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2017年01月14日
パナソニック汐留ルオーミュージアム「マティスとルオー展 手紙が明かす二人の秘密 」へ行ってきました
新橋駅より徒歩5分ほどの距離にあるパナソニック汐留ミュージアムへ。
マティスとルオーと言う2名の画家の歩んだ歴史。この2名は生涯関わっており、生きていた時代も年齢もかなり近く、よく手紙をやり取りしており深く関わっていたようです。
混雑度はかなり高く、新橋駅から徒歩圏内と言う立地の良さもあってか結構な人。
展示品は絵と共に写真のコピーが沢山展示されているほか、関わった雑誌なども展示されています。展覧会の展開は時系列順で、下積み時代、パリでの活動、第二次世界大戦、晩年みたいな感じの流れになっています。
初期はまだそこまで作風が確立されていなかったのか、まだ割と普通の絵といった感じですが、徐々に画風が確立されていく様子が見えます。
第二次世界大戦になるとフランスがドイツの占領下に入ったため、フランス人だった2名は活動がやりにくくなってしまったようです。その中で描かれたのがマティス代表作ラ・フランス(宣伝用のポスターに描かれている絵)。
ルオーの絵はルオーらしく定番の道化師やキリストが多いですが、若い頃はそうでもなかったのかいろいろなテーマに手を出している模様。
ルオーはいくつかのシリーズがまとめて展示されている場所が2箇所有り、悪の華と気晴らしと言うシリーズが一気に展示されています、特に気晴らしと言うシリーズはフル公開で初だとか。
終盤になるとマティスはジャズと言う切り絵シリーズを発表、ポップアート的な雰囲気の絵が増えていく様子。
手紙の内容は作品についてや情報のやり取り等、日常のやり取り的な内容が多く、まだ電話等が本格的に普及してなかった時期といった感じです。
流石にルオーミュージアムだけあって、ルオーの絵の方が多いです、展示品には美術館のコレクションも多かったです。最後の部屋のルオーギャラリーの絵は展覧会に合わせての展示替えもなく、半年位前に行ったときと同じようなレイアウトでした。
パナソニック汐留ミュージアムは通常の美術館よりは小さめで、所要時間は40分くらいでしょうか。有名画家2名のシリーズなので見ごたえは結構ありました。
マティスとルオーと言う2名の画家の歩んだ歴史。この2名は生涯関わっており、生きていた時代も年齢もかなり近く、よく手紙をやり取りしており深く関わっていたようです。
混雑度はかなり高く、新橋駅から徒歩圏内と言う立地の良さもあってか結構な人。
展示品は絵と共に写真のコピーが沢山展示されているほか、関わった雑誌なども展示されています。展覧会の展開は時系列順で、下積み時代、パリでの活動、第二次世界大戦、晩年みたいな感じの流れになっています。
初期はまだそこまで作風が確立されていなかったのか、まだ割と普通の絵といった感じですが、徐々に画風が確立されていく様子が見えます。
第二次世界大戦になるとフランスがドイツの占領下に入ったため、フランス人だった2名は活動がやりにくくなってしまったようです。その中で描かれたのがマティス代表作ラ・フランス(宣伝用のポスターに描かれている絵)。
ルオーの絵はルオーらしく定番の道化師やキリストが多いですが、若い頃はそうでもなかったのかいろいろなテーマに手を出している模様。
ルオーはいくつかのシリーズがまとめて展示されている場所が2箇所有り、悪の華と気晴らしと言うシリーズが一気に展示されています、特に気晴らしと言うシリーズはフル公開で初だとか。
終盤になるとマティスはジャズと言う切り絵シリーズを発表、ポップアート的な雰囲気の絵が増えていく様子。
手紙の内容は作品についてや情報のやり取り等、日常のやり取り的な内容が多く、まだ電話等が本格的に普及してなかった時期といった感じです。
流石にルオーミュージアムだけあって、ルオーの絵の方が多いです、展示品には美術館のコレクションも多かったです。最後の部屋のルオーギャラリーの絵は展覧会に合わせての展示替えもなく、半年位前に行ったときと同じようなレイアウトでした。
パナソニック汐留ミュージアムは通常の美術館よりは小さめで、所要時間は40分くらいでしょうか。有名画家2名のシリーズなので見ごたえは結構ありました。
東京庭園美術館「並河靖之七宝展」に行ってきました
目黒駅より徒歩10分くらいのところにあるのがこの東京庭園美術館。閉館1時間前に到着しました。
