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2019年10月07日
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パワハラ問題で損する人得する人
まず前提として書いておきますが、私はチョウ監督の湘南ベルマーレスタイルとも呼べるアグレッシブに、勇猛果敢に戦うサッカーが大好きでした。
それだけにこのような騒動になっているのはとても悲しいですし、あの素晴らしいサッカーをサポートしていたサポーターの心中を察するととても辛いものがあります。
どうかベルマーレサポーターの方々に1日でも早く、サッカーだけに集中してベルマーレを応援できる環境ができることを願います。
それでは本題に移ります。
湘南ベルマーレは昨日の川崎フロンターレ戦にも大敗し、前節の清水エスパルス戦と合わせて0-11とあまりにも無残な敗戦を2戦連続で喫してしまいました。
選手をはじめとしてチーム全体が自信を失っているように感じられ、あまりにも淡白にあっさりと失点してしまっているのが気になるところです。
しかも負けた相手はリーグでそれほど調子がいいチームではありません。
しかもホームゲームで前半4-0と圧倒されてしまっては、もはや残留や降格を語れるような状況ではないでしょう。
このようなチーム状況になっている大部分を占めているのが、昨今のJリーグを騒がせているチョウ監督のパワハラ問題でしょう。
監督が指導自粛を発表してから勝てていないのは因果関係がないとは言えないでしょう。
そのチョウ監督は裁定が出て指導することはできる状態になりましたが、ベルマーレが発表しているようにもうベルマーレで指導をすることはないと思われます。
一連の問題で多くのJリーグ・ベルマーレに関わる人が大きな影響を受けました。
今回はタイトルにある通り、パワハラ問題での一連の裁定を受けて損を被った人と得した人を考えていく回として、この騒動を私なりにまとめていきたいと思います。
まずはこれらの裁定を受けて得をした人たち。
それは間違いなくクラブの内部、そしてJリーグでしょう。
Jリーグの協議会では、出場停止処分を下したものの、後の判断はクラブに任せるという至極曖昧な決定を下しました。
そしてクラブはまるで被害者のような声明を発表し、これから頑張って立ち直っていくというようなスタンスを取っています。
・・被害に遭ったのは直接パワハラを受けた選手やスタッフではないのでしょうか。
そのような状態を何年も放置し続けたクラブのフロントは断じて被害者とは思いません。
むしろクラブは監督と蜜月の関係にあったと聞きますから、このままグレーの状態で話を進めることで関係を持続することができ、いざとなったら監督の再登板をすることができます。
新たな監督を連れてくると、スタッフも含めて内部の人間が入れ替わることになり、チョウ監督の体制の人間がチームを去る必要がでてくるかもしれません。
これまでの10年近くで形成された人間関係を変えることもなく、経費もかからないので、良いことは多いと推測されます。
話が長くなっているので、後編の損する人はまた後日掲載したいと思います。
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