2018年01月13日
ホルモンを整えて心身を整えよう
女性ホルモンや男性ホルモンなど、ホルモンといってもいろいろあります。
わかっているだけでも100種類以上のホルモンが私たちの体内で働いているそうです。
ではホルモンにはどういったものがあるのでしょうか。
<ホルモンが分泌される場所>
✻ 脳・・・ドーパミン、ノルアドレナリン
✻ 松果体・・・メラトニン
✻ 下垂体・・・成長ホルモン、オキシトシン
✻ 副甲状腺・・・副甲状腺ホルモン
✻ 副腎・・・アドレナリン、コルチゾール
✻ 胃・・・グレリン
✻ すい臓・・・インスリン
✻ 卵巣・・・エストロゲン、プロゲステロン
✻ 腸・・・セロトニン、インクレチン
ここからはそれぞれのホルモンの働きについて説明します。
オキシトシン
オキシトシンは下垂体で分泌され、子宮や乳腺、脳で働くホルモンです。
・手をつなぐ
・抱き合う
・キスをする
といったスキンシップをしたときに分泌されます。
オキシトシンが分泌されると、愛おしい気持ちが高まります。
動物でも良いそうです。
副甲状腺ホルモン
副甲状腺は、副甲状腺で分泌され、骨や腎臓で働くホルモンです。
このホルモンは血液中のカルシウムの量を調整してくれる働きを持ちます。
そのため骨を強くしてくれるんです。
グレリン
グレリンは、胃で分泌され、脳で働くホルモンです。
このグレリンはミトコンドリアを元気にして増やす働きがあります。
ミトコンドリアを元気にすることで老化を防ぎ若さを保つ効果があるんです。
ですので若返りのホルモンともいえますね。
グレリンを増やすには、空腹がポイント。
お腹が空いて胃がぐ〜っと鳴いたらグレリンが分泌されている証拠です。
いつも何かを食べてしまっている人はグレリンがあまり分泌されていないかも。
空腹感を感じる生活をしてみましょう。
インクレチン
インクレチンは腸で分泌され、脳や胃、すい臓で働くホルモンです。
インクレチンはインスリンの分泌を促進することで食欲を抑えてくれる効果があります。
インクレチンを分泌するには、腸の健康を保つことが大切です。
発酵食品の味噌や納豆を摂ったり、乳製品を摂るようにしましょう。
エストロゲン
エストロゲンは卵巣で分泌され、全身で働くホルモンです。
女性ホルモンで有名なエストロゲン。
エストロゲンは肌の綺麗さを保ってくれます。
スキンケアやマッサージをすることが女性ホルモンの活性化に効果があります。
セロトニン
セロトニンは腸や脳で分泌され、腸や脳で働くホルモンです。
幸福ホルモンとして有名。
心身を安らかにして幸福感を与えてくれます。
男性に比べて女性のほうが分泌が少なく、そのため女性は情緒不安定になりやすいとされています。
起床後太陽の光を浴びることで分泌されやすくなります。
太陽の光で体内時計をリセットすることが大切なんです。
このように様々なホルモンがあるわけですが、そもそもホルモンとはなんなんでしょう。
ホルモンは、興奮した細胞から血管内に分泌されます。
そして血管の中を血液と一緒に流れて全身をめぐります。
そして自分の受容体(レセプター)をもつ細胞と結合することで初めて力を発揮します。
そのため受容体の感度が悪い状態だとホルモンはきちんと働くことが出来ません。
ではホルモンを上手に働かせるにはどうすれば良いのでしょうか。
✓ 規則正しい食生活をする
毎日できるだけ同じ時間、回数食べるようにしましょう。
そうすることで胃で分泌されるホルモンが調子が良くなります。
✓ とにかく笑う
表情筋が刺激されるとセロトニンが分泌されます。
作り笑いでも良いのでとにかく笑うようにしましょう。
顔全体でしっかり笑うことがポイント。
微笑みじゃなく、爆笑!
✓ 運動する
運動することで血流が良くなります。
するとホルモンの分泌がよくなります。
✓ 腸内環境を整える
乳製品や発酵食品を摂りましょう。
また食事は満腹ではなく8分くらいが良いです。
✓ 睡眠をしっかりとる
十分に睡眠を摂り脳を休ませてあげましょう。
心地よい寝室でぐっすり眠ることが大切。
寝る前のスマホやゲームは止めましょう。
● ● ● ●
ホルモンを活性化することが出来れば心身も活性化します。
上手にホルモンを整えて心身ともに生き生きと楽しく過ごしましょう。
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