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2017年10月25日
寒さに負けない!冬の小松菜の育て方【家庭菜園】
雪が降らない地域では真冬に小松菜などの葉物野菜を育てることが出来ます。
寒い中での作業となりますが、虫食いがないので、きれいな形のものを収穫することが出来るのが魅力です。
是非、作ってみましょう。
冬の小松菜を育てるのに必要な道具・肥料
(1)種
小松菜は種で育ちます。
(2)有機肥料
米ぬかが手に入るのなら、油かす・草木灰・米ぬかと混ぜて発酵させたボカシ肥料を作ることをおススメします。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(3)有機石灰
牡蠣殻やホタテ貝殻を原料にしたものを使います。
(4)堆肥
牛フン堆肥や腐葉土などお好きなものを使います。
(5)寒冷紗・アーチ型支柱
防寒対策に必要です。
なくても成長しますが、ゆっくり成長していきます。
土作り
連作障害があるので、最低過去1年間、アブラナ科野菜を育てたことのない場所で育てましょう。
土に肥料・石灰・堆肥を入れ、よく混ぜます。
有機栽培なので、土と肥料を混ぜることはとても重要です。
石灰と肥料をまく量は購入した袋に掲載されているはずなので、従って下さい。
よく分からないという場合は肥料と石灰が1平方m辺り1掴み程度にして、様子を見ます。
堆肥は1平方m辺り、2キロを目安にしますが、一々測ることも面倒くさいので、小さなバケツなら一杯分くらいと決めてしまってもいいでしょう。
アブラナ科以外の野菜を育てた畝や場所に肥料・堆肥を入れ、使い回しても構いませんが、元肥えと前作の残った肥料で肥料過多になる可能性があるので、肥料は1掴みの半分ほどか全く入れないで下さい。
場所がどうしても前にアブラナ科を育てた場所しかないという時は腐葉土を多く施し、連作障害を軽減する資材を使いましょう。
畝作りと植えつけ
幅60cm、高さ10cmの畝を作ります。
溝を2列から3列作り、すじまきしていきましょう。
土を被せ、水をまいたら、寒冷紗をします。
間引き
双葉の頃に1回目の間引きをして、本葉になった頃に5cm幅になるように間引きます。
管理
冬の小松菜は寒さからゆっくりと成長していくのが特徴です。
悪天候が続いた時も成長が遅くなりますから、曇天続きの場合は木酢液かHB-101をまいて下さい。
水やりも忘れずにやります。
晴天続きで多少温度が上がっている日が続いているのに、成長が完全に止まった時は肥料不足なので、少しだけ追肥をしてあげて下さい。
晴天続きで寒くて、小松菜の成長が止まった場合は木酢液よりは耐寒性も高めるとされるHB-101のほうがいいと思います。
収穫
15cm以上に育ったら、少しずつ収穫して食べていきましょう。
小松菜は寒さに耐えるために、葉の中にあるデンプンを糖に変えるので甘みが強く、葉も厚くなり、色も濃くなります。
まとめ
葉物野菜は虫に食べられる物も多くありますが、冬場は虫に食べられないのできれいな葉を収穫することが出来ます。
寒い中での作業は大変ですが、冬の小松菜は甘みが強いのが特徴なので、是非味わいましょう。
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2017年10月24日
育てた小松菜が何故か苦い理由【家庭菜園】
育てた小松菜を食べてみたら苦かったということはありませんか?
管理人にも同じような経験があります。
せっかく、育てたのに苦いと悔しいですよね。
小松菜が苦い理由
肥料が多かったことが原因です。
肥料が多くなるシチュエーションとして、
・元肥えが多過ぎた。
・前作の肥料がたくさん残っていて、元肥えが必要なかった。
・元肥えだけで充分だったのに、追肥をしてしまった。
が考えられます。
たくさんの肥料を吸収してしまった小松菜はそれを使いきれず、硝酸態窒素に変化し蓄積され、これが苦みとエグミの元となるのです。
通常、チッソにはアンモニア態窒素など様々な種類があり、この硝酸態窒素もそのうちの1つで、食べないほうがいいとされているものになります。
そのため、チッソ=悪いと考えないようにしましょう。
産地直売所の野菜も時々、苦いものがあるので、プロの農家もやってしまう失敗です。
苦い時の対処法
一応、水に長時間さらせば、エグミが薄まるので食べることが出来なくもありませんが、うまみもありません。
未練がなければ、畑の片隅にでも植えて土の菌や虫たちに食べてもらいましょう。
自然のサイクルの中で虫や菌に硝酸態窒素も分解されてしまいます。
畝のほうは2週間から1ヶ月ほど雑草を生やして、肥料を吸収してもらいましょう。
雑草の肥料吸収能力は凄いので、大きくなるので抜くのが大変かもしれません。
まとめ
小松菜が苦い理由はたくさんの肥料を吸収してしまい、蓄積してしまったからです。
食べてもおいしくないので、未練がなければ穴を掘って土に埋めてしまいましょう。
自然のサイクルにより、硝酸態窒素も分解されてしまいます。
予防するためには、
・前作の肥料が残っていそうな時は肥料を入れない。
・最初の植えつけの時に入れずに追肥をメインに育てる。
・元肥えは少ない量にする。
のどれかを行います。
