2017年10月17日
菊花賞、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
京都競馬場で行われる菊花賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA菊花賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2017/1022_1/index.html
前走好走馬が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、「4着以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率は4.9%にとどまっている。基本的に前走好走馬が強いレースだ。
なお、前走の着順が「4着以下」だった馬のうち、そのレースが「神戸新聞杯以外のレース」だった馬は34頭いたものの、3着以内に入った例がない。神戸新聞杯以外の前哨戦で4着以下に敗れていた馬は評価を下げるべきだろう。
前走3着以内馬と、前走神戸新聞杯出走馬を選びます。
該当馬
アダムバローズ
アドマイヤウイナー
アルアイン
キセキ
クリノヤマトノオー
サトノアーサー
サトノクロニクル
ダンビュライト
チャロネグロ
トリコロールブルー
ブレスジャーニー
ベストアプローチ
ポポカテペトル
マイスタイル
マイネルヴンシュ
ミッキースワロー
メイショウテンシャ
前走の“末脚”に注目
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、前走がJRAのレースで、そのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)順位が「2位以内」だった。該当馬は3着内率30.8%と好走率も優秀だ。前走の成績を比較する際は、着順だけでなく“末脚”にも注目してみたい。
なお、前走がJRAのレースで、そのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)順位が「3位以下」だった馬のうち、「4コーナーを4番手以内で通過したJRAのGTかGU」で4着以内に入った経験のない馬は、3着内率が3.7%にとどまっている。前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイム(推定)を記録していないうえ、先行策をとったGTやGUで好走した経験がない馬は、苦戦する可能性がより高いと見るべきだろう。
前走上がり2位以内馬と、G1、G2で先行して4着以内の馬を選びます。
該当馬
アルアイン2
キセキ2
クリノヤマトノオー2
クリンチャー
サトノクロニクル2
スティッフェリオ
ダノンディスタンス
ダンビュライト2
チャロネグロ2
トリコロールブルー2
ブレスジャーニー2
プラチナヴォイス
ポポカテペトル2
マイスタイル2
マイネルヴンシュ2
ミッキースワロー2
馬体重のある馬や夏場に馬体重が増えていた馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、前走時の馬体重が「480kg以上」だった。一方、前走で「480kg未満」だった馬は3着内率10.3%とやや苦戦している。前走時の馬体重が「480kg未満」だった馬は評価を下げたい。
ちなみに、前走時の馬体重が「前々走比10kg以上増」だった馬は、3着内率36.4%と好走率が高い。これに該当した馬のうち、前走時の馬体重が「480kg未満」だった馬は9頭おり、その成績は〔1・2・0・6〕と、そのうち3頭が連対を果たしている。馬体重が「480kg未満」の馬であっても、前哨戦の時点で馬体重が大幅に増えていた馬、すなわち夏場に馬体が成長したと思われる馬は要注目だ。
前走480kg以上馬と、前々走比10kg以上増だった馬を選びます。
該当馬
アダムバローズ2
アドマイヤウイナー2
アルアイン3
アルムチャレンジ
クリンチャー2
サトノアーサー2
サトノクロニクル3
サンデームーティエ
ダノンディスタンス2
ダンビュライト3
チャロネグロ3
トリコロールブルー3
プラチナヴォイス2
ベストアプローチ2
ポポカテペトル3
マイスタイル3
ミッキースワロー3
“乗り替わり”は割り引き
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走と同じ騎手が騎乗した馬だった。一方、前走から騎手が替わっていた馬は3着内率6.0%と苦戦している。いわゆる“乗り替わり”で臨む馬は過信禁物と見るべきだろう。
某スポーツ紙想定騎手を参考に選びます。※除外対象出走不明馬は除外しました。
該当馬
アダムバローズ3
アルアイン4
ウインガナドル
キセキ3
クリンチャー3
サトノアーサー3
