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2017年09月05日
吐きつわりだけじゃない いろんなつわりがあるんです
つわりの症状は大体は妊娠4週から6週に始まり、4から5ヶ月頃に終わることが多いです。
人によっていつ始まるかはまちまちです。
つわりに悩まされる妊婦は50%から80%。
全くつわりがなかった人は全体の1割未満だそうです。
つわりっていうと、
食べたら吐き気がする、実際に嘔吐する
というイメージが強いと思います。
でも実はつわり症状って吐き気だけじゃないんです。
そんないろんなつわりについてご紹介します。
◇ 吐きつわり
まずは代表的な吐きつわり。吐き気がしたり実際に嘔吐してしまいます。
吐きつわりにはかなり多くのお母さんが悩まされます。
吐きつわりになったら無理して食べないことが大事。
食べられるときに、食べられるものを食べましょう。
一般的には、のど越しが良いものや酸味のあるもの、冷たいものが食べやすいです。
ご飯も冷やご飯にするとにおいも抑えられるので食べやすいです。
炭酸やシャーベットなんかもおすすめ。
人によって食べられるものが違うので、
「あ、これなら食べられそう」「これ食べたい!」
と思えるものを見つけてくださいね。
◇ 眠りつわり
長時間寝ているのに日中でも仕事中でも眠たくなる。
激しい睡魔で一日ほとんど眠ってしまうような眠り悪阻もあります。
眠りつわりになった場合は無理せず眠ることをおススメします。
体が休息、安静を求めているから眠たくなるのです。
出来れば眠気に抗わず寝るのが理想です。
眠りつわりの場合は車の運転などは避けてくださいね。
◇ 食べつわり
吐きつわりとは逆で、空腹だと吐き気をもよおす食べ悪阻もあります。
こまめに食べるようにすると症状が緩和出来ます。
炭酸やおにぎりを食べると良いようです。
また起きてすぐはお腹が空いているので、起きたらすぐ胃に何か入れられるよう
枕元に置いてすぐ食べるようにすると楽になります。
しかし食べると症状が治まるものの食べ過ぎてしまう危険が。
食べ過ぎると体重が一度に増えてしまうので赤ちゃんにも良くないですし、
母体も妊娠高血圧や難産になる可能性が高くなります。
またつわりが収まっても食べるくせが抜けなくなってしまいがち。
妊娠線も出来やすくなります。
食べるものを低カロリーのものにするとか
安定期に入ったら運動するなど気をつけましょう。
◇ よだれつわり
よだれの分泌がやたらと増えるよだれつわりなんていうのもあります。
まるで赤ちゃんのよう…と笑ってもいられません。
あんまり多いと飲み込むのがしんどいです。
あまり多ければこまめに吐き出すか、ガムを食べたりお茶と飲んだりして対処しましょう。
◇ においつわり
炊飯器から立ち上るご飯の香りで「うっ」となってトイレに駆け込む。
なんてドラマとかでよく見る有名なつわり症状。
タバコや香水、ご飯のにおいなどいろんな臭いが駄目になります。
石鹸やシャンプーの香りが苦手になる人も。
どの香りがというのは人によって違うようです。
マスクをするなどして対応しましょう。
また自分の好きな香りを部屋に焚いたりスプレーしたりするのも良いです。
★ あまりに酷い場合は妊娠悪阻かも
●全く食べられず、一日何度も吐いてしまう
●水を飲んでも吐く
●いっきに体重が落ちた
●おしっこの量が減った
こういった状態がみられたら妊娠悪阻の可能性があります。
このように日常生活が出来なくなるほどの症状がある場合、
入院しなければいけないかもしれません。
入院しない場合でも点滴を受けるなど通院の必要があるかも。
妊娠悪阻かどうかは病院で診断してもらうことが出来ます。
尿検査で尿にケトン体が出れば妊娠悪阻と診断されます。
無理せず早めに受診するようにしましょう。
☆ ☆
つわりって本当に辛い。
もうイヤだ!って思うことも多いでしょう。
一体いつ終わるの?って不安に思うでしょう。
でも終わりは必ずやってきます。
どんなに最大でも赤ちゃんが生まれてくるまでの辛抱。
上手につわり症状を緩和しながら赤ちゃんを待ちましょう。
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