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2015年05月27日
★セルフイメージの確立のために４★
たとえば
「私もあんな風になりたい。しかし、とてもなれそうに
ない。」
などという人がいますが
このような人は、自己のセルフイメージを描く場合、
自分がなりたいと思っている理想の姿でなく、
現在の自分の姿を描いてしまうのです。
成功は、正確なセルフイメージを確立する私たちの能力に
よって決まります。
正確なセルフイメージとは、他人と比べて優れても劣っても
いないイメージのことです。
良いセルフイメージを作るには、どんな人も他人と比べて
優れても劣ってもいないということを理解して、初めて
可能となるのです。
つづく・・・・
★セルフイメージの確立のために３★
心理学者は、私たちのセルフイメージの大部分が
2歳から6歳までの間に形作られると言っています。
子供は生まれて数年の間に、自分自身に対する印象
を形作ってしまうのです。
したがって、
両親や身近にいる人たちは、子供が自分に対してよい
イメージを形成するように意識的に注意しなければ
ならないのです。
その後、子供たちが形成する印象は、最初のセルフイメージ
をさらに確めることにしかなりません。
このように、セルフイメージが形作られているプロセスが
わかれば
「成功は成功を生む」とか「失敗は成功のもと」と
言われたりすることの意味がよくわかることと思います。
つづく・・・・
★セルフイメージの確立のために2★
いくつかの小学校で最近行われた実験で
あらかじめ先生が平均の能力より高いと信じた
生徒たちは
実際に平均より良い成績を修め、
先生が平均より能力が低いと信じた生徒たちは
実際に平均より悪い成績を修めた
ということがわかりました。
このテストでは、
先生がある生徒は平均より能力が高く、ある生徒は
平均より能力が低いと信じたため、
先生の行動が順次に生徒のセルフイメージを変えさせ、
それがさらに生徒の成績の変化となって現れたのです。
このことが今度は、先生が最初信じたことをさらに強める
結果となり、悪循環をたどることになったのです。
これからもわかるように、
他人に対する私たちの行動、態度、感情が、かなりの程度
にまで、その人たちの自己のイメージに影響を与える
ということを知るべきなのです。
特に、子を持つ親はこのことを知っておかなくてはなりません。
つづく・・・・