庭園とセットの施設ですが、庭園は未だに工事中で入れない箇所が多い。
現在やっているのは「並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑透明な黒の感性」になります。七宝とは金属製の下地の上に釉薬を塗り焼いた物だそうです。
この並河靖之と言う人は明治に活躍した七宝家で、明治は海外需要により日本の七宝制作が非常に発展していた時期で、その時に活躍した人だそうです。
明治の初期には何度か浮き沈みがあったものの大成功を遂げたようですが、その後大正になり海外需要が激減したため、並河靖之は工房を閉じ、その後は忘れられていったようです。がその後現代になり再評価されるようになり、結果この展覧会が行われることになったとか。
とりあえず中に入ります、入ると右手にはロッカーと映像室。映像室では作品解説や七宝の技術等を解説した動画が流れています。七宝を実際に彩色している様子も流されています。
その後はホール→2階→新館と展示室は続いていきます。概ね作品のほとんどが壺(花瓶含む)で、他は皿等や香炉等がいくらかという感じ、あとは制作の前に書かれる下図(中原哲泉という並河靖之の工房で活躍していた人だそうです)の展示も新館の方で行われています、下図と実際の完成品がセットで展示されており、完成品と見比べる事ができるようになっています。
ほか一部並河靖之以外の制作の明治期の七宝も展示されており、当時どういった物が作られていたかが最低限分かるようになるようです。
また多くが輸出品として工房で造られたためか、時期がはっきりしないものも多く、さらにいくつかの製品は量産された物だそうです。
作品点数は100を超えていますが、多くが小ぶりの花瓶類なので実数ほど多い感じでもないです。
展示物の所属を見てみるとほとんどが京都にある並河靖之美術館の物になっています。
庭園美術館は元々が古い洋館なので、夜に行くとすごい雰囲気が良いです。いつも日が昇っている時に行っていたのですが、それだと割と普通だったのですが、夜で閉館寸前で人も少なく、また窓も暗くなっているので雰囲気が出ています。
閉館1時間前だったため、混雑はしていません。所要時間は1時間ほど。
庭園とセットの施設ですが、庭園は未だに工事中で入れない箇所が多い。
現在やっているのは「並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑透明な黒の感性」になります。七宝とは金属製の下地の上に釉薬を塗り焼いた物だそうです。
この並河靖之と言う人は明治に活躍した七宝家で、明治は海外需要により日本の七宝制作が非常に発展していた時期で、その時に活躍した人だそうです。
明治の初期には何度か浮き沈みがあったものの大成功を遂げたようですが、その後大正になり海外需要が激減したため、並河靖之は工房を閉じ、その後は忘れられていったようです。がその後現代になり再評価されるようになり、結果この展覧会が行われることになったとか。
とりあえず中に入ります、入ると右手にはロッカーと映像室。映像室では作品解説や七宝の技術等を解説した動画が流れています。七宝を実際に彩色している様子も流されています。
その後はホール→2階→新館と展示室は続いていきます。概ね作品のほとんどが壺(花瓶含む)で、他は皿等や香炉等がいくらかという感じ、あとは制作の前に書かれる下図(中原哲泉という並河靖之の工房で活躍していた人だそうです)の展示も新館の方で行われています、下図と実際の完成品がセットで展示されており、完成品と見比べる事ができるようになっています。
ほか一部並河靖之以外の制作の明治期の七宝も展示されており、当時どういった物が作られていたかが最低限分かるようになるようです。
また多くが輸出品として工房で造られたためか、時期がはっきりしないものも多く、さらにいくつかの製品は量産された物だそうです。
作品点数は100を超えていますが、多くが小ぶりの花瓶類なので実数ほど多い感じでもないです。
展示物の所属を見てみるとほとんどが京都にある並河靖之美術館の物になっています。
庭園美術館は元々が古い洋館なので、夜に行くとすごい雰囲気が良いです。いつも日が昇っている時に行っていたのですが、それだと割と普通だったのですが、夜で閉館寸前で人も少なく、また窓も暗くなっているので雰囲気が出ています。
閉館1時間前だったため、混雑はしていません。所要時間は1時間ほど。