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2018年12月22日

有馬記念、データ分析

おかげさまで最近本業副業共に多忙となり、本ブログの更新が疎かになり、ご覧頂いております皆様には大変ご迷惑をおかけてております。最後の有馬記念くらいはしっかりとデータ分析と、古馬重賞リピーターの回を更新してまいりますので、是非ご覧ください。

中山競馬場で行われる有馬記念。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 有馬記念、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1223_1/index.html

右回りのGT・JpnTで好走経験のある馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は“前年以降のJRAの右回りコースでのGT・JpnT”において3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.3%と苦戦している。前年以降に中山、京都、阪神競馬場で行われたGTで好走した経験のある馬を高く評価した方がよさそうだ。

該当馬
クリンチャー
モズカッチャン
サトノダイヤモンド
ミッキーロケット
キセキ
シュヴァルグラン

前走の“格”に注目

過去10年の前走の条件別成績を調べると、前走が「GT・JpnT以外」だった馬は3着内率8.3%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走が国内外のビッグレースだった馬を重視すべきだろう。

なお、前走が「GT・JpnT以外」だったにもかかわらず3着以内に入った4頭は、いずれも前走の距離が2500メートル以下、そのレースの上がり3ハロンタイム順位(推定)が2位以内だった。前走が国内外のビッグレースではなかった馬のうち、そのレースが今回より長い距離のレースだった馬や、“末脚”が目立っていなかった馬は評価を下げたい。

該当馬
クリンチャー2※前走凱旋門賞
モズカッチャン2
マカヒキ
サトノダイヤモンド2
サウンズオブアース
ブラストワンピース
ミッキースワロー
ミッキーロケット2
レイデオロ
スマートレイアー
キセキ2
シュヴァルグラン2
サクラアンプルール

6歳以上の馬は割り引き

過去10年の年齢別成績を調べると、「6歳以上」の馬は優勝例がなく、3着内率も8.3%にとどまっている。なお、「6歳以上」の馬で3着以内に入ったのは2009年3着のエアシェイディ(8歳)が最後である。比較的年齢の高い馬は苦戦する可能性が高いようだ。

ここでは5歳までの馬を選びます。

該当馬
クリンチャー3
モズカッチャン3
マカヒキ2
サトノダイヤモンド3
ブラストワンピース2
リッジマン
ミッキースワロー2
ミッキーロケット3
レイデオロ2
キセキ3

枠順も重要なポイント

過去9年の枠番別成績を調べると、「8枠」の馬は全て4着以下に敗れている。2008年こそ「8枠」の馬が1、2着を占めたものの、極端な外枠に入った馬は過信禁物と見るべきだろう。

なお、“同年6月以降のJRAGT”において優勝経験がなかった馬に限ると、「8枠」だけでなく「7枠」の馬も全て4着以下に敗れている。さらに「6枠」の馬も連対例がなく、3着内率が7.7%にとどまっている。同年の6月以降の以降のビッグレースを勝っていない馬は、「6枠」や「7枠」に入った場合も評価を下げたい。

該当馬
オジュウチョウサン
クリンチャー4
モズカッチャン4
マカヒキ3
サトノダイヤモンド4
サウンズオブアース2
ブラストワンピース3
リッジマン2
ミッキースワロー3
ミッキーロケット4
レイデオロ3

近年は馬体重の軽い馬が不振

過去5年の3着以内馬延べ15頭中13頭は、前走が“国内のレース”、かつそのレースでの馬体重が「470キログラム以上」だった。ちなみに、前走が“外国のレース”だった馬のうち、2013年1着のオルフェーヴルは当レースでの馬体重が466キログラムだったものの、2014年3着のゴールドシップは510キログラムだった。近年の傾向を見る限りだと、470キログラム未満の馬は苦戦する可能性が高いようだ。

該当馬
オジュウチョウサン2
クリンチャー5※前走海外のため調教後の馬体重を参照
モズカッチャン5
マカヒキ4
サトノダイヤモンド5
サウンズオブアース3
ブラストワンピース4
ミッキースワロー4
ミッキーロケット5
レイデオロ4
スマートレイアー2
キセキ4

前走の出走頭数や着順も明暗を分ける要因となりそう

過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の出走頭数が17頭以上だった。臨戦過程を比較する際は、前走が多頭数のレースだった馬に注目すべきだろう。また、この10頭は前走の着順が6着以内だった点も共通している。大敗直後の馬は評価を下げたい。なお、上記でで示した通り、“前年以降のJRAの右回りのGT・JpnT”で3着以内に入った経験があった点、年齢が5歳以下だった点も共通している。

