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2018年03月26日
軍の中国史 澁谷由利
澁谷由利 講談社
中国の軍隊は基本的に王朝が丸抱えする場合、財政に多大な負担を強いる、中国歴代王朝における軍の役割は多くが北辺の防衛であったが、農民兵であるがゆえに軍として徴兵すればするほど農地から離れ、生産力が下がり税収が下がる、が故に王朝は軍を各地の有力者に求めるようになる、しかし王朝から軍が離れると地方の軍が王朝に対して反逆するという問題が発生する。曹操は兵農分離を行ったが、兵戸として専業兵士になった家系は結局農民か遊離して零落していくという問題が生じる。
近代になると郷勇が誕生する、農民たちは自分の地元の農地を守る場合勇んで戦う傾向があったため、各地で頻発する反乱に対して対抗するために農民たちは戦う、清は八紀緑営が弱体化したため、彼らを攻撃に転用することになった、しかし郷勇は資金源がなく、結果郷勇は資金源を集めるために様々な手段で軍事費を集めるようになる。
それら郷勇達は最終的に軍閥化し始め、また日清戦争の清軍も内情は単なる北洋軍閥にすぎなかった。
著者が近代軍閥が専門故なのか、それ以前に関してはいろんな意味で大雑把。
中国の軍隊は基本的に王朝が丸抱えする場合、財政に多大な負担を強いる、中国歴代王朝における軍の役割は多くが北辺の防衛であったが、農民兵であるがゆえに軍として徴兵すればするほど農地から離れ、生産力が下がり税収が下がる、が故に王朝は軍を各地の有力者に求めるようになる、しかし王朝から軍が離れると地方の軍が王朝に対して反逆するという問題が発生する。曹操は兵農分離を行ったが、兵戸として専業兵士になった家系は結局農民か遊離して零落していくという問題が生じる。
近代になると郷勇が誕生する、農民たちは自分の地元の農地を守る場合勇んで戦う傾向があったため、各地で頻発する反乱に対して対抗するために農民たちは戦う、清は八紀緑営が弱体化したため、彼らを攻撃に転用することになった、しかし郷勇は資金源がなく、結果郷勇は資金源を集めるために様々な手段で軍事費を集めるようになる。
それら郷勇達は最終的に軍閥化し始め、また日清戦争の清軍も内情は単なる北洋軍閥にすぎなかった。
著者が近代軍閥が専門故なのか、それ以前に関してはいろんな意味で大雑把。
2018年03月11日
心配学 本当の確立となぜずれる?
島崎取 光文社
現実に起こるリスクと、実際に人間が感じるリスクの違い。
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満鉄調査部 元祖シンクタンクの誕生と崩壊 小林英夫
小林英夫 平凡社
満鉄の調査部、それが後藤新平によって作られてから満鉄調査部事件で消滅するまでの経緯。
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