2019年11月25日

売り手市場のトラック業界も繁忙期へ

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はぁ、、、年末は物流業界にとって繁忙期です。と言っても、昔のように過酷な労働環境からの脱却に向けて、運送会社も強気な条件提示が増えてきています。


だからと言って、喧嘩にはなりませんけどね。だって、理解できる状況ですから。そんな中、トラック運賃が一段と上昇しました。指標となる東京―大阪間はこの1年で約4%高くなっています。


喜ばしい話ではありませんが、人手不足を背景に物流各社はどんどん値上げの姿勢を見せています。一時の波がまたさらに押し寄せている感じです。


景況感は悪化するものの新規参入の動きは限られますね。輸送スペースに過剰感はなく、荷主も値上げを受け入れざるを得ないでしょう。運送会社は待ち時間の短縮といった輸送効率の改善も求めたりと、すっかり売り手優位の状態が続いています。


値上がりしたのは、複数の荷主から集めた荷物をトラックに積み合わせて運ぶ混載(こんさい)と呼ばれるサービスです。業務用の食品関係は基本すべてこれですね。東京―大阪間の運賃(大口需要家向け)は100キロあたり2800円前後。運転手不足による値上げの動きが鮮明になった17年以降、上昇率は1割ほどになります。


慢性的なドライバー不足は続いています。厚生労働省によると、「自動車運転の職業」の9月の有効求人倍率は3.1倍!!全職種の1.45倍を大幅に上回っていますよね。


自社のドライバーの人件費のほか、繁忙期に他社に輸送を委託する経費も増加しているため、運賃に転嫁する動きも続いています。


西濃運輸は18年、長距離便で30%の値上げを打ち出し荷主と交渉を進めているようです。「特に長距離ドライバーの確保が課題」と指摘しており、親会社のセイノーホールディングスは18年に、岐阜県内の自動車学校を買収し、社員が大型免許を取得しやすい環境を整備していたり。。。


福山通運は賃金が2年前に比べ7〜8%上がっています。「給与と労働環境の改善が必要。原資は運賃しかない」とサービス料金の適正化の重要性をアピールしています。昨年、運賃交渉の専門部署を立ち上げたのも記憶に新しいですね。


料金の引き上げのほかに、荷待ち時間の短縮など輸送作業の効率化を運送会社が荷主に求めるケースも目立っているのは、ドライバー確保のための、負荷を削減、労働条件の改善が目的になっています。


国土交通省も過大な労働による事故の防止へ、監督を強めています。運送会社が長時間労働など法令違反をした場合、荷主の都合で荷下ろしまで長時間トラックを待たせるなど荷主側の主体的な関与があれば、改善への協力を求めるようにしています。


のちのち罰則とか厳しくなってくるかもしれませんね。


こうした流れを受け、荷主も繁忙期の出荷を分散させるといった協力する姿勢が広がってきています。構造的なドライバー不足を背景に、運賃の引き上げや業務環境の見直しといった運送会社の要請が荷主に通りやすい環境は当面続きそうすね。


わがまま言うなら今のうちかもしれません(笑)



タグ:運送業
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