該当馬
クリンチャー6
モズカッチャン6
ブラストワンピース5
スマートレイアー3

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

クリンチャー
モズカッチャン

クリンチャーは凱旋門賞以来の競馬。前哨戦のフォワ賞と共に結果を出せませんでしたが、国内では菊花賞2着から京都記念1着、阪神大賞典、天皇賞・春3着と堅実に走っていました。キセキの2着はありますが、今回はキセキが速いペースで逃げる展開となるので、同馬としては先行してスタミナ勝負に持ち込める絶好のチャンスかとは思います。

ただ鞍上の福永騎手は主導権を握る逃げ馬を深追いするイメージがなく取り逃すか共に粘り込むかが読めません。データも海外のものを含めて該当していったものなので、今回は中心視はせず押さえ程度で考えています。

モズカッチャンは昨年エリザベス女王杯を制してから勝ち星には恵まれず善戦止まりではありますが、2走前の札幌記念は牡馬相手に剛脚で迫り僅差3着。前走のエリザベス女王杯は前哨戦を使えなかったことで3着でした。叩き良化型の今回は絶好の走り時で、鞍上も引き続きMデムーロ騎手と魅力的です。

牡馬相手のG1ということで苦戦をささやかれていますが、昨年もエリザベス女王杯覇者クイーンズリンクが2着と好走。先日の香港国際競走でも同馬と遜色のない活躍をしていたディアドラ、リスグラシューが2着と好走。香港マイル2着ヴィブロスも含め今のG1級の牝馬はレベルが高いと思われるので、今回は同馬に注目してみたいと思います。

2018年11月24日

ジャパンC、データ分析

東京競馬場で行われるジャパンC。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA ジャパンC、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1125_1/index.html

東京や京都のGTで好走経験のある馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中、2008年1着のスクリーンヒーローを除く29頭は“東京か京都のGT”において4着以内に入った経験のある馬だった。また、“東京か京都のGT”において優勝経験のあった馬は3着内率39.6%と優秀な成績を収めている。過去の戦績を比較する際は、東京や京都のビッグレースで見せたパフォーマンスに注目したいところだ。

ここではG1勝馬を選びます。

該当馬
アーモンドアイ
サトノダイヤモンド
キセキ
シュヴァルグラン

同年4月以降の戦績も重要

過去10年の3着以内馬延べ30頭中、2013年3着のトーセンジョーダンを除く29頭は、“同年4月以降のJRAのGT・GU”において4着以内に入った経験のある馬だった。しばらく好走例がない馬はもちろん、JRAのGT・GU以外のレースを主戦場としてきた馬も過信禁物と見るべきだろう。

該当馬
アーモンドアイ2
サトノダイヤモンド2
サウンズオブアース
キセキ2
シュヴァルグラン2
スワーヴリチャード
ノーブルマーズ
ウインテンダネス

6歳以上馬は不振

過去10年の連対馬延べ20頭は、いずれも年齢が「5歳以下」だった。一方、「6歳以上」だった馬は3着内率が4.3%にとどまっている。6歳以上の馬は評価を下げたい。

また、過去10年の3着以内馬延べ30頭は、いずれも通算出走数が「25戦以内」だった。6歳以上の馬だけでなく、キャリアが豊富な馬も上位争いに食い込む可能性は低いようだ。

該当馬
アーモンドアイ3
ハッピーグリン
サトノダイヤモンド3
ミッキースワロー
サンダリングブルー
キセキ3
スワーヴリチャード2
カプリ

「海外」所属騎手が好成績

日本馬に限定した騎手の所属別成績を調べると、「海外」所属騎手の騎乗した馬が3着内率36.7%と優秀な成績を収めている。海外馬は苦戦しているものの、「海外」所属騎手の騎乗した日本馬は高く評価すべきかもしれない。

該当馬
アーモンドアイ4
サトノダイヤモンド4
サトノクラウン
シュヴァルグラン3
スワーヴリチャード3

もう少ししぼっていきたいので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・1〜7人気までの馬
※前日オッズ参照

該当馬
1人気 アーモンドアイ5
2人気 スワーヴリチャード4
3人気 サトノダイヤモンド5
4人気 キセキ4
5人気 シュヴァルグラン4
6人気 カプリ2
7人気 サンダリングブルー2

・前走馬体重460〜498kgの馬
※外国馬は割愛します。

該当馬
アーモンドアイ6
サトノクラウン2
ミッキースワロー2
サウンズオブアース2
キセキ5
シュヴァルグラン5
ノーブルマーズ2

・前走天皇賞・秋組

該当馬
キセキ6
スワーヴリチャード5

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

アーモンドアイ
キセキ

アーモンドアイは皆さんもご存知の通り牝馬三冠馬。今回がG1級古馬と初対決となり敷居が高いかと思いますが、同じく三冠牝馬ジェンティルドンナも本レースを勝っている前例があるので、あっさり勝ってしまっても不思議ではありません。

