2012年06月02日
血圧 その3
【食塩の摂取は1日6g未満を目指す】
高血圧の患者さんでは、腎臓における塩分再吸収が活発になっているため、食塩を多くとると塩分の体内貯留が増加し、血液の量が多くなります。
そのため、心臓から押し出される血液も増えるので、血圧が上がります。
高血圧の患者さんは、食塩の摂取を控える必要があります。 目標の摂取量は1日6g未満ですが、日本人の1日の平均摂取量は11gです。まず10g以下を目指して、少しでも減らすことから始めましょう。
【野菜・果物・魚を積極的にとる】
野菜や果物に多く含まれるカリウムは、血液中の塩分を体外に排出するため、積極的にとりましょう。
ただし、重い慢性腎臓病のある人はカリウムのとりすぎに、糖尿病や肥満がある人は果物のとりすぎに注意が必要です。
また、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が含まれる魚も、積極的にとるとよいでしょう。一方で、コレステロールや肉の脂身などに多い飽和脂肪酸は、とりすぎると動脈硬化を促進するため、控えるようにします。
【適正な摂取エネルギー量を守る】
摂取エネルギー量を適正に保つことも大切です。特に運動をしていない人の場合、1日の摂取エネルギー量は、標準体重1kg当たり約30kcalを目安にします。
ということで、「食事での注意」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
高血圧の患者さんでは、腎臓における塩分再吸収が活発になっているため、食塩を多くとると塩分の体内貯留が増加し、血液の量が多くなります。
そのため、心臓から押し出される血液も増えるので、血圧が上がります。
高血圧の患者さんは、食塩の摂取を控える必要があります。 目標の摂取量は1日6g未満ですが、日本人の1日の平均摂取量は11gです。まず10g以下を目指して、少しでも減らすことから始めましょう。
【野菜・果物・魚を積極的にとる】
野菜や果物に多く含まれるカリウムは、血液中の塩分を体外に排出するため、積極的にとりましょう。
ただし、重い慢性腎臓病のある人はカリウムのとりすぎに、糖尿病や肥満がある人は果物のとりすぎに注意が必要です。
また、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が含まれる魚も、積極的にとるとよいでしょう。一方で、コレステロールや肉の脂身などに多い飽和脂肪酸は、とりすぎると動脈硬化を促進するため、控えるようにします。
【適正な摂取エネルギー量を守る】
摂取エネルギー量を適正に保つことも大切です。特に運動をしていない人の場合、1日の摂取エネルギー量は、標準体重1kg当たり約30kcalを目安にします。
ということで、「食事での注意」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
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