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2019年07月03日
F1第四期ホンダ!ホンダエンジン搭載マシンレッドブルホンダが優勝するまでの道
第四期ホンダの始まり
2013年にあるニュースがモータスポーツの世界を駆け巡りました。
2015年からF1にマクラーレンホンダとして
ホンダがF1に復帰というニュース!
翌年にはドライバーの発表がありました。
フェルナンド・アロンソ選手
ジェンソン・バトン選手
が2015年からマクラーレンホンダのレーシングドライバーになりました。
世界中のモータスポーツファンはマクラーレンホンダという名前のブランドに期待があり盛り上がったんだよ。
セナプロ時代の時のマクラーレンホンダと同じように両ドライバーがワールドチャンピオン獲得しているドライバーでしたし、
マクラーレンホンダと聞いて世界中のF1ファンやセナプロ時代を知ってる人はマクラーレンとホンダに注目してたと思う。
今考えられると
過去のあの時のような強いマクラーレンとホンダになると期待と夢や幻想していたような気もします。
第四期ホンダ辛く長い試練の始まり
2015年に開幕前のテストでは
トラブル続きでまともに走れませんでした。
しかし、勝つために今年は我慢の年準備の年として両ドライバーは理解してましたね。
2015年
F1開幕戦オーストラリアGP
結果は最下位です。
またバトン選手もコメントで〈完走できてよかった、データを大量に手に入れた〉と発言してしまうくらいの状況でした。
実際にF1というモータスポーツの最高峰で戦う準備がまだできていなかったと私は思う。
まず、開幕前のテストで走り込みができなかったのは非常に厳しい現状でした。
開幕前のテストで各チーム走り込みをして様々な問題やトラブルを洗い出ししていますからね。
最終的な2015年のランキングは
ドライバーランキング
ジェンソン・バトン選手 16位/22位
フェルナンド・アロンソ選手 17位/22位
コンストラクターズランキング
マクラーレンホンダ 9位/10位
またフェルナンド・アロンソ選手が日本GPで無線で〈GP2エンジン〉と発言してしまいましたね。日本国内で結構話題になりましたよね!フェルナンド・アロンソ選手から厳しい発言でしたがホンダの現状を表している言葉だと当時私は思ったんですよ。
ホンダ復帰一年目は厳しい結果になりましたが、復帰一年目だからとF1ファンからはある程度甘くみてくれてましたね。
ホンダとしてはエンジン関連のトラブルも多く厳しい一年間でした。
現在のレギュレーションでは一年間の使用できるエンジン数が決まっいて、それを超えるとグリッド降格ペナルティーになります。
非力で壊れやすいエンジンではなかなか結果をだすのは難しいです。
第四期ホンダ復帰二年目の進化
2016年はテストでも復帰一年目と比較してもしっかりと走り込みできたと思います。
マシン性能は前年に比べると格段に向上し、予選では度々Q3に進出するようになり、決勝では表彰台には一歩及ばないもののコンスタントに入賞するようになったりとマクラーレンとホンダは少しずつ進歩してきました。
最終的なランキング
ドライバーランキング
フェルナンド・アロンソ選手 10位/24位
ジェンソン・バトン選手 15位/24位
コンストラクターズランキング
マクラーレンホンダ 6位
順位等で見てもしっかりと着実に進歩してきましたね。
予選Q3進出も後半は少しずつできてきましたが、まだまだ総合的な速さが足りなくチャンピオン経験のある
両ドライバーは納得できなかった部分はあったと思いますね。
しかしこの進歩は来年度に対する期待があったと思います。この勢いで進歩していけば来年度には表彰台争いできると私も見てて少しずつ毎戦毎戦進歩していきましたから来年度は期待してもいいかなっと思ってましたね。
遠くから見たらまだホンダエンジンは非力で足を引っ張っていたのは間違いないです。
復帰二年目も非力なエンジンでしたが少しずつ進化してきてましたね。