鋭い決め手を持っていますが、オークスのときのように中団前目に位置することも出来るので弱点が少なく逆らわないほうがよいかと思いますが、圧倒的人気で馬券妙味がないので個人的には別の馬の複勝勝負に託したいと思っています。

キセキは春は成績がふるいませんでしたが、今秋は毎日王冠、天皇賞・秋を連続3着と好走。ともに6人気と低評価を覆す好走を見せ古馬G1でも戦える力を見せました。

菊花賞制覇までは差す競馬をしていましたが、近走は先行して粘りこむ競馬をしており、同型不在で展開も味方しそう。アーモンドアイと共に好走データに多く合致しながら配当妙味があるので、個人的にはキセキに注目しています。

2018年11月23日

京都2歳S、データ分析

京都競馬場で行われる京都2歳S。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 京都2歳S、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1124_1/index.html

単勝人気別の成績に特徴あり

過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気馬の3着内率は90%と良好。ただし、冒頭に記した通り、過去10回のうち9回で5番人気以下の馬が3着以内に入っている。唯一3着以内に入らなかったのは5頭立てで行われた2009年だけだから、今年も下位人気馬の台頭には注意しておくべきだろう。また、単勝オッズ別にもチェックしてみると、こちらも「2.9倍以下」の成績が良好。他では、「10.0〜19.9倍」の3着内率が42.1%と高くなっている点が特徴的だ。

ここでは複勝率の高い1〜3、5人気馬を選びます。オッズは割愛します。

該当馬
1人気 ブレイキングドーン
2人気 ワールドプレミア
3人気 クラージュゲリエ
5人気 ショウリュウイクゾ

デビュー戦での成績に要注目

過去10年の京都2歳Sでは、「デビュー戦を単勝1番人気で勝利していた」という馬が2010年を除いて“1頭ずつ”連対している。例外となっている2010年も、3着馬のダノンバラードがその経験を有していた。

該当馬
ワールドプレミア2
ショウリュウイクゾ2

僅差で2着以内に入った経験にも注目

過去5年の京都2歳Sでは、過去にハナ差もしくはクビ差で2着以内に入った経験のある馬が優勝している。過去に僅差の勝負をした経験のある馬には注目しておいた方がいいかもしれない。

ワールドプレミア3
ペルソナデザイン

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・キャリア2戦以内の馬が中心

該当馬
クラージュゲリエ2
ワールドプレミア4
ペルソナデザイン2
ブレイキングドーン2
ミッキーブラック
ショウリュウイクゾ3

・前走2着以内馬と、前走3着以下で2人気以内

該当馬
クラージュゲリエ3
ワールドプレミア5
ペルソナデザイン3
ミヤケ
セイカヤマノ
ミッキーブラック2
ショウリュウイクゾ4

・1800m連対馬

該当馬
クラージュゲリエ4
ワールドプレミア6
ペルソナデザイン4
ミヤケ2
ブレイキングドーン3
ミッキーブラック3

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

ワールドプレミア

ワールドプレミアは京都の新馬戦でデビュー。平均ペースを中団から進み、直線外から危なげなく差して優勝。スタートで出遅れたことで中団からの競馬となりましたが、スタートが五分なら中団前目からの競馬も出来そうなので、スタートに注目したいです。

2018年11月17日

マイルCS、データ分析

京都競馬場で行われるマイルCS。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA マイルCS、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1118_1/

4歳馬と5歳馬が中心

過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、好成績を残しているのは4歳馬と5歳馬。昨年は3歳馬のペルシアンナイトが優勝したが、過去34回のマイルチャンピオンシップにおいて同馬の他に3歳で優勝したのは、1988年のサッカーボーイ、1997年のタイキシャトル、2000年のアグネスデジタルの3頭だけ。同じく7歳以上の馬で3着以内に入ったのは、2009年の優勝馬カンパニー(8歳)だけだ。

該当馬
ペルシアンナイト
アルアイン
ヒーズインラブ
ジュールポレール
ロジクライ
モズアスコット
ウインブライト
ミッキーグローリー
レーヌミノル
レッドアヴァンセ
エアスピネル
アエロリット
ロードクエスト

伏兵陣に要注意

過去10年の単勝人気別成績では、優勝馬10頭のうち8頭は単勝5番人気以内の馬だが、1〜3番人気は各1勝のみで、4番人気が4勝を挙げている。そして、2着馬は10頭中8頭が3番人気以内の馬となっている。また、単勝オッズ別の成績では、「10.0〜19.9倍」の馬が3勝を挙げ、3着が5回もあるのに対し、2着が0回となっている点が特徴的だ。

