2017年09月19日
妊娠中から出産後の尿漏れを改善
妊娠時、また出産をした後も尿漏れしやすくなります。
咳やくしゃみをしただけで尿漏れしちゃって困ってしまいます。
この妊娠から出産後の尿漏れは年齢に関わらず誰にでも起こりうるものです。
妊娠から出産後の間に、ほとんどの人が経験しているようです。
特に、出産に時間がかかった人や赤ちゃんが大きく生まれた人はなりやすいようです。
また二人目以降の場合もなりやすいようです。
ではなぜ妊娠や出産で尿漏れするようになるのでしょう?
膀胱が圧迫される
妊娠中は、子宮が大きくなることで膀胱が圧迫されます。
また、出産後もまだ子宮が大きいままなので膀胱が圧迫されます。
そのため妊娠時も、出産後も尿もれが起こりやすくなります。
骨盤底筋が弱っている
「骨盤底筋」は、子宮、膣など内臓を支えている筋肉の総称です。
妊娠時には骨盤低筋を緩める黄体ホルモンが出ています。
その上赤ちゃんとの入った子宮を支えることで弱っています。
また、出産時に伸びてしまうことでダメージを受けます。
そういった理由で弱ってしまうことで尿漏れが起こるんです。
ですので、出産後だけでなく妊娠中から骨盤底筋を鍛えておくことで尿漏れを防ぐことが出来ます。
ただし出産後は産後1週間ほどしてから鍛える体操をしましょう。
ではどうすれば改善できるでしょう?
✓ 骨盤底筋を鍛えよう
骨盤底筋を鍛える体操は以下の通り。
@仰向けに寝転んで、肩幅に足を開き膝を曲げて立てる
A尿道、肛門、膣を5〜10秒間しめる→休憩
B2の動作をしばらく繰り返す
これだけです。
寝転びながら出来るので手軽に出来ます。
また、慣れてきたら寝転んでいなくてもどこでも出来ます。
基本的におしりをキュッとしめるイメージで大丈夫です。
朝起きたとき、夜寝る前に1日2回、5〜10分くらいするとベスト。
最初は短くて良いので少しずつ頑張りましょう。
✓ 骨盤矯正しよう
整骨院で骨盤を正しい位置に戻してもらいましょう。
そうすることで産後の尿漏れを早く改善することが出来ます。
出来るだけ早く骨盤矯正することで治りが早くなります。
とはいえ出産直後は体が弱っているので無理に骨盤を矯正すると
体力や子宮の回復が遅れてしまう可能性があります。
そのため産後1〜2ヶ月目くらいの受診が推奨されます。
帝王切開の場合傷口の痛みがなくなってからにしましょう。
産後6ヶ月をすぎると骨盤のじん帯が固まって固定されてしまうので
矯正するのに時間がかかってしまうかも。
受診は1〜2週間に1回、5〜10回程度のところが多いようです。
赤ちゃんを連れてきて大丈夫な院もあるので、一度調べてみてはどうでしょうか。
それでも漏れるときは漏れるので…
✓ 尿漏れパッドを使おう
おりもの用シートや生理用品ではなく専用のパッドを使いましょう。
尿漏れ専用パッドなら消臭効果も付いています。
またそもそも生理用品では水分を吸収する力はあまりないので適していません。
購入するのが恥ずかしい、という場合はネットで購入すると良いでしょう。
この尿漏れはいつまで続くんだろう…と心配になるかもしれませんが、
ほとんどの場合産後3〜4ヶ月もすれば尿漏れしなくなるようなので安心して下さい。
とはいえ少しでも早く改善したい場合は上記を試してみて下さい。
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