2012年07月27日
ひざの痛み その4
【脚の筋肉が衰えると痛みやすい】
変形性ひざ関節症の痛みは、脚の筋肉の衰えと深く関係しています。脚を支えている筋肉が衰えると、ひざが不安定になり、ひざ関節への負担が増して痛みが起こりやすくなります。
そのため、ひざの痛みを和らげるには、運動療法を行って、ひざや股関節を支える筋肉を鍛えることが非常に重要です。
"痛みがあるから動かさずにいる"のではなく、無理のない範囲で運動をし、脚を支える筋肉を鍛えて痛みを和らげましょう。
【可動域を広げ 筋肉を鍛える】
ひざの痛みを和らげるには、主に「ひざ関節の可動域を広げる運動(ひざのストレッチ)と「ひざと股関節を支える筋肉(大腿四頭筋・内転筋・中殿筋)を鍛える運動」が有効です。
運動を始める際には、血圧の高い人は医師と相談してから行いましょう。また、運動でひざの痛みが悪化した場合は医師に相談してください。
下記の運動は、左右それぞれ20回1セット、朝昼晩1日3回行えることが理想ですが、無理をせず、できる範囲で行うことが大切です。
◎ひざの曲がる範囲を大きくする運動
両脚を伸ばして床に座り、片方の脚を曲げてすねの部分に両手を当てて、ゆっくりと胸のほうに引き寄せる。20秒ほど保ち、元に戻す。
◎ひざの伸びる範囲を広げる運動
両脚を伸ばして床に座り、片方の足首をひざのほうへ反らせながら、同じ側のひざの上に手を置いて軽く押す。20秒ほど保ち、手と足の力を抜く。
◎大腿四頭筋を鍛える運動
あおむけになり、ひざを伸ばした状態で足首をひざのほうへそらしながら、床から10cmの高さまでゆっくり上げる。5秒ほど保ち、ゆっくり下げる。
◎内転筋を鍛える運動
いすに浅く座り、大きめのボール(※座布団などでもよい)を太ももの間に挟む。ボールを押しつぶすように太ももに力を入れて5秒ほど保ち、力を抜く。
◎中殿筋を鍛える運動
横向きに寝て下側のひざを軽く曲げ、上側の脚を伸ばしたまま10〜20cmほど持ち上げる。5秒ほど保ち、ゆっくり下げる。
ということで、ひざの痛みを緩和する運動についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
そして、症状が気になったら、すぐに専門医に診てもらいましょう。
ではまた、次回まで〜☆
変形性ひざ関節症の痛みは、脚の筋肉の衰えと深く関係しています。脚を支えている筋肉が衰えると、ひざが不安定になり、ひざ関節への負担が増して痛みが起こりやすくなります。
そのため、ひざの痛みを和らげるには、運動療法を行って、ひざや股関節を支える筋肉を鍛えることが非常に重要です。
"痛みがあるから動かさずにいる"のではなく、無理のない範囲で運動をし、脚を支える筋肉を鍛えて痛みを和らげましょう。
【可動域を広げ 筋肉を鍛える】
ひざの痛みを和らげるには、主に「ひざ関節の可動域を広げる運動(ひざのストレッチ)と「ひざと股関節を支える筋肉(大腿四頭筋・内転筋・中殿筋)を鍛える運動」が有効です。
運動を始める際には、血圧の高い人は医師と相談してから行いましょう。また、運動でひざの痛みが悪化した場合は医師に相談してください。
下記の運動は、左右それぞれ20回1セット、朝昼晩1日3回行えることが理想ですが、無理をせず、できる範囲で行うことが大切です。
◎ひざの曲がる範囲を大きくする運動
両脚を伸ばして床に座り、片方の脚を曲げてすねの部分に両手を当てて、ゆっくりと胸のほうに引き寄せる。20秒ほど保ち、元に戻す。
◎ひざの伸びる範囲を広げる運動
両脚を伸ばして床に座り、片方の足首をひざのほうへ反らせながら、同じ側のひざの上に手を置いて軽く押す。20秒ほど保ち、手と足の力を抜く。
◎大腿四頭筋を鍛える運動
あおむけになり、ひざを伸ばした状態で足首をひざのほうへそらしながら、床から10cmの高さまでゆっくり上げる。5秒ほど保ち、ゆっくり下げる。
◎内転筋を鍛える運動
いすに浅く座り、大きめのボール(※座布団などでもよい)を太ももの間に挟む。ボールを押しつぶすように太ももに力を入れて5秒ほど保ち、力を抜く。
◎中殿筋を鍛える運動
横向きに寝て下側のひざを軽く曲げ、上側の脚を伸ばしたまま10〜20cmほど持ち上げる。5秒ほど保ち、ゆっくり下げる。
ということで、ひざの痛みを緩和する運動についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
そして、症状が気になったら、すぐに専門医に診てもらいましょう。
ではまた、次回まで〜☆
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