ここでは成績の良い1〜4人気までの馬を選びます。オッズは割愛します。

該当馬
1人気 モズアスコット2
2人気 アエロリット2
3人気 ペルシアンナイト2
4人気 アルアイン2

前走の着順にも要注目

過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、前走で優勝を飾っていた馬が好成績。前走2着馬は4頭が連対しているが、3着は0回となっている。また、前走が6〜9着だった馬が3勝している点も目立っている。なお、前走が10着以下だった馬は全て4着以下に敗れている。

ここでは好走率の高い前走1〜3着馬までの馬を選びます。

該当馬
ステルヴィオ
ロジクライ2
モズアスコット3
ミッキーグローリー2
レッドアヴァンセ2
アエロリット3
ロードクエスト2

前走で上位人気に支持されていた馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で2番人気以内だった馬が好成績。前走が6番人気以下だった馬で優勝したのは、2012年のサダムパテック(前走10番人気)だけで、2着に入ったのも2011年のフィフスペトル(前走6番人気)だけとなっている。

該当馬
ロジクライ3
モズアスコット4
ミッキーグローリー3
エアスピネル2
アエロリット4
ロードクエスト3

同年の安田記念での成績に要注目

過去10年のマイルチャンピオンシップでは、「同年の安田記念で4〜10着に入っていた」という馬が2011年を除いて連対している。今年も出走馬の中にそういった成績を持っている馬がいるかどうか、チェックしておくことをお勧めしたい。

たまたまだと思いますが…一応選んでみます。

該当馬
ペルシアンナイト3
エアスピネル3

4走前までにGVを優勝していた馬が3連勝中

過去3年のマイルチャンピオンシップでは、4走前までにGVを制していた馬が優勝している。また、それらの馬が優勝していたのは、いずれも春シーズンに行われたGVだった点も共通している。

該当馬
ヒーズインラブ2
ロジクライ4
ミッキーグローリー4
エアスピネル4

馬がしぼれないのでないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・前2走1着馬と前々走より前走の着順が上の馬

該当馬
ステルヴィオ2
ペルシアンナイト4
ブラックムーン
ヒーズインラブ3
ロジクライ5
ミッキーグローリー5
ジャンダルム
レーヌミノル2
アエロリット5
ロードクエスト4

・過去4走内直近の芝1600m以下で単勝5番人気以内の馬

該当馬
モズアスコット5
レーヌミノル3
ロードクエスト5

・近4走でG1 3着以内の馬

該当馬
ペルシアンナイト5
アルアイン3
ジュールポレール2
モズアスコット6
レッドアヴァンセ3
エアスピネル5
アエロリット6
ケイアイノーテック

・前走4コーナー「先頭〜5番手」で通過

該当馬
アルアイン4
ジュールポレール3
ロジクライ6
ウインブライト2
レーヌミノル4
アエロリット7
カツジ
ケイアイノーテック2

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

アエロリット

アエロリットは前走毎日王冠を逃げ切り勝ち。春の安田記念でもハイペースを3番手から進出し勝馬とクビ差2着。時計も優秀ですし、同型も不在で単騎先行も濃厚。データや脚質を考えると大崩は無いかもしれません。

2018年11月09日

エリザベス女王杯、データ分析

京都競馬場で行われるエリザベス女王杯。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA エリザベス女王杯、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1111_1/

前走で1、2番人気だった馬は過去10年で優勝なし

過去10年の出走馬のうち、前走が海外のレースだった馬を除いて前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「1番人気」だった馬と「2番人気」だった馬は優勝がない。しかし、2、3着には「1番人気」組が計10頭、「2番人気」組が計4頭入っている。フォーメーションを組む際には、ヒントになりそうなデータだろう。

優勝は無いとはいえ、複勝率は高いので、ここでは前走1、2人気馬を選びます。

該当馬
リスグラシュー
ノームコア

前々走の単勝人気別成績だと?

過去10年の出走馬のうち前々走が海外のレースだった馬を除いて、前々走の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」組が勝率と3着内率でトップ、「2番人気」組が連対率でトップとなっている。連対率と3着内率は人気が上位になるほど数値が高くなっている。

該当馬
レイホーロマンス
レッドジェノヴァ
アドマイヤリード
コルコバード

過去4走以内に勝利したレースでのタイム差に注目

過去10年の出走馬について、過去4走で1着だったJRAのレースでの、2着馬との最大タイム差別に成績をまとめると、過去4走以内に優勝経験があった馬の中では、2着馬との最大タイム差が「0秒4差以上」だったグループの好走率が高くなっている。その一方で、「過去4走でJRA未勝利」だった馬は3着内率10%未満と苦戦している。近走の成績を調べて、1着だったレースでの2着馬とのタイム差をチェックしておきたい。