2017年08月22日
簡単でおいしい!家庭菜園の小松菜の作り方
小松菜は健康にもとてもいいと言われている野菜です。
作り方も簡単で、短い期間に収穫が出来るのも魅力。
小松菜の豆知識
アブラナ科の野菜で、数少ない日本原産の野菜で、江戸時代に誕生しました。
現在は世界で食べられるようになりました。
クセがない味なので、様々な料理に彩りとして入れることが可能です。
必要な道具・肥料
(1)堆肥
腐葉土や牛フン堆肥とありますがどちらでも構いません。
去年積み上げておいた雑草が土みたいになっていたら、それも堆肥なので使っても大丈夫です。
(2)有機肥料
小松菜を育てるのは主にチッソがメインとなります。
チッソが多い肥料は油カスになりますが、これだけで育てるとうまみがないので、骨の粉・草木灰を少し足すと良いでしょう。。
おすすめは米ぬかをメインに発酵させたぼかし肥料です。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(3)有機石灰
カキ殻やホタテの貝殻で作った石灰です。
(4)種
土作り
アブラナ科を過去1年間育てたことのない場所で育てます。
それが無理という場合は堆肥を多めにまき、連作障害軽減のための資材を使いましょう。
土に堆肥・石灰・肥料をまき、土とよく混ぜます。
基本的に袋の表示を守ってまけば大丈夫です。
表示がないという場合は堆肥1平方メートル2キロ、肥料と石灰は1平方メートル1掴み。
ボカシ肥料は1平方メートル1掴みをまきます。
去年、アブラナ科以外の野菜を育てた畝があるという場合は、その畝に堆肥・石灰・肥料を足して、使い回して大丈夫です。
しかし、毎年野菜を作っているような場合はそれまでの肥料や前作の肥料が残っている場合があるので、肥料を少なめにして追肥で調節するようにしましょう。
畝作りと植えつけ
幅60cm、高さ80cmの畝を作ります。
2列から3列の筋を作り、そこに種を植えていきましょう。
植え終わったら、水を掛けます。
間引きのやり方
双葉の頃に最初の間引き。
あとは葉が重なり合わないように、成長に合わせて間引いていきます。
間引きをすることで、風通しが良くなり、病気予防にもなりますし、残った小松菜に多くの栄養が行きやすくなります。
どれを間引くかどうかですが、小さくて弱そうな奴を容赦なく間引いていきましょう。
虫食いの葉も間引き対象です。
間引いた葉も食べられます。
追肥
基本的に小松菜は元肥えをメインに育てていきますが、葉っぱが明るい黄緑色になっていたら、追肥のタイミングです
理想的な葉っぱの色は薄い緑色です。
生ごみ堆肥の副産物である液肥があるのなら、そちらを追肥に使うことをおすすめします。
固形のものは葉っぱを傷つけないように、種を植えた筋と筋の間にまいてあげます。
濃い緑色は肥料過多の証拠ですから、追肥は控えます。
有機肥料は鶏フン以外は食べられやすいので、根っこを傷つけないようにしっかりと土と混ぜましょう。
水やり
葉物野菜なので、ある程度の水分がないと筋っぽくなりおいしくなくなります。
おいしくするためにも、最低でも週に3回はしっかりと水をやりましょう。
あまり水をやり過ぎると今度は枯れてしまうので、毎日、大量の水をやるのはNGです。
虫食い対策
人間が食べてもおいしい葉っぱは、虫が食べてもおいしいです。
そのため、虫食いの葉っぱを食べたくないという人は虫対策をしましょう。
防虫ネットがおススメです。
週に1回水で薄めた木酢液をまくと虫が寄り付き辛くなる上に、小松菜も強くなるとされていますが、虫はつきます。
木酢液に唐辛子を大量に入れたものも効果があると言われますが、虫はきます。
なお、肥料過多の時も植物が弱ってしまうので、虫がつきやすくなります。
肥料過多の場合は木酢液もしくはHB-101をまいて、虫を追い払います。
なお、早春に作れば、虫は来ないのできれいな小松菜が欲しい人はこの時期だけ作りましょう。
冬や早春に作る時の注意点
小松菜は寒さに強いです。
凍ることはあっても枯れることは滅多にありません。
凍ってしまっても自然に任せて、お日様で自然解凍すれば何事もないように元気です。
ただし、寒さが厳し過ぎると、寒さに耐えることに集中するため成長はしません。
成長が鈍ってほしくないという人は、少しでも成長をよくするために寒冷紗を使って保温しましょう。
曇天続きの時も成長が鈍ります。
木酢液またはHB-101を水で薄めたものを掛けましょう。
多少、肥料を吸収するようになるようです。
木酢液は曇天の時の肥料吸収効果を高めるとされています。
管理人の主観的な感想ですが、HB-101はそれに加えて、耐寒性を多少、高める効果があるように思っていて、寒い日々でも少しずつ成長していってくれるのを感じます。
まとめ
小松菜を作るのに1番、おススメの季節は冬や早春など虫がいない季節です。
それ以外の季節では色々な対策をしても虫がついてしまうことがあります。
虫に対抗するためか葉っぱの表面にトゲトゲとした毛で覆われることあり、そうなると食べても美味しくありません。
柔らかくて美味しい小松菜を収穫するためには水の調節が大切です。
雨が降らない時は多めにあげましょう。
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