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最近、私の家の付近に建売の住宅が２件建ちました。

それぞれ、施工主は違うのですが、
どちらも「オール電化住宅」をうたった住宅です。

「オール電化」は、通常の電気の課金方法とは違うので、
事実、かなり電気代は安くなり、ガス、灯油等と併用するより
断然お得である事は確かです。

我が家は「借家｣の為、この利点を十分知りつつも導入できない
というもったいない状態にあります

で、前記のその建売住宅。
確かに内覧会に行ってみたところ、オール電化です。

でも、給湯機器がどちらも
エコキュー（エコ給湯）ではなく、
電気温水器なのです。

これ、似てるようで大違い！！！

エコキュー
本体代金１００万円以上
でも、消費電力は４〜５人家族用で１．６ｋｗ前後。

電気温水器
本体代金７０万前後
消費電力は同じ条件で５〜６ｋｗ

導入時の値段は電気温水器の方が安いのですが、
この消費電力の差はかなり大きく、
電気温水器は私的にはお勧めしません

その上、
備え付けのエアコンは、
１６畳以上を冷やすのに１００Ｖタイプのエアコン。
しかも、アース線打ってない！ときた

アース線を打っていない事はまず論外ですが、
大部屋をエアコン１台でまかなおうと思ったら、
絶対に２００Ｖエアコンでないと、消費電力的に損です

２００Ｖ専用回路の電気工事を別途しなくてはなりませんが、
後々のことを考えたら、絶対その方が良いと思います。

私の勤める会社では、
通常の電気工事の他に、オール電化工事もしたりしているので、
ＩＨコンロだとか、給湯器、浴室の蛇口等々も、
型番等を見ただけで大体のレベルが分かります。
主人も工事士なのでもちろん同様に･･･。

安い家電にはそれなりの理由があるように、
安い建売住宅にはそれなりの理由がある･･･。

我が家は絶対建売住宅は買えないね
なんて、会話があった事は当然です