該当例は少ないものの、0秒5以上も高い複勝率をマークしているので、ここでは秒4差以上だった馬を選びます。

該当馬
レッドジェノヴァ2
ノームコア2
コルコバード2

直近の芝GT・GU実績をチェック

過去10年の出走馬について、直近の芝GT・GUでの着順別に成績を調べると、好走率で「1着」組が「2着以下」組を大きく上回っている。直近の芝GT・GUで勝利している馬は、大いに注目すべきだろう。

なお、海外のレースを除いた直近の芝のGT・GUで「2着以下」に敗れていた馬について、そのレースの勝ち馬とのタイム差別に成績を調べてみると、タイム差が「0秒4以下」だった馬の方が、「0秒5以上」だった馬より好走率が高くなっている。該当したレースで敗れていた場合は、勝ち馬とのタイム差が小さい方が、好走する確率が高いようだ。

該当馬
フロンテアクイーン
レッドジェノヴァ3
モズカッチャン
カンタービレ
リスグラシュー2
ノームコア3

過去3走以内の戦績に目を光らせろ

イギリス調教馬のスノーフェアリーが優勝した2010年、2011年を除き、2008年以降に優勝した日本馬8頭について、過去3走以内の主な戦績を調べると、3歳馬3頭のうち2頭はオークスで連対実績があり、残る1頭はオークスで1番人気に推されていた。また、4歳以上の5頭は、1600万下以上のクラスでの牡馬混合のレースで連対した実績を有していた。3歳馬ならオークスでの戦績や単勝人気、4歳以上の馬は1600万下から上のクラスの牡馬混合レースでの実績をチェックしたい。

該当馬
ハッピーユニバンス
フロンテアクイーン2
レイホーロマンス2
プリメラアスール
レッドジェノヴァ4
アドマイヤリード2
クロコスミア
ヴァフラーム
スマートレイアー
リスグラシュー3
ワンブレスアウェイ
エテルナミノル
コルコバード3
ミスパンテール

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

レッドジェノヴァ

レッドジェノヴァは今年初戦は12着でしたが、3月の条件戦から5戦3勝2、3着各1回と急成長。特に前走京都大賞典ではサトノダイヤモンドの2着となり、昨年のジャパンC覇者シュヴァルグランに先着と一気の相手強化ながら大健闘。

ある程度先行もできますし、決め手もあるのでいきなりのG1でもチャンスがあるかもしれません。2走前には牝馬には酷量と思える56kgの斤量で勝っており、斤量面でも不安はありません。

福島記念、データ分析

福島競馬場で行われる福島記念。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 福島記念、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1111_2/

5歳以上の馬は同年の年明け以降の戦績に注目

過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、「4歳以下」の馬が3着内率36.1%と優秀な成績を収めている。異なる世代の馬を比較する際は、若い馬を高く評価した方がよさそうだ。

なお、年齢が「5歳以上」だった馬のうち、“同年のJRA重賞”において3着以内に入った経験のなかった馬は3着内率5.1%と苦戦している。5歳以上の馬のうち、年明け以降の重賞で上位争いに食い込んでいない馬は評価を下げるべきだろう。

該当馬
エアアンセム
スティッフェリオ
キンショーユキヒメ
マイスタイル
マイネルミラノ
マルターズアポジー
メドウラーク

1マイルのレースに実績のある馬が中心

過去10年の優勝馬延べ10頭中8頭は、“4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率11.0%とやや苦戦している。舞台は福島・芝2000メートルだが、2ハロン短い1600メートルのレースに実績がある馬を重視したい。

なお、“4大場で行われた500万下から上のクラス、かつ1600メートルのレース”において3着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走の着順が4着以下だった馬の3着内率は7.8%にとどまっている。ちなみに、それらの馬は2011年以降に限れば〔0・0・1・47〕(3着内率2.1%)とさらに苦戦している。1マイルのレースにこれといった実績がなく、前走の着順もいまひとつだった馬は過信禁物だ。

該当馬
マイスタイル2
ナイトオブナイツ
マイネルハニー
マルターズアポジー2
マサハヤドリーム

外寄りの枠に入った馬が不振

過去6年の3着以内馬延べ18頭中14頭は、馬番が「1〜9番」だった。一方、「10〜16番」だった馬は3着内率9.5%と苦戦している。2桁の馬番で優勝を果たしたのは2004年のセフティーエンペラ(10番)が最後だ。もともと外寄りの枠に入った馬は苦戦していたレースだが、近年はその傾向が特に顕著なので注意しよう。

該当馬
エアアンセム2
スティッフェリオ2
キンショーユキヒメ2
ツクバアズマオー
レトロロック
マイスタイル3
ナイトオブナイツ2
マイネルミラノ2
トーセンビクトリー

