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2021年12月24日

「岸上大作歌集」

御無沙汰してすみません。タイトルが「のろのろ読書日記」なので、御寛恕ください。

「岸上大作歌集」を読みました。歌集です。現代歌人文庫のシリーズのものです。短歌作品だけでなく、自死直前に書いた日記も収録されており、そちらに関心の全てが引っ張られました。楽天ブックスで検索したのですが、出て来ず、一番安い本を広告として付記します。(貼らなくても良いか、と迷ったのですが、ずっとこのフォーマットで書いてるので、習慣としてやっときます)

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posted by たなか at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌

2020年12月14日

「赤光」

「赤光」を読みました。

歌集です。かつて学生の頃国語の教科書に載っていた斉藤茂吉の「赤光」の一部はずっと記憶に残ってましたが、これがため、斉藤茂吉=母を亡くした人 というステレオタイプイメージが固着してしまっていて、他に残る多くの名歌をスルーしまくりの、のちの人生でした。

といって、赤光に収録されている歌をどれぐらい理解できたろうか、と自問自答するに心もとないのですが。

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posted by たなか at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌

2020年12月13日

「子連れ狼」

「子連れ狼」を読みました。

漫画です。裏柳生と主人公拝一刀の遺恨を軸として、連綿と小さなのエピソードが混入されてゆく大河ドラマ的手法に惹かれました。

主人公個人の強さに頼るとリアリティが減殺されますが、当時の江戸幕府への諸大名の反感、敵側、柳生軍団と黒鍬衆(隠密)との軋轢の描写、主人公の押す乳母車の兵装などギミックを凝らして長期連載を具現したところに、原作者小池一夫の作劇家としての膂力を感じました。

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posted by たなか at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2020年12月12日

「平成くん、さようなら」

「平成くん、さようなら」を読みました。

小説です。最近作者の名をよく見かけるので、図書館で気になって借りて来て、読みました。安楽死をテーマにした物語です。

平成くん、と呼ばれる、物書きで芸能界でも活躍する青年と、手塚るみさんをモチーフにしたかのような、大物漫画家の娘で、漫画家のプロダクションで働きながら六本木界隈で愛犬と暮らす女性が登場するのですが、二人のあまりにハイソサエティな暮らしぶりに感情を追いつかせるのに苦労しました。とはいえ、物語の骨組みは堅強で、平成くんが発する自殺願望の、行く末に漸近してゆくプロットは、ドキドキしました。

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posted by たなか at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2020年12月11日

「不死身の特攻兵」

「不死身の特攻兵」を読みました。ルポルタージュです。

特攻に組み込まれ、何度も死地に飛ばされたものの生還した人の伝記です。
淡々とした筆致ながら無能の上司に理不尽な命令をされる日本国の悪弊について、実例を細かく検証しながら批判が為されていて、強く共感しました。

書かれた時期によって、スーダンへの自衛隊派遣も特攻隊編成の件と何ら変わらない、とラスト付近で指摘がされてて、現在のコロナ政策もしかり、と特攻以来の、悪弊の揺るぎなさに怯みました。

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posted by たなか at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2020年09月23日

「御用牙」

「御用牙」を読みました。漫画です。

江戸の十手者の活躍を描いた劇画です。

幕府という上位組織と、町衆の間に立ち、自分の正義を突き詰めようとするアウトロー的な主人公の生きざまは壮絶で、上州への左遷、大坂への穏身と無理めな彷徨を経て、また江戸に戻ってくる大河ドラマ的な展開は、当時の高度経済成長期のサラリーマン読者の共感を得たことと想像します。大坂編であまりに多くの人死にが描かれて、そこに抵抗を感じてしまいました。小池一夫の過渡期的な作品なのかなと思いました。


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posted by たなか at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2020年08月06日

「不純」

「不純」を読みました。
山田耕司さんの句集です。

俳句界の潮流とか、現代俳句の変遷とかは殆ど、ぼんやりとしか知らないのですが、前衛に傾き過ぎず、伝統に寄りかからず、という独自の求道を遂げていってる、という読後感がありました。

現代俳句の最前線というのは、自分独自の観点から独断するに「オルガン」勢だと思っています。さらにオルガンの両翼に関悦史さんと竹岡一郎さんがニョキニョキと鬼の二本の角のように屹立していて、その周囲にさらなる強力勢力が蛾蛾たる山脈を築いているというイメージです。「不純」はそのベクトルとはずれた位置で、俳の高みを模索している一冊だと思いました。

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posted by たなか at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句

2020年07月01日

「アシュラ」

「アシュラ」を読みました。
漫画です。

友達が、アニメ映画「アシュラ」を勧めてくれてネット動画で観たのですがラストシーンが漫画原作とやたら違ってる気がして、再読しました。

やはり、悲劇で終わってるじゃん、と納得したのですが、友達が言うには「アシュラ」には後年書き足された「完結編」があって、アニメ映画はそれに準じてるんや、と反論され、探すと「完結編」は存在していて、それも後日読みました。後日読んでみると完結編もデジャヴがあって、一度自分は読んでたはずなのですが、すっかり忘れてました。忘れるほどにラストの2ページは印象が薄かったのです。

完結編を再読して感じたのですが、この完結編のみをサーチするにアシュラに人の道(飢えたとて人肉を食うべからず)を教えた法師の生きざまが物語の核であり、アシュラが『幸せ』になるラスト2ページは、どうあっても取って付けた感しかしませんでした。昔読んだ自分も、同じように感じたのだと、想到しました。

作者のジョージ秋山さんも、アシュラのハッピーエンドを望んだのは間違いないと思います。思いますが、このストーリーの重力からして、このラストの展開はあまりにも突飛で、忌憚ない意見を申しますに物語に乗れませんでした。

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posted by たなか at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2020年06月03日

「青が破れる」

「青が破れる」を読みました。
小説です。
ボクサーが主人公で、夏の出来事が、主に書かれててストイックな独特の文体が魅力的でした。
端的な記述が、感傷的でなさすぎる印象を与え、それでいて私小説を綴るという難しいラインを取ってて、粗暴で隙だらけの挑戦を肌で感じる、というゾクゾク感があってとても良かったです。



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posted by たなか at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2020年05月11日

「転生の繭」

「転生の繭」を読みました。
歌集です。

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posted by たなか at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌
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