スナックのママが今日欲しいものセレクト＆日記

今日も暑かった！

台風が近づいている。

皆は台風に備えて、ちゃんとしてますか？



うちの家は壊れそうな家です。

築30年。。。




お金があれば立て替えてあげたいが、母のために、バリアフリー

宝くじでもあたらない限り無理・・・・




古い、家といえば、あたしの育ったところにあった、一軒家だった。



雑木林の中にポツンと、それはあった。

お宮にも近く、その言えば異様な、雰囲気を醸し出していた。


ある日の夜、幼いあたしと、友達は、



懐中電灯を片手に、

探検しに行こうということになった。




怖いものは、また、興味も沸くものです。

あたしたちは、恐る恐る、その家の中に、



荒れ果ててる家、外套もない場所での、探検は、


そこらにある、スリラー館より、気持ち悪さを出していた。




歩くたびに、軋む床。。。


何やら、そこの住民が使っていた、人形。。。。


おどろおどろしい、感覚とたまに吹き抜ける生暖かい風は、

あたしたちメンバーに、恐怖感を与えてた。・・・




結構広い、平屋の家。


一度はぐれると、なかなか見つけにくい。

皆は離れまいと、肌をすり合わせながら奥に・・・


すると、


さっきまでいた友達が、


一人いない・・・・・

「修くん？」

一番年長の男の子の姿がない、、、

修君は中学生。


迷ったとしても、出口はわかるだろうから、

大丈夫だよ？とみんなは言う。・・・


でも一応探そう〜ってことになった。





平屋といっても部屋が、7つもある武家屋敷のような家だ。


一気に探し当てるのは無理だった。

「女の子は5人か。。。」


「男は？」

と、修君と同級生の男の子が尋ねる。


「う〜ん、1。。。.2。。。.3にん。。。かなぁ？」


女の子の中で一番年上が答えた。


あたしは、怖いばかりで、そんな会話すら聞くのも嫌になっていた。


「じゃぁ手分けしよ？」

（え？また人数減るの？・・・）

そう思ったが、ついていくしかない。

2手に分かれて1時間くらいだったろうか。。。探したが、




結局部屋には誰もいなかった。


外に出ることになり、

2手に分かれていたメンバーは、集まって、会話している。


「うーん・・・困ったね？お宮かな？」


（ちょっと・・・お宮こそ罰当たりそうで怖いんだけど・・・）

小さいながら、あたしはおもったが、

主導権はあたしにない。

「あたし、この子と手を取って道も暗いし、幼稚園じゃ、ここは無理だから、お宮の下で待ってるから。」

と、一番年上の女の子が言ってくれた。


男の子たちだけで、お宮に探しに、行くことになった。

多分もう、恐怖に駆られているあたしを見て、手をつなごうといってくれたのだろう。


あたしも、少しだけ肌のぬくもりで、落ち着いてきた。


「修君は、人を驚かすのが好きな子だから、

どこかできっと隠れているさ。」

と、修君と同級生は、安心させてくれた。


どれくらいたっただろう、夜も、8時くらいになってきた。

割と昔の家は、肝試しで、近所の子供たちと出かけるのも、許してくれていたが、さすがに門限は8時までだった。

「もうそろそろ帰らないと・・・・」

一番年上の女の子が、言いかけた時。


お宮から、探しに行った男の子たちと、修君が

降りてきた。


「修君何してたん？」

と一番年上の、女の子が、修君と同級生に聞くと



「こいつさぁ〜」

「最悪だぞ！」

「肝試しをいいことに、一人で抜け駆けしとった！」


となんとも言えない笑みで、言った。

修君は「すまんすまん…」

と言いながら、腰をかがめて照れくさそうに、みんなに謝る。



あたしの手をつないでくれてた女の子が

「心配したじゃない？何があったの？」

「みんな心配してたのよ？」

「この子たちも幼いんだからもう帰らないと、おばちゃんにあたし達が叱られちゃうから」

と説教をはじめた。


「で？抜け駆けって？」

とあたしの手を放して、男たちに少しきつい口調で聞いた一番上の女の子、


修君たちは、無言で、何やら、話し合っている。。。


「もう！なんね！はよういいんさいや！」

女の子は安心したせいでもっと怒りが募ってたみたいだ。




男の子たちは、その女の子に、

「ちょい、みみかせーや。。。」

と言って、耳に手を当ててこそこそhなしを打ち明けていた。

その話が終わるか終わらないかというときに、

「ほんとうなん？！！！！しんじられんけぇーーー！」

「みんな家に帰るよ！！！！」



夜なのも気にせずに大きな声で、

あたしの手を、きつく握り、手が抜けそうなくらいの力で、

連れて帰られた。

今でもその赤面した、一番年上の女の子の顔が忘れられない。








それから何年か後に、

その話が出て、あたしは疑問に思ってたので、その一夜の話を、聞いた。



お宮に先に行った修君と、後から探しに出かけた男の子たちは、










修君が隠していた、
雑木林の陰にあった、









エロ本を懐中電灯でみていたらしい！

（なんじゃそりゃ・・・・・ｗ）


女の子が、赤面してたのが今わかった。




昔の子供たちは思春期に、そういう隠れてすることくらいしか、

出来なかったのが、あたしはなんだか新鮮さを感じた。














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