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・前走1〜3着馬と重賞不出走馬

該当馬
レトロロック2
マイネルハニー2

・前走で「7番人気以下」

該当馬
キンショーユキヒメ3
ツクバアズマオー2
ナイトオブナイツ3
マイネルミラノ3
トーセンビクトリー2
ルミナスウォリアー
マルターズアポジー3
トミケンスラーヴァ
メドウラーク2
マイネルフロスト

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

キンショーユキヒメ
マイスタイル
ナイトオブナイツ
マイネルミラノ
マルターズアポジー

キンショーユキヒメは4月の福島牝馬S優勝。コースは問題なく、先行馬が揃う今回は差し脚を生かすこの馬の競馬はハマリそうな気がします。G1とダブル登録していたので体調は万全だとは思いますが、成績がムラなだけに勝負しづらい面があります。

マイスタイルは前走札幌記念9着。G1馬数頭相手に流石に分が悪かったですが、メンバー落ちの今回なら再度好走の予知はありそうです。同型の出方次第ではありますが、4月に福島民報杯2着の実績があり、コースは問題ありません。

ナイトオブナイツは近走目立った活躍はありませんが、函館の巴賞勝ちなどローカルコースはあっていそうです。瞬発力勝負では分が悪いので、先行馬が揃う展開で平均ペースの自力勝負なら活路は見出せるかもしてません。

マイネルミラノは年齢的なこともあり成績がムラになってきました。福島も福島民報杯勝ちの実績はありますが、福島重賞では苦戦。AJCCのように恵まれた単騎逃げなら良いですが、先行馬が揃っており、展開面でも厳しいでしょう。

マルターズアポジーは2年前の勝馬。条件戦を連勝した勢いで3連勝で重賞初制覇を成し遂げましたが、近走は馬券外のレースが続いており。かつての勢いはありません。スピードがありおそらくハナを切りそうですが、展開が恵まれないとこちらも厳しいかもしれません。

2018年11月08日

デイリー杯2歳S 、データ分析

京都競馬場で行われるデイリー杯2歳S。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA デイリー杯2歳S、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1110_2/

前走1着馬が好成績

過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、過去10年の優勝馬は全て前走で1着だった。前走で2着以下に敗れていた馬は2着に2頭、3着に4頭入っているだけ。今年も前走で勝利を挙げた勢いのある馬に注目するべきだろう。

該当馬
アドマイヤマーズ
ダノンジャスティス
ドナウデルタ
ハッピーアワー
メイショウショウブ

優勝馬10頭中8頭は「JRAの新馬・未勝利で1着」だったが、それらの馬を「新馬」だった馬と「未勝利」だった馬に分けて、前走の距離別成績を調べてみると、前走が新馬で1着だった馬の中では、1600メートルだった馬が好成績で、1500メートル以下だった馬も好走している。逆に、前走が未勝利で1着だった馬では、1500メートル以下だった馬が苦戦傾向を示している。

該当馬
アドマイヤマーズ2

阪神競馬場での実績に要注目

過去10年のデイリー杯2歳Sでは、「阪神競馬場で2着以内に入った経験がある」という馬が毎年“1頭ずつ”連対している。今年もそういった戦歴をもっている馬には注目しておくべきかもしれない。

該当馬
ドナウデルタ2
ハッピーアワー2

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が「5位以内」

面倒くさいので上がり3位以内の馬を選びます。

該当馬
アドマイヤマーズ3
ダノンジャスティス2
ドナウデルタ3
ハッピーアワー3
メイショウショウブ2

・8月20日以降のJRAの芝のレース」で4着以内

該当馬
アズマヘリテージ
ドナウデルタ4
ハッピーアワー4
メイショウショウブ3

・前走1、2人気馬

該当馬
アドマイヤマーズ4
ダノンジャスティス3
ドナウデルタ5
ハッピーアワー5
メイショウショウブ4
ヤマニンマヒア

・前走4コーナー2〜4番手

該当馬
アズマヘリテージ2
アドマイヤマーズ5
スズカカナロア
マイネルフラップ

・デビュー戦で3着以下に敗れていた馬※たまたまだと思いますが…

該当馬
マイネルフラップ2
メイショウショウブ5
ヤマニンマヒア2

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

アドマイヤマーズ
ドナウデルタ
ハッピーアワー
メイショウショウブ

アドマイヤマーズは中京の新馬、中京2歳Sとマイル戦を連勝。前走は好位から3馬身差圧勝と強さを見せました。頭数も手ごろなので好位に取り付けばチャンスはありそうです。

ドナウデルタは阪神の1400mで新馬2着の後未勝利戦で1着。マイル戦は初めてとなりますが、持論である数戦要して初勝利後、即重賞挑戦してくる馬は好成績を残す傾向に合致しており、こちらも注目です。

