2020年12月09日

焼肉店の新しい流れを生み出す「萬野屋」とは?

世界的な感染症の広がりの中、外食は停滞した実績が続いていますが、自分の周りでは「焼肉店」が繁盛しているような印象です。

もともと換気の良い外食店、、、という理由でしょうかね(笑)


焼肉店の業界では「一切れ焼肉」「一人焼肉」という斬新なヒットトレンドがあります。これを先駆けたのは、大阪で焼肉店や流通を事業としている「萬野屋」です。

萬野屋の発祥は、1930年に牧場経営、と畜解体、枝肉流通の事業を起こしたところからのようです。

1997年に会社を設立し、焼肉店の1号店は「肉屋が唸る本物の肉屋」を理念として、高架下にオープン。黒毛和牛に対する「卓越した」と表現される程の選別眼と肉のさばき技術が注目を集めました。

さらに、牛肉を「ロース」や「カルビ」ではなく、「カイノミ」「クラシタ」など、正式な部位別に表示したのも同社が先駆けとなっています。


「一切れ焼肉」とは、焼肉の部位別の肉を一切れずつ人皿に盛り付けて提供する、2011年に「焼肉萬野」心斎橋店をオープンした時に導入した提供方法です。

代表である萬野さんが、ある店舗に商品チェックをしに行った際、普通の一人前では量が多くて商品チェックがいきとどかない、、、という事で、店長に「一切れずつ10種類くらいを盛りつけてくれ」と頼みました。

すると、のちに店長から「社長のとなりにいたお客様から、あのようにして食べたいと言われた」と伝えられました。

そこで萬野さん「よし、新店は一切れ焼肉にしよう!」と思い立ったのです。


お客様にとって価値のある事をしようという事ですね。


また、2017年大阪駅にオープンした商業施設「ルクア大阪バルチカ」に出店した店舗は、「一人焼肉」「My焼肉」のコンセプトで、カウンターの一人用ロースターが話題となりました。

女性の一人客が目立って増えたという事です。

この時、衛生管理意識の徹底に取り組んでおり、担当者が営業時間中に抜き打ちチェックをするなどの取り組みを続けており、そこに訪れた「コロナ禍」により、「萬野屋ソーシャルディスタンス」という概念が生まれたそうです。

「焼肉に【個】が求められている」という考えのもと、20年11月からメニューを一斉に「Myサイズ」に切り替える事としました。

Myサイズとは、自分のペースで自分だけの肉を焼くスタイルで、「自分ひとりだけのディスタンス」をキャッチフレーズとして、ポーションを小さくして価格も抑えて提供しています。

客単価は変わらず、5,000円を想定しているとの事。


「一切れ焼肉」から「一人焼肉」、「My焼肉」、「Myサイズ」と、店都合で商品を組み立てるのではく、顧客本位で取り組んでいる姿勢が感じられる事例だと思います。

これは、業態に関わらず、繁盛する為の鉄則といえるのではないでしょうか。


一時の売上増に気を取らわれずに、信念を貫いてきた事で見える「次の手」って事かと感じました。
タグ:焼肉
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