それにエンジントラブルも少なくなりエンジンのパフォーマンスも良くなっていき来年度に期待できる印象がありました。
第四期ホンダ悪夢の一年
マクラーレンホンダ終焉
2017年
今年こそはと意気込むマクラーレンホンダでしたが、
新コンセプトのエンジンはまさにガラスのように脆く壊れまくりました。
当時最強と言われたメルセデスエンジンと同じアプローチで設計されたと言われた新コンセプトのホンダエンジンは様々な問題に直面しそれはマクラーレンとの亀裂が生まれてしまうという問題にまで発展していきます。
その結果
ドライバーからもエンジンまたはホンダに対する批判的なコメントやマクラーレンからも批判的なコメントがでたりと
ホンダが悪者にされたような感じで
まさにホンダにとって苦しく辛い我慢の一年間でした。
さらに追い打ちをかけるように
2017 年9月にマクラーレンはホンダと決別し来年度からルノーエンジンを搭載すると発表
ホンダはトロロッソにエンジンを提供する事に決まりました。
全般から中盤まではエンジンは壊れたりパフォーマンスも良くなく遠くからみたら2016年よりも悪く厳しい状況でしたが、
終盤戦あたりから少しずつエンジンが良くなっていったと私は思います。
2017 最終的なランキング
ドライバーランキング
フェルナンド・アロンソ選手 15位/24位
ストフェルバンドーン選手 16位/24位
コンストラクターズランキング
マクラーレンホンダ 9位
結果だけみれば復帰一年目と同じような厳しい一年間だったのがわかりますね。
リタイアやペナルティー
原因はエンジンを、さらに競争力、パフォーマンスを求めた結果新しいコンセプトとにした事で、これは強く競争力のあるエンジンにする為に必要な事だったと思う。
しかし、新コンセプトにした事で信頼性やパフォーマンスも序盤は良くなかっですね。
また、今のF1はワークス待遇でなければ勝てない時代です。
そしてマクラーレンからホンダのエンジンが悪者にされてきましたが、それに反論する人も結構いました。マクラーレンのマシンもダメだったと私は思います。
しかし、マクラーレンやワールドチャンピオン獲得したドライバー的にはやはり勝ちたい気持ちや表彰台争いしたい気持ちもわかるしなぁ…。
マクラーレンもドライバーもポイント圏内を争いする為にホンダと組んだわけじゃないしね。
しかしチーム内で批判的な事をしても何も産まれず悪循環になってしまうのは誰にでもわかる事です。
名門と呼ばれたマクラーレンはホンダと組んで名門復活、チャンピオン獲得を目標にしていたはずなのに3年で終焉という結果になりました。
マクラーレンホンダには期待していましたが、悲しいことにマクラーレンホンダは終焉を迎えてしまいましたね。
私個人的には終盤戦のホンダエンジンはマクラーレン側が言うほど悪いようには見えませんでしたよ!
しかし、序盤から中盤まではエンジン関連のトラブルなどがパフォーマンス不足があったのは事実です。
第四期ホンダ新たな始まり
新生トロロッソホンダ!!
2018年は
拾われたかたちにはなりましたが、
トロロッソというチームにエンジン提供しますが、トロロッソはとてもオープンでチーム雰囲気が良いようで、ホンダも仕事をやりやすいように見えました。
またトロロッソはペナルティー気にしないからガンガンアップデートしていこうとホンダが良くなるようにとても協力的に見えましたね。
開幕前のテストもしっかりと走り込みでき、マクラーレンと、比較もされてましたね。
またトロロッソは簡単に言えばレッドブルのBチームみたいな感じです。
開幕2戦目、バーレーンGPで、早くも入賞得点を稼いだトロロッソ・ホンダ。4位入賞!!と新生トロロッソホンダ2戦目でまさかの4位!!
またこの年の新生トロロッソホンダは戦略的エンジン交換やペナルティー覚悟でエンジンアップデートや様々な事に取り組んでいました。チーム全体が良くなろうと頑張っている印象があります。
また6月に衝撃的なニュースがありました。
ホンダはF1に参戦しているレッドブル・グループと、レッドブル・レーシングに対する2019年シーズンから2年間のパワーユニット供給について合意したと発表!!