ハッピーアワーも数戦要して初勝利後、即重賞挑戦してくる馬は好成績を残す傾向に合致。短距離路線から参戦と全戦で出遅れているのでスタートがカギとなりそうです。

メイショウショウブも数戦要して初勝利後、即重賞挑戦してくる馬は好成績を残す傾向に合致。前走ダートで勝ち上がっていますが、芝で3着が2度あり芝でも問題は無さそうです。

武蔵野S、データ分析

東京競馬場で行われる武蔵野S。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA 武蔵野S、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1110_1/

近走で上位争い続きの馬が優勢

過去10年の出走馬について、過去2走以内の最低着順別に成績をまとめると、「1着」「2着」「3着」の各組が連対率で26%以上の数値をマークしており、「4着以下」の各組を大きく上回っている。「6着以下」だった馬も3着以内に11頭入っており、近走で「6着以下」に敗れた経験を持つ馬も軽視は禁物だが、まずは過去2走共に3着以内だった馬を上位に評価をした方がいいだろう。

該当馬
イーグルフェザー
インカンテーション
ウェスタールンド
サンライズノヴァ
ナムラミラクル
メイショウウタゲ
ユラノト

直近のJRAのダートのレースでの4コーナーの位置に注目

過去10年の出走馬について、直近で出走したJRAで行われたダートのレースでの、4コーナーの位置別に成績をまとめると、好走率でトップとなっているのは「2〜4番手」組で、連対率・3着内率では「10番手以下」組が2番手の数値となっている。直近で出走したJRAのダートのレースでの4コーナーの位置に注目するのも面白そうだ。

ここでは成績の良い4コーナー2〜4番手の馬を選びます。

該当馬
クルーガー
グレンツェント
ナムラミラクル2
メイショウウタゲ2
ユラノト2
ラインシュナイダー

近走でのダート1600メートル実績をチェック

過去10年の出走馬について、過去4走以内のダート1600メートル戦での最高着順別に成績を調べると、最高着順「1〜4着」組のうち「3着」を除く3組が3着内率で25%以上の数値を記録している。なお、過去4走以内のダート1600メートル戦への出走歴の有無で比較すると、出走歴のあったグループの方がなかったグループより好走率が高くなっている。近走でダート1600メートルのレースに出走し、そのレースで「4着以内」に入っていた馬は、このレースでも上位争いに加わることが期待できそうだ。


該当馬
イーグルフェザー2
インカンテーション2
サンライズノヴァ2
ナムラミラクル3
メイショウウタゲ3

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

ナムラミラクル
メイショウウタゲ

ナムラミラクルは3走前の4プロキオンSが重賞初出走でしたが、このときは出遅れたため後方からの競馬で9着と敗退。近2走は番手からの競馬で連続2着と好走。主戦の藤懸騎手ではありませんが、ルメール騎手を予定しており勝負気配を感じさせます。

メイショウウタゲは中距離路線から近走マイル路線で好走。前走は南部杯3着とG1でも好走と力をつけています。東京コースで勝ち星も上げていますしコース実績は問題なく、連続好走が期待できます。

2018年11月02日

アルゼンチン共和国杯、データ分析

東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA アルゼンチン共和国杯、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1104_1/index.html

年齢別の成績に偏りあり

過去10年の年齢別成績では、4歳馬の成績が良好。3歳馬は5頭しか出走していないが、昨年の優勝馬スワーヴリチャードのほか、3着が3回あり3着内率80.0%という数字を残している。5歳以上の馬は6歳馬が2勝を挙げている一方で、5歳馬は2着が4回あるものの優勝したのは2006年のトウショウナイトが最後となっている。また、7歳以上の馬も過去10年で3着以内がなく、苦戦が続いている。

3歳馬成績が良いですが、出走しないので4、5歳馬を選びます。

該当馬
エンジニア
ノーブルマーズ
ガンコ
マコトガラハッド
ムイトオブリガード
ルックトゥワイス
ウインテンダネス
ホウオウドリーム
ヴォージュ

負担重量別の成績もチェック

過去10年の負担重量別成績を調べると、54キログラム以下で2着以内に入った馬は2頭だけ。3着以内馬の馬の大半は55キログラム以上だった。

該当馬
ノーブルマーズ2
ガンコ2
パフォーマプロミス
ムイトオブリガード2
アルバート
ウインテンダネス2
ヴォージュ2

同年のハンデ重賞での実績に注目

過去10年のうち2008年を除く過去9年のアルゼンチン共和国杯では、「同年のハンデキャップ重賞で5着以内に入ったことがある」という馬が毎年連対している。今年もそういった経験を持つ馬が出走してきたら、マークしておくことをお勧めしたい。

