胎児の頃から子育ては始まっている　産まれる前から育てよう: かえるのススメ～妊娠出産生理などの悩みを解消

2018年02月19日

胎児の頃から子育ては始まっている　産まれる前から育てよう

妊娠中、赤ちゃんがどのように成長しているか知っていますか？

実は赤ちゃんが生まれる前から、子育ては始まっています。

つまりまだお母さんのお腹の中にいる胎児の頃からです。

赤ちゃんが元気に生まれるように、出産前から子育てしましょう。

妊娠１ヵ月（妊娠０週～３週）

妊娠３週頃が着床の時期です。
ですのでまだ妊娠初期の症状もなく、妊娠したことに気付いていない時期です。
胎児は重さ１ｇ、サイズは０．５ｍｍほどしかありません。

妊娠２ヶ月～４ヶ月（妊娠４週～７週）

妊娠２ヶ月目になる頃に妊娠が判明します。
本来生理がくる頃ですね。
検査薬を使うと陽性反応が出ます。

胎児（胎芽）はタツノオトシゴのようなしっぽのある形をしています
目や口ができてきて、主要な臓器の元がだいたい出来ます。

妊娠超初期から初期は、葉酸を必ず摂取するようにしましょう。
妊娠初期に葉酸の摂取が少ないと、胎児の神経管閉鎖症のリスクが高くなるからです。

妊娠１ヵ月前から３ヶ月までは厚生労働省が

通常の食事に加え、栄養補助食品等から
毎日0.4mg（400μg）の葉酸を摂取すること

を推奨しています。

妊娠３ヶ月月（妊娠８週～１１週）

しっぽがなくなり足が出来て、人間らしい形になってきます。
でもまだ皮膚は透明で、体内が透けて見えます。

実はこの頃には赤ちゃんは羊水を飲んで排泄するようになっています。
更に、ママにはまだわからないけれど、お腹の中でかなり動き回るようになっています。
前転したりしゃっくりしたり、キックやパンチももうしているそうです。

ママにとっては長引くつわりがしんどい時期でもあります。
つわりを軽減するには　気をつけたいことを参考に少しでもしんどさを軽減して下さい。

妊娠４ヶ月（妊娠１２週～１５週）

顔に毛が生え始め、筋肉の発達もさかんに、
五感の中で、触覚が発達しはじめます。

つわりが治まりかける時期でもありますね。
逆に食べ過ぎて急激に体重増加しないよう気をつけましょう。
妊娠時の体重増加　目安はどれくらい？

またこの頃から少しお腹が膨らみ始めます。
妊娠線を作りたくないならこの時期からしっかりケアを始めましょう。

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妊娠線を予防する！保湿と体重管理がカギ

妊娠５ヶ月～７ヶ月（妊娠１６週～１９週）

妊娠５ヶ月になると胎盤が完成する時期で、いわゆる安定期です。
ベビーグッズを揃えるなどすることがあれば身動きできなくなる前の今のうちに。
胎動が活発になり、個人差はあるもののママも胎動を感じるようになってきます。
また聴覚の発達が始まります。

妊娠６ヶ月（妊娠２０週～２３週）

この頃には身長が約３０cm、体重約６００～７５０gくらいになっています。
まゆ毛やまつ毛が生え始め、皮膚は赤くなり、皮脂腺が発達します。

妊娠７ヶ月（妊娠２４週～２７週）

この時期は脳や目が発達する時期です。
目はまだ見えませんが、外の光を感じることが出来るようになってきます。
７ヶ月頃には指しゃぶりや、手を開いたり閉じたりすることが出来ます。

胎動を感じる妊娠２６週頃には、赤ちゃんは外の音を聞くようになっています。

妊娠している間お腹の中でママの声を聞くことで、
生まれて間もない頃からママの声を聞き分けることが出来るようになります。

お腹の中の赤ちゃんには、ちゃんとママの声が聞こえているんです。
たくさん話しかけてあげましょう。
家族にも話しかけてもらうと良いですね。

妊娠８ヶ月（妊娠２８週～３１週）

この頃になると超音波での性別判断の確実性が高まります。
仕事をしている方も産休に入る時期ですね。
赤ちゃんの準備でやり忘れたことはないか確認しましょう。

妊娠９ヶ月（妊娠３２週～３５週）

外見が新生児とほとんど同じくらいまで成長します。
あともう少し！

１０ヶ月（妊娠３６週～３９週）

もう産まれる寸前。
身長は約５０ｃｍ、体重は約３０００～３２００ｇくらい。
この頃になると、お腹の中で起きたり寝たりしています。
生まれてからのために体内時計が動き始めているんです。
もういつ生まれても大丈夫です。

生まれてくる前から、子育ては始まっています。
赤ちゃんが無事元気に生まれてくるためにママの心身を大切にしましょう。

また、赤ちゃんはお腹の中にいるときから聞いたり感じたりしています。
話しかけたり、お腹をとんとんしてみたりしてコミュニケーションしてみましょう。

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