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2017年03月08日

東京都写真美術館へ行ってきました(APAアワード2017、夜明け前知られざる日本写真開拓史総集編、山崎博計画と偶然)

東京都写真美術館へ、この美術館は階ごとにやや小規模な別の展覧会をやっているタイプの美術館で、今は3つの展覧会をやっています。
恵比寿駅から動く歩道でかなり近くまでアクセス可能、徒歩10分弱くらい。普通の道でアクセスすると坂が多くめんどくさいので動く歩道が楽です。

APAアワード
広告写真の展覧会。広告写真で優秀なものを表彰しています、有名人が写ったものが多く、最近の広告を一度に見る事が出来ます。
小学生の作品展もやっており、上位入賞者はなかなかの出来。

山崎博 計画と偶然
写真家山崎博の写真展。同じ場所を別の時間や別の手法でひたすら撮影する、と言うスタイルの写真が殆どを占めています。要は時間ごとに変わる変化を捉えるような写真。
他映像作品も撮っており、ひたすら太陽を撮影し続け最終的に日が沈むまでを撮影した作品等、写真とテーマは似た感じ。
他にも歩いていって風景が変わったら写真を撮る、つまり人が現れたりガードレールの形が変わったり新しい風景に出会った時に撮影しながらと言う連作や、ひたすら太陽を撮影し続けてレーザーみたいになっている作品等。

夜明け前知られざる日本写真開拓史
これは日本の幕末〜明治の写真の展覧会。最初はダゲレオタイプと言う焼き増しのできない写真だったそうです。日本でもペリー以前に写真機の輸入の動きがあったそうですが、少なくともそのペリー以前に国内で撮影された写真は残っていない模様。
そしてペリー以前にすでに日本人漂流者の写真が撮影されており、それらの写真が日本人を始めて写した写真みたいですが、展示されているのはレプリカ。
その後はいろいろと聞いたことがあるような有名人の写真や一般人の写真、日本各地の当時の風景を撮影した写真が並びます。
これはなかなかいい展覧会な気がします。貴重な幕末〜明治の日本全国、函館から長崎まで、鎧を着て撮影された写真や古い新橋駅、様々な職業の人々等、当時の日本の貴重な風景を見る事が出来ます。

また古い写真機等の展示もやっています、今とは比較にならないほど何もかもが大きい。スマホの超小型カメラで撮影する時代から見ると時代の変化をひたすら感じます。

3展覧会の中では日本写真開拓史が一番混んでました、所要時間も一番長い気がしますが、だいたい各展覧会の所要時間は20〜1時間くらい。

国立新美術館 ミュシャ展へ行ってきました

正式な?タイトルは国立新美術館開館10周年チェコ文化年事業ミュシャ展 だそうです。長い。

早速国立新美術館へ、いつもは乃木坂(裏)から入っているのですが今回は六本木方面から、そうしたら入口のチケット売り場が大行列、私美術展でこのレベルの行列を多分見たことがありません。裏の乃木坂の方が多分空いてます。
ミュシャ展に加えて草間彌生展もやっているので、片方だけでも結構な人が集まっているのに両方なもんだからもう大変な状態、平日でこれだと休日どうなるのでしょうか…。
そして案の定ミュージアムショップも大行列、何分待ちなんでしょうね。

この展覧会はミュシャ(チェコ語の発音だとムハ)と言うチェコ人の画家が手がけたシリーズ「スラブ叙事詩」の全作品20点が展示されるそうです、でこの作品、チェコ国外で全てセットで展示されたのはこれが初だとか調べてみたら。
さて中に入ります、中も人が沢山、そしてスラブ叙事詩ですが、でかい…兎に角でかい。20作品仕上げるだけで16年もかかったと言うことだけ有りでかい。
どれも人の身長の何倍も有り、なかなか展示出来る美術館がなさそうな大きさ。

スラブ叙事詩と言う事で、スラブ人の歴史を20作の絵で表現したものだそうで、スラブ人の先祖からチェコ独立までをテーマにしているそうです。
主なテーマはフス戦争なんでしょうか、フス戦争に関わる絵が一番多く5作が前後も含めて何かしら関連が有ります。また特に戦争に関しての描写は似た構図が多いイメージ、盛り上がった土と中心の人物、倒れた人、背景の人だかり見たいな感じでしょうか。

因みに日本どころかチェコ国外でシリーズすべてが公開されるのはこれが初らしいです。

その後は映像資料とミュシャ年表、それからその他の作品。映像資料とミュシャ年表はミュシャの人生とスラブ叙事詩の制作背景とその後。なかなか画家として芽が出なかったのが、フランスで挿絵等の仕事をするようになり、その内パリ万博でボスニア・ヘルツェゴビナ館の絵を当時支配していたオーストリア・ハンガリー帝国より依頼され、その為に取材として現地を訪れた結果スラブ人の現状に気がついて、結果このスラブ叙事詩を描く事に繋がったものの、完成した時にはキュビズムや共産主義や第一次世界大戦等いろいろとありすぎてもはやこのシリーズは時代遅れとなってさらにミュシャも39年病死、長らく顧みられることもない状態だったそうです。そのあと12年にやっとスラブ叙事詩はプラハに戻ったそうです。

そしてあとはミュシャのその他の作品、アールヌーボーの時代、切手とかのデザインをやっていた頃の作品やボスニア・ヘルツェゴビナ館に展示された絵の下絵、チェコスロバキアの市民会館に展示されていた絵や実際に発行された切手等が揃っています。

なんと言うか作品を見ていると、仕事柄(イラストレーター的な仕事が多かった見たい)なんでしょうかアールヌーボー故なんでしょうか、絵画的というよりは漫画的な雰囲気のある絵が多い気がします。
超大作が揃ってますのでかなりお勧めの展覧会です、音声ガイドも借りたほうが良かったなこりゃ。
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