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2017年02月14日
500年たってもいい話
斉藤一人氏が人生の悩みに答える一冊です。
例えば、
お金はないけど将来を心配しても仕方ないし、今を楽しく過ごすことがいちばんだと思って、貯金もしていません。それでいいんですよね?
という質問には、
全然構わないよ。あなたの人生だからね。したくなったら、500円でもいいからすればいいんであって、今したくない人に、オレが「貯金しな」と言ってもやらないし、あなたの人生だから。今楽しいなら幸せだよ。
と答えています。
そして、
お財布は二つ折りのものより、ストレートタイプのほうがいいのでしょうか?
という質問には、
なんでもいい。あなたの気分がいいのもを持ちな。
といってます。
という感じで、どの質問にもスッパリ答えています。
斉藤一人氏もいってる事が実にカッコいいです。スッパリ答える割には、無理に「働け」とか「貯金しろ」という訳でもないし、むしろそういってくれたほうが、返ってやる気が出たり働く気になるんじゃないかと思うのです。
中でも大変興味深いものがありました。
33pの、
お金持ちになれる人の特徴をおしえてください。
という質問の答えなんですが、
夏は見分けづらいんだよね。お金持ちになれない人、お金がない人は寒そうなかっこうをしているの。家に着るものがないわけじゃないんだよ。とにかく寒そうなかっこうをしているのが好き。それが特徴かな。
と。
そこを読んだ瞬間、ハッ!としたんですよ。そういえばうちの会社にも一年中はだしで半そでの人がいて、その人も今はお金がないような事をいってたような気がするんですよ。だからこれは、充分当てはまるな、とつくづく実感したんですよ。
著者が私たちに語りかけるような言葉で書かれているので、読んで親近感がわいてきますし、難しい言葉も少なく読みやすい一冊です。