かえるのススメ〜妊娠出産生理などの悩みを解消

　妊娠したら赤ちゃんの分も食べなくっちゃ！
　
　なんて言って食べ過ぎちゃうこともありますよね。

　でもちょっと待って。

　…それほんとに赤ちゃんの分でしょうか？

　赤ちゃんが出来たらどのくらい体重が増えるのでしょう？

　また何ヶ月くらいでどのくらい増やして良いのでしょう？

　以下妊娠時の体重増加についてご紹介しますね。




　　太りすぎが病気の原因になることも

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妊娠中に太りすぎると妊娠中毒症のリスクが高まります。

妊娠中毒症とはむくみ・高血圧・たんぱく尿の症が出ていることです。
妊娠高血圧症候群とも言います。
妊娠８ヶ月頃から起こりやすく、妊婦の１割がかかるとされています。

これを放っておくと赤ちゃんに栄養や酸素を運ぶことが出来なくなります。
何故なら妊娠中毒症になることで胎盤の機能が低下するからです。


更に妊娠糖尿病のリスクも高まります。

お母さんが食べ過ぎることでお腹の中の赤ちゃんまで巨大化しちゃうかも。

大きく成長したねえ〜、ってわけではないんです。
赤ちゃんなのに皮下脂肪がたっぷりついてしまうのです。
また体は大きくても内蔵機能が未熟であったり弱い子が生まれる可能性が。

高齢出産の場合や家族に糖尿病の人がいる場合発症する確率が上がります。
およそ１割の人がかかるそうです。




　　病気だけじゃない、こんな困ったことに

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✓　脂肪が増えることで産道が狭くなり赤ちゃんが通りにくくなります。

✓　妊娠線が出来やすくなります。
　体重管理をせずいっきに体重が増えると皮膚が伸びる速度がおいつかず
　妊娠線が出てしまいやすくなるんです。

✓　体が重すぎて腰痛に。



　　どのくらい体重増加しても良い？

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出産直前の妊娠１０ヶ月の時で

★痩せ型の人は１０ｋｇ〜１２ｋｇ
★普通体型の人は７ｋｇ〜１０ｋｇ
★肥満の人は５ｋｇ〜７ｋｇ

くらいが目安とされています。

ＢＭＩは
体重ｋｇ　÷ (身長m)2
書き方をかえると 体重ｋｇ ÷｛身長m×身長m｝

で計算できます。

例えば１５６ｃｍ・４６ｋｇであれば

１・５６×１・５６＝２・４３３６
４６÷２・４３３６＝１８・９
になります。



このＢＭＩの数値によって自分の体型がわかります。

18.5未満 低体重（やせ）
18.5〜25未満 標準体重
25以上 肥満

ですので上記の例ですと標準の体重ですね。






ただ上記はあくまで目安で、体型にもよります。
また初期につわりで体重が減っちゃったとか、
元々やせすぎとかの人は数値に頼らずお医者様に相談してみましょう。



赤ちゃんは生まれてくるとき約３ｋｇです。
そして胎盤と羊水の重さが約１ｋｇ。
ですので残りの体重増加はお母さんの体重増加になります。

妊娠によって血液や体液が増加したり、子宮や乳房が大きくなったりする分が約４ｋｇ。
ですのであまり増えすぎていると出産後に落とすのが大変ですよ。



しかし、妊娠すると胎盤からヒト胎盤性ラクトゲン（hPL）
という脂肪を蓄えるホルモンが分泌されるので
妊娠前より太りやすくなっているのです。

ですので必要な栄養はきちんと摂取しつつ太らないように気を配らないといけません。



　　太り過ぎない＆食べ過ぎないようにするには

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✓　毎日ちゃんと体重計に乗りましょう。
１日で５００ｇ以上の体重増加はよくありません。


✓　産休に入ったり里帰りしても運動はしましょう
今まで動いていたのが急に動かなくなると太ります。
散歩したりヨガをしたりして体を動かしましょう。


✓　バランスの良い食事をしましょう
カロリーは高くないけど栄養満点、そんな食事が理想的。
和食だと栄養バランスが良くヘルシーなのでおすすめです。




つい食べ過ぎちゃうこともあるでしょうし、
しんどくて運動できないこともあると思います。
それでもやっぱり体重増えすぎは禁物。
自分のためにも赤ちゃんのためにも、体重管理をしっかりしましょう。


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