2017年10月15日
妊娠中の辛さをパートナーにも知ってほしい 夫婦で乗り切る妊婦生活
妊娠すると思うように動けなかったり情緒不安定になったり大変ですよね。
一人で乗り切ろうとしないでパートナーに理解して協力してもらうようにしましょう。
二人の赤ちゃんなんです、夫婦で力を合わせて頑張りましょう。
とはいえ妊娠している辛さって中々理解してもらえないですよね。
ただでさえ男性は女性に比べて共感能力が低いとされています。
ですので妊娠のしんどさや不安をわかってもらえないこともあります。
☞ ではどうすれば妊娠の辛さや不安を理解してもらえるのでしょうか。
情緒が不安定になることを知ってもらう
妊娠するとホルモンバランスの変化で気持ちが不安定になります。
情緒不安定になっている上に、体の変化やつわり症状が出てきます。
その上、安定期に入る前の妊娠初期は、流産してしまわないかと常に心配でもあります。
そのため産前(妊娠)うつという症状が出ることがあります。
ただイライラしているわけではなくホルモンの働きによるものだと理解してもらえるだけで
喧嘩したり雰囲気が悪くなったりしなくて済むこともあります。
もちろん女性もイライラをぶつけないよう解消する努力は必要ですが
辛さを理解してもらえるだけでも少し安心できるのではないでしょうか。
「ホルモンバランスの乱れと体の急な変化でイライラしてるかもしれない」
「いつもと違うかもしれないけどごめんね」
そういったことを予め伝えておいたらどうでしょうか。
無理できないことを知ってもらう
妊娠するとそれまでと同じようには行動できません。
例えば重いものを持つと腹筋を使うので子宮が圧迫されてしまいます。
特に妊娠後期には注意が必要です。
今までやってたのに何で出来ないの、なんて言うやつは今時いないと思いますが
そもそも妊娠すると、生まれる前で5kg以上お腹に入っています。
生まれるときの赤ちゃんは3kgくらいですが、それに羊水も入っています。
俺だったら大丈夫だけどな5kgくらい…なんて言うやつはそれこそいないと思いますが
男性と女性では体のつくりが違うってことを理解してもらいましょう。
妊娠体験ジャケットを着てもらったりして、その上で
女性は男性より筋力もないってことも理解してもらって下さい。
免疫は下がり薬も飲めない
妊娠中は免疫力が下がります。そのため風邪を引いたりしやすくなります。
にもかかわらずほとんどの薬を飲むことが出来ません。
妊娠から授乳が終わるまでの間、気軽に薬の服用をするってことが出来ないんです。
病院で処方される漢方ややさしい鎮痛剤なんかは時期によっては飲めますが、
妊娠周期にもよりますし、しんどい中病院へ行かないといけないんです。
妊婦は普段以上に体を労わらないといけないんです。
つわりのことを知ってもらおう
つわりというと吐くイメージが強いかもしれませんが、つわりにはいろいろあります。
眠たくて仕方なくなる眠りつわりや、すごく食べてしまう食べつわりなど様々です。
またこれしか食べられないといった偏食つわりもあります。
赤ちゃんのためにももっとちゃんとした食事を摂ってほしいとか眠ってばかりじゃなく運動しなよとか言いたくなるかもしれませんが、それが出来ない場合もあるということを知っておいてもらいましょう。
だらけているのでもなく、好き勝手しているのでもないんです。
本当に体がだるかったり食べられなかったり大変なんです。
食べられるものがあるなら食べられるときに食べたほうが良いんです。
全く食べられなくなって点滴を打つ人だっているんです。
眠たくなるのだって赤ちゃんを育てるための体の正常な機能です。
奥さんが寝ていたら、赤ちゃん育ってるなー大変だなと思ってあげて下さい。
男性へ
もし男性がこの記事を自ら読んでくれていたなら、
あなたはきっと言わなくたって女性の気持ちを考えてくれていることでしょう。
赤ちゃんを育ててくれているパートナーをサポートしてあげて下さいね。
これ読んで、って奥さんに言われたあなたはもう少し理解してあげて下さい。
一番身近なあなたに理解してもらえないと本当にしんどいんです。
パートナーであるあなたが理解してあげることが一番の支えになります。
✻ イライラしてたらホルモンのせいだなと思ってあげて
妊娠したら女性はいつもよりイライラすることもあると思います。
命を宿してるんだから多少仕方ないな、と思ってあげてくれるとありがたい。
あんまりにも理不尽なら怒るのは仕方ないんですが、
可能なら温かく見守ってあげましょう。
✻ マッサージしてあげよう
妊娠すると体は重く血流も悪くなるので肩や首や腰が凝ります。
うつ伏せはお腹が圧迫されるので座ってや横向けでしてあげると良いですね。
✻ 出来ればタバコは控えてほしい
赤ちゃんに悪影響なのはもちろん、妊娠するとニオイに敏感になることが多いです。
ですのでタバコのニオイで吐き気がすることもあるんです。
ですのでタバコは近くで…というか出来れば吸わないでもらえるのが一番良いです。
✻ 二人の子だということを自覚して
奥さんが育ててくれているのは二人の子どもです。
奥さんが勝手に妊娠したのではありませんよね。
二人の赤ちゃんなのに10ヶ月も1人で育ててくれているんです。
それを理解して、出来るだけ奥さんをサポートしてあげて下さい。
妊娠の不安や問題は二人の問題です。
産院へ一緒に行ったり、不安を聞いてあげたりして下さい。
また奥さんが検診の話をしたりするのも聞き流したりしないで下さい。
仕事で疲れているのもわかりますが、話を聞いてくれることがとても支えになります。
どうしても疲れているときはそれを伝えて、
かわりにお風呂の後に聞く、寝る前に聞くなど代替案を出してあげてほしいです。
● ● ● ● ●
妊娠するということは、ひとつの体にふたつの命があるということ。
そして女性が自分の体の中で新しい命を育てているということです。
女性の体に負担がかかるのは当然のこと。
それをパートナーにも理解してもらって協力して赤ちゃんを育てましょう。
子育てはもう始まっているんです。
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