ダンビュライト4
トリコロールブルー4
ブレスジャーニー3
ベストアプローチ3
マイネルヴンシュ3
ミッキースワロー4
近年はGTで好走経験のある馬が堅実
過去6年の3着以内馬18頭中9頭は、JRAのGTで3着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率56.3%と好走率も非常に優秀だ。ちなみに、昨年は4頭いた該当馬が1〜4着を占めた。近年の傾向を重視するならば、既にGTで好走経験がある馬を素直に高く評価すべきだろう。
なお、JRAのGTで3着以内に入った経験がなかった馬のうち、2200m以上のJRAのGTかGUで4着以内に入った経験もなかった馬は連対例がなく、3着内率は1.9%にとどまっている。まだGTで3着以内に入った経験がない馬同士を比較する際は、2200m以上のGT・GUでの実績を重視したい。
いきなり過去6年ってのは近年を重視するのでしょうか…ここではG1レースで3着以内の馬、それ以外では2200m以上のG1、G2で4着以内馬を選びます。
該当馬
アドマイヤウイナー3
アルアイン5
キセキ4
クリンチャー4
サトノアーサー4
サトノクロニクル4
スティッフェリオ2
ダノンディスタンス3
ダンビュライト5
ベストアプローチ4
ポポカテペトル4
マイスタイル4
ミッキースワロー5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
アルアイン
ダンビュライト
ミッキースワロー
アルアインは春は皐月賞を制覇。日本ダービー5着後休養を取り、前走セントライト記念はルメール騎手に乗り替わり2着。ダービー馬レイデオロに先着を許しましたが、スローペースの中、好位追走から決め手をいかし2着。ただダービーはキレ負けしており、本来は平均ペースが向いていると思います。
ダンビュライトも春は皐月賞3着、ダービー6着と王道ローテから、こちらも神戸新聞杯に出走し4着。皐月賞は流れる展開から直線粘りこんで好走し、ダービーは瞬発力勝負に屈した形。前走も番手からの競馬で決め手勝負で4着となったので、この馬は持久力勝負で平均ペース以上のタフな展開で浮上すると思います。
ミッキースワローは春のクラシックには間に合いませんでしたが、前走セントライト記念で春の勢力を一蹴し快勝。全6戦中5戦で上がり最速と決め手があるので、この馬は瞬発力勝負となった時に浮上しそうです。
【出走馬を6頭に絞る★KLANプレミアム
京都競馬場で行われる菊花賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA菊花賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2017/1022_1/index.html
前走好走馬が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、「4着以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率は4.9%にとどまっている。基本的に前走好走馬が強いレースだ。
なお、前走の着順が「4着以下」だった馬のうち、そのレースが「神戸新聞杯以外のレース」だった馬は34頭いたものの、3着以内に入った例がない。神戸新聞杯以外の前哨戦で4着以下に敗れていた馬は評価を下げるべきだろう。
前走3着以内馬と、前走神戸新聞杯出走馬を選びます。
該当馬
アダムバローズ
アドマイヤウイナー
アルアイン
キセキ
クリノヤマトノオー
サトノアーサー
サトノクロニクル
ダンビュライト
チャロネグロ
トリコロールブルー
ブレスジャーニー
ベストアプローチ
ポポカテペトル
マイスタイル
マイネルヴンシュ
ミッキースワロー
メイショウテンシャ
前走の“末脚”に注目
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、前走がJRAのレースで、そのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)順位が「2位以内」だった。該当馬は3着内率30.8%と好走率も優秀だ。前走の成績を比較する際は、着順だけでなく“末脚”にも注目してみたい。
なお、前走がJRAのレースで、そのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)順位が「3位以下」だった馬のうち、「4コーナーを4番手以内で通過したJRAのGTかGU」で4着以内に入った経験のない馬は、3着内率が3.7%にとどまっている。前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイム(推定)を記録していないうえ、先行策をとったGTやGUで好走した経験がない馬は、苦戦する可能性がより高いと見るべきだろう。
