2020年01月05日

世界人口の増加は1.3倍!食料需要の増加は?

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口の数だけ食料は必要になりますが、高齢化によって量は減る!そんな会話を喫煙室でしていた事がありますが、なんて視野が狭かったんだろう、、、、


農林水産省では、「超長期食料需給予測システム」というものを構築し、世界の人口・経済、土地利用や気候変動などを勘案して食料需給の見通しを立てています。「2050年における世界の食料需給見通し」
(2019年)の中では、世界人口の増加率以上に食料需要は伸びるという見通しが示されています。


これによれば、世界人口は2010年〜50年には1.3倍に増えるが、食料需要は同じ期間で1.7倍になるとしています。


人口以上に需要が伸びる理由は、現時点で食料供給がまだ不十分な低所得国の食料需要が2.7倍に拡大すると想定されているからです。


特に身体・生命を維持するために欠かせない穀物タンパク源の需要が大きく伸びるようです。主観ですが、あくまでもSDGsのゴール1、ゴール2への取り組みが進むことを前提にしているのかもしれません。そうでなければいけないですしね。食料が足りないから飢餓は救えないって話にはなりません。


では、今後30年間で急拡大する食料需要に見合うだけの食料の増産は可能なんでしょうか?


食料増産の基礎となるのは、小麦やコメ、トウモロコシと言った穀物の生産量になり、これは「収穫面積×単収」で計算されます。単葺と葉、単位面積当たりの収穫量のことです。


農林水産省の予測では、世界の収穫面積はほぼ横ばいにとどまる為、穀物生産の伸びは自ずと「単収の増加」に期待するしかありません。ちなみに、農水省では2050年の世界の収穫面積は2010年から「0.73億ヘクタール拡大し、16.11億ヘクタールとなる」としています。小数点と単位の関係でイメージしにくい報告数値ですよね(笑)


結局40年間で4.6%の増加でしかないという事です。地球規模では、農耕に適した農地と水資源に限界がある事が勘案されている為こうした予測になります。


作物別の単収の伸びの予測値も出ています。大豆、小麦、コメなど1.3〜1.8倍としていますがこの数字を実現する為には、小規模農地の大規模化による生産性の向上のほか、品種や栽培法、肥料・農薬などの開発・改良といった、農業生産に関わるあらゆるジャンルの技術開発が必要になてくるでしょう。


これを一つのビジネスチャンスと考える事も出来るでしょうね。


もし、地球人口が予測通りに増え続ける一方で、単収の伸びを実現できなければ、、、、世界の食料需給はひっ迫せざるを得ない。。。。このチャンスは地球規模の話になります。


ネガティブなところを考えると、食料価格が高騰し、食料の争奪やそれに起因する紛争が世界中に広がり、経済力の無い地域の飢餓人口が増加する事も推測されます。


先進国でさえも十分な食料・食材を調達できるかどうか不透明になってきます。日本は海外への輸入依存度が高い事から、より影響が大きくなる可能性もあります。


穀物の単収を増やす為の記述開発は、今後30年で最も重要な科学技術上の課題となると思います。昨年話題となったゲノム編集もその一つでしょうね。



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