最近のテレビ、雑誌などの料理コーナーやネット上のレシピ紹介サイトなどでは「時短」「簡単」「お手軽」と言ったキーワードを目にします。
現代人はどれほど忙しい日々を送っているんでしょうね。「どんだけぇ~」ってね。
これはセイコーホールディングス（時計で有名なあのセイコー）が行った調査報告書「セイコー時間白書2019」によりますと、現代人で「時間を意識して行動している」人は８７．５％にものぼります。ちなみに、「時間に追われている」と感じている人は６７．８％。半数以上の人が時間に追われているのですね。
働き方改革もその要因の一つでしょうね。と言う事は、「時間」の価値が高くなってきているという事でもありますよね。
実際に時間の価値の高まりは、消費市場にも変化を及ぼしています。家事代行などのアウトソーシングサービス市場は年々成長しており、家電、日用品などあらゆるジャンルで、メンテナンスフリーの製品に注目が集まっています。
一方ではモノ商品からコト消費、最近はトキ消費という言葉が出てきているように、貴重な時間を充実させるための消費も堅調な推移を示しています。
これはビジネスのチャンスでもありますよね。数年前から食品市場においても「時短・簡単」は大きなムーブメントになっています。展示会など自社でも行いますが、必ず簡便商品のブースはおいていますが、年々立ち止まって話を聞いてくれるお客様が増えているのを体で感じています。
冷凍食品は美味しくない！そんなイメージはずいぶんと昔。いまでは冷凍だからこそできる味や技を簡単手軽に提供できるレベルになっています。
こうした需要に向けて、家庭における料理のインサイトを探ることは業界で勝ち続ける為には重要なことだと思います。
主観も混じりますが、この辺を時間も続けて記事にしていきたいと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
-
no image
-
no image
訳あり商品が安く手に入る。得して環境にも優しいお買いもの
