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2016年02月22日
ストーカーの心理学
バレンタインが終わったかと思えば、あっという間にホワイトデーですからね(笑)。しばらくは、恋愛に関する心理学の本をたくさん紹介しますね(笑)。
今社会問題になっているストーカーの心理を詳しく書いた本です。ストーカーとは特定の人物につきまといをする輩です。特に自分が恋心を抱いている人物を付け狙うそうですね。
著者自身もある女性にストーカー行為に近い事をされたそうで。
いろんなストーカーのタイプや実際にあった事件の話もあります。
勿論、相手がストーカーになりやすい人物であるかどうか、見分ける方法もありますよ。
134ページによりますと、ストーカーの心理で私たちが一番わかりにくいところは、「私が彼女」を愛するという感情が、いつの間にか「彼女も私を愛する」「彼女も私を愛しているはずだ」「私は彼女を自分のものにしている」という考えに変わって行くところです。うう・・・なんかゾっとしますね・・・。
どうしても付き合いたくなければ断るのが一番なのですが、相手の拒絶を受け入れられないのがストーカーなんですよ。
187ページに書いてありますが、自分自身がしっかりしている人は安全だそうです。自分自身がしっかりしておらず、相手に対して一方的な人は、ちょっと知り合っり、仲良くなっただけで、すぐに甘えかかって来るそうです。つまり、ストーカーにとっては相手は無償の愛をくれる「お母さん」であって、人間としてではなく自分を満足させてくれる道具にすぎないのです。
やはり親の愛をちゃんと受けていなかった、というところは同情できますが、特定の人物につきまといをするのはとても許しがたいです。
ちなみに、ストーカーとの話し合いは無駄だそうです。なぜなら、話し合う事自体がストーカーにとってはこの上ないよろこびだそうです。もし話し合いに結論が出なければ相手と会って何度でも話しができるからです。だからあえて話しを解決させないそうです。そんな事をしても、逆にストーカー行為を長引かせるだけだそうで。
そんな時は誰でもいいので、信用でいる第三者に入ってもらうべきだそうです。その第三者は、親は勿論、友だち、上司でもいいそうです。
ストーカーに狙われない方法は家庭にこもって人前に姿を見せないのが一番だそうです。でも、このご時世(今の時代)そんなワケにも行きませんよね・・・。
勿論、アイドルなど有名人を狙うストーカーもいます。
まだ人の気持ちがわからない子供ならまだしも、大の大人が他人の迷惑も考えないで付きまといをする行為は腹立たしいですね。