該当馬
エンジニア2
ノーブルマーズ3
ガンコ3
パフォーマプロミス2
ウインテンダネス3

4走前までに芝2400メートル戦で連対していた馬が3年連続で優勝中

過去3年のアルゼンチン共和国杯では、4走前までに芝2400メートルのレースで連対していた馬が優勝を飾っている。今年もこの実績を持つ馬が出走してきたら注目したい。

該当馬
ノーブルマーズ4
ガンコ4
パフォーマプロミス3
ムイトオブリガード3
ルックトゥワイス2
ウインテンダネス4
ホウオウドリーム2

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

ノーブルマーズ
ガンコ
ウインテンダネス

ノーブルマーズは2走前に目黒記念2着、前走宝塚記念3着と好走。3走前のメトロポリタンS2着を含め3戦連続人気薄での好走と過小評価されている馬です。今回はメンバーも手薄で人気になると思いますが、力をつけており注目。東京コースも問題ありません。

ガンコは2走前の天皇賞・春14着、前走オールカマー7着とやや苦戦していますが、昨年末から3月の日経賞までは3勝3着1回と好走。東京コースの実績はありませんが、先行力があるので展開は向くかもしれません。

ウインテンダネスは前走京都大賞典は6着でしたが、春は緑風S(1600万下)、目黒記念を連勝と長距離の実績はあります。自ら逃げることも出来ますし、同型がいれば控えることも出来るので、ガンコと競ることなくこの馬も粘りこみが期待できそうです。

2018年11月01日

ファンタジーS、データ分析

京都競馬場で行われるファンタジーS。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。

参照・JRA ファンタジーS、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1103_2/

デビュー戦で上位人気だった馬が優勢

過去10年の出走馬について、デビュー戦の単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」「2番人気」「4番人気」が3着内率で上位となっている。また、「1番人気」と「2番人気」が計77頭、「3番人気以下」が計70頭とほぼ同数になっている中で、連対馬20頭中15頭は「1番人気」と「2番人気」から送り出されている。デビュー時から素質を高く評価されていた馬に注目したいところだ。

該当馬
エレナレジーナ
ジュランビル
ダノンファンタジー
ベルスール
レーヴドカナロア
レッドベレーザ

デビュー戦の競馬場に注目

過去10年の出走馬について、デビュー戦の競馬場別に成績を調べると、地方競馬でデビューした3頭を除けば、札幌デビュー組が勝率20%、函館デビュー組が3着内率41.2%と、北海道デビュー組の好走率が目立っている。その他で気になるのは京都デビュー組。当レースと同じ京都競馬場でデビューした馬は、過去10年で11頭が出走して全て5着以下に敗れている。

該当馬
エレナレジーナ2
ラブミーファイン
レーヴドカナロア2

前走の距離も見逃すな

過去10年の出走馬について、前走の距離別成績をチェックすると、優勝馬10頭中5頭は前走が「芝1200メートル」だったが、該当馬の少ない「芝1500メートル」組を除くと、好走率では「芝1600メートル」組がトップとなっている。それに対し、前走もファンタジーSと同じ「芝1400メートル」だった馬で優勝したのは1頭だけ。同組は2着が5回、3着が4回あるが、好走率では「芝1200メートル」組を下回っている。

該当馬
エレナレジーナ3
ダノンファンタジー2
レーヴドカナロア3
ヴァニラアイス

データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。

・前走小倉2歳S、その他のG3、未勝利組

該当馬
ダノンファンタジー3
ラブミーファイン2
ヴァニラアイス2

・前走1着、2着、6着以下の馬

該当馬
エレナレジーナ4
カシノティーダ
ダノンファンタジー3
ベルスール2
ラブミーファイン3
レーヴドカナロア4
レッドベレーザ2
ヴァニラアイス3

・7月末までにデビューでデビュー戦で3着以内の馬

該当馬
ダノンファンタジー4
ラブミーファイン4
レーヴドカナロア5
ヴァニラアイス4

・デビュー戦から同じ騎手が乗り続けている馬が4連勝中

該当馬
エレナレジーナ5
ジュランビル2
ダノンファンタジー5
ベルスール3
レーヴドカナロア6

以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら

レーヴドカナロア

レーヴドカナロアは7月末デビュー前走と同じくルメール騎手、前走札幌の新馬戦快勝と好走データに多く当てはまっています。洋芝から軽い馬場の京都へコースが替わりますが、前走上がりは最速ですし、瞬発力勝負にも十分対応できそうですので期待したいです。

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bababaken
以前競馬サイトで働いていて、今は本とかCDとか個人で売っています。 競馬歴は20年以上。血統より馬券派(単複馬券)。 画像は競馬のブログなので、上田馬之助さんのイラストを描きました(全然関係ないかなw)。 ちなみに以前週刊プロレスにイラストを投稿してました。
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