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2020年04月03日

世界幻想名作集

澁澤龍彦 河出書房

幻想小説、つまりまあおとぎ話(ファンタジーとはまた違うか)の内作者がはっきりしてて比較的新しい作品のアンソロジー、カフカの変身やフランケンシュタイン等有名どころを集めたもの。
基本的に海外のおとぎ話、それも原典の奴の翻訳なので今読むと色々理解しにくい部分がかなりあって、うーむ。

【伊能忠敬の裏で】間宮林蔵(小説)

吉村昭 講談社

伊能忠敬(小説内でも林蔵に羅針盤を譲るなど何度か登場する重要人物)と同時期に活躍した探検家であり隠密とも言われた謎の人物、間宮林蔵、樺太を探検して樺太が島であることを証明し、その後幕府の隠密として活動した、彼の生涯を小説化したもの。

歴史小説でありながら一種の冒険小説であり、実在した探検家の探検の歴史でも有り、間宮海峡を渡って清まで行って帰ってきた男の冒険を描きつつ、その後を描いて江戸後期から幕末へ向かうきな臭い情勢を描いている。流石に吉村昭だけあってその当たりしっかりしている。
徐々にアイヌやギリヤークに個性がついて来るのは間宮林蔵が徐々にその民族の言葉や風習を理解して社会にある程度溶け込めるようになって来たことの表現になっていたり。また中盤のギリヤークの描写は。際どい情勢下で生きる辺境の少数民族のリアリティを描いていたり、全体的に描写がしっかりしている。

星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚

小前亮 小峰書店

小中学校の図書室に置いてある感じの子供向けの小説、移動忠敬が生きた時代の時代背景の解説を数章に渡って間にはさみながらの教材的な小説。文字サイズの大きさの制約もあって、伊能忠敬の測量の内、初期の蝦夷地の測量の部分にフォーカスした作品であり、伊能隊に入った架空の少年の目線を通して伊能忠敬を描くというもの。
因みに怪魚の部分はエピローグにちょっとだけ有る程度。

子供向けながら結構しっかり書かれていた、著者自体は歴史小説を専門としてる人物であり、割りかししっかり描いてる。

現在読んでる途中のシリーズ(仮) 読んでいる途中を表す日本語がわからない

長い作品はすぐに読み終わらないので。

1宇宙軍士官学校
2機神兵団

年間1000冊&SF100冊の一環です。因みに年間1000冊は1巻1冊計算ですが、SF100冊は1シリーズ1冊計算。

【SF100冊挑戦中】時砂の王

小川一水 早川書房

謎の敵の攻撃によって危機に瀕した未来の人類は、過去の世界へと人工生命のメッセンジャーを送り出す、そのメッセンジャーは過去の歴史を改変し、新たな時間枝を生み出して人類を救済するために過去に派遣された敵と戦い続ける事になる。そしてメッセンジャーの1人、メッセンジャーOは400を越える時間枝の分岐点で戦い続け、最後に邪馬台国の卑弥呼の元にたどり着き、邪馬台国と共同して戦いを続行する事になる。

ガンダムSF論争について調べる一環+年間1,000冊挑戦の一環でSF100冊挑戦の一環で読んだ作品。総合的に言うと小規模に綺麗にまとまった佳作と言った印象です。ページ数も薄い文庫1冊分ですし、難しい話やややこしい設定もないですし。

因みにハリウッドに実写化の話があったそうだが、続報がなかったために流れたと思われる。

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