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2019年02月19日

再び「海苔」最悪のシーズン到来か?

海苔と言えば・・・・


なんでしょうね。海苔と言わず、海産物のいい話は最近ありません。と言っても広げずに「海苔」の話題。


数年前でしたか?のりは最悪シーズン再来の予感です。大凶作に業界はまさに「戦々恐々」と言った感じ。なかなか使う事が出来なかった四字熟語、ここで使います。


今年度の海苔共販(18年12月〜19年4月)が1月末の折り返し点を過ぎましたが、枚数で22%減(25億4千800万枚)、平均単価は0.8%高(14円34銭/1枚当たり)という結果。


今年度は暖冬による高水温や、栄養塩不足などの不作環境でスタート。共販日程の後ずれで対応してきたようですが、不作程度が予想以上に深刻だった事が見えてくると、たちまち相場も上昇。


また、中国・韓国も同じく不作推移な事から海外相場も先高感が強くなっています。


もし後半戦(2〜4月)も雨が少なく、暖冬傾向が続き最終盤の漁期が短縮されると・・・・はい、きました。2年前の最悪シーズン、いや、それ以上の大凶作になる可能性が出てきます。


まず相場の影響要因では2月第1週、第2週で主に入札されるコンビニ原料向け(フィルム海苔用)の手当てがあります。おにぎり、いろいろ仕掛けてきますよねコンビニ。結構のりについては苦労しているんです。


コンビニおにぎりは海苔需要の3割強を構成していて、最大にして超重要な得意先となっています。特にフィルム海苔は海苔の品質もストレートに伝わるので、業界としても安定供給できないと大問題です。実はこの手当てが今年は遅れていて、現在佳境を迎えています。まず量的な確保ができるかどうか??


次にコンビニの手巻き寿司や直接海苔を巻いたおにぎり用、持ち帰り寿司用、スーパーの惣菜用(寿司、海苔巻き)など、業務用でも上物向けと家庭用商品向けなど入札価格で9〜12円以下、12円後半から13円未満の価格帯です。


用途も幅広いが仕入企業も多く、コンビニ向けのフィルム海苔は大手の特定企業が買い争うだけで、相場の方向性を示す目安となるものの、後半相場のすべてを決めるわけではないのです。しかし、広く業務用・家庭用に使われる9〜13円未満は、品薄傾向が見えており、相場は上昇傾向。


このまま海況が悪く(高水温)、雨も少なければ・・・共販出品量も伸び悩むでしょう。さらにさらに後半日程が短縮されることになれば現在の前年比「7億枚マイナス」どころの凶作レベルでは済まないでしょうね。そうなると一瞬で相場は急騰します。


また、国産海苔の生産レベルが低下する中で、量的に補填してきたのは韓国産なんです。今年度も輸入枠が増枠されてはいますが、実は韓国・中国も日本と仲良く一緒に不作年の見込みとなっています。


韓国産は中国向け輸出も行っており、中国の入札会は第1回が終わった段階ですが、不作情報から早速韓国産の需要が結構高まっている様子です。







日本国内で韓国産を見込んでいる業者は価格面、量的な面において要注意という事になります。


これら状況から後半戦も緊迫した展開が続くことは必至でしょう。ようやく4年連続の相場高騰が落ち着いた海苔業界かと思われましたが、なんと言っても基礎生産力の低下と暖冬時の海況の悪さ(水温降下が遅い、滞る)が重なった時の不作レベルはかなり悪化しています。いかがな展開があるのか不安しかない状態です。


朝ごはんに「のり」って文化は残っているのかわかりませんが、のりって贅沢な食材なのかもしれませんよ。



タグ:海苔
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