2018年02月17日
マタニティブルー 産前産後の憂鬱な症状と対策
マタニティブルーって何?
妊娠中や出産後の感情の変化のことをマタニティブルーといいます。
マタニティブルーの原因は、ホルモンバランスの崩れと考えられています。
ですので妊娠、出産する女性が誰でもなる可能性があります。
実はマタニティブルーはおよそ半数の人に起きると言われています。
時期としては、妊娠中は初期と後期に。
出産後は赤ちゃんが生まれて数日後から始まることが多いとされています。
マタニティブルーには以下のような症状がみられます。
● 将来や子育てなど強い不安を感じる
● イライラする
● 感情的になりやすい
● 涙が出る
● 外に出るのが億劫になる
● 自分を責めてしまう
● 体がだるくやる気がでない
● ちゃんと寝ても眠い
個人差はありますが、急激なホルモンバランスの変化により「うつ」と似た症状が起こります。
人によって様々で、上記以外の症状が出る場合もあります。
ただ鬱とは違い、1週間程度で治まることが多いようです。
生理前に不安定になるPMSと似たものだと思ってください。
また生理前に精神不安定になるPMSになる人は、マタニティブルーにもなりやすい傾向があるそうです。
マタニティブルーになると産後うつになる確率が高い?!
マタニティブルーは時間とともに自然に治ります。
しかし「産後うつ」は放っておくと大変なことになります。
産後うつは、だいたい出産後2週間〜3ヶ月頃になります。
症状は普通のうつ病と同じで、次のようなものがあります。
・睡眠障害(不眠や過眠)
・食欲がなくなる または過食する
・疲れやすい
・ずっと憂鬱
・泣きたくなる
・好きな趣味などにも興味がなくなる
・やる気が出ない
・イライラしやすい
・自分に価値がないと思う
・思考が鈍る
・死にたくなる
以上のような気持ちが続くのがうつ病です。
2週間以上続く場合、うつの可能性が高いです。
実は産後うつになる人は10%もいるそうです。
マタニティブルーになった人は、産後うつになる可能性が4倍も高いといわれています。
マタニティブルーになったらその後も注意しましょう。
マタニティブルーになる原因
マタニティブルーの原因は、急激なホルモンバランスの乱れや精神的ストレスといわれています。
妊娠、出産することで女性ホルモンが急激に変化します。
妊娠するとプロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンやプロラクチンが大量に分泌されます。
このプロゲステロンは月経前にもたくさん分泌されるホルモンで、イライラや気分の低下を起こします。
それらが出産することで急に分泌されなくなるためホルモンバランスが崩れます。
それが自律神経にも影響してしまうんです。
またマタニティブルーを引き起こすきっかけとして、
✓ 妊娠発覚によるプレッシャー
✓ つわりが始まった時
✓ 切迫流産の危険や絶対安静を言い渡された時
✓ 経済的不安を感じた時
✓ 制限にストレスを感じた時(体重制限や動きの制限etc)
などがあります。
上記のようにストレスや不安を感じたとことがきっかけで発症することが多いです。
特に
☞ 真面目な性格
☞ 心配性な性格
☞ 完ぺき主義な性格
の人がなる可能性が高いといわれています。
さいごに
マタニティブルーは、妊娠中だけでなく産後にもおこります。
妊娠中だけなる人もいれば産後だけなる人もいます。
人によってなる時期も症状も様々です。もちろんならない人もいます。
本来であればマタニティブルーは一時的なものです。
そのためマタニティブルーの症状が続く場合は医師に相談するようにしましょう。
赤ちゃんをお腹で育て、出産し、また育てる。
それはとても嬉しいことですが、同時にすごく大変なことです。
「もしかしたらマタニティブルーかも?」
そう感じたら自分ひとりで悩まず、周囲の助けを借りるようにしましょう。
☞ まとめ
一人で悩まず誰かを頼ろう
不安なときは誰かに話そう
制限は無理なくしよう
病院で相談してみよう
自分で出来るリラックス法を見つけよう
一人で悩まず誰かを頼ろう
不安なときは誰かに話そう
制限は無理なくしよう
病院で相談してみよう
自分で出来るリラックス法を見つけよう
ホルモンのせいだから仕方ないことなんだなーと思うことが大切です。
一人で抱えこまず、無理なく赤ちゃんを育てましょう。
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