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2018年10月14日

国立博物館 2つの特別展「マルセル・デュシャン展」「大報恩寺展」に行ってきました

平成館の展示室を2つに分けて2つの特別展をまとめてやってます。

大報恩寺展
個別の寺の展覧会ということもあり、通常の国立博物館の仏教系展覧会と比べてやや規模が小さく、そのため半分だけ。とはいえ一寺院として考えると結構な数の大型仏像ではあります。
快慶、定慶という仏師による仏像の展示がメイン、デザイン的に様式化された仏像らしい仏像というよりは、外見的に割と生物的に生々しい感じの作品が多い印象。
大報恩寺展で一番印象に残ったのが…仏像の裏に照らし出されている影、なんか奇跡的なバランスで顔のような影が、作った人も気が付かなかったでしょう多分。
映像によれば建物は古く、京都でも貴重な古い建物だそうで、さらに当時としては先進的な構造だとか書かれていましたが、建物は持ってこれないので。今年の夏私は京都に行きましたが、エリア的に時間的にまずいけないところにあるうえに、調べてみると割と規模が小さいみたいで、仮にルート内にあっても多分存在に気が付かなかったと思います、京都って奥深いですね。

マルセル・デュシャン展
こっちは芸術家マルセルデュシャンの展覧会。
初期のデュシャン作品は比較的普通の絵画で、それ以降の作品と一線を画している印象を受けます。後年になるにつれて前衛っぽい感じになっていきます。
その後は徐々に反芸術的な方向への模索へ向かっていき、量産品に芸術を見るような方向へ向かっていきます、そのため絵から工業製品やパロディ的なイラストなど、方向性が変わっていきます、最後は遺作である20年かけて作られた遺作、これはずーっと制作を周囲に明かさずひっそりと作ってきたもので、死去後に発見されたものだそうです、ただし持ってこれないので関連資料が中心。
第二部としてデュシャンの向こうに日本が見えるというテーマで日本美術の展示コーナーもありますが、元々スペースの少ない展覧会でさらに第二部ということで、あんまり数は多くないです。

混雑度はどっちもそれなり、上野の森のレンブラント展の方は30分待ちのネズミの国状態だったことを考えるとマシではあります。

パナソニック汐留ミュージアム ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテに行ってきました

パナソニック汐留ミュージアムは「ルオーミュージアム」と名乗っているだけに、フランスの画家ジョルジュルオーの絵をコレクションしています、そのミュージアムの主人公ルオーの展覧会。

聖なる芸術と題しているのでいつもと違い得意の道化師などは脇に置いて、主にキリスト教系の宗教画をメインとしたテーマの作品のみに特化しています。
年齢とテーマに分けた4つのテーマ+αによるもので、最初はまだ画風を確立していない時期の黒っぽい絵、次は正面のキリストの肖像画、そして受難、晩年は風景ががメインになって聖書の風景を描いていたみたいで聖書の風景がテーマ、ルオーの部屋はいつものルオーの部屋で、安心の道化師の絵が飾られています。映像はルオーの画家人生。

後年になるにつれて画風が確立されていき、若いある種の不安定さから、ルオーらしい濃くて柔らかい絵になっていくのがなんとなく見て取れます。

キリスト教の宗教画としては割と「普通」な感じも受ける絵が多いですが、画風が独特なので個性しかないという感じ、形は普通なんだけど、普通じゃない、一応野獣派って調べたら出てきましたが、なんかちょっと違うけど説明できないちょっと個性的な人。
主題、絵柄、思想、感性、これらの一つ一つのパーツは普通のものなんだけど、組み合わせが違うんでしょう多分。
私はどうもこのルオーという画家が好きみたいです、大好きというよりは嫌いじゃないわという感じ、何かやたら個性的なものを感じるというか、個性的という名の無個性に陥ってない力を感じる絵。
近年は芸術家というよりパフォーマー的な人も増えてる感じですし、そういったものがない、見たら「ああルオーだ」ってわかってしまう独特なセンスの持ち主だと思うんです。
主題もあんまり近現代になるとあんまり芸術のテーマになりにくいキリスト教宗教画、やっぱり主題になりにくい道化師など、何か独特の個性を感じる人、不思議ですね…。

美術館があんまり人の来るところじゃないので、この展覧会もたいして人はおらず混んでませんでした。
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