステム、追討使は戦力にならないため家人で鎮圧するが、肝心の家人の兵力は多くない、富士川での敗北はこのせいで、先遣隊の数千程度の家人が破れ、大葉氏も敗北して右往左往している内に例の事件という流れ)
という形で説明されていました


失敗の本質 日本軍の組織的研究

中央公論社


ざっくりと内容を書くと「全体的になあなあ」「失敗してもそれがフィードバックされない」「責任の所在が曖昧」「現場と司令部の判断がバラバラ」「戦略目標が徹底されずバラバラ」「すでに75年が経過していたが故に組織が硬直化していた」「平時の人事のまま有事に突入した」。
こんな感じでした。

2019年11月23日

漢帝国 400年の興亡 渡辺義浩

渡辺義浩 中央公論社

テーマとしては古典中国とはなにかというものなので、歴史と言うよりは儒教国家化していくまでの流れ、その後受け継がれる中華帝国の枠組みがどうして生み出されたかがテーマ、なので対外、内政よりも思想的なテーマが中心になっている。
後はよく有る武帝などの通史系のテーマが間に挟まっている形。

図説 太田道灌

黒田基樹 戎光祥出版

よく有る図説系の本。太田道灌は関東住みならある程度知られている人でしょう、江戸城の人的な立ち位置で。
太田道灌の人生とゆかりの地を図説で、という形ですがこの手の戦国図説ものとしてみると太田道灌は史料不足のためか、やや不完全気味。

私は関東住みなので太田道灌ゆかりの地に囲まれてますので、そうでもない限り余りあんまりわからないでしょう、私の場合地元周辺がそういうのばっかりなので、自然と地名がある程度までわかりますから結構すんなり入ってくる。



戎光祥出版…読めませんでした。

中国史の名君と最小 宮崎市定

中央功労者 宮崎市定 砺波護編

宮崎市定、この人はすごく有名な登用学者ですね、彼の過去の文章から名君と宰相というテーマに沿って砺波護という人がそれらをまとめたものになってます。

宮崎市定という人は西洋の3区分(古代中世近世)を世界全体に当てはめようとしていた部分が有り、その論調を知っていないと切り口的に理解できない部分が有ると思います。なのでまず宮崎市定著の中国通史的な方を読んだほうが理解できるかと思います。

始皇帝、武帝(漢)、ヨウ帝(出ない)、康熙帝、雍正帝
李斯、馮道(この人は編者による著書有り)、賈似道
その他諸々


また割と有名な宋江2人論についても言及している、2人論肯定派で、まずよく指摘されている時系列の矛盾と、何より史実の盗賊の方の宋江は余り勢力が大きくなく民兵に撃退されているため、その弱体な宋江に15万の先鋒は務まらないだろうと言うのも。
賈似道に関してはモンゴルとの密約説に関しては否定している 、腹の探り合いという形で会見はしたというスタンス。
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