2017年09月02日
知らなきゃ損!出産でもらえるお金
妊娠したら気になるお金のお話。
妊娠中も、出産にも、赤ちゃんが生まれてからもお金がかかります。
ですが、赤ちゃんが出来ることでもらえるお金や、
控除してもらえるお金もあります。
しかし、きちんと手続きしないともらえないものもあります。
赤ちゃんが生まれる前からちゃんと知っておきましょう。
◇ 出産育児一時金
健康保険に加入していれば42万円が給付されます。社会保険でも国民健康保険でもOK。
しかし自分で申請する必要があるので必ず忘れずに申請しましょう。
といっても基本的には出産する医療機関で紙に記入すれば病院が健保に申請してくれて、
出産費用の支払いにそのままあててもらうことが可能なので、
そのまま出産費用にあてる人が多いようです。
また妊婦検診のお金も原則14回無料にしてもらえます。
自治体によって異なるようです。
◇ 出産育児一時金
社保加入の働くママがもらえるお金。
社会保険に加入していて出産後も働き続けるのであれば産休の間、出産手当がもらえます。
日給の2/3相当のお金が働いていなくても支給されます。
◇ 育児休業給付金
いわゆる育休。こちらも社保加入の働くママがもらえるお金。
育児休暇を取っている間、月給の半分程度が支給されます。
基本的に子どもが1歳になるまで育児休暇を取れます。
もし保育園に空きかなく働けないなどの事情があれば最大1歳6ヶ月まで延長可能。
◇ 失業給付金
正確にはもらえるお金ではないですが、失業給付金を申請する期間を延長できます。
妊娠や出産で退職する場合で失業保険をもらえる条件を満たしているなら
(退職前の1年間に6ヶ月以上社会保険に加入していることが条件)
失業保険の申請を延長することができます。
妊娠や種出産が理由の退職の場合は最大3年まで延長可能。
◇ 子ども手当て
昔は児童手当と呼ばれていたものです。
■ 3歳未満は月1万5千円
■ 3歳〜小学校卒業までは月1万円
(ただし第3子以降は小学校卒業まで1万5千円)
■ 中学生は月1万円
が支給されます。
◇ 子どもの医療費
各自治体によって異なりますが、小さいうちは医療費が無料か格安であることが多いです。
私の住む京都だと通院の場合
■ 2歳までは各医療機関、月に最大200円。
■ 3歳から中学卒業までは各医療機関、月に最大3000円です。
また調剤薬局では2歳までは完全に無料です。
3歳から中学卒業までは病院と同じで薬局も月に最大3000円です。
ですので基本的に同じ病院、同じ薬局にかかった方がお得です。
(あくまでH29年時点、京都の場合です。また入院の場合は異なります.)
赤ちゃんは結構風邪をひいたりなんやかんや病院にかかることが多いです。
出産したらなるべく早く申請するようにしましょう。
勤務先の担当か、市区町村役所へ申請して下さい。
◇ 医療費控除
出産費用が出産育児一時金をオーバーした場合、
また無料の検診以外で受診が多かった場合は医療費控除を申請できるかも。
基本的には1家庭で年間10万円を超えた医療費は医療費控除の対象になります。
(収入によって異なります。)
もちろん出産以外の医療費(風邪で病院へ行った、風邪薬を購入したなど)も対象です。
領収書やレシートはちゃんと残しておくようにしましょう。
◇ 傷病手当金
社保加入の働くママのもらえるお金。
切迫流産や妊娠悪阻などで医師の指示で仕事を休む場合、傷病手当金がもらえます。
傷病手当金は、病気やけがで連続して4日以上休んだ場合に4日目以降に支給されます。
支給金額は、およそ日給の2/3です。
出産でもらえるお金のお話、いかがでしたでしょうか。
せっかく赤ちゃんのためにもらえるお金。
制度をきちんと知って損しないようにしましょう。
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