前走上がり2位以内馬と、G1、G2で先行して4着以内の馬を選びます。
該当馬
アルアイン2
キセキ2
クリノヤマトノオー2
クリンチャー
サトノクロニクル2
スティッフェリオ
ダノンディスタンス
ダンビュライト2
チャロネグロ2
トリコロールブルー2
ブレスジャーニー2
プラチナヴォイス
ポポカテペトル2
マイスタイル2
マイネルヴンシュ2
ミッキースワロー2
馬体重のある馬や夏場に馬体重が増えていた馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、前走時の馬体重が「480kg以上」だった。一方、前走で「480kg未満」だった馬は3着内率10.3%とやや苦戦している。前走時の馬体重が「480kg未満」だった馬は評価を下げたい。
ちなみに、前走時の馬体重が「前々走比10kg以上増」だった馬は、3着内率36.4%と好走率が高い。これに該当した馬のうち、前走時の馬体重が「480kg未満」だった馬は9頭おり、その成績は〔1・2・0・6〕と、そのうち3頭が連対を果たしている。馬体重が「480kg未満」の馬であっても、前哨戦の時点で馬体重が大幅に増えていた馬、すなわち夏場に馬体が成長したと思われる馬は要注目だ。
前走480kg以上馬と、前々走比10kg以上増だった馬を選びます。
該当馬
アダムバローズ2
アドマイヤウイナー2
アルアイン3
アルムチャレンジ
クリンチャー2
サトノアーサー2
サトノクロニクル3
サンデームーティエ
ダノンディスタンス2
ダンビュライト3
チャロネグロ3
トリコロールブルー3
プラチナヴォイス2
ベストアプローチ2
ポポカテペトル3
マイスタイル3
ミッキースワロー3
“乗り替わり”は割り引き
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走と同じ騎手が騎乗した馬だった。一方、前走から騎手が替わっていた馬は3着内率6.0%と苦戦している。いわゆる“乗り替わり”で臨む馬は過信禁物と見るべきだろう。
某スポーツ紙想定騎手を参考に選びます。※除外対象出走不明馬は除外しました。
該当馬
アダムバローズ3
アルアイン4
ウインガナドル
キセキ3
クリンチャー3
サトノアーサー3
ダンビュライト4
トリコロールブルー4
ブレスジャーニー3
ベストアプローチ3
マイネルヴンシュ3
ミッキースワロー4
近年はGTで好走経験のある馬が堅実
過去6年の3着以内馬18頭中9頭は、JRAのGTで3着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率56.3%と好走率も非常に優秀だ。ちなみに、昨年は4頭いた該当馬が1〜4着を占めた。近年の傾向を重視するならば、既にGTで好走経験がある馬を素直に高く評価すべきだろう。
なお、JRAのGTで3着以内に入った経験がなかった馬のうち、2200m以上のJRAのGTかGUで4着以内に入った経験もなかった馬は連対例がなく、3着内率は1.9%にとどまっている。まだGTで3着以内に入った経験がない馬同士を比較する際は、2200m以上のGT・GUでの実績を重視したい。
いきなり過去6年ってのは近年を重視するのでしょうか…ここではG1レースで3着以内の馬、それ以外では2200m以上のG1、G2で4着以内馬を選びます。
該当馬
アドマイヤウイナー3
アルアイン5
キセキ4
クリンチャー4
サトノアーサー4
サトノクロニクル4
スティッフェリオ2
ダノンディスタンス3
ダンビュライト5
ベストアプローチ4
ポポカテペトル4
マイスタイル4
ミッキースワロー5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
アルアイン
ダンビュライト
ミッキースワロー
アルアインは春は皐月賞を制覇。日本ダービー5着後休養を取り、前走セントライト記念はルメール騎手に乗り替わり2着。ダービー馬レイデオロに先着を許しましたが、スローペースの中、好位追走から決め手をいかし2着。ただダービーはキレ負けしており、本来は平均ペースが向いていると思います。
ダンビュライトも春は皐月賞3着、ダービー6着と王道ローテから、こちらも神戸新聞杯に出走し4着。皐月賞は流れる展開から直線粘りこんで好走し、ダービーは瞬発力勝負に屈した形。前走も番手からの競馬で決め手勝負で4着となったので、この馬は持久力勝負で平均ペース以上のタフな展開で浮上すると思います。
ミッキースワローは春のクラシックには間に合いませんでしたが、前走セントライト記念で春の勢力を一蹴し快勝。全6戦中5戦で上がり最速と決め手があるので、この馬は瞬発力勝負となった時に浮上しそうです。
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