レッドブルからはホンダエンジンの進化を絶賛しマクラーレン時代はマクラーレンのアプローチが悪いと発言したりと
3強と、呼ばれているトップチームに来年度からエンジンを提供する事になります。
最終的なランキング
ドライバーランキング
ピエール・ガスリー選手 15位/20位
ブレンドン・ハートレイ選手 19位/20位
コンストラクターズランキング
トロロッソホンダ 9位
結果だけみれば厳しい結果ですね。
しかし元々トロロッソはBチームですし、ドライバーもベテランがいなく新人ドライバーラインナップです。
ホンダエンジンも様々なアップデートしたりと、ペナルティー覚悟でエンジン改良と向上の為の来年の為の一年間で、
ホンダエンジン仕様のマシンを急造で改良したわけでなかなか難しいですよね!
マクラーレンの時と1番違うのはチーム側のミスはしっかりと認める所とチームとエンジンメーカーが対等で共に向上しようとしている事ですね。チーム側からエンジン交換などに対して批判的なコメントはなかったですね。
逆にマクラーレンはエンジンを替えたのに勝てないし、表彰台争いしているわけでもなく、F1ファンから批判されていました。
来年度からはホンダはトップチームに提供する事になり、レッドブルはエンジンメーカーに厳しい発言したりしますので、ルノーにかなりきつい発言をしたりといろいろと厳しいチームです。
まあ優勝争いしているチームなのでパフォーマンス不足などがあればはっきり厳しい発言を、しますよね!
来年度が楽しみになりました。
第四期ホンダ
新生レッドブルホンダ誕生
悲願の優勝、チャンピオンを目指す。
2019年
開幕前のテストから好調でしっかりとタイムと周回数も良かったです。
エンジンも今年から2チーム提供するわけですが、それだけデータも2倍入手できるわけですから開発しやすくなりましたね。
今年のレッドブルのマシンは鬼才エイドリアンニューウェイが関与したことで話題にもなりました。
テストなどでも2チーム提供する事で様々な事をトライできたりとメリットしかありませんね!
レッドブルホンダドライバーラインナップ
マックスフェルスタッペン選手
ピエールガスリー選手
開幕戦オーストラリアは4位とまずまずの結果でしたが、
その後もなかなかフェラーリとメルセデスの壁を超える事ができず、
マックスフェルスタッペン選手が孤高奮闘して毎戦頑張ってますね。
しかし
今年のF1はメルセデス無双でメルセデスが連勝していました。
誰がメルセデスの連勝をとめるのかと
メルセデスを倒すのは誰なんだと思うくらい強いです。
マシンだけでなくチームが強く順応性や様々な戦略などチームがめっちゃ強い。
マシンも最強でエンジンだけでなくエアロダイナミクス的にも最強!バランスがいいよね!安定感って言えばいいのかなぁ見てて余裕があるような走りをしてると思う。
トータルパッケージが優れてるんだろうね。
ホンダはスペック3と呼ばれるエンジンアップデートを、フランスで導入しましたが、結果は4位でした。
しかし、
次戦オーストリアで
レッドブルホンダの
マックスフェルスタッペン優勝
レッドブル、ドライバー側から
ホンダに対して褒め言葉がありましたね。
ホンダに対しての記事
『「ホンダの献身と決意、それが勝利の理由」レッドブル代表が賛辞』記事一部引用
引用元MOTORSPORT NETWORK.
https://jp.motorsport.com/f1/news/f1-2019-rd9-austria-race-redbull-honda-horner-sanji/4486436/
『フェルスタッペン「苦労を重ねてきたホンダのために優勝できて最高に嬉しい」F1オーストリアGP《決勝》』記事一部引用
引用元Formula1-Data
https://formula1-data.com/article/austria-day3-verstappen-2019
今後のホンダ、レッドブルの活躍を楽しみしています。
やはりチームとは互いに尊敬し尊重し認め合う事が大事だと、感じました。
フェルスタッペンが表彰台でホンダのマークをわざわざわかりやすくどうだって見せてくれたのが嬉しいですし、
我々日本人はそういう行動をされるとさらにやる気になりますね。
今更ですが、マクラーレン時代にも同じようにしていればまた決別と違った未来があったかもしれませんね。
私はマクラーレンというチームも好きですし
ミカ・ハッキネン対ミハエルシューマッハのバトルなどがありましたし、
マクラーレンもレッドブルも今後進化し頑張って欲しいですね。
今年はもう一回エンジンアップデートがあると言われてますのでそれも楽しみです。
おしまい